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2004年12月26日午前7時58分(インドネシア西部時間・日本時間午前9時58分)
インドネシア西部スマトラ島北西沖のインド洋を震源とするM9.0の地震が発生
直後にインド洋を大津波(波高2~10m)が襲いました
津波はインドネシア、マレーシア、タイ、スリランカなどインド洋沿岸諸国に押し寄せ
死者約22万人、行方不明者7万7千人、負傷者13万人という大惨事に発展しました
これはこれらの国々の津波に対する認識が極めて低かったことも表しています
そして、この津波はタイ南部プーケット島にも甚大な被害を齎しました
世界的な観光地ゆえに特に年末年始の休暇を過ごす外国人観光客が犠牲となり
日本人はタイとスリランカで40人の死亡が確認され、2人が依然行方不明となっています
プーケットで津波に浚われて亡くなった方は5000人とも6000人とも伝えられています
今回、宿泊したアンサナ・ラグーナ(当時シェラトン)も2階近くまで波が押し寄せたとか
あの綺麗なビーチで遊んでいた宿泊客も犠牲になったかも知れないと思うと胸が痛みます
ホテル館内には津波避難ポイントの看板があちこちにあります
また街を歩いていても「TSUNAMI」と書かれた看板をたくさん見かけます
2004年の津波の後、このような看板が数多く設置されたそうです
また、同じ悲劇を繰り返すまいと、各国が早期警報システムの整備を急ぐ契機ともなりました
日本でも2011年東日本大震災以降は、こうした看板が設置されるようになりましたが
当時はまだ日本でこのような津波被害が起きるなんて誰も想像していなかったせいか
すぐに倣って看板を設置するというような事にはなりませんでしたね
残念ながらあの当時は日本政府もまだ対岸の火事だったのかも知れません
このスマトラ島沖地震が東日本大震災よりも早く教訓になっていれば
あの未曾有の大災害による犠牲者も減っていたかも知れません
『災害はいつどこで起きるか分からない』という事を改めて考えさせられます
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