漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.5.4 カレイ第28戦 水温低い富山湾ならまだ釣れるか  富山県黒部生地海岸

2024-05-06 21:53:11 | 海釣り

水温が上昇しにくい水深のあるドン深の場所を探していました。

グーグル地図の航空写真が、能登半島の震災以降、沿岸海域を更新されず

ぼかしたままになっています。これでは水深がどうなのか全く判らないです。

幸いにも富山湾沿岸は地形が変わることなく、今でも昔の航空写真が参考に

なると思います。

 

 

 

富山湾の航空写真を眺めると、黒部から魚津周辺のエリアは岸から少し離れると

すぐドン深になっていて、おそらくまだ水温は低いだろうと予測しました。

私の憶測ですが、水温が低いままならカレイはまだ居るだろう、そう考えました。

ホタルイカのシーズンも過ぎただろうし、海岸線も空いているでしょう。

 

今回は黒部川河口にある生地漁港に注視してみました。このまえ出撃した経田漁港

の少し北側に位置しています。

石川県にある秘密のアジトからちょうど100kmの距離です。

4日(土)AM2:00 石川のアジトを出発して、AM4:00過ぎに生地漁港に到着。

まだ暗かったですが、漁港周辺で駐車して準備をする車が意外と多く見られ、

ほんと驚きました。

ほとんど全員がルアーマンでした。投釣り師は私だけでした。

 

 

私の右側の風景

 

 

私の左側の風景

 

 

夜が明けてくると、右も左も見える限り、青物狙いのジグを投げるルアーマンだらけ。

その中で私だけブッコミ。

さすがに4本の竿は出せず、2本だけにとどめてスタートです。

AM4:20 スタート。

 

 

釣り座を確保するために、暗いうちからLEDケミライトを竿先に付けて

海底の様子も判らないままカレイ仕掛けをぶん投げてみました。

三脚に2本の竿を立てて、オレの前に投げ込むなよ!!と存在をアピールしました。

投げ込んで10分経過したところで、エサチェックするために回収しようと、

まず右の赤い竿を持って巻き始めると、やたら重い。でも抵抗しない。

ただ重いだけで巻いて寄せてくると、あと40m付近でガツンとショックが

伝わってきました。ん?アタリか? しかし竿が弓なりに曲がり、魚と言うより

キツい根掛かりしたような感触でした。そして仕掛け全てを失くすか?と

思いましたが外れました。

重たいまま足元まで寄せて来て、仕掛けに海藻が絡んできたかと思って、

ヘッドライトを照らしてよく見てみると・・・

これは汚いゴミの塊? いや違う、これはオコゼやわ。

 

 

28cm ダルマオコゼ

超高級魚が1投目からきました。

カレイより大事に持ち帰りたい1匹です。

 

 

汚い外観ですが、奇麗なエラ。釣り上げた時にハサミで背びれをカットしました。

 

 

ここ、ひょっとしてとても良い場所かもしれません。

ルアーマンが邪魔ですけど。

 

 

何度投げ直しても、仕掛けを回収する途中で、最初はやや重く、

そして途中で必ずグーンと重たくなり、根掛かりしたような感触になり、

そのまま巻き続けると、やがて外れて軽くなります。

これはですねぇ、40m付近からキツい駆け上がりになっていて、オモリや仕掛けが

海底の砂にこすれて潜るんだろうな、と考えています。

 

最初に釣れたオコゼ以外はアオイソメ房掛けは齧られずにそのまま戻ってきました。

エサ取りのフグは居ません。ケムシもヒトデも居ません。

 

 

 

後ろから太陽が上って来て、背中が暑いです。もう初夏の陽気です。

 

 

海水は超冷たく、超透明クリアでした。ゆっくり左から右へ流れていました。

 

 

足元の砂利ですが、このあたりでも翡翠が穫れるそうです。

クリアな水中で白く光ってる小石はひょっとして翡翠なのかな?

 

 

うーん、アタリが出ないし、直射日光で背中は暑いし、9時になったらやめようか?

と思いながら、打ち込み直しました。

海が静かすぎて、ルアーマンも苦戦してました。

この日は青物が回遊してこないのか、鳥も飛んでおらず、ナブラも立ちません。

 

遠投しても駆け上がりで重たいだけで疲れるので、駆け上がりの手前の約40m付近の

まだ浅いところにエサを置くようなイメージで打ち直しました。

朝マズメの海水は超クリアでしたが、AM8:00ごろになると少し濁りが出てきました。

このまえの経田漁港でもそうでした。ひょっとして釣れるかもしれません。

 

AM8:15  とつぜん赤い竿の竿先が10cmほど沈み込み、沈んだまま1分ほど経過したころ、

竿尻が持ち上がって、引っ張り込まれそうになりました。

とっさに竿を掴んで空アワセを入れると・・・ズシッ・・・乗りました。

竿が弓なりに曲がって、リールをゆっくり巻いて、慎重に寄せてくると・・・

茶色い魚影

 

 

 

マコガレイ 36cm      ( 今シーズン15枚目 )

 

 

私の左右のルアーマンたちが寄って来ました。

「ヒラメですか?」

「いや、マコガレイです。」

 

私は自信満々に答えたつもりですが、

ルアーマンたちは「なんだカレイか」という顔。

 

その後、もう1匹来ないかな?と粘ってみましたが、

直射日光で背中が強烈に暑くなってきたので、AM9:30 撤収しました。

 

この場所、いいかもしれませんねぇ。もう少し調査を続けますか。


2024.5.3 カレイ第27戦  新規開拓するも、そこはケムシの巣窟  石川県能登半島七尾湾

2024-05-06 18:58:09 | 海釣り

GWの期間中にブッコミできそうな新しい場所を探索してみました。

私が若い頃からずっと参考にしてきたりさるあさんの釣行ブログを覗くと、

何度も「七尾の浅場ポイント」という場所が出てきます。

これっていったい何処なんだろ?

