漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2020.9.30 ハゼは釣れなかったけど、ええお土産できたからええか 茨城県水戸市涸沼

2020-09-30 17:16:57 | 海釣り

 2011年の震災まではよく釣れていた涸沼へ久々に出撃しました。

前日の夜は深谷で力水を注ぎ込んだので、エネルギー満タン、

30日AM5:45に板橋の自宅を出発しました。

首都高速の王子北ICから乗り込んで、常磐道へ乗り継ぎます。

平日の早朝なので、土建業者の車ばかり走ってます。

 

 

 

常磐道の友部JCで水戸有料道路へ乗り継いで、水戸大洗ICで降りて涸沼へ向かいます。

 

 

AM7:45 広々とした涸沼の南岸へ到着しました。

平日ですがハゼマニアたちの車がポツポツ停まっています。

 

 

私のシエンタ君も土手の草むらに駐車して、土手を上って様子を見てみますと、・・・

 

 

涸沼川の方向にはたくさんのハゼマニアたちが釣り始めていました。

投げ竿が目立ちますね。

 

私は彼らと少し距離を置いて、短い竿で足元から広く探ってゆくことにしました。

 

 

ちょうど満潮で、土手を降りて平らな場所が水没しているので、

ウェーダーを履いて、探り釣りを開始しました。

エサはホタテ貝柱です。

 

 

 

 

 

すぐにチョンチョンと小突くアタリが頻繁に出ます。

しかしこのアタリは・・・そうです、チチブのアタリ。

ヌマチチブがいくらでも掛かってきますが、ハゼのアタリは皆無です。

何処へエサを落としてもヌマチチブばかり。

↓ ↓ ヌマチチブはハゼじゃない。食べても美味しくないらしいです。

 

 

 

ダメですな。

1時間ほど探ってましたがハゼは釣れないので場所を移動。

涸沼川の大貫橋のポイントへ移動してきました。

こちらの場所のほうが有名で、平日でも多くの釣り人で場所取りされているのに、

今日はガラーンと空いてました。← 嫌な予感がします。

 

 

地元漁協のシジミ貝の漁船が前を行ったり来たり。

これでは投げ釣り(ブッ込み釣り)はできませんな。

 

 

大貫橋の周辺の沈みテトラの間の隙間を狙って穴釣りを試みましたが、

釣れてくるのはヌマチチブばかり。

ここも30分ほどで見切りました。

先週から急激に気温が下がったのでハゼの食いが渋いのかな?

だけどチチブは元気に食らいついてくる・・・最初からハゼはおらんのかな?

 

 

うーん、ハゼの群れは、ひょっとして、もっと下流の那珂川との合流点あたりまで

下っているのか?

再び場所を移動して海門橋のポイントまで下ってきました。

ここはもう那珂湊港の近くです。

海門橋の下は複雑な水流で、シーバス、クロダイ、ヒラメなどの大物がよく掛かる場所

なので、太ハリスの針でやってみることにしました。

 

 

 

透明度の低い汚れた涸沼川の水の色は、那珂川の奇麗な水に薄められて、

ここ海門橋のある河口まで下ってくると、海水も混じって、透明感が増しました。

 

 

 

ホタテ貝柱のエサを付けて、えいっ、海門橋の橋げた周辺へ投げ込んで、

ジビジビ・・・底をゆっくり移動させて寄せてきました。

3メートルほど寄せてきたところで、穂先に軽く叩くようなアタリ・・・

コンコン・・・コンコン・・・

おっ、ハゼの力強いアタリか?・・・針を呑み込ますためにラインを弛ませて、

しばらく待ってから、エイッと竿をしゃくって、合わせました。

あれっ?

グーッと重たいだけの感触・・・やばっ、根掛かりしたか?・・・

さらにロッドをグーンと立てると、重たいけど寄ってきます。

ゴミを引っ掛けたかな?

リールを巻いてゆっくり寄せてきて、あと5メートルぐらいのところで、

急にゴンゴン、ゴンゴン抵抗したので、

?何? もくずカニか? それともタコか?

なんだろう?と思いながら寄せてくると・・・

なんと、

 

↓↓ 立派なマゴチ君じゃないですか?

