漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.5.4 カレイ第28戦 水温低い富山湾ならまだ釣れるか  富山県黒部生地海岸

2024-05-06 21:53:11 | 海釣り

水温が上昇しにくい水深のあるドン深の場所を探していました。

グーグル地図の航空写真が、能登半島の震災以降、沿岸海域を更新されず

ぼかしたままになっています。これでは水深がどうなのか全く判らないです。

幸いにも富山湾沿岸は地形が変わることなく、今でも昔の航空写真が参考に

なると思います。

 

 

 

富山湾の航空写真を眺めると、黒部から魚津周辺のエリアは岸から少し離れると

すぐドン深になっていて、おそらくまだ水温は低いだろうと予測しました。

私の憶測ですが、水温が低いままならカレイはまだ居るだろう、そう考えました。

ホタルイカのシーズンも過ぎただろうし、海岸線も空いているでしょう。

 

今回は黒部川河口にある生地漁港に注視してみました。このまえ出撃した経田漁港

の少し北側に位置しています。

石川県にある秘密のアジトからちょうど100kmの距離です。

4日(土)AM2:00 石川のアジトを出発して、AM4:00過ぎに生地漁港に到着。

まだ暗かったですが、漁港周辺で駐車して準備をする車が意外と多く見られ、

ほんと驚きました。

ほとんど全員がルアーマンでした。投釣り師は私だけでした。

 

 

私の右側の風景

 

 

私の左側の風景

 

 

夜が明けてくると、右も左も見える限り、青物狙いのジグを投げるルアーマンだらけ。

その中で私だけブッコミ。

さすがに4本の竿は出せず、2本だけにとどめてスタートです。

AM4:20 スタート。

 

 

釣り座を確保するために、暗いうちからLEDケミライトを竿先に付けて

海底の様子も判らないままカレイ仕掛けをぶん投げてみました。

三脚に2本の竿を立てて、オレの前に投げ込むなよ!!と存在をアピールしました。

投げ込んで10分経過したところで、エサチェックするために回収しようと、

まず右の赤い竿を持って巻き始めると、やたら重い。でも抵抗しない。

ただ重いだけで巻いて寄せてくると、あと40m付近でガツンとショックが

伝わってきました。ん?アタリか? しかし竿が弓なりに曲がり、魚と言うより

キツい根掛かりしたような感触でした。そして仕掛け全てを失くすか?と

思いましたが外れました。

重たいまま足元まで寄せて来て、仕掛けに海藻が絡んできたかと思って、

ヘッドライトを照らしてよく見てみると・・・

これは汚いゴミの塊? いや違う、これはオコゼやわ。

 

 

28cm ダルマオコゼ

超高級魚が1投目からきました。

カレイより大事に持ち帰りたい1匹です。

 

 

汚い外観ですが、奇麗なエラ。釣り上げた時にハサミで背びれをカットしました。

 

 

ここ、ひょっとしてとても良い場所かもしれません。

ルアーマンが邪魔ですけど。

 

 

何度投げ直しても、仕掛けを回収する途中で、最初はやや重く、

そして途中で必ずグーンと重たくなり、根掛かりしたような感触になり、

そのまま巻き続けると、やがて外れて軽くなります。

これはですねぇ、40m付近からキツい駆け上がりになっていて、オモリや仕掛けが

海底の砂にこすれて潜るんだろうな、と考えています。

 

最初に釣れたオコゼ以外はアオイソメ房掛けは齧られずにそのまま戻ってきました。

エサ取りのフグは居ません。ケムシもヒトデも居ません。

 

 

 

後ろから太陽が上って来て、背中が暑いです。もう初夏の陽気です。

 

 

海水は超冷たく、超透明クリアでした。ゆっくり左から右へ流れていました。

 

 

足元の砂利ですが、このあたりでも翡翠が穫れるそうです。

クリアな水中で白く光ってる小石はひょっとして翡翠なのかな?

 

 

うーん、アタリが出ないし、直射日光で背中は暑いし、9時になったらやめようか?

と思いながら、打ち込み直しました。

海が静かすぎて、ルアーマンも苦戦してました。

この日は青物が回遊してこないのか、鳥も飛んでおらず、ナブラも立ちません。

 

遠投しても駆け上がりで重たいだけで疲れるので、駆け上がりの手前の約40m付近の

まだ浅いところにエサを置くようなイメージで打ち直しました。

朝マズメの海水は超クリアでしたが、AM8:00ごろになると少し濁りが出てきました。

このまえの経田漁港でもそうでした。ひょっとして釣れるかもしれません。

 

AM8:15  とつぜん赤い竿の竿先が10cmほど沈み込み、沈んだまま1分ほど経過したころ、

竿尻が持ち上がって、引っ張り込まれそうになりました。

とっさに竿を掴んで空アワセを入れると・・・ズシッ・・・乗りました。

竿が弓なりに曲がって、リールをゆっくり巻いて、慎重に寄せてくると・・・

茶色い魚影

 

 

 

マコガレイ 36cm      ( 今シーズン15枚目 )

 

 

私の左右のルアーマンたちが寄って来ました。

「ヒラメですか?」

「いや、マコガレイです。」

 

私は自信満々に答えたつもりですが、

ルアーマンたちは「なんだカレイか」という顔。

 

その後、もう1匹来ないかな?と粘ってみましたが、

直射日光で背中が強烈に暑くなってきたので、AM9:30 撤収しました。

 

この場所、いいかもしれませんねぇ。もう少し調査を続けますか。



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