黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

急登率?

2014-05-06 11:07:26 | 登山・ハイキング
最近賢パパが行っていた「東海道ウォーク」はほとんどが登り下りのない平坦な所を歩いていました。

ところが山歩きとなるとそう言う所ばかりではありませんよ。

えぇ、登ったり下ったりするところを歩くのが一般的な山歩き。

人間の歩くスピードと言うのは平らな所を歩くのと比べて・・・登りでは遅くなって下りでは早くなるのが普通なんでしょうねぇ。

だから山歩きの時に同じコースの往復をすれば登りの時よりも下りの時の方がかかる時間が少ない。

コースの中に登ったり下ったりするところがなくて行きは登り一辺倒で帰りは下り一辺倒の山で登りと下りの時間を比べてみるとそれは一目瞭然。

行きはずーっと登るだけで帰りはひたすら下るだけの典型ならこのお山でしょうなぁ。


で、このお山に登った時の登りと下りの時間を比較してみますと
無雪期の登りが大体2時間半から2時間40分前後なのに対して下りは1時間半から2時間弱ぐらいと言った所。

時間差で表すと他の山との比較が難しくなるので登りと下りにかかった時間の比率で比較してみましょうかね。

するとこの富士山の場合では1.6と言う数字になりますよ。

これは登りにかかった時間が下りの1.6倍と言うことを意味しておりますのでこの数字が大きければ大きいほど登りの時間と下りの時間に差があるということであります。

言い換えればそれだけの急登と言うことになりましょうかねぇ。

それが何よりの証拠には・・・今まで経験した中で最高の急登と言う感想だったこのお山。

何と富士山以上の1.63。

そして急登で知られるこのお山ですが

富士山よりはちょっと低めの1.53。

他には単調に登っているルートがなかったか思い出してみると・・・文珠岳の直登ルートもそうでしたな。


で、ここの登りも距離は短いがかなりのものと思っていたのですが・・・数値にしてみると1.45ですか。

もうひとつ竜爪山のルートの中の急傾斜で忘れていけないのが「トリカブトの段」ぢゃまいか!

ここも距離的には大したことがありませんが・・・まるで壁を登っているみたいな急斜面で

数値がなんと1.82とは全くもって驚きであります。

急登で知られる甲斐駒の黒戸尾根でありますが・・・数値が意外の1.43と言うのは・・・登り一辺倒ではなくて途中で一旦かなりの下りを挟んでいるせいなのでありましょうか。

他に賢パパが知っている急登と言えば・・・つい先日登って来たばかりのこのお山

ここの舗装された農道の登りもなかなかの急登だと思っていたのですが・・・数値にするとたったの1.2しかありませんでした。

ちなみに本栖湖の竜ヶ岳でも1.3と言う数値ですから・・・1.2と言う数値は全然きつい登りではないはずなのに現実は数値とはずいぶん違う。

これは急登の区間がコースの中のほんの一部の区間だけで大半の区間は傾斜の緩い所を歩いているからなのでありましょうか?

これからどんどん歳をとって行きますから登る速さもどんどん遅くなって行って富士山の1.63と言う数値はもっともっと大きくなって行くのでしょうかね。