漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2018.01.20 大寒の夜に東京湾で 船橋三番瀬

2018-01-21 01:46:13 | 海釣り
 今年に入って、まだ手応えのある魚を釣っていません。  

大寒なので寒いのは当然なのですが、それでも休日は外へ出て

竿を振ってみたい、ほんと釣りバカの性分ですな。

さて、土曜日のPM3:30に自宅を出発。目的地は船橋三番瀬です。

何年か前に冬の夜に一度だけ竿を出したことがあります。そのときに

ドチザメ、エイ、セイゴがビンビン魚信をくれた記憶が残ってました。

だから船橋三番瀬なのです。

首都高速に乗り込んで、渋滞にもめげずなんのその、

湾岸線を目指して都心の真ん中を貫いてゆきます。



すぐに渋滞につかまりました。











PM5:00前には海浜公園に到着しました。

車から釣り荷物を降ろして、キャリーをゴトゴト引っ張って歩いてゆくと、

三番瀬の西の端に突堤が見えました。

誰もいません。

突堤の先端まで行くと、立て看板がありました。こんなの前は無かったのに。





到着して早々、巨大エイに対抗するために巨大タモを用意しました。





この日は中潮だし、満潮の夕マズメ。

塩イソメを房掛けにして、船の通り道へドボン。









完全に日が沈んで、PM6:00スタート。



まったくの無風ですが、足元からジワジワと寒さが込み上げてきました。

さっ、寒いです。

空気が透明で、遠くの夜景が揺るぎなくクッキリと見えました。



竿先が激震するのを、今か今かと待ってますが、アタリが出ません。

エサチェックのために仕掛けを回収しても、ぜんぜん喰われてないです。

潮は引き潮で、けっこう早く流れてました。

水温が低いから魚の活性も低いのでしょうか。





PM8:30寒さに耐えかねて終了。

あきませんな。




2018.1.07 アナゴも居なけりゃカレイもおらん 福島県小名浜港

2018-01-08 20:21:02 | 海釣り
 冬の釣りのターゲットと言えば、やはりカレイとアイナメでしょう。

アナゴやハゼやドンコはいくら釣れても脇役なのです。

しかし最近は主役が釣れないから脇役を狙ってしまう。

でもその脇役さえ釣れないことが多いです。

まっ、この時期だと小名浜周辺の海水温が10℃を切っている状態だから

活性が低いのは当然のことなんですけど。

 3連休の2日目の日曜日の午後、板橋の自宅を出発。首都高そして常磐道とも

渋滞は無く、天気は快晴なのに気温が低いからなのか?人出は意外と少ない。

常磐道の北茨城ICで降りて、大津漁港の近くにある釣り侍さんでアオイソメを購入。

そしてPM5:00小名浜港に到着。





ここは2箇所しか釣れそうな有望なポイントが無いのに、

その片方の1級ポイントが空いていました。

というか、岸壁全体ががら空きでした。根性無しの釣り人ばっかしやな。

三脚を2つ立てて、準備します。

ここのカレイは昼間が有望で、夜カレイは望み薄ですが、まっ、お土産にアナゴでも

釣れてくれればいいじゃないか。





今回は釣バリを安価な管付き伊勢尼12号を試してみました。







伊勢尼ハリにハリス5号を結んで、誘いの赤いゴムを付けて、エサは塩イソメを使用。



4本の竿を投げ終えて、PM6:00スタート。

投げ終えてすぐに小さなアタリが頻発しましたが、ハリに乗らず。

回収すると、何者かがエサを齧っている。


PM6:20 車の中から竿先のLEDライトを見つめていましたが、いきなり車を横に

揺すられました。スマホを見たら茨城沖でM4.3の地震、小名浜で震度3だった。

この地震で魚が驚かなければよいのだが・・・。


PM8:20 回収した1本に20cmのハゼが付いてきました。気の毒なのでリリース。





PM9:30 さっきのハゼよりも重い何かが掛かってきました。

デカいシャコ君をゲット。





リリースしてもよかったけど、高級食材なのでキープしました。


このあと、エサは齧られるけど、アタリも無く、明朝まで時間が経過。

しかし、おかしいな?。アナゴのアタリがまったく無い。

日頃からバカにしているアナゴが1匹も釣れないことにはお手上げですな。


日付が変わってAM4:30、そろそろ朝マズメのチャンスになろうかと、

期待の持てる雰囲気になってきたときに・・・

エサを回収。

4本の竿のうち、1本の竿を持ち上げると、

オモリの後ろでズルーと何か抵抗を感じました。

とっさに竿を大アワセ。

ガチッと掛かりました。手応え十分。期待も十分。

BXTの竿が満月にしなって、リールを巻く力もゴリゴリ。

やったぜ、一発大逆転だわっ、・・・

・・・

・・・

・・・

ん?

