漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2021.3.26 カレイを釣りに能登半島へ遠征 其之参  石川県蛸島漁港~飯田漁港

2021-03-28 01:07:29 | 海釣り

3月25日の深夜に蛸島漁港へ戻ってきました。

あれっ? 状況が大きく変わっていました。

大型巻き網トロール船が5隻停泊していました。

 

 

26日は白灯台のある堤防から竿を出してみることにしました。

 

どうやらカモメたちの休憩場所を占領してしまったようです。

キャリーカーの車輪がカモメの糞だらけになってしまいました。

地元の爺さんがワカメを採ってました。

 

 

 

 

堤防から船道に向けて遠投して投げ込んでみましたが、意外と水深が無くてガッカリ。

足元はテトラが沈んでますが浅いので期待薄です。

 

 

静寂を破って、この日唯一のアタリが出ましたが、期待して巻き取ると・・・

あんたですか。ガッカリ。

それでもフグが動くということはカレイも動けるはず・・・プラス思考ではね。

 

 

曇り空だし、北西からの強風だし、クルマから離れたくなかったんですけど、

カレイへの執念で堤防の上で粘ってました。1匹釣るまではクルマへは戻らん

つもりです。

 

先ほどのフグ以外は何もあたらなかったので、

港内へ向けて投げ込んだ4本のうち2本を外海へ向けて投げ込み直しました。

 

 

 

しかし、24日には出なかったケムシが、内向き、外向き、どちらへ投げ込んだ竿にも

掛かるようになってきました。とつぜんケムシにスイッチが入ってしまったようです。

 

 

 

 

いまにも降りそうな曇り空ですが、

昼まで持ちこたえれば、午後から晴れるそうです。

午後からカレイの活性が上がるかも・・・

しかし、やはり、日本海の天気は読めません。

AM10:00  とつぜんシャワーのような勢いで斜めからの雨が吹きつけてきました。

堤防の陰にしゃがみこんで、ビニール傘で耐えました。というか一歩も動けません。

 

 

 

耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、頑張ったんですけど・・・

雨が弱まったときに一斉に仕舞い込んで撤収しました。

濡れネズミになって車まで戻ってきたら、すぐに雨がやんで、雲が取れて、

昼前に晴れてきました。

 

クソッ、なんやねん? オレがいったい何悪いことしたっちゅうねん?

 

 

もうほとんど帰宅するつもりでおりましたが、エサがまだずいふん残っていたし、

晴れてきたので、最後の場所で夕方までやってみることにしました。

6km離れた飯田港へ転進しました。

 

 

 

 

天気は回復したし、広い場所で、のんびりと夕方まで過ごすことにしました。

飯田港はかなり水深があって、潮目もでき易いし、かなり期待していましたが、

見掛け倒しもいいところで、エサは齧られることなく伸び切って戻ってきました。

 

 

ここでも投げ込んで放置しておくと、

ケムシが掛かってきました。

ああー、日本海がどんどん腐海に吞み込まれてゆく・・・

ナウシカよ、ケムシを滅ぼすことはできないんだよ。ケムシは腐海の守り神なのじゃ。

 

 

PM16:00  撤収しました。

さて、東京へ戻るのですが、ETC深夜割引と土日割引を利用したいので、

あまり早く帰り過ぎてもいけません。

なので、往路と同様に、復路もケチケチ作戦で、

珠洲~高岡まで能越道(無料)

高岡~上越まで国道8号、

上越~信濃町まで国道18号、

無料区間を330km走って、高速道路を260km(深夜割引)走って、

27日AM3:30 無事に帰還いたしました。

うーん、11時間も走ってたか。

 


2021.3.25  カレイを釣りに能登半島へ遠征 其之弐  石川県西海漁港~鴫島入江

2021-03-27 23:09:24 | 海釣り

蛸島漁港で明日も粘るのも良いかもしれないが、なんとなくこれ以上釣れるような

気がしません。

場所を西海漁港へ移ることにしました。蛸島漁港から西海漁港まで約80km。

夜間に移動しました。

 

 

 

 

 

 

 

