漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2022.11.25 大人の泥んこ遊び ミッドナイトホンビノス船橋三番瀬

2022-11-26 11:49:15 | アウトドア

11月25日(金)の夜、新月の大潮で、天候も快晴で穏やか。

これはもう出撃するしかありませんね。

仕事を終えてから自宅で晩御飯を食べて、

PM20:00深谷の自宅を出発しました。

深谷の自宅から船橋三番瀬まで115km。思ったほど遠くありません。

 

 

関越道の花園ICから乗り込んで、終点の練馬料金所まで来たら、

外環道に乗り継いでそのまま東の終点の市川南ICまで走りました。

都内に住んでいたときは首都高速の真ん中を走って湾岸線へ出てましたが、

深谷からだと首都高速を通らずに迂回して外環道だけで行けるので、

何も考えずにのほほんと走れて、かなり楽チンでした。

 

 

久しぶりのミッドナイトホンビノスです。

11月下旬ですがぜんぜん寒くありません。防寒対策すると汗ばみます。

ホンビノス貝も年々獲れる量が減り、広い範囲を一生懸命掘らないと

獲れません。体力も少しずつ減退し、重労働です。かなり苦痛に感じます。

バカ長を履いて、ひざ下あたりまで引いた潮をサブサブとかき分けて

沖へ向って歩いてゆきますが、あちこちに落とし穴があるので注意しながら

進んでゆきました。

 

汚い東京湾の海底です。

足で踏んで、なるべく硬い場所を選んで試し掘りしてゆきますが、

硫化水素のドブ臭い真っ黒なドロの中から掘り出したホンビノス貝も

真っ黒です。

 

 

漁師も嫌がりそうなカキ殻だらけの硬い海底を探して、試し掘りをしながら

探してゆきます。

 

 

活きているホンビノス貝は縦に立った状態で泥に潜っているので、

スコップや熊手の先がガリガリッと、石をかすったような感覚が伝わると

ホンビノス貝です。

 

 

 

汚いドロ底を四つん這いになって、堀り進んでゆきますが、

これが潮干狩りの楽しさと言えば楽しさであり、

反対に苦痛と言えば苦痛なのです。

でも苦労してでも手に入れたいホンビノス貝の美味しさは、本当に格別の味

なので、なかなかやめられないのですわ。

 

日付が変わってAM0:30のピークを過ぎると、急に潮が満ちてきました。

ようやく忘れていたコツも取り戻して、調子が出てきて、

まだまだ掘りたい気分なのですが、

静かに潮が満ちてくる恐怖を過去の経験から知っているので、

潔く撤収することに。

 

 

ゲットした貝を入れた洗濯網を持ち上げると、思ったほど重くないし、

今回は少ないなーっと思いながらの撤退でした。

 

帰りも東関道の原木ICから乗り込んで、すぐに外環道に乗り継いで、

楽チン走行でした。

 

 

 

深谷の自宅へ戻ってから、獲ってきたホンビノス貝を1個ずつ洗い、

活きている貝と、ドロが詰まった死んだ貝を分けてみましたが、

台所の流し台がドロだらけ。

この日の三番瀬は新月で暗闇の中でのドロんこ作業だったので、

活貝と死貝との見分けがつかず、かなり死んだ貝も混じってました。

 

今回の結果ですが、

ゲットしたホンビノス貝 合計 84 びのす

そのうち

210gの特大サイズ 1 びのす

150gの大大サイズ 3 びのす

120gの 大サイズ 7 びのす

 90 gの 中サイズ 62 びのす

 70 gの    小サイズ 11 びのす  でした。


2021.11.06 ホンビノス再び    船橋海浜公園

2021-11-07 09:14:18 | アウトドア

掘り出して1日経過すると、硫化水素の黒い色が抜けて、本来の白い貝殻

になりました。

昨晩に掘り出した25びのすを、あちこちへお裾分けしようと考えていたら、

分配する人数が多くて、25びのすでは足りなくなってしまいました。

 

 

しょうがないので、追加招集のため再び出撃することにしました。

11月6日PM21:10 自宅を出発。首都高速から京葉道へ乗り継ぎ、

快調に進んで、原木ICで降りました。

PM21:55 船橋海浜公園に到着すると、明らかに昨日より路駐の台数が多い

です。

この日の干潮ピークはAM0:05 で潮位-5、この日も快晴で無風、高気圧の

中なので、かなり潮が引きそうです。

急いでウェーダーに履き替えて、三番瀬へ出てみると、昨日より潮か引いて

広い干潟が目の前にありました。

露出した干潟が昨晩と比べて広過ぎて、昨晩に掘っていた場所がどこだったか

分かりません。

あちこち試し掘りしているうちに、偶然にもホンビノス団地を見つけてしまい

ました。嬉しくなって次々と掘り出したホンビノス貝を網袋に放り込みました

が、・・・???・・・コイツら何か変です。網袋がやたらとドロだらけに

なりました。

放り込んだ貝をよく見てみたら、全部死んでて、どれも貝殻の中にドロが

詰まってました。

どれもこれも密集して奇麗に並んでいる良型のホンビノス貝が、

みんな死んでて、閉じた貝殻の中には真っ黒なドロが詰まってました。

ホンビノス団地ごとそのままのカタチで死んでる・・・

大変ショックでした。

東京湾にいったい何があったんだ? 

