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プレハブ設置



朝8時過ぎにユニック登場。
設置作業が始まり、午後2時には完成しました。
工事のあいだ荷物を収納しておくためのプレハブです。












西の方向に出入り口。




東側の窓です。
夕方から荷物を運び込む作業を開始しました。

Memento mori



5:33。アメリカフヨウ。
“咲く”というエネルギーが爆発したような今朝。

同じハイビスカスの仲間であるムクゲ(槿)の花が
 
  槿花(きんか)一朝の夢

と表現されるように、アメリカフヨウも“一朝の夢”・・・




西の方角の広い田んぼだったところに、葬祭場の建設が始まり
あっというまに赤い鉄の骨組みができあがりました。

エンジェルファームの建設とほぼ同時期に葬祭場の建設が始まる。
これも何かのシンクロニシティでしょうか・・・

  Memento mori(メメントモリ)

「死を想え」「死を忘れるな」と訳されるラテン語です。
これから葬祭場の建物を見るたびに、“Memento mori”という
メッセージを聞くことになるでしょう。

現代日本の文明は、死と直面することを避け、死を隠します。
死をあいまいにし、死後は「天国」に行くのだと誤魔化します。
死者が天国に行くというなら
死に対して陰鬱になるべきではないでしょう。
「天国」に行くというなら
それはドキドキ・ワクワク・ウキウキするような
人生最大の祝福のイベントであるはずです。
ディズニーランドやハワイに行く程度じゃない。
最高に素敵なところに行けるんです。

「天国」のことも「極楽」のことも
本当は誰も信じていないということを葬儀のたびに感じます。
たぶん、お坊さんも信じてないんですね。




近くの園芸店で入手したサボテン。
名前は知りません。田舎で買うと、名前がついていないことが多い。
今日、小さな花を咲かせ、夕方にはしぼんでいました。

花びし



5:45。小さい方の柱サボテンの花。
どちらかというと無愛想な感じのする柱サボテンが
こんな花を咲かす意外性。




これは昨日12:18。左の背の低い柱サボテンが二晩続けて咲きました。

ぱっと咲いて、ぱっと閉じる・・・
閉じた形が、握りこぶしみたいです。
そうしなければならない訳があるのでしょうが
それについてはまた・・・




お昼、気晴らしをかねて、車で20分ほど高原をドライブして
とうふ工房「花びし」で定食をいただきました。
これはその一品「三色豆乳麺」。これにまず感動します。
つるつる爽やかなのどごし。あと数種豆腐料理がついて
非常に満足感があります。緑豊かな環境も素敵です。
11:00~16:00という営業時間、そのライフスタイルも素敵。
そうそう木曜日が定休日。定休日に来たことが2度もあります。

昨日梅雨あけ



エンジェルファームの増改築工事の間、お借りする家。
こぢんまりしているけれど3DK。
8月1日から住めます。



この家の前から東方の眺め。手前に稲葉川が流れています。
歩いて通えるほどの距離だし、温泉やスーパーも近い。

この地方、昨日梅雨あけしたそうです。
今日はスコールありませんでした。

一夜花



5:13。西の方角。




5:14。アメリカフヨウ。




7:13。花びらに映える曙光。一日花。




5:34。柱サボテン。




21:14。一夜花。年に一度だけの開花。

シオカラトンボ



畑の雑草にとまるシオカラトンボ。
ムギワラトンボ(シオカラトンボのメス)に近い色です。
成熟していないとメスに近い感じです。




午前中、空を撮ったら、左下と左上にウスバキトンボが写っていました。
偶然とはいえ、飛んでいるトンボが撮れたのは初めてです。




実はこの写真にもウスバキトンボが6匹写っていました。
写真のサイズと画質を落としたら消えた・・・と思ったら
3つほどは、小さな小さな点となって残っていました。
(ご覧いただけますでしょうか?)




昨日も今日も日中は蒸し暑く、また夕方になって
雷をともなう激しい夕立がありました。熱帯のスコールのノリです。
プレハブ設置のために空けている場所も、すぐ水たまりができました。
夜になってまた夕立の繰り返し。雨量の多いのに驚きます。

ギンセンカ







朝6時過ぎ、畑に出ると思いがけず咲いていました。
咲きかけている、というべきでしょうか。




8時ころの表情です。
ごくごく小さな花です。直径2cm5mm程度でしょう。




午後3時にはこうなっていました。
別名、朝露草というだけのことはあります。

今日は畑にプレハブ設置の予定でしたが
プレハブを運ぶ4トンユニックが、ここの狭い里道を通ることは
やはり難しいということがわかって延期。

今日は久々に晴れ間がでたけれど、夕方、夕立もありました。




これは、母が奈良の庭から持って来た花。
ムクゲの品種だそうですが、こちらの方はまだ正体不明。
ギンセンカは一年草の草本。これはムクゲ同様、木本です。
葉は異なるけど、花は大きさも色もそっくりです。

沈下橋と滝



ここから車で約8分程度のエリア。
これを、「沈下橋」または「沈み橋」といいます。
増水すると沈む簡単な橋です。
でも橋桁の高い橋より予算少なく建造できるし
この方が丈夫だそうです。

