輝く!KENSHUN AWARD 2010
って、こんなのやったことありませんが
音楽で1年を振り返るのも悪くないなと思いつきました
かなり超独断と超偏見ですが
自分の車の中で聴きまくり
自分の番組でON AIRしまくった楽曲達です
Album of the Year
今年リリースされた最も素晴らしいアルバムに贈ります
☆Traincha 「Never Can Say Goodbye」☆
ネヴァー・キャン・セイ・グッバイ | |
トレインチャ | |
EMIミュージックジャパン |
これはマイケルへの深い愛に満ち溢れた素晴らしいアルバムです
12年前にアムステルダムにて、マイケルとステージを共にしたトレインチャが
イヴァン・リンスやドリイ・カイミと共演するギターの達人レオナルド・アムエドリストと共に、彼女のフェイバリットなマイケル・ナンバーを歌った作品
このアルバムについて彼女はこう語っています。
「これはトリビュート作品ではない。マイケルはトリビュートを必要としないから。」トレインチャの優しく愛情溢れる歌声は天国のマイケルに必ず届いていることでしょう。
Song of the Year
今年リリースされた最も素晴らしい楽曲に贈ります
☆JiLL-Decoy Association「ドレスを着る前に」from ALBUM『ジルデコⅣ~ugly beauty~』☆
ジルデコ4 ~ugly beauty~ | |
JiLL-Decoy association | |
ビクターエンタテインメント |
前作「ジルデコⅢ」がHMV渋谷の邦楽インディーズ・チャートで3週にわたり1位の快挙を達成。
勢いに乗りまくる“ジルデコ”の Victor 第一弾アルバムからのナンバー。
ヴォーカルchihiROが紡ぎだす、日本語の響きの心地よさと機知に富んだ歌詞に加え、伸びやかな透明感のある声と独特の世界観。時にエレガントに、セクシーに、ジャジーに、退廃的に・・・。
僕の耳は現在進行形で既にかなりヤラレ気味。彼女の声を聞かない日はないくらい虜になってしまった。
Best Artist
今年一番聴いたアーティストに贈ります
☆jiLL-Decoy Association☆
02年結成。chihiRo(ヴォーカル) kubota(ギター) towada(ドラム)の三人が生み出す、JAZZ/FUNK/R&BをベースにしたオリジナリティあふれるPOPSがクロスオーバー・シーンで話題となる。渋谷を中心に精力的にライブを行っていき、確かな演奏力によって中毒者を増やしていく。
07年4月、待望の1stアルバム『ジルデコ』を発表し、高い評価を得た。08年7月に2ndアルバム『ジルデコ2』を発表。その翌年からは、渋谷JZ BratでのプレミアLIVE「ジルデコ・ラウンジ」と代官山LOOPでのPARTYイベント「ジルデコ・フェスタ」(共演:akiko/JABBERLOOP/dorlis等)という2つのレギュラー・イベントをスタートし、より一層LIVEアーティストとして可能性を広げていく。
10年2月に3rdアルバム『ジルデコⅢ』を発表。セッション仲間であるSOIL&”PIMP”SESSIONSやquasimodeのメンバー、島裕介や45 a.k.a. SWING-Oなどクラブジャズ・シーンを代表するミュージシャンが多数参加。ジルデコ史上最もクールで濃厚な作品となり、渋谷HMVの邦楽インディーズ・チャートで3週に渡り1位を獲得。続けて5月6月と連続でリリースしたiTunes配信限定ミニアルバム2作も、いずれもJAZZチャートで1位を獲得。そして、ビクター移籍の4thアルバム『ジルデコ4 ~ugly beauty~』の発売。渋谷クアトロでのワンマンLIVEの大成功。今その勢いは留まることを知らない。
Best New Artist
今後最も期待される新人アーティストに贈ります
☆Jasmine☆
2009年6月に「Sad to Say」でデビューし、今年5月「Dreamin’」で類まれな歌唱力を見せつけて話題になったJASMINE。
「消えそうで、消せなかった夢」また素晴らしいシンガーが一人誕生しました。
感情ののせ方といい、ゴスペル・クワイア仕込みの説得力と歌の力にひきつけられます。
今後楽しみなアーティストです。
2010 New Album Best 10
今年リリースされたアルバムのベスト10です
★Traincha 「Never Can Say Goodbye」