青潮や赤潮で他の生物は死滅してしまっても、ホンビノス貝だけは強靭な

生命力で生き抜けるものと思っていたのに・・・

この大きさになって死んでしまうなんて、ああもったいない。

 

 

それでも、あちこち試し掘りしながら、コツコツと、地道に、1個ずつ

掘り出して、集めました。

気が付くと11月7日AM0:30、まだまだ満ちてくる気配は無く、ずっとこのまま

堀り続けられそうですが、

腰は痛いし、喉は乾くし、疲れてくるし、獲れば獲るほど重くなってくるし、

若い頃のような体力や持久力も無いし、このへんで終了することにしました。

30びのすぐらい獲ったんじゃないか? もうこのへんでいいでしょう。

 

 

掘り出したホンビノス貝と、ペットボトルに海水を汲んで、リュックへ。

リュックを担ぐとズシッと重くて、足元はそこらじゅう誰かが掘った穴だらけ

のドロ底を、足を取られながらよろよろと歩いて・・・

駐車場まで戻るのも大変でした。

 

さてと、昨日と同じく高速道路をぶっ飛ばして、自宅へ戻って来てから、

とりあえず風呂へ。

風呂に入りながら、ドロだらけのウェーダーや手袋に付いたドロを洗い流し、

さらに、

掘り出してきたホンビノス貝を1個ずつ点検しました。

 

 

 

点検した結果、

持ち帰ってきた総数 31びのすと サルボウ1個

そのうち、

元気そうなホンビノス貝 25びのす、

 

活きているのか死んでいるのか分からないホンビノス貝 1びのす

 

完全に死んでてドロが詰まっていたホンビノス貝 5びのす

 

昨晩ゲットした25びのすと、今晩ゲットした25びのすの、合わせて50びのす。

これだけあれば、あちこちへお裾分けに十分でしょう。

 


2021.11.05 我が家の年中行事 ミッドナイトホンビノス 船橋海浜公園

2021-11-06 01:59:28 | アウトドア

今年も11月の大潮は真夜中に大きく引いてくれました。

11月5日の夜は新月の大潮で、干潮ピークはPM23:30、潮位+2。

やや引きが足りない気もしますが、年々カキ殻が堆積して浅くなっている

三番瀬だから十分でしょう。

PM21:15に板橋の自宅を出て、すぐに首都高速に乗り込んで、

途中から京葉道路へ乗り継いで、原木ICで降りました。

船橋海浜公園にはPM21:50着。

さっそくバカ長に履き替えて、海に出ました。

前回来た時に、スコップでは硬いカキ殻の堆積層に苦労したため、

今回はバールを持参。これでカキ殻を砕くのよ。

 

しかし、バールは杖替わりにしか役に立ちませんでした。

カキ殻の堆積層の下にホンビノスはおりませんでした。

やはり、この貝は自ら汚い場所を好むのでしょう。

硫化水素のドブ臭い、黒いヘドロの層がある砂の中にホンビノスは居ました。

しかし、年々、見つけ難くなっています。数が減っています。

ホンビノス団地がなかなか見つかりません。

昔なら1個見つけたら、そいつのタテヨコ、前、うしろ、ナナメ、何十個と

かたまって群れていたのに、

今回は1個見つけてもその周辺に2個ぐらいしか居ませんでした。

地元漁師さん、ちょっと乱獲のしすぎじゃないですか?

東京のどこの海鮮居酒屋のメニューにも載ってますから。

約1年ぶりのミッドナイトホンビノスだったので、なかなか勘が冴えず、

最初の1個をゲットするのにかなり時間がかかりました。

それでも潮が満ちてくるPM23:45ぐらいまでには、

25びのすゲットしました。

 

 

あーしんど。

疲れましたわ。

帰りは街道レーサーの如く、首都高速をぶっとばして戻ってきました。

25びのす↓↓ 昔は400個も獲れたんだけどなあ。

 

だいたい1個130グラムぐらいで、いちばん大きい物は160グラムでした。

 

それと、トリ貝かサルボウか分からない貝を1個ゲットしてました。

 

とりあえず、我が家の行事を無事に済ませることができました。

 


2020.12.15 恒例行事となったミッドナイト・ホンビノス  船橋海浜公園

2020-12-16 22:23:17 | アウトドア

今や磯丸水産の居酒屋メニューで出されるホンビノス貝。

東京・千葉のスーパーの鮮魚売り場には普通に並んでいるホンビノス貝。

もともとカナダ北太平洋海岸に居たものが、貨物船のバラスト注水の中に稚貝が

紛れ込んで増殖して、日本でも1998年に千葉県で最初に発見されました。

その後、20年経過して、東京湾の湾奥で爆発的に繁殖しましたが、

本来なら外来生物として駆除の対象になるはずが、環境に悪影響を及ぼすことも無く、

しかも食べて美味いことから、地元の船橋漁協が新たな収入源として保護する方向で

動いています。

2017年に主要漁場の名前から「三番瀬産ホンビノス貝」として、ブランド水産物

として認定されているのです。 

そんなホンビノス貝なのですが、潮が引けば誰でも獲れて、しかも砂抜きの手間も

要らないし、さらに獲った後も3週間ぐらいは生きているので、潮干狩り好きにとって、

これほど好都合な食材はないのです。

 

私も無類の潮干狩り好きと言うか、マニアの域に達するのではないかと自負しております。

私は2008年の秋に関西から転勤してきて、翌2009年の秋にはすでに船橋三番瀬でマテ貝を

せっせと掘っておりました。当時の主たる獲物は、関東の人には馴染みの薄いマテ貝を

専門に狙っておりました。

しかし、まだ、その頃は私もホンビノス貝のことは知らず、過去の釣行記を見ても、

2010年4月の時点までは、獲れたホンビノス貝のことをハマグリだと思っていました。

ホンビノス貝を専門に狙いだしたのは2014年5月 ( 過去釣行記 ) からです。

面白いように獲れました。獲り過ぎると重すぎて運べないことも知りました。

その後、このホンビノス貝が有名になり過ぎて混雑し、春の潮干狩りでは

何かと制限がつくようになったので、面白くなくなりました。

そこで、2015年11月 (過去釣行記) から冬の夜の潮干狩りを楽しむことを始めました。

 

