今日も京都書院アーツコレクションの第1巻、「のしめ/江戸時代の縞・格子・絣事典」。
昨日も今日も絶版の本、なぜなら京都書院は1999年に倒産していて、在庫は他社が販売を続けているみたいですが、新たな出版は難しいのでしょう。
神保町では半額くらいでこのシリーズが売られているのを目にしますが、出ているのは全251巻のうちの面白いと思うものは少ない。
ネットで調べるとかなりの本が絶版になっている。
この「のしめ」を観ていると、まるで1970年代の現代美術を観るよう。
縞・格子は、ライリー、ルウィット、ノーランドなどの、ミニマルアートを思わせます。
絣は、リー・ウーファンのようなスピード感のあるペインティングのようだ。
ロマン・ロランいわく、
「革命的な人々も、知らぬ間に、
最も古い伝統的な人間となる。」