まずは航空写真の赤マルの場所で釣り開始。

夜明けに港内へ向けて4本の竿を投げ込みました。

ん?底が浅くなった? オモリが着水したあとラインが出てゆきません。

20分ほど経過してエサチェックのため回収しようとすると、ズシッと重たい感触が、

しかし抵抗しないので、たぶんアイツだろうと思って足元へ寄せてくると・・・

 

 

やはりね、

バイ貝でした。

 

アタリのないまま2時間ほど経過すると、それまで無風だったのに、北西からの

強風が吹き出して、向かい風になってきたので、迷わず出島の場所へ移動。

航空写真青マルのところ。

ここならば大堤防に向けて追い風になるので遠投が効きます。

ここで昼まで粘ってみることにしました。

 

 

 

車の中から竿を見つめていると、その背景の大堤防の先端近くで投げ竿を並べている

釣り師を発見。ずっと注視しておりましたが、釣れてる気配もないまま、昼前に

撤収されました。

 

 

 

出島で昼過ぎまで頑張ってましたが、全くアタリが出ませんでした。

何処へ投げ込んでもエサがそのまま戻ってきました。

全く生命反応がありません。

カレイは何処に行ったんや? 絶対に居るはずなんだけど・・・。

なんとなくこのまま粘っていてもダメだなって思うようになりました。

もいちど蛸島へ戻ろうかな?

思案していると・・・

私の頭の中に「あそこ行ったら、イシガレイがたくさんおるでぇ~」と

悪魔のささやきが響いてきました。

もうこの時点で勝負は負けです。負け戦です。

今シーズンはマコガレイに固執していたのに、とうとう過去の思い出にぐらついたか。

PM14:00 西海漁港から撤収することにしました。

そして、無意識に能登島へ車を走らせていました。

西海漁港から25km離れた能登島です。

「カレイ釣るなら能登島でしょ、」って誰でも知ってるセオリーですが・・・

あそこは良型イシガレイが多いけれど、マコガレイは小型ばかりで、

しかも置き竿にすると、ケムシがやたらと多いから、結構ストレスが溜まるんです。

 

あーあ、この橋だけは渡るまい、とシーズン当初から決めていたのにねぇ・・・

とうとう渡ってしまいました。

 

 

北風が吹いても風の影響を全く受けない場所と言えば・・・

鴫島入江の奥の角でしょ。

昔、2008年の秋に淡水部長おうちゃんと二人で釣ったポイントに入ることに

しました。

下の航空写真のオレンジ丸のところ。

 

 

到着した時は釣り師が一人おられましたが、すでに帰り支度をされている最中で、

釣果を訊いてみましたが、ぜんぜん釣れていない様子。

他にだーれも居ません。

往年の超有名ポイントが寂しい限りです。

 

 

私がいちばん嫌気が差したのは、この電気柵です。

設置された当初は堰堤際の石畳みさえ踏み込めませんでしたが、今は入れるようです。

 

 

 

 

まずはここに2本投げ込みました。

 

 

さらにもう少し進んで、テトラの切れ目から2本投げ込みました。

 

 

 

 

この小さな竹藪は、知る人ぞ知る「紙玉鉄砲」を作るときに必要な

「節の無いまん丸な断面」の竹です。珍しい竹なので大事にしたいですね。

子供のころ、親父に作ってもらって、新聞紙を水で濡らして弾を作って、

空気銃の如く、ポンポン言わせて弾を飛ばしていたっけ・・・。

 

 

紙玉鉄砲のことはどうでもいいんです。

話を戻しましょう。

ここから投げ込んでイシガレイが釣れてくれることが大事なんです。

昔は1時間ほど竿を出せば、型は大きくないですが5~6匹は釣れたんです。

しかし今はどうでしょうか?