ま、冬の真夜中にホンビノス貝を掘るようになったのは、そういう経緯の訳で、

今や私の年中行事となっております。今年2020年は年初にいちどやりましたが、

この12月15日の夜が、潮が真夜中に最もよく引く日なので、この絶好の機会に

またもや出撃することに。

PM9:30 板橋の自宅を出発して、首都高速に乗り込みました。いつもは湾岸線の

千鳥ICで降りるのですが、今回はカーナビがなぜか京葉道路を選択。

原木ICで降りました。余談ですが、原木をBARAKIと読むんですね。

船橋海浜公園前にはPM10:00に到着。距離にして35km。とっても近く感じます。

さっそく路駐して、ウェーダーを履いて、準備して完了。

なんだかんだとしているうちに

PM10:30を過ぎてしまいました。はやく干潟へ降りねば。

 

車から1kmぐらい離れたところで、車にスコップを忘れていることに気付く・・・

うわー、忘れてもた。あかんわ。でも戻るのもしんどいし・・・

 

 

ゴトゴトとキャリーカーを引っ張って干潟の上を歩きますが、この1年でカキ殻の堆積が

相当拡がったように感じました。沖に広がる干潟の面積はどんどん大きく成長してますが、

硬いカキ殻の層もずいぶん分厚さを増して、手堀りのスコップやショベルではぜんぜん

歯が立ちません。

干潮ピークはPM11:30ですが、なんとなく嫌な予感。

あちこち試し掘りをしますが、ホンビノス貝が一つも見つかりません。

試し堀りでは、だいたい50cm四方を掘ってみて見つからなければ、また10mほど離れた処

で試し掘りを繰り返す・・・だいたい10か所も掘れば、ホンビノス濃密エリアが見つかる

ものなのですが、今年2020年はホンビノス貝も三密を避けているようです。

しかも硬いカキ殻が邪魔してなかなか掘れません。

うーん、早くも完敗やな。

どーする?

楽チンして、漁師が船で掘り起こした周辺の、砂が多いところを探して、

おこぼれで生き残ったホンビノス貝を探してゆくことにしました。

すると、ゴロンと石コロの如く、重そうなホンビノス貝が。

大びのす1個ゲットおおお。

 

↓↓ べつに密漁しているわけではありませんが・・・・

 

 

 

数は伸びませんが、たまーに見つかるホンビノス貝は、どれも大きいです。

さすがに「 生き残った一匹狼の、はぐれホンビノス純情派!! 」

食べ応えがありそうです。

 

 

毎年のような、汗ダクになって、ガチ真剣に掘る、ということも無く、

かなり冷静に、ちょっと冷めた意識で掘っていたので、・・・超寒かったです。

カラダがカッカ熱くならないから、寒い寒い。予報では大寒波が襲来するというのに、

こんな東京湾の真ん中に立っていること自体がおかしい・・・。

16日AM0:00 まだまだ干潟は沈みそうではありませんでしたが、やる気がなくなって

終了しました。

 

獲れたホンビノス貝は全部で16個。

こんなに少ない貝なら、汲んできた海水はペットボトル3本も要らないですわ。

 

 

 

獲ってきた貝の大きいほうから5つ選んで、重さを測ってみました。

 

いちばん大きいヤツ ↓↓ 180 グラム

 

2番めに大きいヤツ ↓↓ 165 グラム

 

3番めに大きいヤツ ↓↓ 164 グラム

 

4番めに大きいヤツ ↓↓ 141 グラム

 

5番めに大きいヤツ ↓↓ 138 グラム

たった16個でしたが、全部の重さは、2,035 グラム。

まっ、今回は、それほど充実感も無く、・・・。

だけど我が家の行事ですから。

 


2020.6.23 狙うはゴールド。夢は大きく、現実は厳しく

2020-06-23 17:36:48 | アウトドア

以前から一度でいいから河川で砂金を獲ってみたいと思っていました。

そこでアマゾンで購入したパンニング皿を持って、

茨城県の山奥へむかうことに。

AM10:00 板橋の自宅を出発し、常磐道をひたすら北上。那珂ICで降りて、

下道をのろのろと久慈川に沿って上ってゆきました。

あちこちでオトリ鮎を販売してましたが、今日は釣り竿は持ってきておりません。

 

 

目指す場所は久慈川の上流です。

この辺りは戦国時代から江戸時代にかけて多くの金が産出されていました。

今でも金は出るそうですが、鉱業的に掘ると採算が合わないので、

廃坑になっている場所が多いです。

趣味で採取するには十分な量が在るみたいです。

板橋の自宅から約155km。

 

このひと月、ヒマに任せてグーグル地図と睨めっこして、「ここらへんが良かろう」と

思った場所に到着しました。

 

 

 

 

クルマを停めて、すぐにバカ長に履き替えて、小さな沢の流れ込みに降りると、

沢の流れの横の砂地に、あちこちに鹿やイノシシの蹄の跡があって、

なんとなく誰かに見られているようで、とっても怖いです。

とりあえずパンニング皿に砂を入れてみました。

 

 

 

 

 

Youtub動画で勉強したとおり、見よう見まねで流水に漬けて、

小石やドロを流してゆきました。

パンニング皿の中も気になるけど、なんとなく周囲をキョロキョロ。

地元の人や動物に見張られているような感じがして。←ひょっとしてプレデターかも。

背中を丸めてパンニング皿を覗き込んでいると、背後にクマなどの動物が居ないか?