ただ欠点は、写真のとうり
増水するとじきに通れなくなってしまうことです。




沈下橋を斜め横から見た絵です。
小さい写真ではお伝えできませんが
ゴォ~と響く凄まじい濁流です。
落ちたら助けてもらうことは不可能でしょう。
まあとにかく執拗に降ります。驚きました。




車で約15分のエリアにある「原尻(はらじり)の滝」。
日曜日だというのに観光客がひとりもいません。
惜しいことです。実はこういうときこそ、いい滝観光ができます。
滝の巨大なエネルギーに圧倒されて、アタマのなかの
ちっぽけなオシャベリを吹き飛ばしてくれるからです。






Hibiscus



6:06。今年入手したアメリカフヨウ。
そのむこうに何も生えていないのは、プレハブが立つ予定だからです。
来週明けに設置され、荷物類をそこに運ぶ段取りです。

初めはこの畑に設置されるプレハブで暮らすつもりでしたが
これから真夏と残暑の季節をむかえることを考え
建設会社さんの仲介で、近くの貸家を借りることになりました。
車だと約3分程度、歩くと20分近くかかるかな。
いい散歩コースです。




6:02。ハナオクラ。観賞用のオクラです。
でも花を食べることができます。酢醤油でナマでいただきます。
粘りがあって、なかなかいけます。トロロアオイともいいます。




アメリカフヨウもハナオクラもハイビスカスの仲間。
やっぱり夏はハイビスカス系の花が似合います。
最近は雨続きで、なかなか夏らしい青空がやってこないんですが。




謎の植物、とうとう正体がわかりました。
つぼみの感じが、ハイビスカスの仲間に似ているので
ひょっとしてと思ってネットで調べると、ありました。
「ギンセンカ(銀銭花)」または
「チョウロソウ(朝露草)」というそうです。一年草でした。
学名はHibiscus trionum。ヒビスクス・トリオヌムと読むのかな。
ヒビスクス、英語読みでハイビスカスです。




このつぼみがこれからどんなふうに咲いていくのか楽しみです。



エンジェルファームの小さな池の睡蓮にとまるハグロトンボ。
このところずっと池のエリアに棲息しています。




左下の白い金魚は、ここでタマゴから生まれてここで育ちました。
ずいぶんあとから生まれたにもかかわらず、他にひけをとらない
どころか、より大きく立派に成長しました。




右下の背中の黒い金魚もエンジェルファーム生まれ。
非常にすばしっこい泳ぎです。




池に浮かぶイボガエル。全く小さな池ですが
金魚、イボガエル、アメンボ、トンボたちが共存しています。

人間は、この惑星に自分たちだけが生きていると思いがちです。
自分たちだけがこの惑星に生きる権利を持っており
快適・便利・衛生的な生活のためには
あとの生命体は皆殺ししてもいいと考えがちです。
哲学者ルネ・デカルトもきっとそう考えていたに違いありません。

ところが惑星は、多様な生命体が共存することによって成立し
維持されてきたのでした。その共存系が崩れることによって
人間は今、巨大なしっぺがえしを受けています。

契約結ぶ



昨日、とうとうエンジェルファーム増改築の契約を
地元の建設会社さんと交わすことができました。

ここの母屋は、明治元年1868年にできた建物です。
そのあと馬屋(牛小屋)ができ、そして蔵ができたそうです。
馬屋と蔵は明治前半の建物です。

馬屋はすべて取り壊し新築、母屋が増改築
蔵は部分的リフォームです。

全国的にみても、ここは高齢化率の極めて高い市であり
また過疎化が急速に進んでいるエリアでもあります。
全国的によく知られているというところでもありません。
知名度ゼロといってもいいでしょう。

東京や関西からはるか離れたこの地で
あえて「ホリスティック・ヒーリングスクール」を
つくろうというのは、かなりな冒険です。

アタマで考えたのではなく、何か感じること
何か直観することがあってふみきりました。
何かつき動かされるものがありました。

そういう流れでアルカイックさんと出会い
この古い建物を生かそうという首藤さんの直観に
ゆだねてみることにしたのでした。
首藤さんと出会ってなかったら、ここの建物
全部壊していたかも知れません。

首藤さんの設計は、“もうこれしかない”という
決定的というか、運命的なものだと思いました。
そうして、首藤さんにつくっていただいたご縁で
地元の建設会社さんと出会うことができました。
この建設会社さんしかないという決定的なフィーリングが
あったかも知れません。




今の時期、畑や庭の上空をスイスイ飛んでいるのはこのトンボ
ウスバキトンボというそうです。本当はこのトンボみたいに
たいそうな建物を持たない生き方もあるんですが
私たちは、ここで私たちにしかできない仕事をさせられるようです。




梅雨は終わってなかった。執拗に降ります。
雨に濡れる今日のオニユリ。




一昨日のオニユリ。




今日のキキョウ。

蛾眉



昨夜、窓を開けていたらバサバサと飛んで来た。
正直いって、かなり不気味。かなり敬遠する気持ちがあって
でも、いったいなぜ蛾を毛嫌いするのだろうと自問しました。




この蛾、クチバスズメというらしい。
スズメガという大型の蛾の仲間がいますが
これは朽ちた葉、つまり落ち葉のような形姿だという意味でしょう。
このクチバスズメも左右8cm近くありそうです。

意外に落ち着くのが早くて、電灯がついているのに
あっけなく眠りにおちたようです。




クチバスズメ、今夜は私のパコソンのすぐ近くにいます。
なぜ蝶なら大歓迎なのに、蛾を嫌う気持ちがあるのでしょうか?