★JiLL-Decoy Association「ジルデモⅣ~ugly beauty」
★GIOVANCA「WHILE I’M AWAKE」
★INCOGNITO「Transatlantic Rpm」
★JAMIROQUAI「Rock Dust Light Star」
★古内東子「PURPLE」
★aiko「BABY」
★東京スカパラダイスオーケストラ「Goldfingers」
★アオキマミ「NU-STANDARDS」
★Blu-Swing「SECRET OF ATTRACTION 」
♪Trainchaとジルデコが前述の通り。
♪奇跡のシンガーGIOVANCAもそのタイムレスな作風で全く素晴らしい作品。どこまでも甘美なソウルフル・ヴォイスと百花繚乱の音世界・・・そのパーフェクト・マッチングで世界中のポップ・クリエイターたちの度肝を抜いた前作超えのクラシック、誕生!音楽愛に溢れたスーパー・アルバムです。
♪結成30 周年を迎えたブリティッシュ・ジャズファンクの雄、インコグニートによる待望の新作スタジオ・アルバムは、メイザ・リーク、チャカ・カーンほか、豪華フィーチャリング・ゲストたちと共に送る、究極のダンスフロア・ジャズ・ショウケース!ヤバイ!
♪久々のJKは「これぞ!」という久々に気持ちの良い作品。5年振り7作目となるスタジオ・アルバムは、何とユニバーサル ミュージックからのリリース!オーガニックでライヴ・サウンドにこだわった一枚!
♪東子さんは彼女の真骨頂とも言うべき「恋愛」をテーマにしつつも、男女・年代問わずそれぞれの心に眠ったままの、恋愛における淡く切ない感情を表現した最高傑作。酸いも甘いも噛み分ける大人による大人のための極上のラブソングの数々。
♪aikoは約2年振りとなる9枚目のアルバム。前作の「秘密」ではタイトル通り自らの内面と深く向き合い、心の奥底に沈んだ感情までをもすくい上げていたが、今作では光度が増した感情を外に向け、キラキラした愛のかけらたちが溢れる楽曲が並ぶ。今回はロック調のナンバーが多いが、とは言っても相変わらずの切ないメロディー。サビにいたるまでの流れるようなコード進行はやはり天才的。そして、元気いっぱいなのに切なすぎる歌詞。笑いながら泣きじゃくるような女の子像がひどく愛おしい。
♪スカパラ21年目最初のリリースはJAZZ界から日本を代表する豪華ゲストミュージシャンを2名迎えた意欲作。特に上原ひろみとのコラボレーションは全く素晴らしい!!他にもクラブミュージック界から、須永辰男、中田ヤスタカのリミックスに迎えたりと、21年目にしてまたも変革を遂げようとするバンドの勢いが詰まった内容になっている。
♪デビュー前にも関わらずJazzin'parkの作品にフューチャーリングボーカルとして参加するなど、多数のDJ達から支持を集めていたアオキマミ。幼さを感じさせながら時折妖艶な一瞬もみせる、そんな不思議な魅力を持つ彼女の「声」はジャズという枠にとらわれない自由なシンガーとして注目を集めた。
♪JAZZ、HIPHOP、 ELECTRONICAなど様々なジャンルから集まったジャズ・バンド「Blu-Swing」!2008年の衝撃的なデビュー以来、数々のクラブから出演オファーが耐える事なく、コンピレーションアルバムへの楽曲提供も多数。今回はメンバーセレクトによるフロアでも人気の楽曲を中心に、新曲、そしてEarth,Wind & Fireのカバー曲も含めた全ての音楽ファンに送る、極上のニューアルバムに仕上がった。
2010 J-POP New Single On Air Best 10
洋楽、JAZZ、CLUB MUSICが多いGroovin' Highにあって、最も僕に気に入られON AIRされたJ-POP作品のベスト10です(笑)
★moumoon「Sunshine Girl」
★jasmine「Dreamin’」
★阿部芙蓉美『空に舞う』
★Galileo Galilei『夏空』
★aiko「向かいあわせ」
★Perfume「575」
★YUKI「うれしくって抱き合うよ」
★宇多田ヒカル「Goodbye Happiness」
★レミオロメン「花鳥風月」
★Superfly「Eyes On Me」
♪僕の番組をずっと聴いてくれてる人は知ってると思いますが、僕はmoumoonをインディーズデビューの頃(2006年)からずっと大プッシュしてきたアーティストです。この曲をきっかけに今年大ブレイクしてくれたのは本当にうれしい。昔の曲も素敵な曲ばかり!是非、聴いて下さい!
