ACO『Lady Soul』
ゆうこときないわ からだが
どうでもよくなるわ すべてが
なにをやってても ムダに思えてくるわ
つまらない愛 たよりないココロ
たまらないくらいに さめた時間
おしえて こわれそうよ
どんな風に自分を変えてゆけばいいの
おしえて こわれそうよ こわれそうよ
なにかがかわってゆく
(アルバム収録曲「こわれそうよ」より抜粋)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
1998年発表の3rdアルバム。
何を歌ってるのか聴き取れない歌い手が多いなか、
一言一言を丁寧に撫でるように歌うACOの歌は素晴らしいと思う。
本作の表面上の音を大別すればヒップホップ・ソウルだけど、
それ以上に歌が、いわゆるソウルやR&Bなどの範疇を超越してソウルフル。
【ACOプロフィール】
95年シングル「不安なの」でデビュー。
当初は正当派R&Bシンガーの先駆けとして認知されていたが、99年に元電気グルーヴの砂原良徳と共作した「歓びに咲く花」やDragon Ashの降谷健志、Zebrraとの「Greaitsul Days」が話題となり、同年リリースされたアルバム「absolute ego」でトップアーティストとしての地位を確立。その後はmumやエイドリアン・シャーウッド、岸田繁(くるり)、などとの共作でエレクトロニカへと方向をシフト。06年に「Irony」をリリース後は、新たにバンドGolden Pink Arrowを結成し、New Waive、エレクトロクラッシュなサウンドが話題となり精力的にLive活動を展開中。
【Lady Soulについて】
エロティックで切ない夜を思わす名盤!
全体的にオーガニックソウルな感じで、弦のアレンジやジャズっぽい雰囲気もたまらない。
オススメは意味深な歌詞のシングル曲『揺れる体温』、たくさんの友達と部屋でホームパーティーしているようなPVが印象的だった『Lady Soul』、ミニー・リパートンの“まんまカバー”が逆にすごい『INSIDE MY LOVE』、ライブで生で聴いて思わず涙が溢れた名曲『こわれそうよ』など、どれもこれもが絶品の「うた」と「ことば」を感じ取ることが出来る。
【ACOちんと飲んだことがあります】
縁あって一緒に食事をする機会があったり、二度ほど飲みにも行きましたが、
素顔の彼女は全くかざらない性格で、当時、レーベルや事務所が謳っていた外面だけの「プチエロ」なイメージとは正反対の人でした。
色んな話をしましたが印象に残っているエピソードは、ライブの打ち上げの二次会で行った、とある札幌のラテン系のバーにあったジュークボックスで(毛虫入りのテキーラをガバガバ飲みながら)、ローリン・ヒルのアルバム「The Miseducation of Lauryn Hill」が流れて来た時に「100万回聴いた・・・このアルバムを聴くと自信なくすんだよね・・・」と言っていたこと。。
このアルバムは奇しくもACOのアルバム「Lady Soul」と同じ年にリリースされ、翌年1999年にグラミー賞11部門にノミネートされ、最優秀新人賞、最優秀アルバムなど、女性アーティスト史上最多の5部門を制した名盤中の名盤です。
「自信をなくす」という言葉の裏には、一人のミュージシャンとして、ローリン・ヒルというあまりにも偉大なシンガーに対しての畏敬の念であるようにも思えるし、当然、その言葉通りの意味とも捉えられるのですが、僕はそんなことを言えるACOを心の底からリスペクトしました。
あれから約10年・・・
僕にとっては「Lady Soul」も「The Miseducation of Lauryn Hill」も、変わらず今だに聴き続けている大切なアルバムとなっているし、現に僕の膨大なCDコレクションの中でも、しっかりと並んで「お気に入り」の棚に収納されているし、ACOの「こわれそうよ」も、ローリン・ヒルの「EX-FACTOR」も、どちらも聴くたびに僕の心を切なくしめつけてくれるものに違いはないのです。。。
ゆうこときないわ からだが
どうでもよくなるわ すべてが
