外に無く、内に有ること。

美を感じること、自然に生きること。

ファブリでコーヒーブレイク

2010-03-06 11:08:58 | 日記


今日は、ファブリ世界名画集第1巻「ジョット」。
大判なので上半分しかスキャンできません。

ファブリは浪人の頃に集め始めました。
その頃は朝食にリッツクラッカーを食べながら、ファブリを眺めるのが一日の始まりでした。

1970年代前半に、仕送りを3万円も戴いていたので、生活の心配もなく、四畳半トイレ別の優雅な浪人時代です。
他の人は3畳でバイトで生活して、学費も稼いでいたのが当たり前のような時代に、親に感謝しています。
でもその時苦労していた人は、みんな私より立派な大人に成長しているので、「若い時の苦労は買ってでもしろ」という諺はやはり正しいのです。

ファブリのラインナップを見ていると最初は60巻で終わる予定だったのでしょう、第60巻がベーコンで、第61巻がチマブーエに時代が戻り、第100巻がド・スタールで終わっている。
100巻でもやはりあれもこれもと、選ぶのが大変だろうと思います。
イタリア版で第158巻のデル・ピオンボをを持っているので海外ではもっと多くでていたのでしょう。

今、ファブリのような沢山の画家別の画集は出ていない。
だから未だにファブリを眺めてお菓子を食べている、成長しない私なのです。