おそらくほとんどの釣り師たちは、七尾の小場所を無視して、その先にある

能登島の有名ポイントへ進みます。

じつは私も若い時は能登島ばかり竿を出していて、七尾で竿を出したことが

ありません。でも今は能登半島の震災で私が頼りにしている釣り場が

全部ダメになってしまったので、ひとつでも多く使えそうなポイントを

探す必要があります。

まずはここで竿を出してみました。

( 下の写真、ブルーの矢印 )

 

 

 

七尾南湾のエリアへ行ってみました。

能登島へ渡る大橋が見えます。

すごく景色の良い場所です。

 

 

七尾でも震災の影響は深刻で、あちこちで道路にヒビが入っていて、

これ以上進めない箇所がいくつも見られます。

 

 

 

GWなのに、だーれも居ません。

海水の色が白っぽく濁っていました。

冬場には見られなかった幼魚の群れがあちこちで確認できました。

 

カレイ仕掛けにアオイソメ房掛けでブッ込んでみました。

AM10:30  スタート。

気温24℃、すごく良い天気で、快晴、無風、初夏の陽気です。

昔はマコガレイの他にイシガレイも釣れてました。

カレイが釣れなくても最低でもハゼ、ピンギス、カサゴ、

イイダコなどが釣れてました。

 

 

 

 

アタリが全く出ません。

アタリが無ければ無いで、それで良かったのですが、

仕掛けを回収するたびにケムシが掛かってきました。

もともとケムシが多いエリアだと覚悟してましたが、

100%ケムシが掛かってくるとやる気が萎えます。

 

 

 

 

ケムシの巣窟が年々増えているように思います。

近い将来、日本海側の海の底はケムシに占領されるのではないでしょうか。

PM14:30  終了。

 


2024.4.27 カレイ第26戦 これもカレイ繋がりですなあ  福島県いわき市小名浜港

2024-04-28 17:26:17 | 海釣り

GWに突入しました。でもなぜか気分が盛り上がりません。

カレイの季節もそろそろ終わってしまうし、次にカレイより熱くなれるターゲットが

いまいち決まらないから、好きな釣りであっても、なんだか気が入らないのです。

そうだ、このへんでカレイからいったん離れて、昔からやってる我が家の年中行事の

潮干狩りにでも出掛けて、気分転換でも図りますかねぇ。

でも、東京湾のアサリはほぼ全滅しているし、ホンビノス貝は横暴な中国人たちの

乱獲でほとんど獲れなくなってきているし、マテ貝は赤潮や青潮の頻発で小さいし、

わざわざ出掛けて行っても、疲れるだけでちっとも面白くないからなあ。

佃煮を作って、同僚や飲み屋の常連たちに配るだけの収穫が見込めないと、

ちょっとなあ・・・。

東京湾以外ねぇ・・・、うーん、・・・、・・・。

そうだ、福島の四倉のマテ貝はどうなのかな?

2019年、2020年、よく獲れたけど、今でも獲れるかな?

あれから4年経過したけど、久々に四倉へ出撃してみようかな。

 

と言うわけで、今年のGWは四倉漁港へ出撃することにしました。

さっそく4月27日の潮汐表を見てみると、大潮で昼のAM11:47に干潮ピークで

潮位±0cm。おそらく精一杯頑張ってもAM11:00~PM14:00の3時間ぐらいしか

掘ってられないので、深谷からわざわざ四倉まで出かけるのだったら、

交通費やガソリン代も掛かるので、昼は貝堀り、の他に、朝と夕方の時間も

何かをして、1日の時間を長く有意義に過ごしたいですよね。

朝と夕方に何をして過ごすのか?・・・となれば、やはり釣りですよね。

四倉で釣りをして時間を潰すのもいいけど、四倉で釣れたためしがないから

やっぱり小名浜かな。・・・小名浜のカレイは、いつもあの場所で朝と夕方ばかり

釣れたから、そうだ、朝は小名浜でカレイを狙って、昼は四倉でマテ貝を狙って、

再び夕方に小名浜に戻ってカレイを狙う・・・

なかなか有意義な時間の使い方じゃないですか!!  それならば、いつものとおり、

金曜日に仕事を終えてから晩飯食って出撃しますか。 ←コイツ本当にバカだわ!!

↑↑ やっぱりカレイ釣りの話になるか!!   いつ寝るんや? たかが貝堀りの計画が

なんでこんなに飛躍するかな? 

 

まっ、あくまでも目的はマテ貝。そしてカレイはおまけ、と定義付けしときます。

なので、木曜日の晩から、大量の食塩をフライパンで炒ってサラサラにしたり、

持ち帰ったマテ貝の泥臭さを抜くために牛乳パック2リットルを買いに走ったり、

佃煮を作るために醤油や山椒の実を揃えたり、マテ貝のためにいろいろ準備してました。

 

 

さて、27日(土)のまだ深夜 AM 0:30 に小名浜港の、あのややこしい場所に到着した私は、

すぐにいつものように三脚を立てて、竿を4本セットしました。

 

 

そして、海の神様に無事故と大漁を祈念しまして、御神酒を捧げました。

御神酒が有るのと無いのとでは、結果がずいぶん違うのですわ。

 

 

それから、今回、初めての試みですが、撒きエサのダンゴをこしらえて、アサリも潰して

混ぜて、ポイント付近に投げ込みました。

 

 

 

エサは平野釣具店の自販機で8パック購入。

ここのアオイソメ(大)は20cmぐらいでめちゃめちゃ大きくて数が少ないし、

アオイソメ(普)は8cmほどしかなくて貧弱だけど匹数が多いのです。

適当に混ぜて丸セイゴ15号の針に4,5匹付けて、

見栄えするよう房掛けにして、ドボンと近投しました。

 

 

 

4本投げ込んで、アナゴでも来ないかな?と、車の中からじっと竿先に付けたLED(赤)

を睨んでおりましたが、三四郎のオールナイトニッポンを聞きながら、浅草ハイボール

でチビチビやってたら、いつのまにかウトウト眠ってしまったようです。

 

目覚めたらAM5:00を過ぎてましたわ。

 

 

 

 

 

エサ交換のために車から出て、ゴソゴソやってると、

船を挟んで堤防の先端で、私と同じ向きで竿を並べておられる釣り師の方が、

私に呼びかけて近づいて来られました。

えっ? 私? ひょっとして船の下で仕掛けでもオマツリしたかな?

