Duffers Japan

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独占禁止法

2010-09-15 19:53:20 | Weblog
昨日のニュースであった

「トイザらスへ公取委立ち入り」

のニュース。

今日の日経には扱いは無いようだったが、
「行動する公取委」
という印象を持たされた。

最近のニュースではヤマダ電気への立ち入りが大きな取り上げられ方だったが、ヤマダは日本最大の専門小売業。かたや今回のトイザらスはそれと較べるとかなり小さい。
そのような規模であっても、その領域ではかなりの占有率であり、売り手と買い手の関係ではバイイングパワーが大きく上回るような状況である場合においては、
「優先的地位」
と認められるということが大きなメッセージだろう。

実際、どの業界であれ、今回の指摘にあったような状況は実在することは想像に難くなく、小売業としてはいつ立ち入られても不思議ではない状況であると思われる。
恐れている経営者、仕入れ担当責任者も多いことだろうが、
「コンプライアンス」
という名の下に今一度襟を正す時期なのではないかと痛感する。

公取委には引き続き能動的な動きを期待したい。