とても気になりました。

ぜんぜん集中できません。

しんどいし・・・楽しくないし・・・。

 

 

だんだんドロ状の黒い砂が残ってきて、

最後の最後にキラッと光ってくれれば大成功なのですが、・・・

うーん、5回ぐらいやったけど、ぜんぜん光ってくれません。

 

 

わずか30分ほどでしたけど、たいへん疲れました。

なんでこんなに疲れるんだろ?

ちっとも楽しくありませんでした。

小雨が強くなってきたので、切り上げて帰ることに。

独りだし、初めてなので、こんなものかもしれません。

 


2020.4.26 コロナ収束まで待てないからマテ貝  福島県四倉漁港

2020-04-27 01:35:53 | アウトドア

土曜日にフライフィッシングに出かけて、私のココロは気分良く、

溜まっていたストレスが解消されましたが、

私以上にストレスが溜まって今にも爆発しそうなヤツがもう一人おりました。

マス釣りから帰って来て、いっぷくしておりますと、

「 前からずっと言ってたマテ貝堀りに早く連れてってよ」

と催促の電話。

電話の主は、いまは緊急事態宣言が出されて、その対策のために、

夜の仕事を完全に干されてしまって、

自由時間を限りなく持て遊ばせている

赤羽の飲み屋のおねーさん (えみ助) でした。

連れてゆくのはお安い御用なんですけど、この御時世・・・

他府県へレジャーのために移動するのはどうもねぇ・・・

東京ナンバーの車は拒否されて、嫌がらせされると聞いているし・・・

うーん、どうしようか・・・しばしの長考。

きっと福島県の皆様は優しい御方ばかりだし・・・

えみ助を連れて、四倉へマテ貝堀りに出撃するか。

↑↑なんだかんだ言って最初から行くつもりやったやろ!!

 

日曜日、AM7:00 えみ助を拾って、首都高速に乗り込み、

常磐道へ乗り継いで、福島県四倉を目指して北上。

車中での会話では・・・

「緊急事態宣言が出されているので、福島の皆さんも外出自粛していて、

ひょっとして、誰も居ないだだっ広い砂浜に、たった二人だけで貝堀りを

していて、気が付くと地元漁民たちに囲まれて、因縁を付けられるのでは?」

と心配しておりました。

が、しかし、・・・

AM10:20 現地に到着してみますと・・・

わあ、すごい人。

まだ潮も引いていない砂浜に、すでに何十人かの人々が遊んでいます。

車中での我々の心配が一気に吹き跳ばされてしまいました。

駐車している車のナンバーを見ると、そのほとんどがいわきナンバー

でしたので、

いちおう、他県からの流入を嫌う御方もおられると思いますので、

用心のために、

我がシエンタ号の練馬ナンバーのところをガムテープで隠して駐車することに。

↑↑ 余計怪しく見えるじゃん。

 

そして、えみ助にゴム長を苦労して履かせて、我々も砂浜へ。

↑↑ オレよりはるかにデカいオバハンのえみ助。

子供みたいにキャッキャはしゃぐ巨漢は、別の意味で地元民も引いてしまう。

 

そして私。私も怪しいオジサンですな。↓↓

 

この日は干潮ピークがAM11:50 。

4月の大潮の中でも、この日が最も潮位が下がる日でした。(潮位+5)

天候は快晴でしたが、強風で、肌寒く感じる日でした。

バカ長を履いていましたが、汗をかくこともなく、爽快でした。

 

 

昨年に来た時と比べてはるかに多くの人々が居ます。

信じられません。

緊急事態宣言、不要不急の外出、3密を避ける・・・はずなのに。

もともとマテ貝は西日本ではポピュラーで、

私も子供のころから兵庫県の新舞子海岸や三重県の御殿場海岸などで

アサリとともにマテ貝もよく掘ってましたが、

関東や東北地方では、マテ貝を知っている人は非常に少ないはずでした。

ところがこの有様、きっと誰かが教えたのでしょう。←オレか?

 

では、マテ貝を掘ることにします。

まず初めてマテ貝を掘るえみ助に獲り方をレクチャーしました。

 

まずは餃子返しで、水平に浅く砂を切るようにして掘ると・・・穴が出現します。

次に、穴を見つけると素早く食塩を振りかけます。

食塩は前日にフライパンで煎って、水分を飛ばしてサラサラにしておく必要があります。

食塩が振りかけられた穴の奥のほうからマテ貝がビックリして、急上昇してくるので、

穴から海水がボコッ、ボコッと湧いてきます。

その直後、マテ貝の水管がニョキッと突き出てきますが、

この水管を掴んではいけません。ちぎれて逃げられてしまいます。

ここは掴みたいところですが、グッとこらえて、水管の下の貝殻が出てくるまで

じっと待つのです。

貝殻まで突き出して来たら、摘まんでゆっくりと引き抜きます。

 

最初の1本は獲り方の見本として、私が獲りましたが、その次からは

「自分で獲ってみなさい」と、えみ助に食塩とバケツと餃子返しを渡しました。

真剣にマテ貝と対峙するエミ助 ↓↓

 

まあ、今日はあまり入れ込まないで、気軽に楽しくやりましょう。

漁師じゃないんだからね。

 

しかし、このマテ貝は麻薬のようなもの。

自分で獲った人でないと解らない快感が脳に残ります。

大人も子供も同じレベルで楽しく過ごせます。

いちどマテ貝堀りを覚えると、「次の大潮は〇月〇日だ」と

潮汐周期ばかり気になってしまってしょうがないです。

 

