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真冬のアマガエル



今朝、エンジェルファームに隣接する田んぼ。
霜が降りて非常に寒くて手は凍るように冷たく
足は長靴の底から冷たさが伝わる。



太陽がのぼっていくと霜がとけて湯気になる。
中央の建物は飛田川天満宮。



ゾンビじゃないんです。
夕方庭仕事で土を掘っているとアマガエル出現。
冬眠していたはずなんですが意外に活動的。

午後やけに暖かだったのでアマガエルは
春と勘違いしたかも知れません。
朝夕の温度差が大きすぎ。

2016年1月1日



ヒーリングガーデン作りに夢中になっていたら
あっというまに1月が過ぎようとしています。

これは1月1日エンジェルファームの
裏山から見た初日の出。



↑望遠レンズに取り替えました。



日の出から約1時間遅れ。
エンジェルファームの庭から。



初詣(阿蘇神社と国造神社)から帰って
夕方に騎牟礼城址から撮った祖母山。



そのとき阿蘇山。
あらためて大地・地球・天体と
共にあることを想いました。

宇宙を感覚しやすい大自然のなかに
生きていることを再認識しました。

トロピカルガーデン



今年1月1日、霜のきつい朝の
エンジェルファームのトロピカルガーデンコーナーの姿。
ソテツやアイスクリームバナナはワラ等で防寒しています。



防寒作業をしたのが去年の11月末。

バナナとソテツは防寒しましたが
左端のニオイシュロラン(センネンボクラン)や
その隣のアツバキミガヨラン(ユッカ・グロリオサ)は
まったく寒さに強くて、雪が積もっても弱りません。

彼らの後ろにカンナやジンジャーリリーがまだ健在でしたが
霜がきつくなると葉が枯れました。
このあたりだと葉が枯れても越冬できます。

その後ろにはウコン(ターメリック)がありました。
これは根茎をみんな掘り起こしました。
来春また植え込みます。



ソテツの防寒姿。



アイスクリームバナナの苗を通販で購入して
植えたのは去年の4月だったんですが
たいそう生育が早くて、夏には3mを越していました。
今年はバナナを食べられるでしょうか?

カマキリの卵



僕の宝物・・・

草を刈ったり植木を剪定したときに見つけたものを
こんなふうに大切にしています。

明治のスナック菓子「カール」みたいな感じです。
そのなかに数百個の卵が入っている
それがカマキリの卵です。



庭のショウブにも産みつけられています。



庭のハッサクにも見つかりました。

多様な生命体の“共存の庭”
エンジェルファームの大切な住民です。

薔薇仕事



薔薇の移植作業を進めています。
エンジェルファームのヒーリングガーデン構想のなかで
薔薇が中心的な位置をしめることになりました。
そのためにレイアウトしなおしています。



土を掘り返していると早朝から日没後まで
ツグミがエサをもとめてやって来ます。
ミミズや蛾の幼虫が見つかります。
ジョウビタキやセキレイ、スズメたちも
さかんにやって来て賑やかなことです。



この際に徹底的に整備しています。
こんな石や岩がいっぱい出てくるので
これもていねいに掘り取ります。



土中から出てきた石をこんなふうに積んで
生物たちのアパートを作ってみました。
主に土蜘蛛、ダンゴムシ、ヤスデ、オサムシ、カナヘビ
トカゲ等の住みかとなることを想定していますが
どんな方々が入居してくれるか楽しみです。(樹)

◎アジサイアパート
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/7ef96dc6d446795830e0e75179fa25cf

◎黄ショウブ団地Ⅰ
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/d97ebbb25835aca636d7d785c9250c60

◎黄ショウブ団地Ⅱ
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/02e22b8acd18ebd9c9e523ddbb222b95

ニュードーンとセミの幼虫



1月3日のお話です。
桂子と薔薇の植え替え作業をしていました。
けっこうきつい肉体労働です。
これはツル薔薇のニュードーンを
掘り起こしたところ。



ニュードンの根のなかにセミの幼虫発見。
何と4匹もいました。



冬眠中かと思ったら、ゆっくり歩きます。
他の樹の根本に移動してもらいました。

樹液を吸われるなんて
薔薇にとっては害虫ですね。
でもたくましいニュードーンは
たいして困らないのかも知れません。
頼もしい薔薇です。



『ターシャ・チューダーのガーデン』という本のなかで
ターシャは薔薇の話になると何時間でもしゃべると書かれています。

ガーデンのいたるところに薔薇を植えたけれど
どの品種も風があたらない場所に植えたという。

ところが強健なニュードーンだけは例外だった。

「彼女、北西の風をまともに受けるけど、びくともしないの。
うどんこ病にかかることもないし」

(樹)

