上州屋新高岡店の釣果情報を覗いたら、富山湾の氷見から伏木までの区間にある
国分海岸や雨晴海岸で釣れた複数匹の40cmマコガレイが掲載されていました。
なんと、富山湾と言うけれどその地域は能登半島ではないか。
これはなんとしても、私の義務感と責任感から、私も出撃せねばなるまい。
というわけで、この地域のカレイの情報を一週間で徹底的に調べました。
そしてまだ一度も竿を出したことのない場所なので、グーグル地図の中を
歩き回ってシュミレートして、周辺の地理を私の頭の中にインプットしました。
これで私にも40cmマコガレイが釣れるはず・・・でした。
早く週末が来ないかとワクワクしながら、天気予報と睨めっこしておりました。
そして、金曜日の夜、徹夜で運転して現地へ駆けつけて、場所取りをしようと
画策しておりました。
しかし、その現場には予想外の敵が現れました。
海に近づくにつれて、煌々とした照明と、タモ網を持った大勢の家族連れの
賑やかさが増してきて、駐車する場所など何処にも有りません。
真夜中の午前2時だというのに、現場はお祭り状態になっておりました。
予想外の敵はホタルイカでした。
こんなところで釣りなどできるか!!
1週間練り上げた私の計画は一瞬で崩れ去りました。
すでに通販で購入した青イソメ640g(80g×8パック)を持参しているので、
そのまま中止してウチへ帰ることもできません。
暫く車中で何処へ行こうか?と計画を練り直して、気になっている場所へ
行ってみることにしました。
一昨年前から夏季のハゼ釣り場を開拓していたときに、能登半島の高浜漁港を
知りました。米町川の川尻の隣にある漁港で、景色の良さバツグンです。
西海漁港から20km南の位置にあるので、地震による隆起は少ないだろう
と思い、堤防から外へ向けてブッ込んでみることにしました。
投げてみて意外と浅かった。
適度に海草のシモリがあって、カレイの他にもアイナメやカサゴもどうかなー?
なんて考えていたのが甘かったです。
AM5:30 からAM7:30まで、2時間様子を見てみましたが、イソメ1匹齧られず、
丸セイゴ15号に3匹房掛けにして、竿4本で、計12匹のイソメがそのまま戻って
きました。
春の心地よい日差しと静寂の中、周辺の景色はとても良いのに、魚が居ません。
フグでもいいからイソメを齧ってほしいです。
海水は極めて透明で、港内の底の様子を見てみましたが、幼魚、稚魚、フグ
なにも居ませんでした。
AM8:00 諦めて場所を移動しました。