黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

楽園で蝶と戯れるハイキング

2013-07-29 03:21:43 | 登山・ハイキング
この週末は土曜日に賢ママのお供をして奥大井の方へ出かける用事がありましたが・・・日曜日の予定は何も入っておりませんでした。

山歩きの方なんですが・・・6月の終わりにこんな楽しい所を案内していただいたかと思えば7月は2週連続でこんな所ともう一つこんな所と・・・ハードな歩きが続きました。

なので、この週末は家でゴロゴロしていようかなとも思ったんですが・・・土曜日の賢ママの用事が午前中で終わってしまったので午後から家でゴロゴロしていると・・・「歩きたい病」の発症です。

ならば、天気次第でどこかを歩いて来ようと・・・こう決めたまでは良いのですが適当な候補が思い浮かびません。

富士山は入山料を取られちゃうしねぇ。

あっ、待てよ・・・富士山でも五合目より下の方なら入山料を払わなくても良いんだった。

それならちょっと早いかも知れませんが前から気になっていた「あそこ」の様子を見に行って来ましょうかね。

「あそこ」と言うのは富士山の麓。

おっと、麓だったらどこでも良いってわけではありませんよ。

今の時期と大いに関係があるんです。

それがこの「ヒヨドリバナ

これから8月にかけてこの花が咲き出しますと・・・その蜜を求めてやって来るのが「アサギマダラ」という蝶なんですよ。

早速ネットで調べてみますと・・・8月の中旬ぐらいが最盛期のようですが・・・今年は桜だってずいぶん早く咲いたぢゃまいか。

で、「ダメ元」のつもりで出かけて行って参りました。

いつもの賢パパの山歩きは割と早い時間のスタートが多いのですが・・・ブログなどを読んで情報を仕入れたところによると・・・気温が上がった方が蝶の動きが活発になるらしい。

それならということで6時過ぎに自宅を出発して目的地である富士山スカイラインの「西臼塚駐車場」を目指します。

マイカー規制の影響なのか道路は空いていて1時間とちょっとで駐車場に到着です。

ここから見上げる富士山は頂上付近に怪しげな雲。


まぁ、今回歩くのは標高2000mよりも下の方ですから・・・問題はないでしょうね。

スカイラインの舗装道を20分ほど歩いた後で村山古道に入って行きます。


こんな苔むした良い所なんですが


いきなりこんなものが目に飛び込んでまいりまして

自然界の厳しさを目の当たりにいたしましたよ。

さくさく歩いて行くと登山道の横にこんなものが

何の変哲もない朽木なんですが、海から歩いて来ると疲労と睡眠不足で幻覚が現れまして・・・去年はこれが竜に見えましたよねぇ。

目的地のすぐ手前で見つけたこんな花なんですが

実物にお目にかかるのは初めてかも。

もっと大きい花だと言うイメージを持っていたので意外に小さいことに驚きました。

倒木帯に入ると枯れ木のてっぺんで盛んにさえずるこんな小鳥。

ミソサザイだと思いますがこんなに開放的な所に出て来るのは珍しいかも。

この辺りにはヒヨドリバナのお花畑がありまして


第一アサギマダラを発見ですよ。


アップで見たり


その後も次々と姿を見せてくれまして




ちょっと早いかもと思って来た割りには大成功。

駐車場に戻るころには富士山はすっかり雲の中でした。