なにをやってても ムダに思えてくるわ
つまらない愛 たよりないココロ
たまらないくらいに さめた時間
おしえて こわれそうよ
どんな風に自分を変えてゆけばいいの
おしえて こわれそうよ こわれそうよ
なにかがかわってゆく
(アルバム収録曲「こわれそうよ」より抜粋)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
1998年発表の3rdアルバム。
何を歌ってるのか聴き取れない歌い手が多いなか、
一言一言を丁寧に撫でるように歌うACOの歌は素晴らしいと思う。
本作の表面上の音を大別すればヒップホップ・ソウルだけど、
それ以上に歌が、いわゆるソウルやR&Bなどの範疇を超越してソウルフル。
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【ACOプロフィール】
95年シングル「不安なの」でデビュー。
当初は正当派R&Bシンガーの先駆けとして認知されていたが、99年に元電気グルーヴの砂原良徳と共作した「歓びに咲く花」やDragon Ashの降谷健志、Zebrraとの「Greaitsul Days」が話題となり、同年リリースされたアルバム「absolute ego」でトップアーティストとしての地位を確立。その後はmumやエイドリアン・シャーウッド、岸田繁(くるり)、などとの共作でエレクトロニカへと方向をシフト。06年に「Irony」をリリース後は、新たにバンドGolden Pink Arrowを結成し、New Waive、エレクトロクラッシュなサウンドが話題となり精力的にLive活動を展開中。
【Lady Soulについて】
エロティックで切ない夜を思わす名盤!
全体的にオーガニックソウルな感じで、弦のアレンジやジャズっぽい雰囲気もたまらない。
オススメは意味深な歌詞のシングル曲『揺れる体温』、たくさんの友達と部屋でホームパーティーしているようなPVが印象的だった『Lady Soul』、ミニー・リパートンの“まんまカバー”が逆にすごい『INSIDE MY LOVE』、ライブで生で聴いて思わず涙が溢れた名曲『こわれそうよ』など、どれもこれもが絶品の「うた」と「ことば」を感じ取ることが出来る。
【ACOちんと飲んだことがあります】
縁あって一緒に食事をする機会があったり、二度ほど飲みにも行きましたが、
素顔の彼女は全くかざらない性格で、当時、レーベルや事務所が謳っていた外面だけの「プチエロ」なイメージとは正反対の人でした。
色んな話をしましたが印象に残っているエピソードは、ライブの打ち上げの二次会で行った、とある札幌のラテン系のバーにあったジュークボックスで(毛虫入りのテキーラをガバガバ飲みながら)、ローリン・ヒルのアルバム「The Miseducation of Lauryn Hill」が流れて来た時に「100万回聴いた・・・このアルバムを聴くと自信なくすんだよね・・・」と言っていたこと。。
このアルバムは奇しくもACOのアルバム「Lady Soul」と同じ年にリリースされ、翌年1999年にグラミー賞11部門にノミネートされ、最優秀新人賞、最優秀アルバムなど、女性アーティスト史上最多の5部門を制した名盤中の名盤です。
「自信をなくす」という言葉の裏には、一人のミュージシャンとして、ローリン・ヒルというあまりにも偉大なシンガーに対しての畏敬の念であるようにも思えるし、当然、その言葉通りの意味とも捉えられるのですが、僕はそんなことを言えるACOを心の底からリスペクトしました。
あれから約10年・・・
僕にとっては「Lady Soul」も「The Miseducation of Lauryn Hill」も、変わらず今だに聴き続けている大切なアルバムとなっているし、現に僕の膨大なCDコレクションの中でも、しっかりと並んで「お気に入り」の棚に収納されているし、ACOの「こわれそうよ」も、ローリン・ヒルの「EX-FACTOR」も、どちらも聴くたびに僕の心を切なくしめつけてくれるものに違いはないのです。。。
また聴きたいから、週末は、リクエスト入れまーす!!