漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2017.03.25 釣れるときはこんなもんです。 福島県小名浜港

2017-03-26 20:55:28 | 海釣り
 この日は調査も兼ねて、朝からいわきサンマリーナで釣りをしていましたが、

PM2:00に引き上げたものの、今から帰ると夕方の高速道路の渋滞に

巻き込まれること必死なので、少し遅い時間に帰ろうと、時間を潰して

小名浜港の情報を収集することにしました。

 いわきサンマリーナからわずか4km離れたところが、いつも竿を出している

大剣埠頭なのですが、普段と違って、午後から珍しく南方向からの強風が

吹いていたので、向かい風のため、いつものポイントが空いてました。





まあ、向かい風で飛距離は出ませんが、ここは水深があるので、

足元でも釣れる可能性があるので、ここで竿を出してみることに。

すでに釣り侍さんで購入したエサの残りは少なかったのですが、

予備にイソメ塩漬けを持っているので、続けることはできます。

なんといっても、この場所は車を横付けできるのが嬉しいです。

のらりくらりゆっくり準備して、竿4本にエサを付けて、

とりあえず広角に思い切り投げ込みました。


PM4:00スタート。

暖かい車の中から、竿先をじっと見つめてましたが、いつしかウトウト。

どうしても集中力が途切れてしまいます。

PM4:30 糸フケを取るために、左の竿から1本ずつさびいて、

2本目の竿を持ってしゃくると、グッ? 根掛かり? 重たい感触。

CXTの竿が満月になるほどしゃくると、引っ張られて、ズルーッと動いて

手前へ寄ってきたので、「これは、カレイか、ヒトデか、ゴミか ???」

その数秒後、わずかにグイグイと抵抗したので、これはサカナですわ。

そう思った瞬間から、リールを、トルクを感じながらグイグイと全力で

ゴリ巻きしました。

でも大アナゴかもしれないし、ネコザメやらエイかもしれん。

そう思って、寄せてくると、茶色い幅広いカタチが浮上してきました。

おっ、カレイやわ。

超ラッキー。

かなり大きいけど、信用絶大なヨリトリゴムを付けているので、

「せーの」で岸壁へ抜き上げました。







かなり大きく感じたので、ゴーマルあるかな?と思いましたが、

47cmのマコガレイでした。


昨年、石川県能登島で47cmのイシガレイを釣ったことがありましたが、

マコガレイで47cmは自己新記録です。

産卵を終えて、まだ薄いカレイですが、迫力十分。

ほんま、ヒラメみたいなマコちゃんですわ。


さてと、左から4番目の竿も、さびくと、やたら重たい感触がありました。

しかしコイツは抵抗しないし・・・と思って、

半分期待して、半分期待しないで巻き上げると・・・

デカいお星様でした。




その後、日没を迎えて、夕マズメ、そしてPM8:00頃、小さいアタリが頻発しますが、

なかなか針に乗りません。

ようやく釣れたのは、25cm ドンコちゃんでした。




私の右隣に入られた地元の釣り師を見ていると、アナゴを数匹釣上げて

おられたので、頻発する小さいアタリはアナゴかドンコなのでしょう。

PM9:00 体力の限界、終了しました。

良いお土産もできたので、意気揚々の帰還ですが、

昔の若いときのオレならば、このまま日曜日まで続けていたでしょうな。










2017.03.25 新規開拓のため調査 福島県いわきサンマリーナ

2017-03-26 18:01:58 | 海釣り
 以前からグーグル地図の航空写真を見て、一度は竿を出してみたいと

思っていました。

東北震災の影響で、昨年まで長く復興工事中でしたが、昨年小名浜港で釣りを

していたときに、地元の釣り人から釣り公園桟橋へ入れることを聞き、

1度だけ下見に来たことがありました。

今回は調査も兼ねて昼間に実釣してみることにしました。

昼間の釣りとはいえ、板橋の自宅を出発したのはAM4:00で、日の出を見ながら

常磐道を北上しました。

北茨城ICで降りて、途中、釣り侍さんでアオイソメ2000円分を購入して

国道6号線をそのまま北上し、いわきサンマリーナへ到着したのはAM7:00。



ちょっと早く到着しすぎました。

どうしようか? このまま待つか? 

それともゲートの外に車を置いて、荷物を担いで降りてゆくか?