こっちへ来られたのは、・・・ あっ、なんか見覚えのある人・・・

そうだわ、あの、鹿嶋のカレイ職人の、ささしゅんさんでした。

うわっ、めちゃ緊張する・・・、

正統派投釣りの先生のような凄い人が、邪道な私に声をかけてくださっている・・・

オレ何か失礼なことしたかな?と一瞬構えたら、

優しい笑顔で挨拶してくださったのでした。

なんという光栄、話しかけるには敷居が高すぎる・・・

最初かなり緊張しましたけど、すぐに楽しくなって、ずっと喋り込んでしまいました。

アタリが出ないことをいいことに、カレイ釣りのあれこれなど釣り談議に花を咲かせて

つい時間が経つのを忘れておりました。

いろいろ勉強になるなあ。ほんと楽しいなあ。

 

その後AM7:30~8:00 の30分ほどの間だけ、3度ほど竿先を叩くアタリが出ましたが、

いずれも空アワセを入れると空振りで針に乗らずでした。

 

AM10:00になり、マテ貝を掘るために、いったん釣りを中止して四倉へ向いました。

干潮ピークがAM11:47 で、潮干狩りにはまだずいぶん早い時間ですが、あれっ、まぁ、

凄い人です。2年前に来たときの10倍ぐらいの人で、駐車場に多くの車です。

あのですね、そもそもマテ貝を獲る人は福島県には数人しかいなかったのに、

2年経過すると、こんなに増えるものなのか。

 

 

サラサラの食塩500gを8本用意しました。

 

バカ長に履き替えました。

 

 

そして、何よりも大事なのは、熊手ではなく、ステンレスの餃子返しです。

 

 

この餃子返しで、砂をサクッ、サクッ、と切りながら掘って、

マテ貝のオ〇〇コ型の形状をした穴を探してゆきます。

 

 

 

しかし、この日は、マテ貝堀りに精通している常連たちが、しきりに「 穴が無いぞ」

と困惑してました。えー、そんな、童貞の受験生みたいなこと言うなよ、と思いながら

私も餃子返しでサクサク砂を掘ってましたが、ほんとに穴が見つかりません。

アカンがな。ほんまにマテ貝おらんがな。

 

 

まっ、そうなりますわな。

3月ぐらいから毎日大勢で押しかけて来て、あちこち狭い砂浜を掘り返してるんだから。

YouTube動画やらブログに投稿されてるし、漁協が保護のために何かやってるわけでもないし、

人工的に稚貝を撒いて増やしているわけでもないし、そりゃ全滅するわな。

 

今日なんかコスプレおねぇさんまで動画撮影に来ているし・・・Tictokにアップするのか?

オマエら、いったいなんなんだ?

 

2時間ほど真剣に掘って、まともな大きさのマテ貝はたったの15本程度。

これでは佃煮どころか、明日のオレの酒のアテさえ無理やがな。

 

 

翌日の昼過ぎに、自宅のキッチンで酒蒸して、ガーリック、バターを加えて仕上げたら、

たった5分で無くなってしまいました。トホホ。

 

 

 

さてと、

PM15:30  再び小名浜港へ戻って、夕刻の時合いを狙いましたが、エサ取りさえも居なくて、

エサがなかなか減りませんでした。

 

 

延長してPM22:00まで粘りましたが、体力的に限界を感じて終了しました。

 

今回は不思議な御縁で、ささしゅんさんと初対面でお話することができて、

とても大事な日になりました。

これはきっと小名浜港の神様が、私に、マテ貝より、そしてカレイより、もっと、

私になんらかの影響を与えてくれる大事な人に逢わせてくれたのだと思います。

 


2024.4.20 カレイ第25戦 どうなんだろ、あのややこしい場所は?   福島県小名浜港

2024-04-21 08:22:43 | 海釣り

もうすぐカレイのシーズンが終わります。今シーズンの実績は?と言うと、

昨年の暮れまで能登半島でマコ4枚、2024年になってから福島県小名浜港でマコ6枚、

ヌマガレイ1枚、富山県経田漁港でマガレイ1枚で、合計12枚です。

このうち30㎝以上のカレイは11枚でした。

まっ、これで赤羽の、場末のスナックで、常連客を相手に大きな顔ができる、

というものですが、

決して昼間の素顔なんて見たくないママやら、怪しい暮らしして毎晩飲みに来る

爺たちに向かって、マコがどうの、イシがどうの、うんちくを語っても・・・ねえ。

まして寿司ネタのヒラメしか食ったことないバイトのおねーちゃんに

カレイの話を熱く語っても、どこか寂しい風が吹き抜けるのを感じる私です。

 

さて、ここまで12枚釣ったのですが、全て40㎝に満たない小さいヤツばかりで、

ザブトン級が1枚も無いというのは、じつに物足りない結果です。

もうすぐシーズンが終わるのですが、もうすこしカレイ釣りを頑張りましょか。

 

というわけで、再び太平洋側の福島県の小名浜港へ出撃しました。

小名浜港の、あのややこしい場所で釣ることにしました。

まあ、あの場所は、私の他にだれも入っていないと思いますが、

念のため、早めに現場へ向かうことにしました。

 

20日(土)AM1:00 旧市場前のT字堤防に到着しました。空いてました。

まずは安全と大漁を願いまして、神様にお神酒を捧げました。

御神酒をするのとしないのとでは、確かに結果が違うんですよ。

 

 

暗いうちはアナゴが1匹釣れただけで、他にアタリはありませんでした。

海水は冷たく、仕掛けを回収するとビローンと伸びたアオイソメが戻ってきました。

 

 

 

 

 

アオイソメは、現地のひらの釣具店の自販機で購入したもの。

500円×6パック 購入しました。

 

陽が上ってからは、何かしらエサ取りが現れて、回収したら齧られて戻ってきました。

エサ取り対策のため、塩イソメとの併用でブッ込むことにしました。

 

 

ザブトン、来ないかなー。

 

天候は曇り空で、直射日光は有りませんが、蒸し暑く、昼間は初夏のようでした。

もうすぐカレイ釣りも終わりですね。

 

 

AM9:40 

いちばん右の赤い竿の竿先がコツンと1度だけ5cmほどおじきをしたのを、

見逃しませんでした。我慢して1分ほど待って、空アワセを入れて、竿を立てると、

重いです。何か重たいものが付いていますが、抵抗しません。

ん? ヒトデか?