PM15:00から釣り始めて日没までおりましたが、ほんと静かなもんです。

何も起こりませんでした。

 

 

もう春なんですねー。戻りガレイが居てもおかしくないと思うのですが・・・

能登半島遠征二日目は完全にボウズでした。

このまま東京に帰るわけにもゆかず、当初の予定よりもう一日延長することに

しました。

夜間に蛸島へ向けて再び80km移動しました。

 


2021.3.24 カレイを釣りに能登半島へ遠征 其之壱  石川県蛸島漁港

2021-03-27 19:34:18 | 海釣り

 おかっぱりからの釣りでは、カレイのシーズンがもうすぐ終わってしまいます。

せいぜい長引いてもゴールデンウィーク頃まででしょう。

2020秋からカレイだけを目標に取り組んできたその結果は現在のところ累計14匹。

(カウントの基準は体長30cm以上、カレイの種類は問わない)

その内訳は・・・

福島県浪江町請戸漁港で3匹、

茨城県鹿嶋港で2匹、

石川県西海漁港で3匹、

石川県蛸島漁港で6匹。

詳しくは、ひらべったいのんの記録を見てください。

 

さて14匹目のカレイを鹿嶋港で釣り上げてからその後3回の出撃は全てボウズに

終わってしまいました。産卵後の食い渋り期間があるので、

この時期は当然ボウズに終わることも多いのですが、

では、産卵前の乗っ込み時期はたくさん釣れたのかと問えば、それもそれほど

釣れた訳でもなく、地道にコツコツと匹数を積み上げた結果が14匹なんです。

まあ毎シーズン10匹前後は釣っているのですが、今シーズンはいつもと違って

コロナの事情でやたらと自由時間が増えたので、出撃の機会があらばなるべく

出掛けるようにしています。釣りは人を避けて寂しい場所への出撃なので、

プラス思考で考えると自身の感染防止に繋がっているのではないかと思うのです。

今回は15匹目のカレイを狙うべく北陸方面へ遠征しました。

 

3月23日PM14:00板橋の自宅を出発し、PM17:30上越ICに到着。ここまで290km。

フィッシャーズ上越店でアオイソメ5000円分を購入。

さらに追加でユムシ弾を注文したところ、8匹しか在庫がなく、8匹全て購入。

やはり座布団級の大きなカレイを狙うにはユムシが無ければ・・・

ということで

2軒目、近所のいとう釣具店さんで在庫2匹全て購入。

さらに3軒目のホシノ釣具店では売り切れ、在庫なし。

さらに4軒目フィッシング木島さんに立ち寄ったところ、この店だけはユムシが

大量に在って、ここでユムシ15匹を追加購入しました。

ユムシ弾が合計25発・・・これだけあれば十分。

うーん、しかし、木島さんとこのユムシはちょっとデカ過ぎ。困ります。

ひょっとして入手ルートはアメリカ直輸入?(笑)

 

 

上越でエサを仕入れたら、いつも北陸自動車道で小杉ICまたは高岡ICまで進むのですが、

能登のカレイは昼間しか食わないため、明日の朝までに現地に到着すればよいので、

時間が有り余っていたので、国道8号線を長距離トラックに混じってだらだら南下する

ことにしました。高岡から珠洲市までは能越道を走りましたが、

無料区間でなんと320kmも走ってしまいましたが、それでもPM23:20 現地の蛸島漁港に

到着しました。

 

 

 

まずは誰もいない漁港の広場で運転の疲れを取りながら、コンビニ弁当で晩酌

して、車中泊。

24日AM5:00  夜が明けてきました。

 

 

 

 

 

 

前回(2021.2.15)早朝に大型巻き網船が入港してきて退去させれた苦い思いがあるので、

AM6:30ごろまで周辺の様子を注意深く観察してから釣り始めました。

 

 

アオイソメは小さかったので4匹房掛け、

さらになるべく小さいユムシ弾から使うことにしました。

さらに、ロケットを付けてカレイ寄せエサも使用。

これだけ組み合わせれば、産卵後の喰い渋ったカレイも食らい付くでしょう。???

 

 

 

 

 

この日の天気は曇り空で南西からの強風が吹いて、投げ込む方向は向かい風です。

朝の気温は5℃、とても寒かったです。

 

 

15分毎に、リールを少し巻いて誘いをかけたり、エサを付け替えたりしてましたが、

そのうち、寒いので、車の中から竿を見つめていました。

なかなかどーしてアタリません。

スマホいじったり、ラジオ聞いたりして過ごしながら、ふと、竿に目をやると、

いちばん右に投げ込んだ赤い竿がビビッと震えました。

ん? カレイか? それともフグか?

