プーケットで滞在したアンサナ・ラグーナ・プーケットのビーチ沿いは
オープンエアでローカルなレストランが充実しています
街のローカルよりは高いけど、ホテルよりは全然安くて良い店が並んでいるので
ホテルでずっと過ごす人にはかなり重宝するはずです
“ビーチ沿いのレストラン”なんて聞くと“海の家”的なものを想像しますが
プーケット最後の夜に訪れた『Seafood Restaurant LOTUS』は
まるで高級ホテルのビーチレストランのような佇まいで雰囲気抜群
はじめ別のホテルの施設かと思ってしまいました
ローカル気分は味わえませんが、この雰囲気でホテルよりもリーズナブルで
しかも波の音を聴きながら食事出来るなんて最高です
口コミではサンセット時間は混雑し予約が必要とありましたが
それよりも少し遅い時間だったためか、或いは日頃の行いが良いためか
予約なしで運よくビーチ沿いの席に通してくれました
ハネムーナーとでも思い気を使ってくれたのかも知れませんね
お店のスタッフのサービスもとてもよかったですし
女性ヴォーカルが心地よい生バンドも適度な音量で最高でした
まずはタイに来てすっかりお気に入りになったビアチャンを注文
メニューは全てアラカルト(セットはありません)で1皿200~300Bが中心
全て英語表記のみですが、写真が付いていますので心配無用かと思います
ロブスターなどの活魚は量り売りになっています
食べたのはタイ料理定番のトムヤムクンとパッタイ
プーケット名物のパイナップル入りカオパット(チャーハン)
あとは魚介のマンゴーソースなどを頂きました
ほろ酔い気分でふと空を見上げると見慣れない形の月が…
日本で見たらちょうど綺麗な三日月だと思うのですが
ここは赤道直下の島、日本での欠け方と違って見えます
例えば南半球では三日月の形が左右真逆になりますが
赤道直下では上部から欠けていくように見えるのです
夜空に浮かぶ金のゴンドラのようで何ともロマンチック
奥さんはそのことを知らず驚いていました
そんな話をしていると大好きな曲が聴こえてきました
生バンドのセンス良いアレンジと心地よい女性ヴォーカルで歌われたのは
SADEの「Smooth Operator」
1984年に発表された彼女の代表曲とも言うべきナンバー
この歌は“jet-set(ジェット族=飛行機で豪快に遊び回る有閑階級)”のような
世界中を旅しながら社交や娯楽を楽しむファッショナブルな遊び人の男が主人公で
この曲の“スムース・オペレーター”とは“口説き上手”というような意味です
サビ部分にこんな歌詞があります
Coast to coast, LA to Chicago, western male
Across the north and south, to Key Largo, love for sale
(海岸から海岸、LAからシカゴへ、カウボーイのごとく
北へ南へ、キー・ラーゴまで 女達に愛を売りさばく)
南の島でいつもとは違う異国の月を見ながらの食事にはピッタリでした
僕は決して遊び人ではなく、ただの愛妻家(?)ですけどね
ホテルとロータスはビーチ沿いにあるので、砂浜を歩いていきます
オンザビーチのレストランが連なっています
一番奥にあったのが『ロータス』
ここは砂浜から一段隔てて店内へ入ります
店内はビーチ沿いの特等席と屋根がある広い席に分かれています
運よく予約なしでビーチ沿いの席に通してくれました
まずはビアチャンで乾杯
盛り付けも中々イケてるでしょ?
手前がパッタイ、手前左が魚介のマンゴーソース、奥はパイナップルがのカオ・パット
異国の月を眺めながらの食事は最高にロマンチックでした
帰り道は食後の散歩がてら、星空を見上げながらビーチを散歩するのが楽しいです
どこかで花火があがったり、どこからともなく音楽が聴こえたり
カフェバー風の店では何か賑やかに歌が聴こえるなぁと思ったら・・・
ヨーロピアンがカラオケに興じていました(笑)
こうしてプーケット最後の夜は更けていくのでした
お店のweb site(LOTUS Restaurant PHUKETで検索)
http://www.lotusphuket.com/