PM1:00 を過ぎると急激に潮が満ちてきました。

昨年の2倍量の食塩を用意してきましたので、

まだまだ食塩は残っていたのですが、

最前線から後退しながらマテ貝を獲り続けるのは、ホントしんどいです。

「殿、しんがりは私が務めましょう。」と敵を切り取りながら退却してゆく・・・

もうね、腰が痛いわ、太ももの後ろが痛いわ、ドカチンの重労働です。

PM1:30 終了することにしました。

自宅へ戻ってから獲れた数を数えたら、ふたりで合計318本ありました。

 

昨年の400本超えには至りませんでしたが、

長さ大きさは今年のほうが大きいです。

 

さらに、マテ貝の他にも、おみやげとして、岸壁に付着している牡蠣とワカメを

少量戴いて帰りました。

 

牡蠣 ↓↓

と、

ワカメ ↓↓

 

↓↓ 生まれて初めて岸壁に付いた牡蠣とワカメを見つめるえみ助。

 

私はアングラーですから、子供のころから牡蠣やワカメは、

釣りの邪魔物として見てきましたから・・・。

過去に何度、ミチイトやハリスを切られたことか。

 

PM5:00 無事に板橋の自宅へ帰還することができました。

 


2019.07.06 マテ貝、牡蠣、昆布、魚類調査なのに・・・其之弐 福島県いわき市四倉

2019-07-07 19:38:25 | アウトドア

其之弐

 

 これで三度目のマテ貝堀りです。

この日の潮は中潮で、干潮ピークは12:20。潮位+5cm。

梅雨前線の影響で雨天でした。低気圧の関係で予想潮位よりも上がることが予想されるので、

やや期待薄です。

マテ貝は潮が引いて、ドロ質の砂浜がしっかり固まらないと獲れません。

AM9:00ではこの景色でした。

 

 

それがAM11:30 になると、かなり引いてきました。

なるべく沖のほうまで進んでゆくと、マテ貝団地にたどりつきます。

 

 

雨が降ってますが、さあ、出撃です。

食塩は6本用意しました。あれっ7本用意したはずなんだけど、6本しかないよ。

 

 

 

食塩と、必殺の餃子返し、これだで十分です。

前回の286本を超えることができるでしょうか?

 

 

 

 

 

この砂浜、アサリやハマグリやシオフキは居ません。

マテ貝しか居ません。

海草の根っこがぽつぽつとあります。この根っこの周辺にマテ貝は多く居るようです。

餃子返しをザクッと差し込んだ時に硬い感触があるところを狙います。

差し込んだ時にズルズルと柔らかい感触のドロは前日に誰かが掘った跡で、

マテ貝が抜かれていることが多いです。

 

 

残念ながら、食塩をふってマテ貝が飛び出してくるところの写真はございません。

ドロを掘って穴を見つけたら、素早く・・・だいたい5秒以内で・・・食塩を穴に振りかけます。

食塩を振るタイミングが遅れると、マテ貝は危険を感じて、坑道を素早く地中深く潜るようで、

反応が鈍くなるようです。素早く食塩をかけると、早く飛び出してきます。

 

 

 

 

今回も6本の食塩を使い切ってしまいました。

あと1本あったはず・・・はっはっはー、帰宅したら玄関に転がってました。笑。

 

 

食塩さえあれば、まだまだ獲れたのに・・・。

あまり欲深いと、そのうち死にますよ。

 

 

自宅へ帰ってから数えたら、なんと401本。

マテ貝団地さえ見つければ、まだまだいける・・・しかしそんなに獲って誰が食べるねん?

 

 

疲れましたわ。

必殺の餃子返しを持つ右腕がだるいです。

 

 

一晩置いて、モヤモヤとした汚いものを吐き出させてから、いちど蒸し器で蒸して剥き身にして

身を取り出してから、茹で汁と醤油で味付けして、

枝豆と昆布といっしょに炊き込みご飯を作りました。

 

 

 

 

また、酒のツマミとして、ピリ辛味にしたマテ貝と昆布の煮物も作ってみました。

結構美味しく戴きました。

 

 


2019.06.22 再びマテ貝、お土産に牡蠣も 福島県いわき市四倉漁港

2019-06-23 05:59:22 | アウトドア

 前回、2019.06.09に初めて四倉港へマテ貝を獲りに行ったときの反省から、

もっと効率よく砂を掘るための道具の見直しと、

もっとたくさん塩を準備しておかなくてはならない等、いろいろ改善しました。

まずは、今回、新しい道具の投入です。

 

 

これぞ必殺餃子返し。ステンレス製です。軽いです。

サクッと、浅く広く、広範囲の砂を掘るために購入しました。

京都王将、大阪王将、どちらの厨房でも使われている焼き餃子をひっくり返すための道具です。

 

それと食塩は、スーパーで売っている最も安いもの・・・

1キロ120円ぐらいのものを、4袋買ってきて、自宅でフライパンで炒って水分を飛ばして、

サラサラにしたものを準備しました。

 

 

6月22日は中潮で、干潮ピーク12:20、潮位+15 なかなか良さそうですが、

梅雨入りして、梅雨前線があるため、果たしてうまく獲れるか?行ってみないとわかりません。

 

AM4:00 自宅を出発。

首都高速の王子北ICから乗り込んで、常磐道へ乗り継いで、ひたすら北上しました。

 

 

AM6:30 現地に到着しました。気温24℃、雨は降ってませんが、異常に湿度が高くて、

少し動くと汗が噴き出してきました。

まだまだ潮が高くて、干潟の欠片すら見えません。

 

 

 

 

ヒマなので、散歩して情報収集です。

もう時期的に終季になりましたが岸壁際にワカメが群生していました。

テトラからのルアーでヒラメも釣れそうです。こんど挑戦してみたいです。

 

 

 

漁港内の岸壁には、奇麗な牡蠣(マガキ)が自然発生していたので、

磯タモを使って獲ってみました。

 

 

 