それから3分ほど待ってもアタリが続かなかったので、竿を手に持って空アワセを

入れると、コンコンと引っ張って少し抵抗していました。

リールを巻いて寄せてくると・・・

 

 

 

25cmほどの可愛いマコガレイちゃんでした。リリース。

うーん、コイツがもっと大きかったらなあ。全て報われるのに。

 

 

PM13:00   食べて飲んで、ウトウト、つい昼寝をしてしまい、目が覚めて、

ふと竿に目をやると・・・

いちばん左に投げ込んでいた青い竿の竿先が、一瞬10cmほど左横に引き込まれて

もとに戻りました。この間ほんの2秒ほど。

 

ん? 風じゃないよな。オレの見間違いか?

車から出て、竿の前に立って、じっと竿先を見つめますが、何も動きません。

ちょっと様子を見るべく、竿を持って、竿を立ててオモリを手前にズルッと

動かしてみましたら、何かが付いている様子。

とっさに空アワセを入れると、ドーンと乗りました。

重たいものがグイグイ抵抗しているのが判りました。

慎重にリールを巻いて足元まで寄せてくると、オモリのうしろに茶色の菱形が

付いてきました。

 

 

マコガレイ 34cm ( メス )   今シーズン15匹目 

 

祝杯ですわ。

 

 

しかし後が続かず。

 

この日はフグも居ません。投げ込んだエサが齧られずに戻ってきました。

ヒトデは元から居ません。

しかもケムシが全く出ませんでした。

皆さん、ケムシが出る、出ない、何が効いているのでしょうか?水温かな?

過去の経験から潮の干満潮のタイミングでも出る、出ない、があるような気がします。

 

 

 

次のアタリを待ってますが・・・

 

 

今日はあの1匹で終わりでしょうか?

 

 

 

PM18:00  陽が落ちて、薄暗くなってきたので、片付けはじめました。

4本の竿を1本ずつ仕舞い込んで、最後の4本目の竿を回収しようとリールを

巻き始めたとき、コツコツと何か付いているのが判りました。

 

 

 

22cmの可愛い赤ちゃんマコでした。リリース。

オマエがもっと大きかったら・・・とほほ。

 

本日の釣果 :  マコガレイ34cm ( メス )      キープ

         マコガレイ リリース2匹 ( 25cm 22cm )

 

 

 


2021.3.19 ここまで粘るも・・・これで未練は完全に無くなりました。  茨城県鹿嶋港

2021-03-20 14:17:00 | 海釣り

 おそらく私の気持ちはもう、鹿嶋港の公共埠頭では、おそらくカレイは釣れないん

じゃないかと、ほとんど諦めているのですが、しかしそれでも、ひょっとして、

もしかしたら、・・・なんて思うところも残っているから、ほんの僅かな可能性に

賭けて、懲りもせずまたまた出撃したのでした。

 

18日PM14:30 板橋の自宅を出発して首都高速滝野川ICから乗り込みましたが、

いきなりひどい渋滞に巻き込まれて気持ちはうんざり。

その遅れを空いている東関東道でぶっ飛ばして取り戻すも

予定よりも1時間近く遅れてフィッシング鹿嶋店に到着しました。

 

 

フィッシング鹿嶋店でアオイソメ4000円分購入して、そこから18km離れた公共埠頭へ

回り道するときの気持ちがなんとももどかしいです。

PM17:30 公共埠頭のいつもの左奥のポイントに到着しましたが、アジングする先客が

おり、その隣でPM21:30まで待機しておりました。

 

 

 

ここのカレイは夜間は釣れないので

車内でゆっくりコンビニ弁当を食べたり、スマホをいじって時間を潰しておりました。

PM21:30 鯵の群れが去って釣れなくなったようで、ようやく先客が帰ったので、

柵の横に陣地を移して、4本の竿に夜釣り仕掛けを組んで投げ込みました。

 