 

 

 

なんとまあ、ホタテ貝柱のエサに食らいついてくれるとは・・・なんとも有難い。

感謝、感謝、感謝。

 

ならば、もうハゼ釣りはやめて、マゴチやヒラメ狙いに切り替えようと、

駐車場まで慌てて戻って、ジグヘッドとソフトルアーの仕掛けで、

その後1時間ほど粘ってみましたが、・・・そんなにうまくいきません。

 

昼前に切り上げて、終了。

本日は涸沼のハゼはボウズ。全く釣れませんでした。

その代わり、あくまでも外道ですが、48cm マゴチ1匹をゲット。

 

 

 

 

 

↓↓ マゴチの口に掛かった丸セイゴ8号の小さなハリです。

  ハリス1.5号、よくぞ掛かってくれました。

 

 

 

一昨年(2018.9)も不作の涸沼。

今年も不作の涸沼。

上州屋や釣り侍さんなどの釣餌屋のニセ情報に騙されません。

 

2020.10.4 追記

4日間寝かせたマゴチの唐揚げと刺身です。

 

 

 

どちらも大変美味しゅうございました。


2020.9.26 泥水、濁水、さらに気温低下・・・とうぜん釣れないです。千葉県夷隅川

2020-09-26 22:50:18 | 海釣り

先週は内房の上総湊港でハゼをたくさん釣ることができました。

しかしサイズは15cmが最大で、ほとんどは10-12cmのものばかり。

持ち帰って下処理する際に、小さな魚体から頭を落として、背骨を取り除くと、

食べる部分は、ほんとわずかな量です。やはり大きなハゼが欲しいです。

サイズを狙うなら、外房いすみ市の夷隅川のハゼは20cmあるらしい。

しかし今週は水曜日に台風が太平洋側へ逸れて、

水木金ずっと雨が降り続いていました。

天気が悪いし、川が濁ったらハゼだってエサが見えないだろう。

今週はやめておこうかな? だけど釣れていたらどうする?

こんなコンディションが悪い時に大釣りする場合もある。

現地へ行ってみて判断してみるか。

うーん、しかしなあ、常識で考えたら、釣れないだろうなあ。

行くか行かないかの思案を朝まで迷っていました。

が、

26日AM6:45自宅を出発しました。

土曜日の早朝のガラーンとした首都高速、さらに市川まで湾岸線も、

混雑無くスイスイ通過できました。

 

 

 

しかし、なぜか、いつも市川付近から千葉方向への道は混雑しているのです。

今回はすぐに東金道へ乗り継ぎました。

 

 

東金道を走り抜けると、九十九里有料道路へ乗り継いで、南下しました。

 

 

九十九里有料道路へ入ると海側から猛烈な強風が吹きつけてきました。

左側の太平洋の様子を伺うと・・・

ざっぱぁああああああーーーーん。

 

 

 

 

 

AM9:20 現地に到着しました。ここまで110km。

茨城方面へ出撃するよりも距離は短いのに、ずいぶん走った気がします。

現地の夷隅川は予想していたとおり、ドロドロの濁り水でした。

 

 

 

 

 

 

ハゼだって増水したときは川岸寄りの淀みへ避難しているはず。

川岸の凹みや、淀みを探しながら、エサを落としてハゼからの応答がないか試みて

みますが、ぜんぜん無反応でした。

 

 

 

 

 

今回準備したエサは蒸し貝柱を初めて使用しました。

ハゼ釣り専門家たちはゴカイを使わず貝柱を使用するらしいです。

貝柱なら近所のスーパーに売ってるし、冷凍保存もできるし、便利ですね。

 

 

 

しかし、エサに何を付けてもこの濁りではダメですわ。

1時間ほど夷隅川本流河口部から500mほどの区間を探り、

さらに河口部の干潟も探ってみましたが、1匹も掛かりませんでした。

 

次にリゾート施設周辺を流れる支流河口部に移動しました。

ここでは数名の地元釣り師たちがおられましたが、皆さん渋い顔です。

ここでも探ってみましたが、コツコツとしたアタリは出るものの、

ハリが口に掛かるまでには至らず。

 

小雨が絶えず降り続いており、寒いです。

 

 

 

 

 

結局のところ、外房の夷隅川では1匹も釣れずに撤退しました。

PM0:30 終了しました。

 

 

このまま自宅へ引き返しても良かったのですが、時間は余っているし、

先週よく釣れた内房の上総湊へ様子を見に行くことにしました。

夷隅川から上総湊まで75kmでしたが、PM2:30には到着しました。

内房では風は吹いていませんでしたが、ここもドロドロの濁り水でした。

先週のポイントとは違う対岸の砂浜に降りて、ルアーロッドで投げ釣りの要領で

探ってみました。

エサの貝柱は思ったよりハリ持ちは良く、遠投もできました。

 