 

すぐにタモ網が破れてダメになりましたが、5つほど獲れたので晩酌のアテにしようかと思います。

 

さてと、AM10:00 になり、まだ早いですが、貝堀り職人の準備をして砂浜へ降りました。

予報では、昼間の気温29℃ですが暑いです。SPF50日焼け止めをコッテリ塗って準備万端です。

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ潮が引いてくれないと、砂を切るように掘れないです。

AM11:00になると、みるみるうちにザーッと潮が引いてきました。

試しに必殺餃子返しで砂を掘ってみました。

なかなかええ感じです。

 

 

 

試し掘りで、とっても奇麗なアサリ1個ゲットしました。

ここには普段はアサリは居ません。ここでは大変珍しいことです。

 

 

マテ貝も2本獲れました。

 

 

試し掘りでとても良い感触でしたので、ギアを入れ直して、貝堀り職人に徹することにします。

やるぞー!!

 

 

 

 

しばらくは調子に乗れず、ただ砂を掘っているだけで、とってもしんどかったのですが、

とつぜん、マテ貝団地を見つけてしまいました。

ワレ、マテガイダンチヲハッケン、ゼングンタダチニコウゲキス。

 

 

 

 

無心で掘りました。

脱水症になるぐらい頑張りました。

PM0:20干潮ピークを過ぎて、

PM2:00潮が満ちてきました。

 

潮が満ちてくるのに注意して、後退しながらも掘り続けました。

「 殿、しんがりは私が務めましょう。」

後退しながらも、出てくるマテ貝を討ち取りながら頑張っておりましたが、

とうとう4kg準備した食塩も無くなってきました。

 

くそーっ、これまでか。

矢尽き、刀折れ、万事休す。

 

 

撤収じゃ、撤収!!

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帰りは事故だらけで大渋滞の首都高速で足止めを食いながらも、

PM7:00 無事に帰還しました。

 

自宅に戻ってから、マテ貝を数えたら、286本 。

 

前回122本だったことを考えれば、今回の286本は大改善だと思います。

必殺餃子返しの効果炸裂です。

 

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ところで、

酒のアテに獲ってきた牡蠣は、蒸し器で蒸されて、身は一皿分にしかなりませんでしたが、

ポン酢で戴きました。

 

 

 

酒のアテにした牡蠣は絶品でございました。

マテ貝は一晩養生させておいて、明日、料理することにします。

 

 

追記 2019.6.23

一夜養生しておいた活マテ貝は、炊き込みご飯と佃煮になりました。

 

まず、マテ貝炊き込みご飯は、マテ貝を蒸してから殻と身を分けて、

ゆで汁、醤油、新生姜細切り、枝豆などを混ぜて炊きました。

 

 

お茶碗によそってからミョウガ細切りをアクセントに添えて

美味しく戴きました。

 

 

そして、佃煮のほうですが、蒸したマテ貝の身を

ゆで汁、減塩醤油、砂糖、みりん、新生姜スライス、山椒の実 など加えて

じっくり煮詰めて、水分を飛ばして仕上げました。

 

 

 

当分の間はマテ貝づくしです。


2019.06.09 大きなマテ貝を大量ゲット 福島県四倉漁港

2019-06-09 20:00:43 | アウトドア

 じつは土曜日に遠征する予定でしたが、梅雨入りして福島県は雨でした。

なので時間潰しに浦安へタコ釣りに行ってしまったのですが、うちへ戻ってくると、

やはり四倉漁港まで行ってみたいという気持ちがどんどん募ってきて、

いてもたってもいられなくなってきて、日曜日のAM4:00に自宅を出発しました。

ウチを出た瞬間から・・・「寒むぅ」。昨日とぜんぜん違って寒いです。

東京でこんだけ寒いのに、福島県ではどんだけ寒いねん?

もう明るくなった首都高速から常磐道へ乗り換えて、ひたすら北上しました。

 

 

自宅から215km離れたいわき四倉ICで降りました。

 

 

いわき四倉ICからすぐ近くの四倉漁港に到着しました。

AM7:00 の気温、なんと14℃・・・寒いはずですわ。

 

 

 

 

 

この日の干潮ピークはPM2:25。

こんなに早く来てどうすんねん? どうやって時間を潰すんじゃ?

というわけで、

懲りずに、塩サバの切り身をネットにくるんで、ワタリガニをねらってみます。

 

 

 

じつは、この竿2本にカニ網仕掛けを付けて、足元に落としておりますが、

水深8~9mあって、思ったよりも意外と深い。底は砂底。引っ掛かるものは皆無です。

この漁港は、噂ではマコガレイの大物が上がるらしいです。

水深と砂底を考えれば小名浜港と変わらないし、こんど試してみたいと思います。

あのですね、この写真の上部中央の景色が午後からの狙いのポイントです。

こちらの足元はかなり深いのに、本当に、この目前に干潟が出現するのでしょうか?

 

カニ網を30分おきに引き上げてみましたが・・・

小名浜港で私を苦しめたヤツがここにも居ました。

 

 

私には悪魔のようなモスソ貝です。

この貝を足で蹴り落としていると、地元の漁師さんが軽トラで通りかかり、

「その貝はここではヌル貝といって、煮て食べたら美味しいんやぞ」と

教えてくれました。

青森のおでんつぶも、コイツだし、美味いのは解るけど、あの煮込んでも固まらないヌルヌルは

いったい何なんだ? 私には耐え難い抵抗があります。

 

さてと、ヌルヌルのモスソ貝しか掛からないカニ網はやめて、車の中でラジオ福島を聴いて

時間を潰していると、

AM11:00になって、家族連れやら、中国人の若者グループが現れ始めて、

なんとなく潮干狩りをやりそうな雰囲気です。

岸壁の足元を見ると、ずいぶん潮位が下がって、大きな岩牡蠣が丸見えになっています。

 

 

ずいぶん早いけどオレもやるか。

 

車を移動させて、バカ長に履き替えて、潮干狩りグッズを持ち出して、

準備完了です。

 

 

漁港の中にできた狭い砂浜が少しだけ広くなったように感じます。

 

 

 

家族連れや中国人グループがあちこちで試し堀りしていたら、すぐに歓声が上がりました。

えっ、? もう獲れたの?

