九州・大分県の内陸部、水清く緑豊かな豊後竹田から発信。
エンジェルファームNEWS
阿蘇・夢の湯温泉
ここは最近、桂子のお気に入り。皮膚が柔らかくなってツルツルするといって喜びます。JR阿蘇駅すぐの夢の湯温泉家族湯。家族湯が14室ずらっと並んでいます。ちょっと硫黄の臭いがしますがナトリウム・マグネシウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉。
最近、裏山や菜園での肉体労働、屋内の模様替え等で筋肉痛をかかえ、やや疲れ気味なので、こういう温泉がしみじみありがたいです。あきらかに優れた効果があります。
車で40分から45分くらいかかるんですが、行く価値があります。私たちにとって大自然の“お薬”“治療”です。日本で世界で、温泉が薬として治療として使われてきた長い歴史があります。ハーブ・薬草も、マッサージも、レイキヒーリングも瞑想療法もみんな古代文明からの長い歴史があります。
明治維新の時は合い言葉は“尊皇攘夷”“王政復古”でしたが、実際に起きたことは欧米の科学技術文明の受容、それによって西洋医学一辺倒の歴史が始まりました。
NHK大河ドラマ「八重の桜」でやっている戊辰戦争、そして維新後の明治10年に勃発した西南戦争という内乱で多数の兵士、警視隊が負傷しましたが、その戦場で旧来の漢方が役に立たず、蘭方が活躍し高い評価を得た・・・そのことも西洋医学偏重に拍車をかけてしまったきっかけとなりました。
でも本当に西洋医学が主流になったのは、太平洋戦争敗戦後ではないでしょうか。しかも、この数十年のあいだにそうなったと思います。私が子供の頃、風邪をひいたら、母は湯たんぽで汗をかいたら治ると言いました。それと梅干とお粥を食べました。学校を休んで1日か2日そうやってゆっくりしていたら治りました。
そんな母がいつのまにか化学製剤信仰に向かい、湯たんぽも捨ててしまっていた。2002年に父が亡くなってからは睡眠薬を常用していたんです。血圧が高いと言われたら血圧を下げるお薬を飲み、コレステロールが高いと言われたらコレステロール値を下げる薬を飲む・・・私たちの親の代で何事かが起きたということです。
夢の湯温泉・家族湯の会員になりました。入会金3000円を納めれば、3年間、1回1時間600円でこの家族湯を使えます。通常は1000円です。6回以上通えばお得になるという。これから3年間、1ヶ月に1回行っても36回になります。こんな安い値段で予防医学と治療ができるなんて大変ありがたいことだと思います。
病院に行くより温泉に行こう!
私たちは温泉に行くとき「治療に行こう!」と言います。
これからの時代の維新のテーマは王政復古ではなく、古代文明から受け継がれた智慧の復古ではないでしょうか。「八重の桜」がやっているように、明治維新のときは武力(鉄砲・大砲)が大活躍しましたが、これからの時代は、智慧とか愛、瞑想が維新の原動力となってほしい・・・このお風呂にゆったりつかりながらそんなことを想いました。