♪Jasmineは前述の通り。
♪稚内出身アーティストの阿部芙蓉美ですが、この曲は語りかけるように、囁くような優しい声がまわりの空気まで包み込み、それでいて深く入り込んできます。そして、言葉に出来ないほど美しい、クセニア・シモノバのサンドアートをフィーチャーしたPV。息をのむほど美しくて、わけもなく切なくて、自然と涙が溢れます。
♪噂では2月にはアルバムも予定され、ますます目が離せないガリレオ・ガリレイ!この夏、稚内の空に何度も響き渡った曲です。若さだけじゃない独特の詞世界にも是非注目して下さい。まだここでは明かせませんが、個人的に彼らとはとあるプロジェクトが進行中です。とにかく彼らにとって来年は必ず飛躍の年になるでしょう!
♪aiko通算27枚目となるNEWシングルは、映画「ダーリンは外国人」主題歌。耳に残るメロディーが印象的な春らしい1曲で、両想いで幸せな曲かと思いきや、いつも苦しい…から始まり、涙が出るで終わるなど相変わらず切ないです。今の若いアーティストには真似出来ない詞世界でしょう。
♪Perfumeは最早、唯一無二のアーティストだと思います。他の誰にも真似出来ない独特のダンスと、中田ヤスタカが作るエレクトロ・キャッチーなメロディーとトラック。ライブではまるでクラブのようなゴリゴリのサウンドに盛り上がらずにはいられない。あえて「575」を選んだのは、これまでとは一線を画すミディアムテンポの静かな楽曲に驚いたから。何とも言えない世界に病みつきになった。
♪YUKIのバースデーにリリースされたソロ20枚目のシングルは、人生の歓びを鮮やかに歌った最高の大人ロック。まるでフリーソウルのように気持ち良くエバーグリーンな作品だと思う。世の中にこんな曲がもっともっと増えたら良いのに。YUKIならではの視点で描かれた、さわやかさの中にも文学的なエロティシズムすら感じさせるような歌詞にも注目。
♪「Automatic」や「Traveling」をオマージュしたかのようなPVをテレビスポットCMで見た瞬間から、耳を奪われた。純粋にポップミュージックの良さを追求してるというか何というか。とにかくさすがだと思う。ホントさすがだ。
♪今年の3月にアルバム「花鳥風月」のリリースに合わせて、電話で20分というロングインタビューもさせてもらいました。そして、今年、稚内に何とツアーでやってきました。『花鳥風月』のコンセプトは“どこの町にもある忘れてしまいそうな小さな幸せこそが、本当に大事なものなのではないか”というもの。まさに、色々な「小さな幸せ」「些細な喜び」を感じることが出来て幸せ感いっぱいのライブでした。
♪この先ずっとシーズンになると聞いていたい極上のクリスマスソング。リリースは12月15日。もっと早くリリースして欲しかった!(笑)リリースから25日までたったの10日。一人でも多くの人に聞いてもらいたくて、あわてて集中ON AIRしまくりました。来年は12月1日から思う存分かけてやるぜ。