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ピーマンの葉



ピーマンの葉にカタツムリ。



日没まえに庭を見わったら
目の前を飛ぶバッタ。
バッタと思ったらニイニイゼミだった。
羽化したばかりなのでしょう。
今夜はここで過ごすのかな。
ピーマンの葉の裏。

グラジオラス



超常的な美しさ・・・
2002年のエンジェルファーム設立当初から
グラジオラスを育てています。
ほとんど増えも減りもしていないと思います。
ただ長年やっているので
育て方はうまくなった(自画自賛)。

グラジオラスは花が重い(頭デッカチ)。
それを細い茎一本で支えるので倒れやすい。
ちょうど開花が梅雨時で土が柔らかくなっており
それも倒れる原因になります。
園芸本では支柱が必要と書かれているけれど
グラジオラスの場合支柱をすると
かなり不細工なんです。

初期のころは、風雨でみんな倒れたことがあります。
現在は支柱をしないのに倒れません。
それと球根の掘り起こしもしません。
まったく植えっぱなしで無肥料です。
肥料をやるとますます倒壊しやすくなる。





トラマルハナバチはグラジオラスがお気に入り。





マルハナバチたちはなぜか落ちつきがない。
カメラを速写モードにしないと撮れません。

そうそう、昨日ニイニイゼミとヒグラシの
初鳴きを聞きました。

ナスは生きている







キリギリスの女子中学生?
ナスの枝に発見。
羽が成長していないものの
すでに産卵管が立派です。
何やらけんめいに食べています。



ナスの花。
花のつけ根の子房がすでに大きい。
トゲもあります。
花弁でアリが何やらけんめいに働いています。
くつろいで休んでいるアリを見たことがありません。



ナスの実ひとつなるのに
天地人の協働の長いプロセスと
たくさんの生命のドラマがあります。

サイボーグバッタ



バッタの頭部に集積回路をつないで
バッタをサイボーグ化し軍事目的に利用する。

アメリカ合衆国ワシントン大学のWebサイトに
誇らしげに掲載されています。
海軍からの資金提供で研究していると書かれています。

Engineers to use cyborg insects as biorobotic sensing machines
サイボーグ昆虫を生物ロボット(感知器マシーン)として使用するエンジニアたち
というタイトル。
https://source.wustl.edu/2016/06/engineers-use-cyborg-insects-biorobotic-sensing-machines/

狂っていると思いませんか?

サイエンスは次々と未知なる領域を開拓し
驚くべき発見、発明をもたらしている。
けれどそれは即、軍事目的にも利用される。
そもそも軍から資金を得た研究。

かつて超能力が軍事目的に利用できないかという研究があった。
今はマンドフルネス瞑想の訓練をさせる試みが
米軍兵士になされているという。



ひどいことをするものだと思う。
私が思っていた以上に世界は深刻な状況かも知れません。

革命の時代



何年もまえのことです。
プラサード先生がこの本を勧めたとヴィラモから聞いた。
それから布団のそばに置いてチビチビ読んでいるんですが
まだ読み終わらない。

最初の一行がこれ。

私たちはいま、ある革命の夜明けにいる。

それはフランス革命とかロシア革命とか毛沢東革命とか
そういう政治的革命とは全く異なる。

2014年2月に起草された
"Manifesto for a Post-Materialist Science"の18条には
こう書かれています。

物質主義からポスト物質主義への移行は
コペルニクス革命よりも重要なものとなるだろう。


2018年02月03日のブログで
"Manifesto for a Post-Materialist Science"のことを話題にしました。
https://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/25a0edbda0f53d246d18a8acdc4181f7

コペルニクス革命より重要な革命。
それが科学の分野から生まれている。

生命・意識・宇宙

つまり私たちは本当は何者なのか?
なぜ生まれ、なぜ死ぬ?
死んだらどうなるの?
いったいここはどこ?
宇宙とは何?
何のために在るの?

これまで宗教家や哲学者たちは
多種多様な意見をだしてきましたが
このマニフェスト"Manifesto for a Post-Materialist Science"の
驚くべきところは、これは最先端の科学者や医師が
勇気をふり絞っているところです。
こんなこと言ったら「非科学的」と烙印を押される。

コロナウイルスはこの革命をプッシュしている・・・
私はそう感じています。



プラサード先生たちが著した「さとりのシンクロニシティ」では
初めの一行はこれ。

人生最大の冒険へようこそ!

