漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.3.30 カレイ第18戦 能登半島のカレイポイント調査 鴫島入江 

2024-03-31 19:37:38 | 海釣り

定年後は能登で毎日釣り竿を振り続けて終活することを夢見て、

せっかく能登半島に秘密のアジトを築いたのに、

震災なんぞでオレの夢をぶち壊されてたまるか!!  

現地で住む家を失ってしまった皆様には大変申し訳ないですが、

私もそのうち住民票を移して石川県民になるつもりですので、

現段階では、今から海況の調査という意味も込めて、竿を出しております。

決して潰れた家の前でのんびり竿を振るような、住民の皆様の気持ちを逆撫でする

つもりは一切ございませんので、私を見掛けても、大目に見てご容赦ください。

 

能登半島で釣れるカレイは、中央部に位置する能登島ではイシガレイ、

半島先端に位置する珠洲市の狼煙漁港ではマコガレイ、と2分してました。

私も就職して自分で車を運転するようになった若かった頃は、

能登島でイシガレイばかり狙って出撃しておりました。

 

能登島にはイシガレイを狙える有名ポイントがいくつかありますが、

中型イシガレイが数多く釣れた鴫島(しぎしま)入江は、京阪神や中京からの

釣り人も多く、釣り座の確保のため、場所取りが必死で、

私も昔は金曜日の仕事終わりから前入りしてました。

忘れもしない2006年1月28日に友人と2人で30~36cmのイシガレイを41枚

釣り上げた時は、持ち帰ってハラワタを出すのにうんざりしたことを

覚えています。それでもそれだけ釣れるから、

当時は滋賀県彦根市の自宅から280km離れていても、ガソリン代、高速代

エサ代を捻出して、毎週末に出撃してもぜんぜん飽きることはなかったです。

それが次第に釣れなくなり、今では「強者共が夢の跡」と化している鴫島入江ですが、

誰も来ないから、草ボーボー。

独りで哀愁に浸りたいときは、竿を振って黄昏てみたいお気に入りの場所です。

 

この場所は地震災害後の2月に一度訪れてみましたが、地割れ、護岸の崩れなど

酷い状況で、まったくダメでした。

でも、花見ガレイの時期にはどうなのか?

様子を見るために再びやってきました。

 

 

3月30日(土)AM5:30  能登島の鴫島入江、写真の緑色矢印の場所から、

竿4本でスタート。

当初は西海漁港へ行くつもりでしたが、猛烈に強い南風が吹いて

いたので、この鴫島入江で竿を出しました。いつ何時でも、ここは無風なのです。

 

 

 

 

しかし、青イソメ5匹掛けの大奮発にもかかわらず、ビローンと伸びた5匹のイソメが

そのまま戻ってくるだけで、エサ取りもケムシも居ない状況でした。

それと、地震でずいぶん浅くなったように感じました。

1時間経過後に200m移動して、白いマンション下の、かつて41枚釣り上げたポイントへ

移動しました。

ガタガタに崩れた護岸の上を重たい装備で移動するのは、とてもしんどいです。

 

震災でテトラが沈んで低くなってました。

 

いちばん右の赤い竿の方向へ投げ込むと、かなり深くてよく釣れたのですが、

地震でかなり浅くなったようです。

昔は、この場所はナマコ船とケムシとフグとの闘いを征して、中型イシガレイを

量産していたのですが、ここでもケムシとフグは皆無。

ナマコ船は1度接近してきましたが、ほとんど獲れていない様子でした。

 

うーん、大漁祈願、無事故を祈って、お神酒を捧げたら、少しはマシだろうか?

 

AM9:30まで3時間やってみましたが、青イソメがまったく齧られないので、撤収しました。

ガタガタに崩れた護岸と、イバラだらけの草むらを重たい道具を抱えて、車まで戻ると

汗ダクになります。

AM9:00ごろから西海漁港でも風が止んでいるらしいので、移動します。



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