じつは、下見に来たときに、この公園の管理人さんから、徒歩で入れる裏ルートを

教えてもらっておりました。

ゲートの外で、迷惑のかからない場所に駐車して、裏ルートから歩いて入ります。

そのために、今回初披露の新兵器を出します。

じゃーん!!







この太いタイヤが悪路でも平気で、大変便利なんです。

こいつにクーラー、タックルボックス、竿ケースを積んで降りてゆきました。


釣り桟橋はとても綺麗に整備されていて、トイレも、水道設備もありました。

釣り場は港内へ投げ込むように設計されていますが、

パッと見て、底の砂地が見えます。水深3~5mぐらいか。

水深がないのは、昼釣りには致命的です。





まっ、グーグル航空写真を見ても、浅いことは覚悟してましたが。

いちばん奥に陣地を築いて、竿4本を出してアタリを待ちました。

いつもの夜釣り用のゴツい太仕掛にアオイソメをたっぷり付けて、

ドボン。

AM7:30スタート。









竿4本のうち2本は日陰になる堤防の際へ投げ込みました。

注意事項として、

私が居る陣地の場所から、大きな長い堤防が外海へ直交して2本伸びてますが、

いずれも鉄柵が設けてあり、立ち入り禁止です。

公園の管理人さんが、朝、昼、夕、パトロールに回られますので、

立ち入り不可能です。





水温はこの時期最低の9℃。水深が無いため、魚は見掛けません。

代わりに嫌われ者のアイツが居ます。

コイツが居たら、まず釣れん。



まっ、お気楽にいきましょう。



アタリが無いので、附近の情報を収集。

天気は快晴ですが、気温が10℃でまだまだ風が冷たいです。

それでも、おっ、春はそこまで来ています。






AM10:20 エサチェックのため堤防際へ投げ込んだ竿を巻き取ると・・・

ん?

なんか付いてる



25cmのアイナメ君でした。

そう言えばこの冬、オレ、アイナメ釣ってなかったな。

久々に出会いましたな。

その後もまったりと時間が過ぎて、

PM2:00まで粘りましたが、この1匹のみでした。



追記

公園の敷地から1箇所だけ、立ち入り禁止でない場所から、

港の外側へ投げ込めるところがあったので、

誰も居ないときに、こっそり外向きに大遠投。

第1投目は底取りして糸フケを取っている最中に、根掛かりしてオモリごとロスト。

気を取り直して、懲りずにもう1回チャレンジ。

第2投目はうまく着底したと思いましたが、待つこと15分してもアタリが無いので

巻き取ろうとしたときに、またしても根掛かり。

強引に引っ張ると、外れましたが、何か重たいものが付いたまま回収すると、

なんやこれ?



苦手なホヤが引っ掛かってきました。

ホヤは過去に鹿嶋港でも引き揚げたことがありますが、コイツが有ると

百発百中、100%の確率で根掛かりしますわ。














2017.03.04 片道530km遠征もむなしく・・・石川県能登島

2017-03-05 08:48:17 | 海釣り
 産卵を終えてペラペラに薄くなったカレイも、3月に入って体力回復のために

荒食いするはず・・・投げ釣り師なら誰でも期待しているのですが。

この冬は北陸地方も雪が多くて、2017年になって、石川県能登島の情報が

ほとんど入ってきません。

私も昨年の夏の遠征以来、北陸地方はご無沙汰で、果たしてどうなるかと

判らないまま出撃しました。

釣れても釣れなくても、鹿島、大洗、小名浜 などの漁港とは違って、

誰に遠慮することもなく、のびのび自由に竿を振ることができる能登島は

釣り人にとって夢の場所です。

 能登島へ募る思いは日増しに膨らんで、金曜日に仕事を終えた後に、

自然とカラダが北陸地方へ向かっておりました。

まずは自宅から国道17号線に沿って、のろのろ北上して、上州屋浦和店に

立ち寄り、アオイソメを3000円分購入。もっと買いたかったが、店の在庫が

これだけしかなく、しょーがない。もしも使い切れば、持参の塩イソメに

切り替えて使用する予定。

上州屋を出た後は、外環道に乗り込み、関越道練馬ジャンクションへ乗り継いで

北上。




さらに上信越道、→ 上越ジャンクションから北陸道 →小矢部ジャンクションから

能越道 → 七尾 → 能登島 

能登島まで徹夜の運転です。

土曜日AM3:30に到着しました。片道約530kmを7時間かけて走破してきました。




能登島へは21番目に入島です。

「なにぃ?オレの前に20人もの釣り人がすでにやって来ているのか?」

 ↑↑ 勘違いもはなはだしい。




いつもの釣り座である、南の関白にやって来ましたが、まだ誰も先行者はおらず、

休憩する間もなく、場所取りのために、三脚3個、竿6本をセッティングしました。

暗闇の中で、準備のためにゴソゴソやっていると、ギラッと光る目に驚きました。

タヌキ? アライグマ? ハクビシン?