私も試し堀りをしてみたら、? おっ、 見たこともないデカい楕円型の穴が現れました。

食塩を、これでもか、というほど穴に注ぎ込むと・・・ ・・・

・・・

・・・

ニョキッ、いきなり出てきました。

すかさず摘みますが、抵抗力も強いです。

でかっ、

船橋三番瀬のマテ貝と比較してふた回り大きいヤツです。

 

 

ここのマテ貝は少し黒いですな。

 

一生懸命掘っていると、ふと、後ろを振り返ると、めちゃくちゃ広い干潟が現れました。

 

 

 

だんだん潮が引いて、干潟が浮き出てきました。

 

この写真の上部に映っている干潟の対岸が、朝方に私がカニ網を投げ込んでいた岸壁です。

 

もう、無我夢中で掘り進みました。

4.5月にずいぶん獲られてしまっているので、6月ではほとんど残っていないのかな?

なんて思っていましたが、

ふだん海底になっているところ・・・引いた水際の、漁港の真ん中あたりまで来て掘ると、

あるわ、あるわ、〇マ〇コ型の穴だらけ。

食塩を撒きまくりました。

 

 

 

PM2:20  用意していた食塩がとうとう無くなってしまいました。

2本も用意したのに、これでも足りませんか。

こんど来たときは20kgぐらい持ってきたろか?

 

 

 

どうですか? すごく獲れたでしょ。大きいでしょ。

ウチへ帰ってから数えたら、122本もありました。

 

 

 

ずいぶん日焼けしたなあ。

腰が痛いなあ。

腹減ったなあ。

 

 

私だけお先に撤収させていただきます。

 

 

ここはハマナスの咲く美しい場所ですわ。

小名浜港より少し遠いですけど・・・原発に近いですけど・・・素晴らしい場所です。

とても気に入りました。

 

車まで戻ってきて、着替えていっぷくして、干潟を眺めていると・・・

うーん、食塩さえもっと在れば、まだまだやれたのになあ。

 

 

なぜか最近、魚よりも、貝・カニ・ザリガニ・タコも? に興味が湧いてきます。

Youtube の見過ぎでしょうか?

鉄腕DASHの見過ぎでしょうか?


2019.06.06 ホンビノスおりません。急遽マテ貝獲りへ変更 千葉県船橋三番瀬

2019-06-06 20:14:21 | アウトドア

 明日から梅雨入り突入か? 6月に入って、晴れていますが蒸してます。

天候は明日から雨の予報。

昼間に大きく引く大潮も今日が最後。

これ以上、夏に近づくと、干潮もそれほど引かなくなります。

行くなら本日しかないか、・・・そう思いながら、昨日会社に有休を申請して、

本日、平日の昼間に船橋三番瀬海浜公園までやってきました。

 

直径40cmのノーパンクタイヤを装着した三番瀬特別仕様のキャリーカーを引っ張って、

海浜公園の中を進んでゆきました。

 

 

 

 

 

松林の草むらを抜けてゆきますと、・・・果てしなく広い干潟に出ました。

 

 

 

海のモンブランケーキ? と思わせるゴカイの巣が点在していました。

 

柵の中は、有料区域です。

「入場券を持っていない者は入れません。」と中国語と韓国語で書いてあります。

アサリが欲しい人は、ちゃんと入場料を払って、この中でアサリを獲ります。

漁協があらかじめアサリを撒いているので、それなりに獲れます。

 

 

私の目的はホンビノス貝とマテ貝。

入場券は要りませんが、有料区間へも入れません。

 

 

マテ貝のために、食塩を持ってきました。

もっと沖のほうへ行って、下半身を海水に漬かりながら探せばホンビノス貝が

ざくざく獲れるのでしょうが、この日の獲っている人たちは全員が中国人だし、

ホンビノス団地を掘り当てて数個獲れれば、すぐに周囲の人たちが集まり寄ってくるし、

さらに遠く向こうのほうには立ち入り禁止区域を見張る警備員がずっと見てるし、

うーん、昼間のホンビノス貝堀りはホント難しいです。

 

そんな気を遣いながら掘るホンビノス貝はやめて、マテ貝堀りに専念しました。

 

 

ドロ沼のようなところを掘ってゆくと・・・

楕円形の穴がいくつか在りました。これはマテ貝の穴です。

まん丸い形の穴は海ミミズの穴です。

 

 

すみません。ドロだらけの手でシャッターを切ると、デジカメがドロだらけ。

もっと掘っている画像をたくさん撮りたかったのですが、

ゴム手袋の上から軍手をしているので、ドロんこだらけの手なので、

汚れるから撮影しておりません。

ここの干潟のドロは大変厄介です。

スマホやデジカメのレンズの隙間に入り込んでくるので、要注意。

 

なので、いきなり最終結果の画像になります。

2時間ほど真剣に掘った結果、マテ貝35匹とシオフキ5個、アサリ2個。

 

 

 

マテ貝は、いちど砂抜きをして、

夜には赤羽のスナックで常連客の皆さんの酒の肴になりました。

マテ貝でしか味わえない美味しい味を堪能しました。

 


2019.03.22深夜  アサリ狙いでガサガサも・・・  茨城県鹿嶋港

2019-03-25 04:21:38 | アウトドア

 PM8:00 までは新浜岸壁でドチザメと遊んでおりましたが、

大潮のこの日の目的はアサリです。

詳しくは言えませんが、もう7年ほど前のことですが、

鹿嶋港で大きな粒のアサリをゲットしたことがあります。

(2012.5.03 釣行記に記録あり)

今夜も潮が引く深夜に、大粒のアサリを狙って・・・ ワクワク、ドキドキです。

ウェーダーを履いて、ヘッドライトを装着して・・・

じょれんを持って、ガサガサ・・・

・・・

・・・

・・・

えっ、?