 

 

 

30分ほどあちこち投げ込んで探りを入れていたらハゼが居ました。

投げ込んで糸フケを取って、ほんの少しだけチョンチョンと誘ってやると、

コツコツとハゼの力強い前アタリがあり、そのまま数秒待ってから少しテンションを

かけると、コココココーンと強く長く引き込むアタリで、ハリが掛かりました。

ドロ水の中から14cmのハゼが現れました。

 

 

再び同じポイントへ投げ込んで待っていたら、すぐにアタリが出て

さらに同サイズをもう1匹追加しました。

 

 

これは釣れるかも・・・と思っていたら、この2匹だけで、あとは続かず。

このあと流木やらゴミやらばかり引っ掛かって、

やはり先週のポイントでやってみるかと、場所を移動しました。

 

 

 

小雨降るなかで、先週のポイントで1時間以上ねばって、どうにか1匹ゲット。

12cmのかわいいハゼちゃん。

 

 

夕方、日が暮れるまで頑張りましたが、アタリは続きませんでした。

PM5:30 現場から撤収しました。

 

 

 

やはりドロ濁りのなかでは釣れないことが判りましたが、

今回使用したエサの貝柱は使えるなあ、と思いました。

 


2020.9.21 未練からまた鯵を求めて・・・再び原点回帰 茨城県鹿嶋港 

2020-09-21 21:58:22 | 海釣り

この4連休のうち2日は、関東地方でのハゼ釣りに対してなんらかの答えを

出せたように思います。ひとつ答えが出せて自分の中で変に納得してしまうと、

まだ答えを出せていない懸案事項にどうしても気が向いてしまい、

今年の夏に新しく力を入れてきたアジングに対して、答えを出したいという

衝動に駆られます。

いったい鯵は何処にいるのか?・・・私の知っている漁港には鯵は居ないのか?

それとも鯵は居るけど釣り方が未熟で釣れないのか?

たかが鯵、されど鯵。

この先も1匹釣り上げるまでは悶々とするのだろう。

さて21日の午前中は、昨日にたくさん釣ってきたハゼを料理して食料の備蓄を完了。

ひと段落させると、昼にはアジングタックルを持って自宅を出発しておりました。

目的地は茨城県の鹿嶋港です。

鹿嶋ならサビキ釣りするファミリーが多く居るはずだと思い出撃したのですが、

よく考えてみると、最近どこの港でもサビキ釣りしている姿を見かけません。

老若男女みな短い竿を持って、イカやらメバルやら狙っています。

皆さん軽タックルのわりには背中にデカいタモ網をぶら下げて歩いています。

サビキ釣りのアミエビなどのコマセが撒かれないので港内の魚影も薄いのか

イワシ、アジ、サバ等の魚を見かけません。

なのに、水面をバシャバシャ音を立ててセイゴがボイルしている様子ばかり

見られます。

鹿嶋港は私も大好きな場所なのですが、出撃するとなると、首都高速の渋滞と

長く退屈な東関道を覚悟しないとなりません。距離は板橋の自宅から130kmしか

ないのですが、いつも現場に到着するまでにかなりのエネルギーを消費します。

 

 

首都高速はいつも混んでるので慣れていますが、

千葉県に入っても、湾岸線から東関道にかけて、市原から船橋、さらに稲毛あたりまで

延々と渋滞しているのは何故なのか?

 

 

なのに佐倉、四街道、になるとガラガラに空いてきて、

成田を過ぎると寂しい気配。

 

 

利根川を横断して潮来までやってくると、もう鹿嶋港の煙突が見えてきて、

 

 

立ち入り禁止になってますが、みんなどんどんお構いなしで入ってゆくポートラジオ

の釣り場です。

 

 

 

このラジオポートの突堤は、ふだんは、昼間はほとんど釣れないので空いていて、

夜になればエビ釣師の鈴の音とケミホタルで祭り気分になる場所です。

今日は昼間から釣り人が多いです。4連休ですからね。

 

 

しっかし、釣り人の多いこと。

多いのに誰もサビキしてないから、青物が寄ってこないのかも。

だから誰も釣れてないみたいです。

 

 

 