仕掛けは各竿1本バリで、多少の効果を期待して、赤色のビラビラを付けてます。



 
ここまで準備して、約2時間ほど仮眠して、夜が明けてきました。

釣り座に置いてきたクーラーボックス、三脚、竿 みんな白く凍り付いていました。

気温マイナス3℃、無風で快晴。

カラダのあちこちにホカロンを貼り付けて、頑張りましょう。






エサのアオイソメをたっぷり付けて、フルキャストで投げ込んでゆきます。






すぐに、富山から来たという釣り人が、私の左側に入りました。

竿の数、私6本、隣の釣り人5本、計11本の竿を立ててアタリを待ちました。




じつは先週、ヤフオクで、中古品ですが竿を2本買いました。

6本のうちこの2本をいちばん左に配置しました。

なんとかこの2本を「魚の付く竿」にしたいです。

いくら高級な竿でも、釣れない竿ってあります。

いくらボロい竿でも、よくアタる「魚の付く竿」ってのがあります。








しかし、この日の潮はとても渋かったです。

なんのアタリもありませんでした。

開始早々、隣の釣り人が約30cmイシガレイを1枚釣り上げただけで、沈黙。

フグやケムシも居ません。

この日、唯一掛かってきたケムシ↓↓




そしてたまーにヒトデ↓↓





ヒマなので、足元にころがっているクルミの実を拾ったりして、↓↓




能登の水はこんなに綺麗なのに・・・なぜ釣れん?







AM9:30 右側の岬から、なまこ船が姿を見せて、ゆっくり近寄ってきました。




船が海の底をかき回したり、海水を動かしたりすると、魚の食い気が立つことが

あります。

今回もその効果が出たのでしょうか?

船に近く、いちばん右に投げ込んでいた竿の穂先が、ゴンゴンゴンゴン

揺れました。暫らく待って、再びゴンゴンゴンゴン・・・

「絶対に飲み込んでる」と確信したところで、竿を持って大アワセして、ゴリ巻き

高速で浮かしにかかりました。

重い手応えを感じながら、「そうそう、コレコレ、この充実感」に満足して

寄せてきました。

やっとこさカレイを1枚釣り上げました。

おっ、こいつマコガレイやわ。

27cm でしたが、けっこう肉厚でした。








しかし、後が続きません。

またずっと沈黙です。


AM11:00 お隣の釣り人が、また30cm程のイシガレイを追加。お隣、計2枚。

しかし、あまりにも釣れないので、AM11:30 お隣の釣り人が撤収。

お隣の釣り人から、その2枚を戴きました。


お隣の釣り人が撤収された後も、独りで頑張りましたが、花粉がひどい。

目が痒くて、こすってたら腫れてきました。

鼻水がポタポタ、とっても息苦しいです。




なんとか新しい竿に、魚を掛けさせたくて、その後もPM2:00まで頑張りましたが、

実現しませんでした。




昼過ぎから突然曇り空になり、天候が崩れ、PM2:00雨が降りだしました。

もはやこれまで。

仕舞い支度をして、帰りに島の太公望や鴫島の様子を見ながら、島をあとに。

どこもパッとしませんな。

日曜日の未明に板橋区の自宅へ戻ってきました。


私の釣り上げた唯一の1枚であるマコガレイが左。↓↓

お隣の釣り人から戴いた2枚のイシガレイが真ん中と右。↓↓

2人で出した竿の数は11本・・・なのに釣れたのはたったの3枚かい。




高速代  15,000円

ガソリン代 10,000円

エサ代  3,000円

走行距離 1,067km

バカと言ったらバカ。

趣味だからと言ったら、たしかに趣味だろう。

しかしココロの満足度は?と言ったら、充実感100%

漁師じゃないんだからね。