稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

5月22日 長正館にて

2005年05月22日 | 剣道・剣術
有名なE土教授の指導教室。
S田先生の大学の同期ということで開催された。
10時開催、12時45分まで。
7時起床。朝食のあと小雨降る中、バイク(MD70改)で出かけた。

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最初に座学。
何故礼を重んずるか。何故踵をあげるか。
何故指先を真っ直ぐ向けるか。何故歩幅は一長足なのか。
重心の位置はどこに置くか。何故気剣体の一致は必要か。
の6項目を中心に科学的な分析を元にお話いただいた。

特記すべきは審査と試合は明らかに着眼点が異なるという点。
重視項目の上位3位は、
試合-①気剣体の一致 ②打突部位 ③刃筋
審査-①攻め ②気剣体の一致 ③気位  である。

また、敏捷性やスタミナ、筋力はある一定のレベルがあれば、
熟練者も初心者も変わりは無いとのこと。
また、右腕は「伸ばす力」が打突の際に必要とのこと。
遠くに飛ぶ力は背筋力。右足の踏み込む力も重要とのこと。
結局は相手の打ちを予測する能力こそが大切であり、
それは稽古の中で練り上げていくしか方法は無いとのこと。

次は立会いの中での指導稽古。
同門の同段、N村さんと立会いした。
「正しく打たなければ」と考えると固くなってしまった。
指導を受けたのは、摺り上げ技は良い、
連続技の場合に気剣体が一致しなくなる、左足が横を向いている
の3点だった。

あとはE土教授、七段を元立ちとした地稽古。
気剣体の一致、左足の向きに特に注意して稽古した。

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自分の立会いを分析していただいて、
改めて自分の欠点を再認識した次第である。
非常に有意義な半日であった。
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