リールをグリグリ巻いて浮かせてくると、茶色い菱形が浮いてきました。カレイです。

難なく岸壁へ抜き上げました。

 

 

今の季節のマコガレイは、背中に、茶色の中に緑色の斑点が混じっいてるものが多いです。

腹側はドロが付着していて、あまり動かないのでしょう。

 

 

 

マコガレイ 32cm

 

まだ海水は冷たいです。

次第に水温が上向いていると思いますが、水温の上昇とともに、ヒトデも増えてきました。

ここのヒトデは緑の岩礁タイプ。

不思議とフグは居ません。なぜ?

 

 

堤防の上はひっきりなしに車がやってきました。

でも、釣れていないから、すぐに帰ってゆく車も多くて、入れ替わり立ち代わりです。

 

 

次のアタリがなかなか出ません。

 

この日、私は春の陽気と日頃の寝不足も相まって、ほとんど寝てました。

車の中で昼寝の連続です。

寝て起きて、エサチェックして、そしてまた寝る ZZZZZZ の繰り返し。

 

PM18:00  

右から2番目の黒い竿の竿先が軽く2cmほど沈んだままになり、さらに道糸が張って、

少し引っ張り込まれようとしたので、これはチャンス到来、

竿の横に立って約1分間ほど注視していると、いきなり大きく引き込まれました。

とっさに竿を持って空アワセを入れると、・・・乗りました。が、あまり重くない。

足元から浮かび上がらせて、引っこ抜きました。

 

 

 

 

マコガレイ 30cm

 

このあとPM20:00まで粘りましたが、エサ切れのため終了。

しかしですねぇ、一日中ほとんど寝ていたのに、この日たったの2回しか出なかった

アタリを、見逃さずに取り込めたことは、幸運でしたな。

 

 

結局ザブトンは出ませんでしたが、まあ、この堤防でいちばん釣っていたので、

ヨシとしましょうか。


2024.4.14 カレイ第24戦 よく見たらマガレイでした。 富山県経田漁港

2024-04-14 21:01:25 | 海釣り

昔から一度竿を出してみたかったのが富山県の経田漁港です。

魚津漁港と石田フィッシャリーナとの間に位置する小さな漁港です。

若い時に読んだ釣り雑誌に「チヌが敷き詰めたように濃い経田漁港」と

掲載されていた漁港です。最近では「タンク前の砂浜から遠投すると中型カレイが

数多く釣れる」と紹介されていました。

 

 

昨日、13日(土)は能登半島で青イソメを100gほどしか使わなかったので、

まだ約500gほど残ってました。

通販で調達した青イソメ君は、先週火曜日に店舗から発送しているにもかかわらず、

なかなか元気です。

 

 

経田漁港は秘密のアジトから60kmほどしか離れていないので、

14日(日)AM3:30にアジトを出発して、いったん氷見へ出て、

そこから国道8号線に入って北上してゆき、途中で給油、朝ごはんを買い込んで、

AM5:30に到着。

すでに明るくなって、漁港の各ポイントには大勢の釣り人が占領してました。

私はタンク前に陣取りました・・・というか、すでに左右でキス狙いの投げ師が居る

間に無理やり割り込んで、陣地を作って、竿4本をブッ込みました。

 

 

 

 

 

 

 

風も無く、波も無く、海水はクリア、

 

AM5:45 スタート。

 

全力で遠投・・・と言っても100mぐらいしか飛びませんが。

えっ? 意外と浅いな。富山の海はドン深じゃないのか?

 

青イソメは元気です。15号の丸セイゴ針に3匹房掛けにして投げ込みますが、

 

15分後に、仕掛けを回収してエサのチェックすると、

ぜんぜん齧られていないです。

冷たい海でビローンと伸ばされるイソメたち。

 

 

沖合い500mぐらいのところにポイントがあるようです。

オレには届かんがな。

 

 

あー、今日もダメか。

最初から諦め気分でやってます。

 

が、

 

AM6:50   いちばん右に投げ込んでいた黒い竿の竿先がとつぜんコンコンコンと揺れ、

続いてグイグイと大きく引っ張り込むようにアタリました。

とっさに竿を持って、空アワセを入れてリールを巻き始めると、グーンと重量感。

リールをグリグリグリグリ・・・巻いて寄せてくると・・・

ちょっと小さいですけど、待望のカレイでした。

 

 

 

マコガレイ 26cm  ← この時はまだマコガレイだと思ってました。

 

チャンスタイムかな? と アオイソメ5匹掛けに増やして、投げ込みます。

マシンガンキャストしてエサをどんどん減らしたいのですが、

エサは喰われないし、15号マルセイゴ針にそんなに付けられないし、

投げ込む間隔を縮めてキャスト回数を多くしようとしますが、

砂浜の上でのキャストは足腰にきますねー。

なかなか思うように動けません。

そのあとが続かずで、私の他の釣り師は誰も釣れてません。

AM8:00になると、皆さんどんどん仕舞いこんで帰ってゆきました。

 

 

AM11:00 まで粘りましたが、アタリはカレイが釣れた時の1回のみ。

大量のアオイソメを残したまま終了しました。

 

駐車場でほっと一息ついて、周囲の景色を眺めたら、うわー、最高じゃないですか。

 

 

駐車場で地元のキス狙いの釣り師と喋っていると、ここも地震の影響を受けて、

漁港周辺の海底の深場がすべて埋まってしまい、浅くなってしまったそうです。

 

さてと、深谷の自宅へ無事に帰還してから、釣れたカレイをよく観察してみると、

尻尾が黄色い、背中のウロコが大きい、少量の白子が残っている、などの特徴で、

コイツはマガレイだと判断しました。

 

 

 

 

 

小さなマガレイ1匹だけでしたが、気分は良かったです。

 

土日の2日間かけて竿を出しましたが、

アタリはこの1回のみでした。

カレイを狙って唯一のアタリでカレイを釣ったので、まあ、自分では満足してます。

フグも見なかったし、ケムシも見ませんでした。

 

 


2024.4.13 カレイ第23戦  生体反応無し③  石川県能登島 南の関白

2024-04-14 20:18:04 | 海釣り

能登島の中で百万石から南へ移動しました。南という地名です。

昔、空き缶を集めるゴミ箱が設置されていて、缶パークと呼ばれてました。

だから関白です。

 

 

車を停めてた場所の前に3基のお墓があって、震災で1基無くなってました。

 

昔はここで、冬はイシガレイとアイナメ、夏はマダイやチヌ、

そして年中タケノコメバルやキジハタもよく釣れました。

 

 

 

 