正月2日のはんぺん



これ山の“はんぺん”といいます。
腐葉土のなかに棲む菌類のかたまりです。
こんなものに夢中になるひとはまれでしょう。

僕たちは正月2日
エンジェルファームの裏山から続く林の小道で
喜々としてこの“はんぺん”をたくさん採取しました。
知らないひとにとっては
正月そうそう夫婦でこんなことしている姿
“奇人変人”にしか見えないでしょう(^_^;)



1月3日。
去年桂子が作っておいた”はんぺんボカシ”と
この“はんぺん”それに米ぬかや菜種油かす
EMぼかし、竹パウダー等を混ぜ合わせて
“土着微生物堆肥”の製作を始めました。

これは短期でうまく完成し
今はこれを種菌にして第二弾を作成
それもほぼ完成しています。

今年は薔薇や野菜、果樹にこれらを施します。(樹)

土着菌堆肥



朝8時12分、摂氏68度。
制作中の土着菌堆肥が熱くなっています。
風呂が焚けるぐらいの高温です。

昨日は雪が舞い
今朝は土が凍る冷たさだったのに
土着菌堆肥はガンガン熱くなっていました。

実は僕、正月3日からこんなことに打ちこみ
毎日堆肥の“切り返し”(まぜること)を行っています。

菌類と関わることでより深く自然を理解し
エンジェルファームを豊かにできそうです。
まずは薔薇、ハーブ、野菜、山菜、果樹です。(樹)



not built in a day

去年の11月28日に、ある方に送ったメールです。(樹)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
四季を通していつも何かの花が咲き
何かのハーブ、野菜、山菜、フルーツが収穫でき
微生物や雑草、昆虫、カエルたち等、多様な生命体が共生する・・・
そんな場所としてエンジェルファームを構想しました。

でも試行錯誤、紆余曲折、中断もありました。
それに何より not built in a day でした。

そうして2002年からの長い年月が流れましたが
今年、庭・果樹園の様子を見ていて、僕たちが夢見ていたことが
やっと実現してきたような気がしています。

生態系のバランスがとれてきたので、害虫がほとんど発生しません。
バラの栽培は化学肥料・農薬が不可欠と言われているんですが
うちでは両方使わないのに、立派な花を咲かせます。

まだ小さい苗が多いけれど、100種類もあるので
これから素晴らしい薔薇園になっていくと思います。

現在、ハーブ50種類、果樹30種類、山菜30種類
花類50種類というところでしょうか。
これからちゃんと整備していけば
来年こそ“エンジェルファーム”らしくなるかも知れません。

ツグミ



冬のこの季節ほぼ毎日
薔薇の植え替えや果樹園の手入れや
堆肥作りの作業をしています。

土を掘ると、ミミズやガの幼虫等をねらって
いろんな鳥がやって来ますが

今日は写真を撮れるほどの至近距離まで
ツグミが来てエサをついばみました。

賢いですね。
僕たちが土を掘るとエサにありつけることを見て学び
僕たちが友好的であることを観察して
だんだん近づいてくる・・・



でもうちにはネコが三匹いるので
その動向もちゃんと観察しています。(樹)

たんぽぽ魂



エンジェルファームに咲くタンポポ。
暖冬とはいえ、このあたり霜がきついし
このところ冷たい風が吹きつけるなか
そんなことものともしないこの黄色の輝き。

再開したこのブログ「今日のエンジェルファーム」は
今日のエンジェルファームとしてこのタンポポと
板村真民の詩「たんぽぽ魂」を選びました。(樹)


「たんぽぽ魂」

踏みつけられても
食いちぎられても
死にもしない
枯れもしない
その根強さ
そしてつねに
太陽に向かって咲く
その明るさ
わたしはそれを
わたしの魂とする

板村真民『詩国第二集』

スナップエンドウ苗



黒ビニールポットで育ててきたスナップエンドウ。
根がこんなにまわってきたので果樹園に植えつけました。

真冬のこんな時期に植えつけるものではないと思いますが
暖冬なのでよしとしました。
小さなポットのなかでグルグル根がまわり続けるよりはいいかと。

小さなポット世界ではこれ以上成長できない。
スナップエンドウはのびのびと根を張れる大地を必要としている・・・(樹)



薔薇と雨蛙



去年の雨季、6月13日。
濡れる薔薇にくつろぐアマガエル。

まだ多くが幼苗ですが
去年100本の薔薇苗を植えつけました。

薔薇栽培では極めて異例な無農薬・無化学肥料です。
それ故にアマガエルと共存できます。

蝶やトンボ、テントウムシ、バッタたち
あらゆる生物と共生できます。

太陽の光、水、大気、大地、多様な生命・・・

2002年3月にこの地にやってきたときの原点に帰って
“ヒーリングガーデン”創造中。(樹)