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人生の不思議

以下、新潟の朱美さんから届いた文章です。



「ANKH」とは、古代エジプトのヒエログリフ(神聖文字)。
“生命”という意味で、アンクと読みます。



意味もわからずエジプトに惹かれた小学生時代から始まり
いつの頃からか(30代前半くらいでしょうか)
マッサージすることに興味をもち、エジプトの地を踏んでから
人生の方向性が今に向かってまっすぐ進んでいたように思います。

細い長い糸は距離や時間を超えて確実に必要な人との出逢いを
つくってくれました。
そして私はエンジェルファームのワーク生として
今ここにANKHをスタートすることができました。

香山桂子先生のワークの中心にある“エンジェルタッチ”は
“生命”を輝かすための生きることそのものです。
その中にホリスティックマッサージがあります。

「マッサージ」は、古代エジプトまたは古代ギリシャに
発生した医療術で、日本には明治20年代に初めてフランス流の
マッサージが紹介されたそうです。
方法は押す、擦る、揉む、叩くなどの手技で・・・
私もこれらの手技すべてを取り入れています。

エジプト~マッサージ~生命~エンジェルタッチ~
この流れは決して偶然とは思えません。
こうしてあらためて見てみると
私は生まれた時からこの道を歩むことになっていたのだと
思わずにはいられなくなります。

ここに向かうために、道を外しそうになっても常に軌道修正しながら
必ずここに戻される。
本当に人生の不思議です。

これからもワーク生として勉強しながらも
エンジェルタッチをひとりでも多くの方に理解して頂いて
リラックスした生き方ができるように表現していきたいと思います。
よろしくお願い致します。

                              朱美

目覚め



アマガエルさん、おひさしぶり!長い眠りでしたね。
ことしもよろしくお願いします。

冬眠から醒めたばかりなのでしょう。
エンジェルファームの庭の雑草のなかで、ほぉ~としています。

昨日、ANKHのプロフィールのコーナーをUPしました。
http://angelfarm.jp/005adviser/01niigata/ankh/profile/profile1.html

「手の不思議な力」というコーナーもです。
http://angelfarm.jp/005adviser/01niigata/ankh/hand/hand1.html

すでにこのブログにUPしてきました内容です。
“エジプト旅行がきっかけになって手の不思議な力に出会う”
というところが、非常に興味深いと思います。

それが医療の現場で起きたということ
キャリアの長いベテラン看護師に起きたということ
レイキというものを知る以前に起きたということが
たいへん貴重な貴重な体験だと思います。

朱美さんと香山桂子の出会いは、2002年2月の新潟でした。
不思議です。細い細い糸、不可能な糸だったと思うんですが
細い太い、遠い近いは関係無く、質なんですね。
今こうして、大分と新潟という遠距離に分かたれていても
志をひとつにして共にヒーリングのお仕事をするということ・・・

出会いの不思議、出会いの神秘でしょうか。
でも、出会いの科学と言えそうな気もします。

ANKHのご案内



エンジェルファームの庭のユキヤナギが、かなり咲いてきました。
初夏のように温度が上昇したり、急に冷え込んだりするこの季節
桜の開花を待つこの季節、もしユキヤナギがなければ淋しいことだと
思います。ユキヤナギにしか表現できない風情があります。
梅雨にアジサイが必要なように、この季節にはユキヤナギが必要です。

そんな季節に、ヒーリングルームANKHのコーナーを立ち上げました。
まだ肝心なところは準備中ですが。

http://angelfarm.jp/005adviser/01niigata/ankh/ankh1.html

クレソン



「日本の水百選」に選ばれた竹田湧水群のエリア。
エンジェルファームから車で10分ぐらいです。
ピュアな湧水が四六時中流れていく川だから
非常にきれいです。

川の緑の部分は、ほとんどクレソン。
野生化しています。




今どき、これほどきれいな川は珍しいと思います。
たくさんの稚魚やメダカが泳いでいます。
どんな指輪やネックレスより貴重だと思います。
どんな美術館や劇場やコンサートホールより貴重だと思います。

今日ここに来たのは、クレソンの株を少しいただくためでした。
エンジェルファームの飲み水も湧き水なんですが、その余り水を
利用して金魚を飼っており、その小池の余り水を利用して
セリやミツバを育てています。そこにクレソンも育てたいという
桂子の提案でした。




エンジェルファームの菜園に咲く小松菜。




庭のハナニラ。地味だけど可憐です。
子供のころ、父に連れられて登った摂津・阿武山の地震研究所の
古めかしい洋館の庭に群生して咲いていました。
この花を見ると、いつもその光景を思いだします。

体験会



ANKH[エンジェルファーム新潟]の朱美さんから届いた文章と
香山桂子の文章です。

「30分3000円のマッサージから、スピコンへ」

先日、講師の仕事で東京へ2泊3日の出張にいってきました。
2日目、同僚の先生と宿泊しているホテルでマッサージを頼みました。
初体験、これも勉強です。

ホテルの寝衣に着替え待っていると、二人のオバちゃんが登場。
私は自己紹介やら、これから始まることの説明やらがあるのかと
ばかり思っていたら、いきなり「ベッドに横になって」ときました。
私はテレビを消すのも忘れ腹ばいになりました。
聞かれたのは「痛いところは?」「力はこれくらいでいい?」だけ。
すでに私の中で不安が増殖し始めていました。
そこに追い討ちをかけるように「私この人すきなのよ」という
オバちゃんどうしの話し声。テレビを見ながらの会話でした。