私は人混みを避けて、突堤の付け根あたりの人工岩場周辺でアジングの練習をします。

一度だけアタリが出て、フッキングしましたが途中でバラシ。

たぶん小ガシラかフグなんだろうな。

その後も同じところへ数投キャストしましたが二度とアタリは出ませんでした。

 

 

 

 

 

日が暮れるまでに、ルアーを変えて、何十回もキャストしてましたが、

何をしてもアタリはでません。

風も出てくるし、やりにくいし、軽いジグヘッドでは飛ばないし、

だんだんやる気が失せてきます。

 

 

鹿嶋港の良いところは、釣れても釣れなくても、独特な風景が良いのです。

重工業地帯の煙突群に対して、とても透明度のある海水がアンバランスなんです。

新日鉄住金の溶鉱炉に陽が落ちる・・・鹿嶋独特の雰囲気がいいですね。

まあ釣りのほうは・・・日が暮れても鯵は釣れませんでした。

でもこれもブラス思考で考えると、あと2か月ほどでやってくるカレイ釣りのための

情報集めのひとつです。

たまに来ると、釣り場そのものが無くなってたりするしね。

小名浜港みたいにある日とつぜん埠頭全体がフェンスで囲まれていたりして。

茨城のひたちなか港みたいにある日とつぜん駐車場が無くなっていたりして。

年々無くなってゆく釣り場に対して、新しい場所を開拓するのも大事なことだし。


2020.9.20 昨日の6倍返しだ!! 千葉県富津市上総湊港

2020-09-20 16:09:01 | 海釣り

火曜日に上越で購入した2000円分の青イソメがまだ大量に残ってました。

昨日初めて上総湊港でハゼを狙いましたが、要領が判らず9匹に終わりました。

青イソメはそれほど消費しませんでした。

大量の青イソメを無駄に捨てることは避けたいです。しかし放置しておいても

あと2日ほどで死んでしまいます。

ならば翌日もハゼを狙うのか? それとも近所の荒川でチーバスでも狙うのか?

いろいろ思案した挙句、もういちど上総湊でリベンジするということに決めました。

少しは要領が判ってきたので、ポイントや仕掛けなど作戦を練り直しました。

となれば、翌日は日曜日なので、交通渋滞のこと、場所取りのことなど

いろいろ考えて、日曜日はAM4:00起床、4:30に出発することにしました。

 

 

 

 9月20日の日曜日、予定通りAM4:30に板橋の自宅を出発し、首都高速滝野川IC

から乗り込んで、大井JCまでずっとトンネルのなかを猛ダッシュで通過しました。

昔、ファミコンで流行った「街道レーサー」「首都高バトル」のような気分です。

大井JCで湾岸線に出て、空港中央を通過し、アクアラインまでまったく渋滞すること

なく快適に通過して、館山道の富津中央ICで降りて、現地の上総湊港へ、

AM5:40 到着しました。自宅からここまで80km離れてますが難なく来れました。

上総湊港では、乗り合い釣舟に乗るアングラーたちは大勢待機していましたが、

オカッパリでハゼを狙う釣り人は誰もおりません。

 

 

竿とクーラーボックスだけ持って、濡れてもいいように便所のスリッパを履いて、

ヨタヨタと駐車場から河口に向かって歩いていると、

向こうから犬を3匹連れて散歩をしている地元の御仁とすれ違いざまに挨拶。

御仁「おはようございます。」

私 「おはようございます。」

御仁「船で鯛を釣られるのですか?」

私 「いえ、ハゼを釣ろうと思って。」

御仁「ハゼならね、あそこの川の真ん中を仕切る堤防からギリギリ1m以内に軽く

   投げ込めば、誰でも簡単に釣れますよ。

   でも、あー、底にゴミが溜まってる時はダメだけどね。やってごらんなさい。」

私 「いいこと聞きました。有難うございます。」

 

今思うと、この御仁は神様が姿を変えて私にアドバイスしてくれたのかな?と

思うのです。

AM6:00前の時点で、私の他に誰も居なかったので、御仁に言われたとおりに場所を

JR内房線の鉄橋より下手に確保しました。昨日釣っていた場所よりも漁港入り口に

近いところです。

 

 

 

 

潮はAM6:00満潮、AM12:00干潮、です。

この川沿いの堤防を今朝は私が初めてなのでしょう。堤防から川の中を覗くと、

30cmほどのクロダイが群れをなしてエサをあさっていました。

ここはなかなか魚影が濃いですね。

昨夜も帰るときに漁港の舟溜まりでクロダイがゆらゆら泳いでました。

天気は曇り空で弱い風が吹いていて、とても涼しく心地良く感じられました。

川の水は透明で、ゆっくり下流へ流れていました。

 