まっ、晩酌の肴になるようなお土産が釣れてくれれば良いぐらいの期待度で夜釣りを

開始しましたが、釣れてくるのはエンピツぐらいの細いアナゴや赤ちゃんメバルばかり。

掛かってきてもリリースばかりで、なかなかしんどい釣りで、カラダが休めません。

その後も小さなアタリは頻繁に出ましたが、日付が変わる深夜零時ごろには、いちいち

竿を上げずに、ほったらかしにしておりました。

 

 

 

19日AM2:30 竿先に付けた電ケミが大きく揺れたので、竿を立てると・・・

やや大きな抵抗があったので、期待して巻き上げると・・・

おっ、? 珍しく、大きなイシモチでした。

持ち帰って測ると31cmのイシモチでした。

 

 

 

 

夜釣りの獲物はこのイシモチだけでした。

 

AM5:00 夜が明けてきて空が白けてきたので、カレイ専用仕掛けに取り換えて

気合を入れて投げ込みました。

皆さん、今回も少し仕掛けに改良を加えております。

投げ釣りでもカレイを寄せ集めれば・・・

 

 

 

砂ズリとハリスの結び目のところにロケットを取り付けて、撒きエサを詰めて

投げ込んでみました。

・・・

・・・

・・・

とっても期待してたんですけどねー。

結果は惨敗。

カレイよりもヒトデがたくさん集まって来て、開始からいきなりヒトデの猛攻です。

降参しました。お手上げです。

 

 

 

AM7:00ごろから東から猛烈な強風が吹き荒れてきました。

撒きエサのために取り付けたロケットが風に流されて邪魔します。

思うところへ投げ込めなくなったので、いつものカレイ仕掛けに戻しました。

 

 

 

 

 

 

アタリがまったくありません。

エサ取りも居ません。

だけどヒトデだけは居ます。

この日の干潮ピークは昼過ぎのPM0:40 。

干潮から満ち潮に変わる午後のチャンスを期待していましたが、何も起こりませんでした。

 

 

 

向かい岸のポートラジオはどうなんだろ? 釣れているのかな?

 

 

PM16:30  撤収しました。

もう、とうぶん、ここへは来ないと思います。

常磐方面と比べると、自宅から近いほうだし、水深のある良い釣り場だと

思ったのですけどねー。

 


2021.3.14  果てしなく低い確率 鹿嶋は完全に我を見放した  茨城県鹿嶋港

2021-03-15 06:04:58 | 海釣り

15枚目のカレイを狙って、3月13日の深夜PM10:30に板橋の自宅を出発しました。

この日、関東地方は昼間は雷鳴が轟き、春の嵐と化しておりましたが、

その低気圧も東北地方へ移動して、なんとか竿が出せそうだったので、

雨上がりの首都高速、さらに東関道をぶっ飛ばして鹿嶋港へ向いました。

14日AM0:10 いつものフィッシング鹿嶋店でアオイソメ3000円分を購入してから

18km遠回りしてAM0:30公共埠頭に到着。周辺の道路は雹が降ったのか

歩道は白くなっていました。

日曜日とあって、こんなに天候が悪くても土曜日からの徹夜組が多く、

金曜日に入った左奥の柵横の場所には入れませんでした。

公共埠頭やや中ほどに陣取って、明るくなったAM5:30開始しました。

 

 

 

 

公共埠頭の中ほどに陣取って4本の竿を中央航路に向かって投げ込みますが、

左から右へ真横から強烈な西風が絶えず吹きつけており、

PE1.0号、改造27号オモリでも風に流されました。

 

 

ダイソーで1個110円で買ってきたロケット天秤を改造したL型27号。

 

なんせ赤い色がカレイにアピールするそうなので・・・

 

 

アオイソメを3匹房掛けにして、4本の竿を中央航路へ広角に投げ込んで、

あとは車の中から竿先を睨んでおりましたが、

いくら待ってもうんともすんとも動かず、まったくアタリは出ませんでした。

 

 

開始1時間でお星様が4つ。

 

 

 