この冒険がサイエンスの世界でも起きている。
サバクトビバッタの大量発生
コロナウイルスのパンデミック
異常気象による洪水
地震、噴火・・・
私たちはいま、ある革命の夜明けにいる。


初トマト



ミニトマトのアイコ。
かわいらしい女の子をイメージして名前をつけたそうです。
愛子でしょうか。



夕方、赤くなってきた愛子を見て
「食べたい」とヴィラモが言った。

洗いもせずすぐその場で食べて
「甘い!」そして「熱い」と彼女は言った。
それもそのはず今日は最高に暑かった。
トマトが煮える暑さ。



トマトは節ごとに脇芽がでます。
それを水につけておくと根がでる。
根がでたのをポットで育てると立派な苗に育ちます。

もうすでに一本、そうして育った苗を地植えしました。
トマトはたくさん苗を買わなくていい。
挿し木をすれば、化学肥料の味を知らない苗を
たやすく育てることができます。

Abundance Stone





制作したブレスレットのシリーズを
ヴィラモは「Abundance Stone」と名づけました。

それを紹介するページをどんなイメージにするのか
あれこれ試作しています。

Abundanceは豊かさ、豊穣という意味です。
私たちはそれを求めて苦しむ。
実は豊かさはすでにある。

どれだけ恵まれていることか
奇跡が起こっている。
そのことに私たちが気づいていないだけ・・・





ハラグロオオテントウ



6月13日に見つけました。
ワイルドベルガモットの葉です。驚きました。
見慣れた普通のテントウムシの二倍の大きさ。
もう長いこと自然のなかで暮らしているのに
こんなのは見たことがありません。

あわててカメラを取りに戻ったら
まだワイルドベルガモットにいて
何やらムシャムシャ夢中になって食べています。



ちゃんとした写真を撮らなくてはと思い
速写モードで撮りまくったら、146枚でした。



検索して調べると、ハラグロオオテントウという名前。
やはり珍種であり、長野県・大阪府・和歌山県・熊本県では
準絶滅危惧種に指定されている。
隣の熊本県が・・・

一昨日、ブリティッシュコロンビア大学名誉教授のデヴィッド・スズキという方が書かれた「コロナ禍に際しての一考察」という小文を読んで大変勉強になりました。こういう文章を読みたかった。
https://www.renewable-ei.org/activities/column/REupdate/20200520.php

これは「辻信一のぶらぶら雑記帳」というブログで紹介されていました。
https://theslothclub.wixsite.com/2020/post/20200527

その「辻信一のぶらぶら雑記帳」が載っている「ナマケモノ倶楽部」というブログは
https://theslothclub.wixsite.com/2020

「ナマケモノ倶楽部」はウィンドファーム代表の中村隆市さんのブログにありました。
https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-26292

ウィンドファームは有機珈琲を扱うフェアトレードの会社です。
https://www.windfarm.co.jp/organic-coffee

ヴィラモがここから生豆を買うので通信誌が送られてくる。
一昨日の朝、それを読みながら珈琲をいただきました。

ヤブキリ



緑ナスの葉にキリギリスの仲間、ヤブキリ。
ヤブに棲むキリギリスというネーミングでしょう。
確かにここは山に隣接している、いわゆる里山。
少しワイルドな昆虫たちと出会うことができます。