 

満潮の潮止まりからスタート。

地元御仁が教えてくれた通りに、川の真ん中の堤防に向けて投げ込みました。

・・・糸フケを取って

・・・竿をチョンチョン

・・・ココココン、グィイイイーン

・・・で

すぐに1匹ゲット。

 

 

 

 

 

やはりあの御仁は神様じゃ。感謝 感謝。

すぐさまもう1匹追加。

サイズは10cmほどの小さいハゼですが、奇麗な魚体です。

 

最大で15cmぐらいでした。

 

しかし、ハゼのアタリが無いとき、ずーと放置しておくと、・・・

・・・やはりエサが無くなります。

犯人はコイツに確定 ↓ ↓

 

鉄橋にJR内房線が通過します。

旅情ですかね。

 

 

だんだんハゼ釣りの人が増えてきました。

そちらは駐車場から直接竿を出せますが、漁港を出入りする船が通るので、

ハゼは少ないようです。見ていてあまり釣れていませんでした。

 

 

AM6:00からずっと釣り続けて、7時間経過して、PM1:00にはすっかり潮が引きました。

天気が崩れて、風が強くなり、雨がポツポツ落ちてきました。

青イソメもようやく少なくなりました。

 

これぞちょうど潮時、あと1匹釣れたら終わりにしようと思っていると、

竿先がココココココココーン!!と引き込まれました。

おっ、最後にデカいハゼの登場かな? 有終の美かな? と思いながら

リールを巻くと・・・

水中でキラリ。

ん? おまえは何者じゃ?

 

 

 

これって、ロウニンアジ? 

これって、GTっていうやつ?

ウチへ帰ってから調べたら、ギンガメアジだそうです。

 

有終の美とはなりませんでしたが、

昨日のリベンジは十分果たすことができました。

数えたら、なんと55匹。(サイズは10cm-15cm) 

昨日の6倍も釣ってました。

 

 

こいつらをどうやって料理しようか? 思案中です。

 

 

追加記載 2020.9.21

55匹のハゼはいちど天婦羅にしました。

 

天つゆで美味しく食べておりましたが、さすがに飽きました。

残りはさらに南蛮漬けになりました。

こっ、これは美味しい。

絶品の味でした。

 


2020.9.19 大きなハゼを目指して内房へ出撃  千葉県富津市上総湊漁港

2020-09-19 23:15:25 | 海釣り

私が若いときに過ごした関西では、ハゼのサイズは大きかったです。

実家のある兵庫県西宮市に流れる武庫川の河口では、

普通に17cm程度のサイズのハゼが釣れました。

さらに社会人になって、福井県三方五湖の久々子湖のハゼが20cm以上で

あることを知り、久々子湖のハゼに病みつきになり通い続けました。

なので、秋季から年末に釣れるハゼは刺身ができるほどのサイズが

当たり前だと思っていたのですが、

転勤で関東地方へ来て、東京江戸川、茨城県涸沼、福島県いわき市鮫川の

ハゼを釣り上げた時、その小ささにショックを受けました。

そんなとき、千葉アングラーのぴーぴーさんのブログにリンクされている

喜楽釣魚館というブログ(今は更新されてないようですが)のなかで、

ハゼ釣りについて熱心に記録されている釣行記を読んで、私も感化されました。

私は上総湊という場所が、フェリーの出ている金谷から近いことを知りませんでした。

というか、関西出身者に「上総」と書いて「かずさ」と読むことすら

難しいことです。

金谷ならアジングで行ったこともあるし、アクアラインを通れば意外と近いことを

知っているので、上総湊港も簡単に行ける気がしました。

 

さて、14日火曜日に上越のフィッシャーズさんで購入したアオイソメが大量に残って

いたので、これを使い切るべくハゼ釣りに出撃しました。

19日の土曜日の昼前に板橋の自宅を出発しました。

が、さすが4連休の初日、新型コロナウイルスもなんのその、

首都高速はとっても混んでました。渋滞ばかりです。

 

 

首都高速湾岸線からアクアラインを通って、館山道へ入って、富津中央ICで降りました、

インター降りて5分も走ると、すぐに上総湊港でした。

14:40到着しました。

 

 

JR線の鉄橋の下が有名なハゼ釣りポイントです。

この日の潮夕は昼12:00が干潮ピーク。夕方に向かって満ち潮になります。

 