・・・

・・・

・・・

はあっ、溜め息

・・・

・・・

・・・

で、





くそっ、

オレの人生最大のヒトデ野郎だぜ。

ちゃんとハリを食ってやがる・・・




はい、皆さん、成人の日の、完全に朝になりました。

天気は快晴、無風です。

海は凪いで、これ以上の釣り日和はありません。








すぐ近くに大型コンテナ船が入港してきました。



誘導タグボートも来て、港内の水を動かしてくれて、ここでカレイのアタリが出ないと

もう望み薄です。


幸運の鳥もやってきました。






なーんにも起きません。






あの憎っくきデカヒトデが乾燥してきた頃合いで、撤収。





まっ、こんな日もありますわな。

漁師じゃないんだからね。












2018.1.03 釣り初めの儀 福井県三方五湖 ハゼドン

2018-01-04 15:37:16 | 海釣り

 昨年の暮れ、千葉港の夜カレイへ参戦するかどうか?非常に悩みました。

しかし忘年会が続いて、仕事終わりの12月26日も、ココロは千葉港なのに

カラダは牡蠣鍋をつついていて、ヤケクソでホッピー、芋焼酎お湯割り、熱燗、

・・・なんでもござれで・・・

こりゃダメだと諦めた瞬間、翌朝から喉が痛くなって、ティッシュと風邪薬を手放せない

状態になってしまって、とても竿を振れる状態ではなくなっておりました。

 2017年は?と言うと、そうですねぇ、都内板橋区へ転居してきて、

どこへ出撃するのにもホント遠くなりましたね。小名浜へ行くにも片道200km、

鹿嶋へ行くにも130kmかかりますが、そんな不利な状況の中でも、

2017年も好きなものを追いかける情熱と気力で、出撃を続けて、

小名浜港で年明けから春までに40cm級マコガレイを累計3枚をゲットできた

ことは大変満足しています。


 さて、2018年はどんな年になるでしょうか?

竿を出しているときに地震や雷だけは発生して欲しくないですね。

 毎年の年頭に行う我が家の釣り初めの儀は、昨夜のことですが、今年も無事に

執り行うとができました。

3日の昼過ぎに、帰省先である西宮市の実家を出発した私は、福井県にある

三方五湖にある久々子湖を目指しました。

名神高速の彦根ICで降りて、湖周道路と国道8号線をのろのろ走って、







PM3:30敦賀にある魚流さんでアオイソメ2000円分を購入。

ちょっと迷いました。釣り初めの儀だけならエサ2000円も要らんやろ。

しかし、もしも釣れ続けたら、2000円でもエサ足らんやろ。

うーん、この天候やしなー。

余ったら塩イソメにしたらええやん。

ということで、エサを買ってから27号線を西進。





PM4:30 久々子湖に到着。

まずは釣りの神様に対して年頭の祈願をしました。













か~み~さ~ま~ぁぁあああああ、

今年も1年、無事故でよろしゅうお願いします。

たのんまっせぇ~、

おまえもな~、





いつものごとく、小学校のウラに陣地を敷いて、三脚ふたつ、竿4本を準備。

今回の狙いは大きなマハゼの記録更新だけで、根掛かりも無いので、

仕掛けのハリを2本に増やしてます。

匹数は要りません。

ここでの自己最高記録24.5cmを超えるハゼドンが釣れてくれればええのです。










ここは水深2mしかありません。鷺や鵜や鴨などの鳥類が多いので、

昼間はハゼは泥底に深い穴を掘って隠れています。

夜になると、目が効かない鳥に代わって、巣穴から這い出してきます。

明るいうちに釣りの準備だけしておいて、暗くなるまで待ちます。

この間にも雪や霰が頻繁に降ってきて、車で待機します。









周囲が暗くなってきたPM5:45 、

派手に穂先ライトを叩くように揺らして初アタリが出ました。

竿を手に持ってリールを巻くと、コンコンと抵抗が伝わり、なかなかのトルクでした。

掛かっている獲物はマハゼしか居ないと信じ切っていましたから、

コレ大きいわ。

こりゃ~春から縁起がええわい!!とニヤニヤしながら巻き寄せると・・・




ん? 

なんやおまえ?

ここ汽水やろ? 

なんでオマエがおるねん?

ガッカリ。


PM6:00 を過ぎると、派手さは無いものの、小さくチョン、チョン、

あるいはコツ、コツ、と

アタリが退屈無しに連発し始めました。

4本の竿をどこへ投げ込んでも、間違いなくマハゼが掛かってきます。
















うーん、

なんぼでも釣れるけど、小さいなあ。

パッと見て大きいと思われるヤツでも20cmぐらい。

このバケツの中で一番大きそうなヤツを測っても20.5cm。









PM8:00を過ぎて20匹ほど釣れましたが、全て小さくて

次第にやる気が薄らいできました。


PM9:00になると、雲が切れて、正面からスーパームーンが現れました。

周囲も明るくなって、とっても穏やかです。







この明るさを嫌がったのか?

アタリが減りました。

しかも釣れてくるハゼのサイズがどんどん小さくなってきて、

PM9:30 まだエサはたっぷり残っていましたが、終了しました。





数えたら、35匹。全て15~20cmぐらい。

全て生きていたので、全数リリース。


この日の気温2℃でした。

水深2mもない浅い湖なので、水温もおそらく5~6℃ぐらいしかないと思いますが、

この湖は外海とつながっています。

なぜもっと外洋の深場へ移動しないのか?不思議なヤツらです。


とりあえず2018年の釣り始めの儀は無事に終了致しました。