撮るときには気づかなかったけれど
パソコンの画面で見ると
ヤブキリの左手の二の腕に
ハエの仲間かアブの仲間か
非常に小さな昆虫発見。

自然界には非常に小さな生き物が
うじゃうじゃいます。

それが気持ち悪い、不愉快だ
不潔だ邪魔だというのであれば
殺虫剤とか農薬とか毒ガスみたいなものを
ガンガンまきちらすしかない。

そうすると不思議なことに
見た目にも美しい、生きてほしい生物は死滅し
生き残ってほしくない生物ばかりが生き残る。

Wikipediaに「花咲か爺さん」のあらすじがあります。
そのまま転載させていただきます。

ある山里に心優しい老夫婦と、その隣人に欲張りで乱暴な老夫婦が住んでいた。
優しい夫婦が傷ついた子犬を見つけて飼うことにし、わが子のように大切に育てる。
あるとき犬は畑の土を掘りながら「ここ掘れワンワン」と鳴き始める。
驚いた老人が鍬で畑を掘ったところ、金貨(大判・小判)が掘り出され、老夫婦は喜んで近所にも振る舞い物をする。
それをねたんだ隣の老夫婦は、無理やり犬を連れ去り、財宝を探させようと虐待する。
しかし、指し示した場所から出てきたのは、期待はずれのガラクタ(ゲテモノ・妖怪・欠けた瀬戸物)だったため、隣の老夫婦は激怒して犬を殺害し、飼い主夫婦にも悪態をついた。
わが子同然の犬を失って悲しみにくれる夫婦は、死んだ犬を引き取って庭に墓を作って埋め、雨風から犬の墓を守るため、傍らに木を植えた。
植えられた木は短い年月で大木に成長し、やがて夢に犬が現れてその木を伐り倒して臼を作るように助言する。
夫婦が助言どおりに臼を作り、それで餅を搗くと、財宝があふれ出た。
それを知った隣の老夫婦は再び難癖をつけて臼を借り受けるが、出てくるのは汚物ばかりだったため、激怒して斧で臼を打ち割って薪にして燃やしてしまう。
優しい老夫婦は灰を返してもらって大事に供養しようとするが、再び犬が夢に出てきて桜の枯れ木に灰を撒いてほしいと頼む。
その言葉に従ったところ花が満開になり、たまたま通りがかった大名が感動し、老爺をほめて褒美を与えた(このときの台詞が「枯れ木に花を咲かせましょう」である)。
羨ましく思った隣の老夫婦がまねをするが、花が咲くどころか大名の目に灰が入ってしまい、隣の老夫婦は無礼をとがめられて罰を受ける(捕縛・投獄されるなど)。


現代文明のやっていることは
この「欲ばり爺さん」だと思います。

昨日の「レイジーマン」の続きを書きたかったんですが
スプートニク(ロシアの国営メディア)の下の記事を見て
気持ちがくじけました。
https://jp.sputniknews.com/politics/202002197115980/

それと東アフリカで始まったバッタの大量発生。
これは日本の国営放送NHK。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200615/k10012470511000.html

こうなってしまうと農薬の大量散布しか
打つ手がないんでしょうが
これをやると益々バッタの大量発生を招く。

新型コロナウィルスについても
同じことをやろうとしています。

現実には欲張り爺さんは
途方もない金持ちになる。
都市伝説「現代版花さか爺さん」です。
けれど「優しさ」「思いやり」「喜び」を知らない。
満足ということがない。
もっともっとと金とチカラを求める。
ある意味、かわいそうな人たち。
そのような人々に世の中を任せたらどうなるか
今起きていることはきっと
その実証実験ですね・・・

オニヤンマ



日本最大のトンボ、オニヤンマ。
トンボの王たるどうどうとした飛翔。威厳。
子供のころだったら心臓がパンクするほど興奮したでしょう。

朝、いつものようにヴィラモと会話しながら
まず豆乳を一杯飲んだあと
珈琲をいただき・・・
今日は福岡県のウィンドファームという
珈琲豆を扱っている会社から届いた
小冊子を読んでいました。

