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Kenshunブログ Swingin' Cafe♪

Caféだから色々なお話し・・・

雨虹

2015年09月14日 | Nature

ここ最近の天気は変わりやすいですね

あっちは晴れてるのにこっちは雨が降っている

そんなこともしばしば起こります

これはとある農家さんのある小さな丘に架かった虹

どこかおとぎの国のような感じがして撮ってみました


『no rain,no rainbow 追いかけて 濡れた分は強くなって 必ず虹を描けるだろう』

(by,Miss Monday)


夕日が丘パーキング

2015年08月07日 | Nature

稚内は海に囲まれた街なので夕日を望むポイントが数多くあります

ここ「夕日が丘パーキング」もその1つ

JR南稚内駅から程近い緑地区から道道106号線を進み

大きく左に曲がるカーブを抜けると目の前には広大な日本海が広がります

ここは高台にあり海に浮かぶ利尻島や礼文島を望むことが出来る夕日の名所

特に夕暮れ時に刻々と色を変えていく利尻山の島影は息を呑むほど美しく

観光客のみならず市民にとって憩いの場ともなっています

この日も観光客だけでなく沢山の市民が訪れていました

結局そこまで綺麗な夕日にはならなかったのでカメラを下ろそうかなと思い

ふと横を見るとうちの奥さんがスマホを構えて撮っていました

こっちの方が画になるかな・・・

なんつって





エゾユキウサギふたたび

2015年05月22日 | Nature

先日、上勇知南部あとりえ華に行ったら

お隣の牧草地で再び(野生の)エゾユキウサギを見ることが出来ました

聞けば天気の良い日に毎日のように遊びに来ているとのこと

よっぽど居心地が良いんでしょうね


気持ち良さそうにウトウト

「はっ!」と起きたと思ったら

またウトウト(笑)

今度はベニマシコ(紅猿子)が遊びにきました

スズメほどの小さな野鳥ですが、雄は背面と胸が燃えるような夕陽色しています

あとりえ華で生けられていたヤチブキの花

からの~~、ちゅら!

以前にも一度載せた秋田犬の長毛種、名前は「ちゅら」です

飼い主は元海保勤務で、第21次南極観測隊員の経験もある門馬勝彦さん

エゾユキウサギ

2015年05月04日 | Nature

休日、上勇知南部あとりえ華に行ったら

お隣の牧草地でエゾユキウサギを見ることが出来ました

エゾユキウサギは北海道の平野部から亜高山帯にかけて広範囲に分布するウサギで

本州以南に生息するノウサギとは別の種類だそうです

夏毛は褐色から灰褐色ですが、冬になると真っ白になります

体長は50~60㎝と意外に大きく、日本の野生種のウサギとしては最大の大きさを誇り

耳は寒冷地に生息しているので耳からの体温の放熱を抑えるため

本州以南のノウサギと比較すると体格に対して小さいのだそう

足は大きくかんじきのような雪国仕様で、やわらかい新雪の上でも駆け回ることが出来ます

学名のLepus(ウサギ)、timidus(臆病な)が示すように本来はとても用心深く

冬はエサが少ないため昼間も採食活動をしますが

夏の時期には日中は見えない所に隠れ、夜だけ活動するのが普通です

こんな見通しの良い牧草地で休んでて大丈夫なんでしょうか?

キツネが動きだす夕方までには巣へ帰るんだよ~


牧草地に何かを発見

エゾユキウサギでした!

ぼーっとしたり

はむはむしたり

んっ!?ってなったり

ただいま夏毛に生え変わり中

夜のスノーシュー

2014年02月12日 | Nature

初めて夜のスノーシューに行ってきました

出発地は上勇知南部にある「あとりえ華」

以前から「天気の良い夜に突然お邪魔するかも」とは言ってはいたのですが

夜分遅くなので静かに車を停めて、家の脇から裏の丘に入りました

この日は満月ではないものの、雲も殆どなく満天の星空が広がっており

稚内には珍しく、風も全くありませんでした

気温は-10前後だったと思いますが、さほど寒さも感じませんでした


はじめは懐中電灯も使っていましたが、目が慣れてくると月明かりだけで充分

新雪にはいたるところにエゾユキウサギの足跡が!

昼も小動物の足跡は見られますが、やはり行動は夜がメイン

ウサギに出会えることを期待しながら、ひたすら足跡を追っていきます

途中で木影に寄り道してたり、熊笹の回りでグルグルしていたり

キツネの足跡がそれを追っかけていたりして見てるだけでも楽しいものです

ふと足を止めると音が一切しないことに気づきました

風の音も木々のざわめきも何も聞こえない静寂さというのは逆に不思議な感覚です

結局、ウサギにもキツネにもテンにも遭遇出来ませんでしたが

月明かりのスノーシューはロマンチックで楽しいものでした



あとりえ華ブログにも翌日の怪しい足跡が掲載されてました(笑)↓
http://blog.livedoor.jp/hanadono/



モネロン島が見えた!