 

鉄橋の下は、先客が数名おられたので、私は鉄橋の上流側で陣取りました。

先客のハゼ釣り師に訊いてみると、朝方だけよく釣れたみたいで、

午後の今はエサ取りばかりでハゼは釣れていないとのこと。

 

 

今日はフライロツドに浮き(マーカー)を付けて、アオイソメのエサで始めました。

 

 

底を取って、浮きの位置を調節して第1投。

すぐにマーカーが引き込まれました。

合わせると、コンコンコンコーンと気持ちよく抵抗して

10cmほどのハゼが掛かってきました。

 

 

サイズは小さいですが、出足好調です。・・・

と思っていたら・・・

このあとエサ取りばかり掛かってきて・・・

 

針に付けたアオイソメは秒殺で無くなります。

いや瞬殺やな。

いや悩殺かな ←ちがうやろ

 

 

 

このエサ取り、なんていう魚? ↓ ↓

 

場所を移動してハゼ2匹を追加。

 

あのですね、ちょっと上総湊港の水深を甘く見てました。

水深2.5m ~ 3.0mありましたので、8Fフライロッドにマーカーを付けると、

キャストし難いので、かなりもたつきました。

 

いちどクルマへ戻り、アジングロッドにブラクリ仕掛けへ変更しました。

 

 

 

 

 

 

 

薄暗くなって17:45 ~18;30 に6匹釣りましたが、

完全に暗くなると、シーバス(セイゴ)の群れがボイルし始めたので

ハゼのアタリは止まりました。

ここでの最大は14cm。

19:30 撤収しました。

帰り道のアクアライン、首都高速は、やはり渋滞でした。

 

やはり小さいハゼばかりで、貧相ですな。

唐揚げにして、晩酌のアテになりました。

 

 

 

めちゃくちゃ美味しかったです。

ほんと9匹では足りませんわ。

もっと釣らねば。


2020.9.15-16 能登半島から直江津までポイント調査

2020-09-17 20:50:38 | 海釣り

九月半ばまで昼間の気温はまだ30℃を超えていましたが、

今週に入ってようやく少し下がってきたように思えます。

私は今だ新型コロナウイルスの影響でずっと休業扱いの身分。

普通のサラリーマンならば精神的に参ってしまう状況ではありますが、

本来仕事嫌いな私は、これをプラス思考で受け止めて、

30年間サラリーマン生活をしてきた私に、平日に釣りに行ける機会を

神様が与えてくれたんだと思い、有難く有効活用するように心がけました。

 

今年は、春先までマコガレイを追いかけて北茨城や能登半島へ熱心に通い、

水温が上がってきたこの夏は新しくアジングに手を出しましたが、

これが思っていた以上に非常に難しいことを知り、

なかなか成果を出せずに悶々と過ごしておりました。

 

この閉塞感どうする?

なんか打開策はないのか?

そろそろ能登島のあのポイントで真鯛が釣れる季節だよな、と思い、

思い切って北陸方面へ遠征を敢行しました。

 

月曜日の22:30に板橋の自宅を出発して、夜間割引を利用してのらりくらりと

低速走行で関越道を北上。上里SAから上信越道へ入り、さらにだらだらと進軍。

給油、トイレ、夜食、仮眠を繰り返しながら、

明けて火曜日の朝に、ようやく上越のフィッシャーズさんに到着しました。

 

 

フィッシャーズさんでユムシを購入しようとしたら、

店員さん曰く、最近ぜんぜん入荷していないとのこと。

えっ、ユムシ無いの?

えっ? 困ったな。

出鼻を挫かれた思いです。

信頼する絶対最強のユムシが無いと鯛は釣れないし、どうしよう。

自宅から持ってきた冷凍エビ、冷凍ホタルいイカ、イカ短冊、でやるしかないか。

でもこれだけではほんと頼りないし、この出撃は失敗するのが目に見えてるなあ。

この勝負ほんと負けやわ。

もう敗戦が見えてますわ。

まあ、とりあえず万能エサの青イソメだけは買っておこうかな、

と2000円分注文したら、これがめちゃくちゃ多くて、

このあとの釣行に相当な影響を与えることになりました。

 

 

上越から北陸道へ入ってさらに200km南下して、能登半島の能登島へ入りました。

 

 

第1ラウンド :  能登島 南の関白

 

