稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2019年7月18日)

2019年07月19日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時15分まで。今年24回目。参加人数20名ほど。
素振りをしてみたがまだ無理っぽい。
O野君も来ないので本日も見学のみ。
気温はそうでも無いが雨のせいか蒸しっぽい。

本日も横で見学。
特に気に留めた部分のみ記す。

---稽古中でのお話---
切り返しはリズム良く。
打ち切ってないところで竹刀を戻そうとしてしまう人が多い。
打ち切って、その反動で竹刀が返ってくるように。
右腕で引き上げようとしてはいけない。
受けるほうも面の近くで受けるように心がけること。

すれ違うときに相手を見失っては駄目。
相手から顔(目)を逸らさずに振り返るか、
肩がすれ違う瞬間に相手に正対するように向きを変えて下がる。
相手と距離を取って向かい合い、右足を引き左足に体重を乗せて構える。
身構え気構えを作ることで剣道に風格が出る。日頃の稽古で身に付けること。

鎬で中心を取りながらの面。
一足一刀の間で中心を無理やり取るのではなく、
交わった所を中心と考え、右足を出しながら中心を取りつつ面に行く。
右足を出しながら・・の部分で剣先は上げないこと。

入りは上体から(前かがみ)入っては駄目。
そこまで入るのか・・というところまで入る。
真っ直ぐ入るのがこつ。少しでも右横から入ったら駄目。
入ったら引くタイプにはもう一つ入ってみる。
一枚の壁のようにして、すーと入る。

返し胴は相手の鎬を感じながら入る。
最初から返し胴を狙って入ったら面に打ってきてくれない。
こちらから面に行く気勢を持って一歩入ること。

---終礼にて---
剣道はスイッチを入れるまでが剣道である。
技前をしっかり作ることが大切であって、
結果ばかり求めては技前の作り方が疎かになってしまう。
技前を作るからこそ良い結果が出るということを忘れないように。


(最初は素振りから)


(足捌きの稽古、左足をすぐに引き付ける)


(切り返しは打ち切った反動で竹刀が戻るように)


(入りの稽古の説明)


(交わったところから中心を取りながら面に行く)


(最後は1分半の回り稽古)


【感想・反省点】

最後の回り稽古では、ほとんどの人が自己流に戻っている。
岡目八目だから言えるのであって、自分も中に入れば同じようなものなんだろう。
ここで学んだことをどれだけ自分の道場で表現できるのか。それが課題である。

豪州から戻ってきたT村さんが集合写真を撮ったので、
フェイスブックでUPされた写真をここでも紹介しておく。


(稽古のあとの集合写真その1)


(稽古のあとの集合写真その2)
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