2013年09月25日 | Nature

9月25日(水)

市内はどんより曇り空だったにもかかわらず

稚内公園にある稚内市開基百年記念塔・北方記念館からは利尻・礼文・サハリン・モネロン島が見えた

四島が全て綺麗な形で見えるのは極めて稀で、年に数度あるかないかと言われている

かくいう僕もモネロン島をここまではっきりと見たのは人生初で

このように稚内に住んでいても、はっきりと見たことがある人は少ないのではないだろうか


モネロン島といえばサハリンの南西端にある無人島である

サハリンからは南西約50kmにあり、周囲20km、面積はわずか30平方kmの小さな島

天気と条件が良ければ、サハリンと礼文島の間に見え

稚内側から見ると、おはぎを潰したような形に見える


さて、せっかくその貴重な姿を見たのだからと興味が沸き、島について少し調べてみた


昭和58年9月1日大韓航空機がモネロン島上空で墜落した事故により

モネロン島という島の名が有名になったが、樺太時代には海馬島(かいばとう、トドモシリ)と言われ

本斗郡海馬村に属し、1941年には751人の人口があったと記されている

当時、400種類にも及ぶ植物が自生しており、中には海馬島にしかない固有種もあったようで

そのため海馬島特殊植物群落地帯として樺太の天然記念物であったとのこと

地質的には北海道礼文島と海底山脈でつながっているということで

礼文島にある希少な高山植物などもあるのかも知れない

また漁場は大変に豊かで、昆布、雲丹、鰊の大漁場であったそうだ

トドモシリの名があったように、島の付近に多くのトドが生息していたため

樺太開拓前はアイヌ人が貴重な肉を求めて年2回(春秋)の漁をしにこの島で漁をしたという


一方、ロシア時代になると、ここに住んだのは国境警備隊や灯台守だけで

総人口は6人をこえることは殆どなかったという記述があった

これが逆に自然が守られることに繋がり、何とロシアで最初の海洋国定公園に指定されたという事だ

あの大ロシアにして最初ということは、いかにここが貴重な自然と生態系を持っていることがわかる

今では「秘境ツアー」と謳って、年間に1000人ほどのロシア人観光客を受け入れているのだそうだ

それでもロシア連邦保安局から特別な許可が必要らしく、取得にも結構な期間を要するらしい

それもまたここの自然を守るためには好都合になっているのだろう


ネットで検索すると、現在のモネロン島の写真を数枚見つけることが出来る

それを見るとまるで世界遺産の知床半島のようでもあり

水晶のように澄みきった透明な美しい海が広がっているようだ

ベテランダイバーでもあるメドベージェフ首相は近年ここを訪れこう話している

「自分のクルーザーで色々な場所に行っているが、モネロン島ほどの美しさは見たことがない。

水がきれいで水中ライトもいらない。他の極東海岸にはこんな水中の景色はない!」


当然、礼文島も利尻島も素晴らしい自然である事には違いないが

人の手が入っていない分、モネロン島の美しさは容易に想像できる

こんな素晴らしい島と自然が稚内のすぐそばにあるのだ

日ロで協力し、利尻・礼文・モネロン島の一帯で世界遺産登録を目指せないものだろうか



サハリン

利尻

礼文


勝手に恋問海岸と呼んでみる

2013年07月18日 | Nature

7月14日(日)

毎年恒例のキャンプを初山別で楽しもうと思っていたのだが

稚内は晴れだったのに、なぜか天塩~遠別~初山別の区間だけ雨という天候

宗谷地方と上川・留萌地方の天気予報を見てもバッチリ晴れで降水確率も0%

一時的な天候の変化かと思い、羽幌などを偵察しながらまた戻ってみたが変わらず小雨

これから二泊でもするなら気にせずテントを張るくらいの天気だったのだが

翌日は仕事で時間的余裕がなくデイキャンプか早朝出発の予定でいたのと

回復の兆しもなかったので仕方なく北上した

一応、遠別・天塩と見て回ったが同じく小雨で気温も低くやはり断念


しかし、バーベキュー用の食材を買い込んでいたのでこれは勿体ない

家でホットプレートや実家の庭でやるのも味気ないと思い

稚内が晴れていたらどこかでバーベキューくらいは出来ないかと考えた

稚内はピーカンとは言えないが晴れ時々曇りといった感じ

この日オープン坂の下海水浴場は遊泳禁止だったが

それならオホーツク海側は穏やかなのではと思い声問の浜に向かった

案の定波も風も穏やかだったのでここに決めた

炊事場やトイレはないので長居は出来ないが、中々に良いロケーションだと思う


「声問」というのはアイヌ語の「コイ・トェ・イ」から来ていると聞いたが

これには「波の切る所」という意味があるらしく、道内には他に白糠町の「恋問」がある

同じ意味で同じアイヌ語由来なのに、どうしてこちらは「声」で向こうは「恋」なのか

どうせならこちらも「恋問」だったら良かったのに

そしたら「恋問海岸」なんて呼ばれて、恋人達に人気のスポットになったかも知れない

『ここでハート型の石を拾ったカップルは幸せになれる』

なんていうロマンチックなジンクスも生まれたりして・・・(笑)