15日AM11:30現地に到着しました。

年に数回程度ですが、もう30年間も竿を出している南の関白のポイントです。

私が20代のときに真冬にカレイを狙って滋賀県から北陸道、能登有料道路を

乗り継いで来た頃が懐かしいです。

もともと関白という地名は有りません。私が勝手にここを関白と名付けました。

昔、ここの駐車場は缶パークという公園で、大きな空き缶入れのゴミ箱が設置

されていました。

竿を出している場所も、今は耕作放棄地で荒れ放題になってますが、昔は水田でした。

昔は竿を振り込むときに後ろの水田に足を踏み入れないように気を遣いながら

投げ込んでいました。

このポイントは何といっても水深が在るのが魅力です。

私の投げ込む距離がせいぜい75mぐらいですが、水深20m近くあります。

投げ込んだとき、スルスルとリールから道糸が出ていくのが私の知っている何処の

場所よりも多いです。

深いポイントの底には大物が潜んでいると信じているのです。

この場所で、48cmイシガレイや52cmマダイをゲットしたことがあります。

またシマノCXTの竿が折れそうなほどの強力な引きをした得体の知れないバケモノを

掛けて、足元のテトラに潜られて逃がしてしまった経験もあります。

 

 

 

 

正面200mぐらい沖で二人乗り釣りボートがおり、話し声がよく聞こえてきました。

 

 

 

さっそく青イソメを房掛けにして竿4本投げ込みましたが、

アタリもないまま5分もすれば奇麗にエサが無くなくなります。

ときたまアタリが出て回収すると、

グーフーの親分を逮捕。

 

 

どうやら、フグが群れているようで、新鮮なエサを付けて投げ直してもすぐに取られます。

きりがなくお手上げ状態です。ほんと青イソメの無駄遣いでした。

きりがないので投げ竿は放置。

 

周辺の草を刈り取ったり、魚の他にお土産はないか探索しておりました。

このポイント横に生えている大きなクルミの木から落ちている実です。

中の種を取り出すにはまだ少し早いかな。

 

投げ釣りは夜釣りに期待して、昼間は暇潰しにルアーでキジハタを狙うことにしました。

すると、能登島では初めての32cmマゴチが掛かりました。

小さいですがキープ。

 

 

夕方になって、本命の鯛狙いに期待することにしました。

エサはホタルイカの2匹掛けやイカ短冊に切り替えて投げこみました。

 

 

 

 

 

 

さあ、これからが勝負です。

狙うはマダイ。クロダイ、アコウ、タケノコメバルでも歓迎。

さあ来い。

 

 

暗くなってきて、風が出てきました。内海なのに波が立ってきました。

北風が強くなってきて、気温が下がり、肌寒くなってきました。

過去からの経験ですが、風が吹くと釣れません。

釣れるときというのは、無風で、蒸し暑く、虫が多く、波が無いのにザワザワしている

・・・そんなときが釣れると思います。

 

30分ごとに定期的に回収してエサをチェックしますが、エサ取りは居なくなりましたが、

代わりに厄介なケムシが連発するようになり、

 

 

今日はダメだな。諦めました。コンディションが悪すぎます。

PM10:00 中止しました。

 

 

第2ラウンド :  能登島 免屋入江

 

関白のポイントをあきらめて、前回7月末にええ思いをした太公望へ

行ってみましたが、なんと、平日だというのに車中泊の車でいっぱい。

竿を出せずに退去しました。

 

帰ろうか?何処へ行こうか?と思案しましたが、島の湯の近くの、

島の南側の免屋入江へ移動しました。

私のシエンタがやっとこさ通れるかどうかの狭い一本道をずっと通りぬけて

どん突きにあるポイントです。

途中で伸びた草木でシエンタの両側をキーキーこすりながらやってきました。

道も水溜まりや穴だらけのデコボコ道です。 

こんなときにパジェロやったらええねんやろなぁ。

ここは昨年に北風を避けるために初めてやってきた場所です。

どこへ向けて投げても水深2~3mしかない場所ですが、

ひょっとして夜はどうなんだろか?と思い、試すことにしました。

景色はバツグンに良い場所ですが、釣れるか?と言えば???です。

15日23:00 暗すぎてヘッドライトに照らされた範囲しか見えなかったのですが、

とりあえず暗いうちに竿2本にアオイソメを房掛けにして放り込んで、

そのまま爆睡してしまいました。

朝の景色はバツグンに奇麗でした。

夜が明けて、エサをチェックするために回収すると、きれいに無くなってました。

 

 

 

 

うーん、ここでもグーフーの猛攻か。

ほんと釣れない場所です。

 

 

他に何かお土産は無いのか?