身体を横に向けた時、私は隣のベッドで同僚にマッサージしている
オバちゃんをずっと観察していました。
斜め後ろにあるテレビに視線を向け
手だけが同じ場所を揉んでいました。

30分で終了してから、私はここから何を学ぶのかと思いつつも
しばし忘れていたのですが、お風呂に入りながら
リラックスしていくうちに「だから体験会が必要なんだ」と
いうところにやっと行きつきました。

体を預ける人がどんな人かもわからないまま
始めての場所に足は運びません。
どんな顔してて、どんな声で、どういう価値観をもっていて
クライアントさんに対してどういう態度で臨むのか
何を言ってくれるのか、何をしてくれるのか
信頼できる人なのか、・・・
それらが分かった上で安心して任せられる、それが
リラックスするために最初にくぐる門です。

この人に・・・この人なら・・・ぜひこの人に・・・
またこの人に・・・
依存させるのではなく、でも目に見えるものも見えないものも
スムーズに流れていく関係の中でこそ、深いリラックスの中へ
誘っていくことができるのだと思います。

その一番自然な流れができるのが、体験会を通して多くの方たちと
出逢っていくことなんだなあという理解にいたりました。
そうしたら、あのオバちゃんたちに感謝です。

スピコンも体験会のひとつです。
多くの方に「リラックスしましょう」と語り続け、表現し続け
真実の答えを求めている人たちに扉はここにありますよと
発信し続けたいと思います。
                       朱美

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お上品な朱美さんが「オバちゃん」と表現するのは
めずらしいですね(笑)。何となく目に浮かぶようです。

頭がうるさい人はどうしてもムダなおしゃべりが多くなりますね。

マッサージはハートを通じての繊細な手仕事。
中心がハートにないマッサージは単なる作業でしかないでしょう。
人間を身体としか捉えていないにしても
ハートが中心にないマッサージは退屈です。

何よりヒーリングになっていませんね。

エンジェルタッチ ホリスティックマッサージは
行い手がハートにいること瞑想状態に在ることで
自然界に満ちた癒しのエネルギーを受け取ることが原点です。
身体以外の精神体や感情体、霊体・・・といった多次元的レベルに
まで働きかける地上の楽園的質感を宿しています。

エンジェルタッチの受け手も行い手も静寂でハートにいる限り
地上の楽園的質感を帯びている限り
いくつになっても「オバちゃん!!」とは呼ばれないでしょう。

「ご婦人」・・・
いいえ、「貴婦人」でしょうか。

                      香山桂子

新潟スピコンに参加



今月の3月30日
ANKH[エンジェルファーム新潟]の朱美さんが
第三回「新潟スピコン」に参加します。
http://niigata.spicon.org/index.html

参加にあたって、朱美さんはプロフィールを作り直し
香山桂子が推薦文を加えました。

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プロフィール

約20年間にわたり、主に東京、横浜の医療現場で
看護師として多くの患者さんとかかわってきました。

そしていろいろな病気やケガで苦しむ人たちの姿や
老いの姿、その人たちを取り囲む人間模様などを見ていくうちに
私の中にいくつもの疑問が湧き上がってきました。

「病気をつくりあげるのは自分ではないか?」
「心の持ち方が病人になるか、健康人でいられるかの大事な
分かれ道になるのでは?」

「医療現場にいる自分の中の空虚感はどこからくるんだろう?」
「今していることが本当にしたいことではないような・・・」

そして医療現場で体験した”手の不思議な力”!

その頃、小学生の時にエジプトに行きたいと思った夢が
35歳で実現し、それから価値観がどんどん変わり
それまで依存的で受け身だった私は
やりたいことを行動に移す人に変わっていきました。

まずレイキを学びました。

薬や注射を使わなくても症状が消えていく他の療法にも
夢中になり、勉強もしました。
そして、新潟に帰ってその療法を開業するという目標をもって
東京をあとにしました。

長らく離れていた故郷で地盤つくりからと勤めた専門学校に
香山桂子先生の個人リーディングを紹介してくれる人がいました。
それが最初の香山先生との出逢いになります。

2002年の冬のことです。

その時に言って頂いたことが、長年の私の中の疑問や苦しみに
光をもたらしてくれました。

以降、香山先生のリードで約6年間
「エンジェルタッチ セルフヒーリング」と
「アストロヒーリング」を中心に学びました。

そうして、心と体の関連性、リラックスの重要性、自然療法
ホリスティックマッサージ、レイキ、オーラのトリートメント
瞑想等を深めていきました。

そして自らがセルフヒーリングを実践していく中で
次のような気づきと理解が生まれました。

●病気になったら慌てて病院にいかなくても
すぐに薬を飲まなくても、その質によっては
自分で癒したり予防できる病気がたくさんある。
そのように病気をとらえるとき
病気は大いなる学びや気づきをもたらしてくれる。
病気を身心からのメッセージととらえて耳を傾けるとき
それは自己変革の貴重なチャンスとなる。