 

 

私の頭上では風力発電のプロペラがシュンシュンうなりをあげて、

低周波を撒き散らして回っています。

 

 

 

 

どんどん増えてくるお星様

 

 

ヒトデの猛攻にも耐えて頑張りましたが、完全に気力が尽きました。

 

PM17:00 終了しました。

 

 

まだ1都3県では緊急事態宣言が解けていないというのに、

帰りの東関道はひどい渋滞で、自宅に帰還したのはPM20:20でした。


2021.3.12 やはり安定感無し!! 鹿嶋は我を見放したか? 茨城県鹿嶋港

2021-03-13 11:48:03 | 海釣り

 15匹目のカレイを狙って、今週も鹿嶋港へ出撃しました。

先週の2匹、これがカレイ量産への足掛かりになるのでは?と思い、

3月12日(金)AM2:30 板橋の自宅を出発しました。

 

 

平日はガラガラの首都高速です。

私、専用の都心環状線、専用の湾岸線、専用の東関道だと勘違いしそうです。

 

今回は活エサで試してみたく、AM4:00にフィッシング鹿嶋店に立ち寄って

アオイソメ4000円分を購入してから、18km遠回りして公共埠頭へ向いました。

AM4:30現地に到着しました。先週と同じ場所が空いていたので、さっそく占拠

しました。

 

 

 

 

AM5:45 ヘッドランプが必要ない程度に明るくなってきたので、

4本の竿を投げ込んでスタート。

 

 

 

 

 

 

今回は投げ釣りで「寄せエサ」も試してみました。

これを仕掛けの連結部分に取り付けておきます。

うーん、しかしカレイを寄せれば、フグやアナゴも寄せるよなあ。

 

 

 

さらにハリス部分にダミーのエサを取り付けました。

 

 

風は南西からの強風で、追い風になりました。

それほど寒くありませんでしたが、

午後から天気が崩れる予報なので、クルマを横付けでできるのは有難いことです。

 

 

 

風力発電のプロペラが勢いよく回っていました。

背後の頭上でシュンシュンと低周波を撒き散らして回っています。

 

 

この日は大潮で干潮ピークがAM9:45、満潮ピークがPM15:20、

この干潮ピークを過ぎてAM10:00頃からPM16:00頃までがチャンス時間帯かと思います。

この日のアオイソメはかなり細過ぎました。

 

 

針に5~6匹房掛けにして、広角にドボンと放り込んで、アタリを待ちました。

 

 

 

この日はエサ取りはなぜか皆無。フグは見かけません。カレイも見かけません(笑)。

仕掛けを回収しても、エサはほぼそのまま戻ってきました。

お昼を過ぎて満ち潮のAM12:30頃に、いちばん右方向へ投げ込んだ赤竿の竿先に、

この日唯一のアタリが発生しました。

最初に竿先をコツコツ揺らしたのを見送って放っておいて、十分に飲み込ませて。

数分後に竿ごと引き込む大きなアタリが発生。

竿を掴んで空アワセを入れると、ズドーンと重たく、リールを巻く速度を

緩めると、ググーンと数回締め込んで抵抗してきました。

どう見ても「これはでかいカレイやわ」と、

頭には50cm級カレイの姿がちらついてきました。

心臓がドキドキ鼓動して、カラダが熱くなりました。

PE1.0号だし、ハリス5号だし、リールを慎重に巻き取って寄せてきましたが、

足元から15mほど離れた処で突然水面に浮上して、

オモリの後ろでバシャバシャと抵抗したので、すぐにカレイでないことが判り、

ガッカリ。クソッ違うか。

足元まで寄せると、大人の手首ほどある大アナゴでした。

「なんで昼間にアナゴなのよ?」と嘆きながら、竿をわざと縦に大きく揺さぶって、

仕掛けをゴンゴン上下させると、プツンとハリスが切れてオートリリース。

夕方まで粘って、アタリはこの1回だけでした。

 

エサはまだまだ売るほど残っているし、平日なので高速道路料金も高いし、

割引料金になる深夜まで延長することにしました。

ここのカレイは夜間は望み薄でも、代わりにアイナメやドンコなど

晩酌の友になるものを狙いました。

 