この白いポリのまな板、何年も前からずっとここに在りますねえ。

 

 

 

 

仕掛けを回収しても、伸びたアオイソメが戻ってくるのみ。

 

PM13:00からPM16:00まで粘ってましたが、ここでも魚は見えず。

この日はPM16:00で終了して、いったん秘密のアジトで休憩することに。

 

この日13日(土)は3カ所で竿を出しましたが、フグ1匹さえ釣れず。

アオイソメも100g程度しか減りませんでした。

 

ただね、魚類も見掛けなかったのですが、ケムシも皆無でした。

 


2020.4.13 カレイ第22戦 生体反応無し②   石川県能登島百万石

2024-04-14 19:56:09 | 海釣り

能登半島の真ん中に位置する能登島で、イシガレイでも釣るか!!と考え、

高浜漁港から百万石へ移動してきました。

昔から大型イシガレイの超有名ポイントです。

鴫島入江への入り口の外側に位置してます。

 

 

 

写真 ↓ ↓ 奧のコンクリート基礎の上から投げ込むと、足場が良くて投げ込み易いの

ですが、震災で崩れかけてましたので、手前の斜面に陣地を作って投げ込みました。

 

 

 

海水はすごく透明で、奇麗過ぎるのか?

 

 

 

 

 

 

AM8:30からAM11:30まで3時間粘ってましたが、アタリは無し。

フグ1匹おりません。

ここでも投げ込んだイソメは全く齧られず、全部戻ってきました。

日差し良く、汗ばむ陽気になのに、釣れません。

 


2024.4.13 カレイ第21戦 生体反応無し①    石川県能登半島高浜漁港

2024-04-14 17:32:01 | 海釣り

上州屋新高岡店の釣果情報を覗いたら、富山湾の氷見から伏木までの区間にある

国分海岸や雨晴海岸で釣れた複数匹の40cmマコガレイが掲載されていました。

なんと、富山湾と言うけれどその地域は能登半島ではないか。

これはなんとしても、私の義務感と責任感から、私も出撃せねばなるまい。

というわけで、この地域のカレイの情報を一週間で徹底的に調べました。

そしてまだ一度も竿を出したことのない場所なので、グーグル地図の中を

歩き回ってシュミレートして、周辺の地理を私の頭の中にインプットしました。

これで私にも40cmマコガレイが釣れるはず・・・でした。

早く週末が来ないかとワクワクしながら、天気予報と睨めっこしておりました。

そして、金曜日の夜、徹夜で運転して現地へ駆けつけて、場所取りをしようと

画策しておりました。

しかし、その現場には予想外の敵が現れました。

海に近づくにつれて、煌々とした照明と、タモ網を持った大勢の家族連れの

賑やかさが増してきて、駐車する場所など何処にも有りません。

真夜中の午前2時だというのに、現場はお祭り状態になっておりました。

予想外の敵はホタルイカでした。

 

こんなところで釣りなどできるか!!

1週間練り上げた私の計画は一瞬で崩れ去りました。

 

すでに通販で購入した青イソメ640g(80g×8パック)を持参しているので、

そのまま中止してウチへ帰ることもできません。

 

暫く車中で何処へ行こうか?と計画を練り直して、気になっている場所へ

行ってみることにしました。

 

一昨年前から夏季のハゼ釣り場を開拓していたときに、能登半島の高浜漁港を

知りました。米町川の川尻の隣にある漁港で、景色の良さバツグンです。

西海漁港から20km南の位置にあるので、地震による隆起は少ないだろう

と思い、堤防から外へ向けてブッ込んでみることにしました。

 

 

 

 

投げてみて意外と浅かった。

適度に海草のシモリがあって、カレイの他にもアイナメやカサゴもどうかなー?

なんて考えていたのが甘かったです。

AM5:30 からAM7:30まで、2時間様子を見てみましたが、イソメ1匹齧られず、

丸セイゴ15号に3匹房掛けにして、竿4本で、計12匹のイソメがそのまま戻って

きました。

春の心地よい日差しと静寂の中、周辺の景色はとても良いのに、魚が居ません。

フグでもいいからイソメを齧ってほしいです。

海水は極めて透明で、港内の底の様子を見てみましたが、幼魚、稚魚、フグ

なにも居ませんでした。

AM8:00 諦めて場所を移動しました。

 

 


2024.4.06 社内恒例行事に参加  神奈川県金沢八景

2024-04-07 04:36:07 | 海釣り

私の勤務先の会社には、船釣りを専門に出撃する釣り同好会があるのです。

じつは、船酔いし易く、さらに頻尿気味の私は、体質的に船釣りには向いていないと

思っているので、出撃のお誘いがくる度に、少し憂鬱な案件となっています。

が、しかし、BUT、ここらで気分転換する良い機会なので、参加しました。

 

金沢八景の海の公園から船に乗ってAM7:30出船しました。

曇り空、無風、気温は15℃、まずまずの条件。

 

 

 

 

久里浜の火力発電所の沖、水深100m前後の急斜面になっているところを狙います。

金谷フェリーが近くを過ぎてゆきます。

 

 

 

竿、電動リール、竿受け、全て借り物です。

胴突き3本針で、サバ切り身を付けて、オモリで海底をトントン叩きながら、

海底スレスレで探ってゆきます。

 

 

いつものことで、私だけ釣れずの状態が続いて、すぐに集中力が途切れて、

周辺の景色を眺めていると、トントントンと竿先を叩くアタリ。

おっ、ボウズ逃れの1匹か?

電動リールをゆっくりめにして、シュイーンと巻き上げてくると、

かわいいカサゴ君。

 

 

ほんと、そのあと、たまーにアタリが出て、

 

 

さらに、・・・なんやコイツ? 

いかにも貧相なカラダ。 

渓流のイワナのような鋭い歯。

投げ釣りでは絶対にお目にかかれないヤツ。

 

 

 

PM2:00 撤収です。

やはり私だけ船中いちばん少ない釣果でした。

 

帰りの船は、みなさん、要らなくなったエサをボイポイ捨てるから、

それをカモメたちが知っていて、追いかけてきます。

 

 

 

うーん、この釣行記を書いていても、ちっとも思い入れが無いというか、

気が入ってないというか、・・・なんなんでしょうかね?