●自分の中にすでに備わっている自然治癒力をもっと信頼すること。

●他者に寄りかかるのではなく
自分に起きていることは自分自身で癒す「セルフヒーリング」の
継続的な実践が重要。

●自分探しの旅はセルフヒーリングから始まる。
セルフヒーリングがもたらす深いリラックスから始まる。

●ヒーリングの原点はハートにあった。


約6年間のレッスンを経て、この度セルフヒーリングアドバイザーとして
エンジェルタッチを普及する一人として認められ
住まいの一部ですが皆様をお迎えできるヒーリングスペースを
ご用意いたしました。

ひとりでも多くの方々に気軽に取り入れられるセルフヒーリングと
施術によって、深いリラックスを体験していただき
心身ともに健やかにお過ごししていただきたいと願っています。

ANKH 朱美
                                

推薦文

朱美さんの内側から放つ落ち着きと、安定した施術は
どなたにも安心して受け入れられる確かなものです。

医療現場での実体験もヒーリングを受ける方々にとっては
大切な安心感のひとつです。

エンジェルタッチ セルフヒーリングアドバイザーとして
セルフヒーリングによるリラックスの必要性と快適さを
健全に生活の中に定着させてくれるでしょう。

香山桂子
              

クリシュナムルティ



私の好きな本です。
クリシュナムルティ『最後の日記』。
彼が88歳ごろのものです。

 「友だちと共に、時々言葉を交わしたり
  いろいろな緑の色を見ながら歩いていく。
  なんと多彩なのだろう。
  明るい緑、ナイル色の緑、もっと明るく
  もっと青い色から濃緑色まで
  甘美で豊かさがあふれている」

彼は過去生とかソウルメイトとかチャクラといった
神秘的なことを語ることを嫌ったひとでした。
かわりに自然のことをたくさん表現しました。

彼は背筋をしゃんとして歩くひとでした。
高齢になってからも、しゃんとしています。

YouTubeに、クリシュナムルティの講話の映像があります。
(ブロードバンド環境でないと見ることができないかな)
下の映像は、1985年や1984年の映像です。
彼は1895年生まれで、1986年に亡くなりました。
だから映像は、89歳とか90歳のころのものです。

■1985年、カリフォルニア州オハイでの講話(質疑応答)。
http://www.youtube.com/watch?v=zhLNWxnjpeY&feature=related

■1984年、おそらくクリシュナムルティスクールでの講話。
http://www.youtube.com/watch?v=jyv7Ye2F5aQ&feature=related

■もう少し若い時期の映像
http://www.youtube.com/watch?v=7qy6YZSseAo&feature=related

タイチで学んだこと

きょうは[ANKH](エンジェルファーム新潟)から
届いた文章です。


タイチで学んだこと①

タイチ(太極拳)の日は、どんな天候でも足が向きます。
皆勤賞のまじめな生徒です。
「おはようございます」とドアを開けると
私に向かって一直線にかけてくる足音。
チャーリーという名の子犬でした。
私は犬がこわい、動物がこわいんです。
チャーリーは私にご挨拶に来てくれたとの事で
それでは応えねばとこわごわ触れてみました。
ご挨拶ができればチャーリーは勝手に遊んでいます。
いつまでも私が逃げていてご挨拶できないでいると
ず~っと追いかけてきます。
チャーリーは礼儀正しかった!

動物恐怖症の私は、エンジェルファームの猫ちゃんたちに
鍛えられ、少しずつ少しずつ近づけるようになっていました。
苦手意識を持っていると、どこにいてもそれと向き合わされるんですね。
苦手意識は人を不自由にします。苦手意識は人を閉鎖的にします。
苦手意識は超緊張します。
やっぱり、『オーブンに素直に正直に』していたら
自然にリラックスできるんですね。



タイチで学んだこと②

タイチの先生が、次の段階に入ってから
「多くの技を覚えるよりも、ひとつひとつの技を深めましょう」と
いうことで、呼吸について語って下さいました。
「身体の動きに呼吸がついてくるのではなく
呼吸が身体を動かす」と。

深くゆっくりの呼吸から出る技は、優雅で流れるような
リラックスした身体の動きで、舞のようです。
動きに気をとられていると呼吸することを忘れていて
動きは早くかたく身体がふらついてしまいます。
香山桂子先生のワークの中でも瞑想の時など
よく呼吸を見なさいと言われていました。

静かにお茶を入れる時、呼吸はゆっくりです。
お茶をつぐ時・・・手にお茶碗を持つ時・・・
器が唇にあたる感触・・・お茶が喉を通っていく感じ・・・
早い呼吸の中でこれらを感じることはできません。
エンジェルバスに入りながらずっと深呼吸していたら
大事なことを思い出しました。
深呼吸、リラックス、人間にとって大事な大事な瞬間です。
美しい日本語が正しい行動を生み出すように
深い呼吸は人間の可能性を広げてくれるのかもしれません。