 

 

 

 

 

 

PM20:00ごろから雨が降りだしました。

暗くなってチョンチョン小さいアタリが連発しましたが、

掛かってくるのはエンピツ級アナゴばかり。

放っておくと仕掛けをグチャグチャにしてしまうので厄介でした。

さらに

平たいドロ底なのに、良型のうっかりカサゴが掛かりました。

PM23:30 やめて帰ることに。

 

日付が変わって13日AM2:30 に無事に帰還しました。

 

 

持ち帰った雑魚を見て、

「ああー、うまくいかんもんやな」と嘆いて、落胆。

濃いめの焼酎をグッと飲み干して爆睡しました。


2021.3.05 とうとう鹿嶋港でもゲットしてやったぜい  茨城県鹿嶋港

2021-03-05 19:49:29 | 海釣り

カレイを求めて今シーズン鹿嶋港へ7度目の出撃です。

私にとって鹿嶋港はどうも相性が悪くて、これまで6回の出撃は全てボウズ。

自分でも「どうせまた釣れへんのやろ!!」と思ってしまうから怖い。

苦手な場所を作ってしまうと、そのエリアは自然と遠ざけたくなる。

これはとってもマズイのです。

ただでさえブッ込み投げ釣りができる場所が年々減らされているというのに、

その選択肢を減らしてはならんのです。

 3月になれば気温が上がり、少しは水温も上昇してくるので、

産卵を終えたカレイも体力回復のために活発に動きだすと思うのです。

天気予報によれば、今週末は太平洋沿岸を南風を伴って低気圧が通過するそうで

5日は曇天で気温は15℃前後になるらしい。潮は小潮。

なので、今回の出撃は南からの風を考慮して鹿嶋港の公共埠頭で陣地を築く

ことにしました。

AM2:00 板橋の自宅を出発して、すぐに首都高速に乗り込んで、

さらに東関道へ乗り継いで、終点の潮来ICまでひた走りました。

 

 

 

今回は先週の浪江町出撃で残ったアオイソメで塩イソメを作成して、

全て塩イソメだけで釣るつもりなので、行程途中で釣エサ屋にも立ち寄らず、

まっすぐ公共埠頭まてやってきました。

AM4:00 公共埠頭に到着。自宅から126km。

そうです、鹿嶋港は近いほうなんです。

 

鹿嶋港の中央航路に面したいちばん左端が運良く空いていたので、

即決で陣地を築くことにしました。北向きに竿4本を投げ込みます。

いつもなら暗いうちからケミホタルを付けて釣りを開始するのですが、

鹿嶋港の底はエンピツアナゴだらけなので、釣る気になれません。

暗いうちは釣りをせずに、車のなかでラジオ聞いたり、

スマホを見たりして過ごしました。

空が白み始めたAM5:20ごろから始めることにしました。

まったく寒くありません。

風はやや追い風となり、ストレスなく投げ込めました。

やはり水深はダントツ深いですねぇ。

オモリが着水したあと、スルスルとかなり長い時間ラインが出てゆきます。

海底はドロ底のようです。着底したオモリを引っ張ると、

ズルーと重々しく移動し、いつもより力が要ります。

いや、ドロ底というよりは全面カケアガリ斜面なのでしょうか?

 

 

 

 

 

対岸にいつも釣りに入るポートラジオが見えています。

 

 

足元には干からびた無数のヒトデが転がっています。

 

さてエサの塩イソメですが、なかなか上手く作れました。

水分が抜けて切れにくく、しかもソフトな手触りに仕上がってます。

 

 

この塩イソメをダミーだらけの針に房掛けにしました。

 

 

 

釣りを開始して1時間ほどはエサ取りすら居なくて、生体反応ゼロでした。

仕掛けを回収すると、房掛けした塩イソメが海水を吸って膨らんで、

何者にも齧られずに戻ってきました。

 

 