 


2024.3.31 カレイ第20戦 完全負け試合  石川県西海漁港

2024-03-31 22:14:45 | 海釣り

30日の晩に秘密のアジトで一泊して、

31日(日)AM5:30 再び西海漁港へやってきました。

 

風が止んでいたので、写真の赤色矢印の場所から4本の竿を投げ込みました。

神様にすがる思いで、本日もお神酒を捧げます。

が、ちょっとケチったのがどうも・・・

 

 

こんなにアオイソメが残っているんです。4,000円ぶんぐらい。

 

丸セイゴ15号に青イソメ5匹掛けて、ドボン!!

 

 

 

私の他に誰もいないって、どういうこと?

被災地なので、皆さん遠慮しているのかな?

それともぜんぜん釣れていないから?

 

 

 

この時期はマコガレイの他にマガレイがうじゃうじゃ居るはずです。

過去にこの場所からたくさん釣れました。

AM6:00 スタート。

風は無く、気温も高くて過ごし易いです。雨の心配も要りません。

昨日よりかなり良い天気です。

 

海水が少し濁っているなあ。

水がざわざわしていて、活性が高そうに感じます。

 

潮目もくっきり出ています。

けっこう潮は動いています。

 

 

 

しかし、1時間経過しても、2時間経過しても、3時間経過しても、アタリは無く、

仕掛けを回収すると、アオイソメがビローンと伸び切って戻ってくるだけでした。

昨日と同じでした。

フグも居ません。

 

カレイのみならず、

アジもいないようです。←昨日、飛ばしウキ付けた投げサビキ師が言ってました。

アオリイカも居ないようです。←昨日、エギ師が手ぶらで帰ってゆきました。

うーん、だから魚類すべて居ないようです。

 

そんな中で・・・

このオッサン ↓ ↓

 

私の陣地の左で1杯、

私の陣地の右で2杯、

1時間ほどで計3杯のタコを釣り上げてました。

以前にもここで巨大なミズダコを上げるのを見ました。

魚類やイカ類は居なくても、タコ類は居るようです。

 

しかしカレイやフグが1匹も居ないってどういうことですかね?

私はこれから何を釣れば良いのでしょうか? 悩みますね。

タコには興味ないし・・・。


2024.3.30 カレイ第19戦 ここでも生命反応無し 石川県西海漁港

2024-03-31 21:42:58 | 海釣り

 

 

2024年3月30日AM11:00 能登半島の富来にある西海漁港へ移動してきました。

まだ南西風が強く吹いていたので、風避けになる堤防の壁を利用して、

写真の緑色矢印のところから養殖生簀に向けて投げ込みました。

この場所からカレイを釣り上げたことか無いので、半信半疑でやってみました。

本当は堤防先端まで行きたかったのですが、風を遮るものが無くて行けません。

 

 

 

 

 

この場所でも大奮発して投げ込んだアオイソメ房掛けが、何者にも齧られずに

ビローンと伸び切って戻ってきました。

 

↓ ↓  ↓ ↓  やる気無いんかい!!  河豚野郎どもは何処に行ったんや?

 

PM16:00 まで黙々と打ち込み作業をしておりましたが、アタリが皆無。生命反応無し。

昨日から寝てないし、陽が当たって温かいし、眠気が襲ってきて、終了しました。

カレイが居なくてもフグはおるやろ、と思うのですが。

 


2024.3.30 カレイ第18戦 能登半島のカレイポイント調査 鴫島入江 

2024-03-31 19:37:38 | 海釣り

定年後は能登で毎日釣り竿を振り続けて終活することを夢見て、

せっかく能登半島に秘密のアジトを築いたのに、

震災なんぞでオレの夢をぶち壊されてたまるか!!  

現地で住む家を失ってしまった皆様には大変申し訳ないですが、

私もそのうち住民票を移して石川県民になるつもりですので、

現段階では、今から海況の調査という意味も込めて、竿を出しております。

決して潰れた家の前でのんびり竿を振るような、住民の皆様の気持ちを逆撫でする

つもりは一切ございませんので、私を見掛けても、大目に見てご容赦ください。

 

能登半島で釣れるカレイは、中央部に位置する能登島ではイシガレイ、

半島先端に位置する珠洲市の狼煙漁港ではマコガレイ、と2分してました。

私も就職して自分で車を運転するようになった若かった頃は、

能登島でイシガレイばかり狙って出撃しておりました。

 

能登島にはイシガレイを狙える有名ポイントがいくつかありますが、

中型イシガレイが数多く釣れた鴫島(しぎしま)入江は、京阪神や中京からの

釣り人も多く、釣り座の確保のため、場所取りが必死で、

私も昔は金曜日の仕事終わりから前入りしてました。

忘れもしない2006年1月28日に友人と2人で30~36cmのイシガレイを41枚

釣り上げた時は、持ち帰ってハラワタを出すのにうんざりしたことを

覚えています。それでもそれだけ釣れるから、

当時は滋賀県彦根市の自宅から280km離れていても、ガソリン代、高速代

エサ代を捻出して、毎週末に出撃してもぜんぜん飽きることはなかったです。

それが次第に釣れなくなり、今では「強者共が夢の跡」と化している鴫島入江ですが、

誰も来ないから、草ボーボー。

独りで哀愁に浸りたいときは、竿を振って黄昏てみたいお気に入りの場所です。

 

この場所は地震災害後の2月に一度訪れてみましたが、地割れ、護岸の崩れなど

酷い状況で、まったくダメでした。

でも、花見ガレイの時期にはどうなのか?

様子を見るために再びやってきました。

 

 

3月30日(土)AM5:30  能登島の鴫島入江、写真の緑色矢印の場所から、

竿4本でスタート。

当初は西海漁港へ行くつもりでしたが、猛烈に強い南風が吹いて

いたので、この鴫島入江で竿を出しました。いつ何時でも、ここは無風なのです。

 

 

 

 

しかし、青イソメ5匹掛けの大奮発にもかかわらず、ビローンと伸びた5匹のイソメが

そのまま戻ってくるだけで、エサ取りもケムシも居ない状況でした。

それと、地震でずいぶん浅くなったように感じました。

1時間経過後に200m移動して、白いマンション下の、かつて41枚釣り上げたポイントへ

移動しました。

ガタガタに崩れた護岸の上を重たい装備で移動するのは、とてもしんどいです。

 

震災でテトラが沈んで低くなってました。

 

いちばん右の赤い竿の方向へ投げ込むと、かなり深くてよく釣れたのですが、

地震でかなり浅くなったようです。

昔は、この場所はナマコ船とケムシとフグとの闘いを征して、中型イシガレイを

量産していたのですが、ここでもケムシとフグは皆無。

ナマコ船は1度接近してきましたが、ほとんど獲れていない様子でした。

 

うーん、大漁祈願、無事故を祈って、お神酒を捧げたら、少しはマシだろうか?