足元の水深が1メートルもないので、底がよく見えます。

サザエやナマコでもおらんのか?と注意深く観察していますと・・・

 

おっ、・・・

 

 

あっ、あいつは、オコゼやん。

一瞬、ゴミと見間違えますが、オニオコゼは超高級魚。

京都の高級料亭でしか味わえない魚です。

これは逃してなるものか。神様が私にくれたチャンスです。

タモ網で慎重に掬い上げました。

 

 

 

15cmほどの小さいオコゼでしたが、キープしました。

オニオコゼは見た目よりもずっしりと重いです。

サイズは小さくても身は多くて、けっこうな量の刺身が取れます。

ハサミで毒のある背ひれをチョキンと切り除きました。

5年程前に福井新港の北防でソフトルアーで初めて釣り上げました。

初めて釣り上げた時は、やはり汚いビニール袋を引っ掛けてしまったと、

間違えました。

 

良いお土産ができたので、ここも撤収することにしました。

シエンタの両側をこすった草木だらけの道には、自然がたくさんありました。

 

 

 

第3ラウンド :  能登島 佐々波漁港

 

島を出て、佐々波漁港へ立ち寄り、大量に余ったアオイソメを消費するために

テトラ帯で穴釣りをしてみましたが、ダメでした。

 

 

しかし、堤防の先端にはアオリイカの墨跡が多く見られ、平日なのにエギンガーが

沢山おりました。足元には大きなクサフグと小さいアオリイカ、コッパグレなどが

多く見られました。

ここは沖に向けて投げ込むとどうなのか?

いつか夜釣りブッ込みをやってみたい場所です。

 

 

第4ラウンド  新潟県直江津 黒井第3堤防

 

16日15:00  上越JCから直接帰ろうかと思いましたが、まだまだアオイソメが大量に

残っていたので、直江津港の東側にある黒井突堤の三番目突堤へやってきました。

 

 

 

 

 

堤防の先端から外海へ向けて、力投してみましたが、底は砂地でした。

水深がありません。5mもないでしょうか。

近くの柿崎海岸のときに経験しましたが、新潟の海岸はどこも全般に浅いです。

風向きにより荒れ易く、すぐ大きな波が立ちます。

しかし浅いのに真鯛やクロダイが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

アオイソメを房掛けにして力投、そのままアタリを待ちましたが、

コツコツとエサ取りは居るものの、掛かりませんでした。

ここで竿を出すのは初めてです。

冬のカレイの時期はどうなのでしょうか?

直江津港の第三堤防の有料釣り場の情報では、

冬は30cm級マコガレイがよく釣れていました。

ここも釣れてもおかしくないと思いますが。

16:00自宅へ帰ることにしました。

 

 

マゴチとオコゼの料理。

 

今回の遠征で、投げ竿にはフグしか掛かりませんでした。

お土産で持ち帰った魚は、ルアーで掛けたマゴチと、タモ網で掬いあげたオコゼです。

 

 

まずは超高級魚のオコゼを解体します。

小さいのに意外と重たい。

 

バス持ちしてみる。

 

エイリアンのような、プレデターのような、不細工な顔

 

頭部、皮、身、肝、胃 に分けました。

 

 

そのうち、身は 三枚に下して、身と背骨と腹骨に分けました。

刺身にする身は意外と黄色いです。

 

頭と背骨と皮は唐揚げにします。

 

肝は酒に漬けてから刺身へ回します。

 

皮と胃は熱湯で湯引きして刺身へ回します。

 

 

 

つぎにマゴチを解体しました。

 

 

 

 

唐揚げ盛り合わせの完成です。

 

 

もうね、むちゃくちゃ美味いです。

家庭の台所なので、油の温度をあまり上げると怖いので、

骨までバリバリいけませんでしたが、その代わりに身の美味さが良く出て

抜群に旨かったです。

缶ビール2本一気飲みしました。

 

 

次に刺身を作ります。

 

黄色いオコゼの身です。

 

白いマゴチの身です。

 

 

刺身盛り合わせの完成です。

 

 

 

刺身を作って、即、味見してみましたが、新鮮すぎて旨味がまだ出ていません。

冷蔵庫で2日ほどエイジングしてから食べたいと思います。