先週の浪江町に続いて、今日も完封負けで連敗になってしまうのかと

最初から諦めムードでした。

それでも男は闘わねばならぬ、ひたすら貫かなくてはならんのです。

車に戻っていっぷくしながら、4本の竿先を見つめていますと・・・

AM6:30 いちばん左の青い竿の竿先がビビビッと震えました。

本日初のアタリでしたが、アタリの出方からしてどうもフグっぽいです。

しかしこの日はいままでフグも居なかったので、

「フグでもいいからとにかく針に掛かってほしい」と思っていたので

5分ほど待ってから、十分に針を飲み込ませてから回収することにしました。

AM6:35  竿を持って大きく空アワセをしたら、オモリの後ろに異常に重たい感触。

「これはハリに乗りました。サカナです。しかしフグかカレイか判りません。」

慎重にリールをグリグリ巻いて、足元まで寄せてくると・・・

オモリの後ろに茶色い平べったいカレイが付いてきました。

そのまま抜き上げて測定。

 

 

 

 

 

 

 

マコガレイ 41cm ( メス ) 。

 

とにかく鹿嶋港で1枚釣れてくれたことに感謝感激。

これはもう祝杯でしょ。

 

 

うーん、ここまでの道程は長かったなあ。

 

 

グビッと飲み干した後、いつまでも感傷に浸っていてはいけません。

朝イチのチャンスタイムだと思い、ラッシュをかけて、

4本の竿をマシンガンの如く打ち込み直しますが、あとが続きません。

 

そのうち海底にヒトデが寄ってきて、ヒトデばかりが掛かってくるようになりました。

 

 

 

昼までは何も起こらず、ヒトデと格闘しながら、

淡々と時間が過ぎてゆきました。

忍耐と我慢の時間ですが、朝イチに1匹仕留めているので気持ちに余裕がありました。

風は相変わらず南西からの弱い風です。

中央航路はさすがにデカいタンカーが往来し、往来のたびに水が動いて、

アタリを期待させるのですが、待てどもなかなかアタリが出ません。

 

 

 

 

PM13:45 久しぶりにいちばん左の青い竿の竿先がビビッと動きました。

またカレイかな?と期待しながら、さらに針を飲み込ませようと5分ほど

放っておいたのですが、それがいきなり竿先を20cmほど引き込むアタリに変化して、

竿ごと持っていかれそうになったため、慌てて竿を掴んでリールを巻き始めましたが、

すぐにフッと軽くなってしまいました。

くそっ、痛恨のすっぽ抜けでした。

しかし、まだカレイはそのへんに居るはずだと、塩イソメをたっぷり付けて、

同じポイントへ投げ込み直しました。

カレイ君よ、どうかお願い、その場でじっとしててくれ~。

そして待つこと15分・・・

いきなり竿先をゴンゴン揺らして引き込むアタリが出ました。

きたきたきたきたぁ~ 北あ~

慌てて竿を手に取り、アワセを入れたら、今度はガッチリ針に乗りました。

リールをゆっくり巻いて、慎重に足元へ寄せてくると・・・

茶色くて平たい魚影。

やはり2匹目のカレイでした。

よくぞ掛かってくれました。感謝感激あめあられ。

 

 

 

マコガレイ 37cm ( メス )。

 

ここで午後のチャンスタイムの到来かと思い、エサを頻繁に交換して

再びマシンガンの如く打ち返しておりましたが、

やはり後が続かずでした。

 

 

PM16:00 体力が続かずこれで 終了。

 

平日の夕方なので、鹿嶋港周辺は帰りの通勤渋滞にもろに遭遇、

潮来ICから東関道へ乗り込んだときは

「やっとこれでぶっとばせる」と思ったのですが、

千葉北ICあたりから混みだして、首都高速に入るとひどい渋滞だらけでした。

 

 

PM18:50 無事に帰還しました。

 

 

翌日、クーラーボックスから戦利品を取り出しました。

ほんまええ眺めですわー。

 

 

 

 

 

 

2匹とも肌色の卵巣があったのでメスでした。

37cmのほうの胃袋の中から3cmほどのシャコの子供が出てきました。

身が薄いし、水気を取ってから唐揚げにしようかと思います。