Duffers Japan

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車検討レポート③苦悩

2010-03-13 19:22:29 | Weblog
たまたま偶然の出会いだった、シトロエンのC4ピカソ。
なんとなくフランス車には7人乗りがあるのは知っていたが、シトロエンは全くのノーマークだった。
妻が気に入ったことと、なにより興味があったので早速1人で試乗にいくこととした。
車はこんな感じ。

昔のエスティマのような丸っこいフォルム。

しかし、何と言ってもこの車のハイライトは、運転席の圧倒的な開放感だろう。

これ僕の写真ではないですが、実際に頭の上のところまでフロントガラスが伸びていて、Aピラーもわざわざ2本にすることで力を分散させることができて細身にすることでとにかく死角が少ない。
本当に今までの車とは一線を画すドライビング感覚なのだ。
しかも、エンジンが良い!!

プジョーシトロエン(PSA)とBMWの共同開発のエンジン。1.6リッターのターボ。
これが本当に気持ちが良いエンジンだった。
下からしっかりとトルクがあって、軽快に回る。
乗り心地も前にプジョーに乗ったときに感じたようなふわふわ感も無く、好きな乗り味だった。

試乗させてもらったあと、営業の人としゃべってその場を辞したが、ものすごく気に入ってしまった。

あとは条件・・・と思って帰路についた。

で、後日 妻と子供を連れてディーラーに行くことに。
その前にプジョーのディーラーに寄って308SWを見ることにした。


理由はガラスルーフやエンジンが同じだからだ。
訪問したのは最近できたプジョーのディーラー。
実は経営しているのはトヨタ(ネッツ)らしい。
実車を見た。それが試乗車でもあったので乗ってみてください、という話になったので試乗してみることに。
妻や子供はガラスルーフが初めてだったので相当感動していた。
が、運転席から見る景色は普通のワゴンという感じで、ピカソのときのような感動は無かった。
でもピカソと同じ1.6リッターのエンジンは本当に良いエンジン。
ただ308の方がエンジン音が中に入ってくるような感じ。まぁ軽い良い音なので全然嬉しいけど。トヨタのショボイ音とは全然違うので。
それで、一応下取りの査定をしてもらうことに。
担当してくれた営業マンは2年目の新人君なのだが、こと車の商談には百戦錬磨の僕に対してネチネチと商談してくるのではっきり言って嫌いなタイプだったけど、まぁトヨタのディーラーだから下取りは・・・と期待して待っていた。
そしたら、希望額とは遠くかけ離れたありえない金額の提示。
その場で席を蹴って速攻退席。
本当にトヨタはどうしようも無い。

で、改めてシトロエンディーラーを訪問。
子供にピカソを見せると気に入った様子。
妻ももちろん改めて気に入った感じ。

で、妻子を乗せてわがままを言って再度試乗させてもらうことに。
やはり良い車。文句無し。

その後、ディーラーに戻り下取りの査定をしながら、商談スタート。
案外値引きは渋そう。
だが、下取りは良かった。希望額には届かなかったが、そこまで被ると営業さんが話す。
「何とか今日決めてくれ」と
ちょっと待って、確かに良い車だが、衝動買いするわけにはいかない。
何とか答えを延ばそうとするが、営業さんも粘る。
妻もシトロエンのネットワークの弱さが不安、などと説明するも、営業は熱意を持って落としにかかる。
もう時間も夜に入り、子供も限界が近い。
「ちょっとご飯食べて来ていいですか? そこで相談してきます」
とその場を一瞬辞すことに成功。
隣のファミレスで冷静に妻と相談。
やはり衝動買いはダメだ、じっくり考える ということで結論。
ディーラーに戻り、今日の返事は無理 と伝え 後日連絡で返答し、帰宅の途へ。

その場で結論づけなかったこと、我が家の成長かな?

悩みはさらに別の方向も絡んで混迷の度を増すことになってきます。
それはまた次回。