 

AM9:30まで3時間やってみましたが、青イソメがまったく齧られないので、撤収しました。

ガタガタに崩れた護岸と、イバラだらけの草むらを重たい道具を抱えて、車まで戻ると

汗ダクになります。

AM9:00ごろから西海漁港でも風が止んでいるらしいので、移動します。


2024.3.16 カレイ第17戦 完封負け  福島県いわき市小名浜港

2024-03-17 09:06:13 | 海釣り

シーズン目標10枚を超えて、11枚に達したので、少し気が楽になりました。

今回から、結果を気にせず、好奇心から竿を出してみたい場所で、釣ってみる

ことにしました。

今回はココ  ↓ ↓ です。

小名浜港の奥にあるL字の小堤防から、停泊している漁船の海側を狙いました。

市場前に停泊している漁船の下もしくは陰になっている場所にカレイが集まっている

のではないかと思うのです。明るければ夜間でも釣れるのではないか?と考えてます。

と言うわけで、L字型の小堤防に陣地を構えました。

 

堤防の幅が狭いので、三脚を立てて、そこへ405や425の長い竿を置くのに苦労しました。

写真に写っている青い船の際へ仕掛けを落としたいのですが、

オモリを船に当てるわけにはいかず、船に向かって投げ込むのはかなり難しいです。

 

 

AM3:00  暗いうちから釣りスタート。

水深があって、底は砂地、投げ込んで誘いをかけながら手前へオモリを引っ張って

寄せてきましたが、根掛かりや障害物は無く、釣り易い海底だと思います。

15分間隔でエサチェックのため仕掛けを回収しましたが、全く齧られずに

冷たく伸び切ったアオイソメが戻ってくるだけでした。フグやヒトデも皆無。

生命反応無し。

 

朝マズメの満潮ピークもアタリが出ず、

昼の干潮ピークからの潮変わりにもアタリ出ず。

 

うーん、対面に見えるあのややこしい場所へ移動しようかな。

 

PM14:00

場所代わりしましょか。

退屈過ぎます。

釣り人の多い土曜日ですが、ここから見てもあのややこしい場所には人影は見えません。

場所を変えました。

 

 

しかしこの場所でもアタリは皆無でした。

8パック(4,000円分)も買ったアオイソメがぜんぜん減りません。

この場所で最も実績の高い夕マズメの満潮ピークに期待しましたが

結局はここでもアタリは出ませんでした。

PM21:00まで粘ってましたが、ここまで見事なまでに

完全パーフェクトに負けです。

 

まあ、低水温で活性が低いことも原因のひとつだとは思いますが、

1日前に福島沖での地震で、小名浜は震度4であったことと、

 

私が帰宅して晩が明けた翌日17日の朝、

発生した震度4の地震を考えると、

カレイのようなフラットフィッシュは海底から響いてくる振動に

かなり敏感に反応しているのではないかと思うのですよ。

 


2024.3.12 カレイ第16戦 平日はほんと静かです。 福島県いわき市小名浜港

2024-03-13 00:57:28 | 海釣り

火曜日に有給休暇を取得できたので、懲りずに出撃しました。

天気予報では、火曜日のみ崩れて、大荒れになるとか。

なぜこの日だけ?と言いたいです。

出撃の場所は小名浜港のあの場所、旧市場前堤防の、ややこしい場所です。

ややこしいからジモビーでさえ、竿を出さない場所です。

昨夜は深谷で飲み会があったのですが、二次会のカラオケは取りやめて

早め目に寝たのですが、今朝はなかなか起きれなくて、出発はAM5:00。

深谷から小名浜まで230kmもあるので、北関東道と常磐道をどんなにぶっ飛ばしても、

朝マズメのチャンスには間に合いません。

小名浜港へ到着したのはAM9:00。

堤防には地元いわきナンバーの軽バンや軽トラやら、ご隠居さんたちの常連さんばかり。

そんなところへ私が遅れてやってきて、ややこしい場所で釣り座を構えても、

常連さんたちは全くの無視です。

あれやこれや干渉されないから、かえって気が楽でした。

私ひとりだけ天邪鬼で、反対方向へ投げ込みます。

 

4本の竿にアオイソメと塩イソメを2匹ずつ針に刺して、ドボンと近投しました。

AM9:20 スタート。

クルマの中で朝メシを食べながら、目だけ竿先を見張ってました。

曇り空で無風で、寒くありません。土日と違ってとても落ち付いてました。

「どうせ勝負は夕方、」と、のんびり構えてスマホをいじりながら、

ふと竿先に目をやると・・・いちばん右の青い竿がアタッてますがな。

竿先が5センチほど何度もおじぎを繰り返しました。

慌ててクルマから飛び出して、竿を持って、アワセると、

ググーツと重たい手応え。

リールをグリグリ巻いていると、急に信じられないぐらいの強い引きになり、

下へ下へと突っ込んだので、これはフグではなくカレイだと確信。

竿をグィーンと曲げて、足元から茶色い菱形が浮かびあがってきました。

 

 

 

 

 

マコガレイ 35cm

 

ジモビーたちに見つからないように、こっそり車の陰で獲物を〆て

クーラーボックスへ。

 

さてと幸先良く1匹確保できたので、気分がずいぶん楽です。

2匹目を狙いましょか。

その後すぐに雨が降り出して、次々とジモビーたちは帰ってゆきました。

ええなあ、ジモピーたちは。オレなんかクソ高い高速代、ガソリン代、エサ代、考えたら

おめおめと引き下がれないし・・・そう簡単には撤収できません。

強風と雨の中、私独りだけになりました。

30分間隔で黙々とエサを付け替えて投げ込みますが、

この日はエサ取りのフグもいません。

ビローンと伸び切った冷たいエサが戻ってくるだけです。

 

たまーにお星様が付いてくると、その重たさに一瞬だけ喜ばせてくれます。が、

すぐにガッカリで・・・。

 