私の考えでは
レイジーマンとは
焦らずゆっくり待ちながら
自然をよく観察し
そして自然から学ぶという態度
生き方のことです。

森にすむ他のいろいろな生き物たちを尊重し
それらと共存する。

そうすれば結局はちゃんと
自分たちが必要とするものを
手に入れることができる。

食べては、その種をまたまく。
そしてまた食べる。

今ではこの小さな森から
一年を通じて食べ物を
収穫することができます。

森の多様性が私たちの支えです。
私たち人間も森のように寛容に
助けあって生きるべきです。


「スローライフ」とか「キャンドルライト」で知られる
文化人類学者の辻信一先生が
森林農法で珈琲の樹を栽培するタイ人と対話する。

続きは明日。

アジサイ



「あじさい」とタイピングして漢字変換したら
「紫陽花」がでてくる。
日本語は、とてつもなく難しい。

私は「紫陽花」という漢字
ぜったいに「あじさい」と読みたくない。
「むらさきのひのはな」とか
「むらさきたいようばな」と読みたい。

大分市方面に行くと
駐車場の入口に「空」という漢字がある。
私はとっさに「くう」つまり
禅でいうエンプティだと思う。
あるいは「そら」つまり「スカイ」だと思う。

世間離れしすぎ・・・
「あき」あるいは「から」と読まなくては
駐車場に入れない。

上は6月2日のアジサイ。



こちらは青みが濃くなった最近のアジサイ。
途轍もなく美しい。
「途轍」と書けますか?
漢字を使わないと伝わらないということはないと思います。
漢字を使わなくてもすむ場合は
使いたくない・・・



私が頭のなかで思ったそのとき
ヴィラモが「なに?」と聞くことがあります。
まったく何も言っていないのに。

思ったことの中身まではわからないようです。
そのうちだんだんわかるようになってくるのかも知れません。
みんながそうなってくるのでしょう・・・
というか、もともとそうだった。
植物たちは漢字を使わない。

ピーマンは生きている



5月11日、ピーマンまたはパプリカの育苗中。
買ってきたときよりも元気そうな姿になります。
パプリカはピーマンの一品種なので
以下ピーマンと書きます。



5月15日定植。



ずいぶん根が育っています。



もっと広いスペースを求めて
根がむずむずしている感じです。



底の方までこんなに育ったら
定植しても植え痛みしません。
もう化学肥料を求める根ではなく
自分で栄養を集めることのできる根です。



6月12日、小さな実をたくさんつけています。





ピーマンの花。

トマトは生きている



エンジェルファームでは、購入した夏野菜の苗を
ひとまわり大きな植木鉢かビニールポットに
移して環境に慣れさせる話を5月2日に書きました。
https://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/6b2224c2819d333f3ba370695a8ea359

上の写真は移した苗の様子。
こうして管理しているうちに
温室育ちの子たちが、ここのワイルドな自然環境に
慣れてきます。
そうこうするうちに気温も上がってきます。



5月11日、ミニトマトの苗を定植。
細根がたくさん育っています。
下は根の拡大。



根を育てることの重要性・・・
私たち自身についても同じことが言えます。



5月21日の様子。



5月21日、別の株。
薔薇や果樹や草花たちと同居。
ポタジェのスタイルです。
下は果実の拡大。





6月12日、別の株の実の様子。
これが赤く熟すまで
もう少し時間がかかります。

工業製品ではありません。
宇宙・自然の諸力の働きによって
ゆっくりと成熟していきます。

キュウリは生きている



この2本、昨日いただきました。
今日は別の2本をいただきました。
毎日成長していくので目を離せません。
忘れると大きくなりすぎて
種をつけて食味が悪くなります。



キュウリを栽培するときはネットを張ります。
キュウリはそこにつるを巻きつけて
上に伸びていきます。
そのつるが毎日変化していきます。
動物のようには派手に動きまわらないけれど
じわじわ動いています。



つるをしっかり絡ませていきます。
毎日観察します。
毎日新しい動きがあります。



2015年6月13日に撮ったいい写真がありました。
雌花のつけ根の子房が実になっていきます。
その小さな小さな子房の上に
小さな小さなカマキリの子供が
生きています。
キュウリもカマキリも私たちも
生きている神秘・・・・・

ガウラ(白蝶草)



梅雨入り直前の昨日
ガウラを背景にヴィラモの最近作を撮りました。

ふと思いついて、最近撮ったベニシジミの写真を使って
ベニシジミのページを作りました。

https://angelfarm.jp/healing_garden/benishijimi01.html

ベニシジミは幼虫のときは
スイバやギシギシを食べて育つ。
蝶になると様々な花の蜜を吸う。
蝶としては1週間か2週間のいのち。
花たちはベニシジミに受粉を助けられる。
植物とベニシジミは別々のものではなく
切り離すことができない。

光、水、空気、大地、植物たち
あらゆる生命・・・
私たちもまたそういう背景を
切り離して存在することはできない。
むしろ背景に生かされている。

何か撮るとき
むしろ背景を撮る・・・
近年それを心がけています。
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