なんでや?

おらんがな。

・・・

・・・

・・・

どーする?

このまま帰りますか?

高い高速代やらガソリン使ってここまで来たのに

タダでは帰れんやろ。

・・・

・・・

・・・

いや、ちょっと待て。

ターゲットを変更しましょう。

ジャーン、わずか30分ほどの戦果。

 

 

アサリはおりませんでした。

が、

しかし、

代わりに、

牡蠣はうじゃうじゃおりました。

コイツらを持ち帰ってきて、無事に鹿嶋から帰還しました。

 

まずはコイツらを殺菌消毒の意味も含めて、蒸し器で蒸しました。

そして、

買い物カゴいっぱいに獲った牡蠣から身を取ると、ボウル一杯の量でした。

 

じつは、鹿嶋港の現場で、生の牡蠣を、つまんで5個ほど食べたのですが、

ものすごく塩っぱい。

身は、すごい塩分濃度でした。

調理工程のどこかで塩抜きせなアカンな。

ですから、蒸した後、

パカっと開いたシェルターから、身を取り出して、

真水に漬けて冷蔵庫で1日放置しました。

う・ま・そーーーう。

 

この牡蠣の身を、すき焼きのタレで煮詰めて、牡蠣の佃煮を作ってみました。

 

弱火で煮詰めて、じっくり飴色に仕上がりました。

 

アサリ無くとも牡蠣が在る。

太平洋に向いて位置する鹿嶋港の牡蠣は、潮通しも良い場所に育った牡蠣なので、

小ぶりながら、きれいで美味い。

美味しい御飯の友ができました。


2018.12.22 サンタからの贈り物はホンビノス貝 千葉県船橋三番瀬

2018-12-24 01:04:36 | アウトドア

 毎年クリスマスのころの大潮は夜に大きく潮が引くので、

船橋三番瀬でホンビノス貝を掘るか?

いや千葉港の夜カレイを狙うか? とても迷うところです。

今年はホンビノス貝を使ってクラムチャウダを作ることにしました。

22日の夜PM8:00に自宅を出発して、すぐに首都高速へ乗り込んで

きれいに光るスカイツリーを眺めながらゆっくりと南下。

湾岸線の千鳥ICで降りて、江戸川放水路を渡ると、すぐに三番瀬

までの交差点を右折して進みましたが、思ったよりスムーズで、

意外と早くPM8:45に到着しました。

この日の干潮ピークはPM11:00なのですが、

すでに相当潮が引いていて、満月の光で、

沖のほうの牡蠣柄でできた島が見えていました。

 

前回ここへ来たときの教訓で、砂地はデコボコ、牡蠣柄の島はゴツゴツ、

戻るときにキャリアカーがうまく進めなかったので、

今回は直径40cmのノーパンクタイヤに交換しました。

 

沖のほうへ進む前に、満潮のときの海岸線に打ち寄せられた

アオサが大量に堆積していたので、ゴミ袋に詰め込んで持ち帰ることにしました。

 

 

 

さて、沖のほうに浮かび上がってきた牡蠣殻の島を目指してジャブジャブ進みました。

前回採取したポイントまで行きましたが、今回はほとんど採れません。

1時間ほど、あちこち試し掘りして、ようやくホンビノス貝が群れている場所を発見。

 

 

 

中型のビノスがまとまって居ました。

 

 

 

わずか30分ほどでしたが、ここに居ると判れば、一気に掘り出し作業に集中。

たった畳3枚ほどの狭い面積から200個ぐらいのホンビノス貝を掘り出しました。

腰は痛いし、腕はだるいし、重さが15kgぐらいになってきたので、

干潮ピークのPM11:00を待たずして、作業中止、早期終了しました。

これぐらいで止めておかないと、欲張りすぎると、重すぎて持ち帰れなくなります。

なんせ石より重いホンビノス貝ですから。

 

 

 

三番瀬海浜公園の前まで戻ってくるのに1時間以上もかかってしまいました。

いつものことですが汗ダクダクでした。

 

自宅へ戻って、風呂場でホンビノス貝を洗って、数えると、

なんと270ビノスも居りました。自己最高記録かな。

40cmタイヤのキャリアカーの改良効果が出ましたわ。

風呂場でバカ長、キャリアカー、ホンビノス貝を洗い、

自分も洗って爆睡です。

 

 

 

 

翌朝、日曜日の昼近くに起きてきました。

クラムチャウダを作ろために、小さめのビノス貝を150ビノスほど選んで

蒸し器で蒸しました。

 

 

 

 

殻から身を取り出して、今度は圧力鍋で身を柔らかくしました。

 

身を取り出した後のホンビノスの貝殻は石の如く重いです。

ゴミに出すときに毎回悩みます。これって燃えるゴミでしょうか?

 

 

 

今回初めて圧力鍋で煮てみました。

 

 

柔らかくなったホンビノス貝でクラムチャウダを作りましたよ。

 

 

 

うん、すごく美味しいし、ホンビノス貝も程良く噛み切れました。

アゴが疲れません。

次回も圧力鍋を使用しようと思います。