満潮の夕方、最大のチャンスタイムも何も起こりませんでした。

完全に暗くなるAM18:00まで粘りましたがダメでした。ここで終了です。

最初の1匹をゲットできたから良かったですが、なんとも根気と忍耐の1日でした。

ひらの釣具店で購入した青イソメ6パック(3,300円)のうち、2パックしか使用できず、

また4パック分の塩イソメを大量に作らねばならんのか、と思うと・・・

なんとも、憂鬱です。

 

翌日は出勤なので、なるべく早く帰りたくて、ハイドロプレーン現象もなんのその、

50km/h規制がでている豪雨の高速道路を120km/hで帰ってきました。


2024.3.09 カレイ第15戦 シーズン目標のツ抜け、達成しました。 福島県いわき市小名浜港

2024-03-10 08:31:06 | 海釣り

投げブッ込みでカレイを専門に狙って出撃する釣り人って、最近少ないですよね。

年々釣れなくなるカレイ。今じゃ短竿を持ってライトタックルでヒラメを狙う

釣り人のほうがはるかに多く感じます。

時代の移り変わりですかね? 環境の変化でそうなってきたのですかね?

居酒屋やスナックで「オレなんか30cm以上のカレイを毎年10枚は釣ってるよ。」

と、涼しい顔していかにも簡単そうに喋ってはおりましたが、

じつは本当に難しいです。相当つぎ込まないと達成できないことは確かです。

そんなわけで、今シーズンもスタートからかなり難しいと予想されたうえに、

年始に発生した能登半島の震災によって、頼りにしていた有力な釣り場を

失ってしまって、完全にシーズン目標を絶たれたかと思われました。

今シーズンは2023年末までに能登半島で累計4枚、そして2024年になってから

先週の小名浜で4枚ゲットして、合計8枚に達しました。

目標達成まであと2枚のところまで来たので、今週は、これはもう、出撃して、

なにがなんでも釣って帰ってこないといけない思いに至りました。

 

と言うわけで、9日(土)深夜AM1:00に旧市場前T字堤防に到着しました。

 

 

気温0℃でしたが、風も無く穏やかな天候に恵まれたせいなのか、いつもより

釣り人が多く、入りたかった場所には何処も先客で占められていました。

仕方なく、係留している漁船の間に陣地を構えて、内側の港の奥に向けて

4本の竿を出すことにしました。この場所は係留ロープが張り巡らされて、

大変投げ込み難くく、風で漁船の位置が少しでも動くと、ロープが張ったり

弛んだりして、上下に動くので、決して安全な場所ではございません。

 

まずは安全、無事故、大漁を祈念いたしまして、港の神様へお神酒を捧げました。

 

 

AM2:00 スタート。

20分間隔で仕掛けを回収、エサをチエックして、投げ直しましが、水温が異常に冷たく

回収したアオイソメは齧られず伸び切って、氷のように冷たかったです。

暗いうちは2度だけ穂先LEDが怪しい動きを見せたので、回収すると・・・

最初のアタリはチビアナゴのいたずらでした。

 

2度メ

 

2度目のアタリは甲殻機動部隊でした。

 

 

AM5:00  夜が明けてきて、朝マズメのチャンスタイムに突入しましたが、残念ながら

何も起こらず、平和な朝を迎えてしまいました。

 

 

 

AM7:30   猛烈な西風が吹きつけて、港の奥まで白波が立ち始めました。

車が風でゆっさゆっさと揺さぶられます。

 

ぞくぞくと釣り人が撤収して去ってゆく中で、私は頑固にも固執し続けました。

 

 

 

 

 

 

昼を過ぎても、ここまでカレイのアタリは皆無。

この日は新月の大潮で、AM3:00満潮、AM9:00干潮、PM15:00満潮、PM22:00干潮

ここまで潮変わりのチャンスが何度もあったと思われましたが、低水温の影響なのか

魚の活性が低すぎます。

なんとか夕方のチャンスタイムでアタリが出て欲しいです。

 

PM16:10   

初めて明確なアタリが出ました。とつぜん近投した竿の穂先が10cmほどゴン、ゴン、

揺れ続けました。

すぐに合わせず、竿先の揺れを眺めながら、約1分間我慢してから、竿を手に持って

空アワセを入れると・・・グン、グググググー、重量感を感じながら、

グリグリグリグリ・・・ゆっくりリールを巻きました。

BX-Tの竿を曲げて足元から茶色い菱形が浮いてきました。

 

 

 

 

マコガレイ  33センチ

 

神様、おおきに。やりましたなー。

これでシーズン目標まであと1匹。

このあと、4本の竿に、アオイソメを「これでもか」と房掛けにして、

順番にドボン、ドボン、ドホン、ドボン、マシンガンキャスト。

 

 

PM18:00

完全に日が暮れて、寒くなってきましたが、

私はマシンガンキャストを続けていたおかげで、とても暑いです。

すると、いま投げ込んだばかりの竿の糸フケを取って、三脚に戻そうとしたときに、

穂先に付けたLEDがピョンビョン跳ね上がりました。

アタリの出方からして、これはシーバスかな?と思いながら

竿を手に取って、リールを巻いて寄せてくると、

なんと、元気の良いマコガレイでした。

 

 

 

 

マコガレイ  30センチ

 

神様、おおきに。

シーズン目標を達成しましたよ。涙。

 

この後も欲が出て、マシンガンキャストを繰り返して、頑張りましたが、

PM20:00  エサが切れたので終了しました。

 

 

どちらも釣り上げた時は白い腹に泥が付着していて、

いかにも居付きのカレイだと判る個体で、

産卵後の痩せてペチャンコの腹でしたが、

アタリの出方が派手で、

釣り上げて岸壁の上で跳ねる様子は元気いっぱいでした。

 

酒のアテにコイツも持ち帰りました。

 

大洗港や大津港と比べると、小名浜港のほうが車を横付けできるポイントが多く、

好きです。昔は藤原川河口の大剣埠頭でザブトンを狙ってよく通ってました。

しかし今回の市場前堤防やアクアマリン周辺は昔から場所取りが激しく、

やはり地元の釣り人のほうが有利です。

能登半島で再び釣りができるまでの期間は、一時的に小名浜港で釣りを続けるかも

しれませんが、ここを本拠地にするつもりはございません。