昔、中国や日本で「蛾眉(がび)」といえば
美人の眉毛を形容する言葉でした。
ここでいう蛾は、当時貴重だったカイコの成虫のことで
カイコガの触角は確かに眉毛のようです。

今は、「あなたの眉毛はカイコガの触角のようですね」と言ったら
ぶん殴られるでしょう・・・でも昔は大変なほめ言葉でした。

カイコの幼虫や成虫に親しみ大切にしていた文化圏
「おかいこさん」「おかいこさま」「おしらさま」と呼んでいた時代は
蛾を見て、ぎょっとすることはなかったのでしょうね。


http://www.geocities.jp/bingotombo/ken/kensan-choutoga.htm

http://www.pteron-world.com/topics/classfication/difference.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E7%9B%AE

魔女のスカート



何だか妖しげな花だと思いませんか?
エンジェルストランペットという名前になってから人気がでたのかな。
園芸店でもよく見かけるようになりました。
以前はヨウシュチョウセンアサガオとかキダチチョウセンアサガオとか
ダチュラという名前で苗が売られていたけど
そのころは極めてマイナーだったと思います。

私は「エンジェルストランペット」という名前
どうも好きになれません。
「魔女のスカート」または「魔女のローブ」という名前こそ
この植物にふさわしいと思ってきました。




昨日の昼間の姿です。
この花は太陽が沈み出すと芳香を放ち始める夜の華です。
それは梅や水仙の花のような超越的な高貴な香りではなく
ある種、官能的な香りを持っています。

ネットで調べると、セルジュ・ルタンスの香水「ダチュラ・ノワール」
(黒いダチュラ)というのがありました。
その広告文を引用させていただきます。

  「神の花」や「悪魔の花」とも言われる
  アルカロイド系の毒をもつ花、ダチュラ。
  人をひきつけ、惑わし、虜にする…香り。
  溶け合った甘いフルーツやフローラルが
  魅惑的な香りを放ちます。
  様々な顔を見せそうな個性的な香りです
  妖しく美しい魅惑的な香りを是非お試しください

アルカロイド系の毒とは、麻薬作用のことです。
ダチュラには向精神性ハーブとしての長い長い歴史があります。




こちらの方が黒いダチュラという感じかな。
これは昨日の昼間の表情。




夕暮れの表情。




今朝はこんな顔をしていました。
ダチュラは、ナス科の向精神性植物です。
ナス科の向精神性植物といえば、他にも
ベラドンナやヒヨス、ハシリドコロがあります。




ちなみにこれはナスの花。米茄子系のクロワシの花です。
ナス科といえば、トマトもピーマンもトウガラシもジャガイモも
ナス科植物。みんなアルカロイドは持っていないけど
花の形姿に共通項があります。

そうそう、それとタバコがナス科植物でした。
“向精神性”ではないけど、これほど多くの人々がタバコの香りに
惹きつけられるということは、何かありそうですね。

さて、タバコがそうであるように、ダチュラには葉にも独特な
強い香りがあります。

夕暮れ花



グラジオラス。今年ほど花期が長かったのは初めてです。
開花時期、集中豪雨や台風が無かったからでしょう。
強い雨や風が無くても、花の重みに耐えかねて倒れ込むぐらいです。
今年は格別見事な花でした。「華麗」という言葉がぴったりです。




夕暮れ時と早朝に咲くオシロイバナ。
実は夜も咲いています。昼間はなぜか花を閉じています。
そういうタイプには見えない花なんですが・・・
何か深い事情があるのでしょう。




カンナ・・・
カンナの無い夏は考えられません。
カンナが無ければ、夏の暑さがいやだなと思うかも知れません。
カンナのおかげで夏は美しく魅力的な季節になります。
夏の強烈な陽光を浴びてダンスしているような植物です。




エゾミソハギ。夏の花として独特の魅力があります。
カンナみたいなダイナミックさはないけれど
何か静かに穏やかに自分を咲かせているといった印象です。

オクラの開花



5:50。昨夜この月が、満月ほどに明るく大地を照らしていました。




5:53。オクラの花が開きかけています。




7:06。開花したオクラの花。
オクラもハイビスカスの仲間です。
この仲間はみんな一日花。




同じくハイビスカスの仲間のムクゲ・白花笠。今年入手しました。




フウセンカズラ。こぼれ種が勝手に発芽しました。
地味だけど捨てがたい面白さがあって、今年も支柱を立てました。
俳句が似合いそうな植物です。
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