勿忘草

2013年06月14日 | Nature

花にはてんで疎い僕ですが

ふと足元を見ると可愛らしい花が咲いていることがあります

あまりによく見る花で、あまりに見落としてしまいそうな花ですが

これは「勿忘草(忘れ名草)」

春から夏にかけて青または紫色の可愛らしい花が咲きます

ほかにも白やピンクもあり、小さいのにはっきりとした車形花冠が特徴

別名「Forget Me Not」とも言うそうです

“私を忘れないでください”

これは花言葉にもなっているそうですが

元々はドイツの伝説に由来するのだとか―


『昔、恋人同士の騎士と乙女が、ドナウの川岸を散歩していました

 乙女は川面を流れる一束の青い花を見つけ、それをほしがります

 恋人の願いをかなえようと、騎士はすぐに川に飛び込みましたが

 流れは思いのほか早く、急流にのみこまれてしまいました

 重い鎧で体の自由がきかない騎士は、自分が助かる見込みがないことを悟り

 最後の力を振り絞って恋人に花を投げながら「私を忘れないで!」と叫び

 流れに吸い込まれてしまった・・・・』


その後、乙女は約束を守り、生涯その花を髪に飾り続けたといいます

花言葉1つにこんな悲しい物語があったんですね

なるほど、あまりに可憐なので、乙女が欲しがるのも無理はありません


奏でる風景・幌延『霧華』

2013年03月01日 | Nature


冬の木々はとてもファッショナブルだ

葉や花のかわりに雪を纏って

見事なオートクチュールを披露してくれる

この樹霜(じゅそう)と呼ばれる現象もその1つ

大気中の水蒸気が枝の上に昇華して出来るもので

冬の冷え込む晴れた朝

しかも風があまりない時にしか現れない現象

氷の結晶は針状、板状と色々で

ごく小さな粒状の氷が無数に凝縮して成り立っており

手で触ると驚くほど簡単に崩れてしまうほど脆く

少しの振動を与えるだけでも儚く散ってしまう

きっと冬の精霊たちの仕業に違いない















※『奏でる風景』とは、宗谷の素晴らしい原風景を中心に撮った景色のシリーズです
素人の写真技術と稚拙な文章ですが、是非、他のエントリーもご覧になって頂ければ幸いです↓

奏でる風景・上勇知『野良人参』2012.9.3
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/03ab98d733451927f939125aed9bdddb

奏でる風景・稚内前浜『流氷ノスタルジー』2012.3.20
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/8db396f8929deaa6b160dea12072130d

奏でる風景・稚内前浜『流氷とオジロワシ』2012.3.20
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/a857ccfa0421a6cb563d04e8a2e69d77

奏でる風景(番外編)・音威子府村「冬の音威子府渓谷」2012.2.3
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/dbf605b26032b03ffda0ceee4c0882da

奏でる風景・稚内前浜「オジロワシと利礼航路」2011.2.11
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/821682f36bff4cb6b2e2f33dfe399757

奏でる風景・大沼「ひとりぼっちのコクチョウ」2010.8.27
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/131695f6dfb3da60e77a2d18ada0e635

奏でる風景・稚内北星大学「ひつじ雲」2010.8.26
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/63ea407d355bea150586c0c06855a28a

奏でる風景・ノシャップ岬「稚内灯台と夕焼け」2010.8.19
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/56b78b72e779982b05acaccec011c703

奏でる風景・宗谷岬「夜の日本最北端の地の碑」2010.8.18
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/671ef4fc90cb376a15b8626842727295

奏でる風景・大沼「コハクチョウの歌声」2010.4.29
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/d7fd1f2f7d74ffb78326ee03193d697b

奏でる風景・稚内前浜「消波ブロックで羽を休めるオジロワシ」2010.2.11
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/152acece0b473e6c9dca8f1960d15612

奏でる風景・宗谷岬 「最北端の地よりサハリンを望む」2010.1.13
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/c673621c61dcf99af143ef55c3e8a5d1

奏でる風景・峰岡 「夕焼けと風車群」2010.1.12
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/4ed629fe528672a4fb035dc13c65eb9e

奏でる風景・上勇知「彩雲」2010.1.6
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/a82ecb16452eb3cafd73b43f4d1e1f54

奏でる風景・幌延「オトンルイ風車群」2009.10.16
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/55b63944363b1979cefa65980c696107

奏でる風景・沼川「牧草地に浮かびあがる幾何学模様」2009.9.27
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/df6035c229df0a61209239e6fdf30bac

奏でる風景・大沼「ふたりぼっちのコハクチョウ」2009.9.25
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/c0b9ab5259dfba12369481a7448f7033

奏でる風景・増幌川「サケの遡上~生命のドラマ~」2009.9.24
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/9e95efff8887193859e65fdd617cd8b9

奏でる風景・上勇知「あとりえ華~夕靄の詩~」2009.9.18
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/35c62d59cc24f030d1c3826dc71c2eb4

奏でる風景・上勇知「牧歌 -Pastorale-」2009.8.21
http://blog.goo.ne.jp/kenshun_mode/e/6a74e2dd6ddcc5c390ba4d5427bd645f