漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2018.02.17 人生初の大釣果 ナメタ獲ったど~  福島県いわき市小名浜港

2018-02-18 02:04:39 | 海釣り

 今週もマスをいじめに行こうかと思ってました。

フライロッドをシュワシュワ振って、デカい赤身のトラウトでも釣れりゃ~

気分は満足するんじゃないか?

しかし、この冬はまだマコちゃんを1匹も釣っていません。

果たしてそれでいいのか?マスを釣って気晴らしして時間を潰して、本当にそれでいいのか?

と自問自答を繰り返す私。

遠い福島の地へ、高い高速代とガソリン代、さらにエサ代、さらに人間様のメシ代・・・

をかけて出撃しても、神様は結果を保証してくれるわけではなくて、徒労に終わって、

ボウズで戻ってくる確率は非常に高いです。

今年は異常に寒いです。寒波が次々と列を作って襲来してきてマイナス気温が続いています。

へたすりゃ、凍死して死ぬかもしれない。

天気予報によると、関東東北地区は今日も午前中は穏やかであるが、

午後から急速に崩れて吹雪く見込みで、北方へ出撃する気持ちを鈍らせます。

どうしようかな?いろいろと思案しているうちに、どんどん時間は過ぎてゆきます。

どうせいくらマスを釣って気晴らししていても、最終的にココロの達成感は得られていません。

チャンスがある限りマコを狙いたい。・・・やはり釣りバカが出す結論はこんなものです。

今からだと、場所取りすらできそうにもありませんが、とりあえず出撃してみましょうか。

土曜日のAM5:00まだ暗いうちに自宅を出発しましたが、首都高速から常磐道をへ乗り継ぐ

ころには夜が明けてきて、現地のいわき市に入った時間には、地元の通勤時間と重なって

国道6号線は交通量が多くて、ノロノロ運転でイライラしながらも、なんとか到着しました。

 

いつものポイントに到着してみましたが、北から南へ投げる岸壁に貨物船が横付けされており、

港内で資材運搬トラックが忙しそうに作業していて、完全に仕事の邪魔になるので、もう一辺の岸壁へ。

もう一辺の岸壁は貨物船がおらず、ガラーンと空いていましたが、南側のフェンス際には投げ師が1名

竿2本をブッ込んで陣取られておりました。様子を訊くと、シャコしか釣れてないとのこと。

広々と空いている左側の隣に陣取ることにして、4本の竿をブッ込みました。

AM8:00 スタート。

 

 

 

この日のエサは、新しく作り直した太アオイソメの塩漬けです。

 

 

 

今日は大潮だし、朝から昼に向かって引き潮なので、チャンスはおそらく昼過ぎから潮が込み始める時間帯

でしょう。

朝の海況は、風も無くて、ベタ凪。潮も動かず、潮目もありません。期待薄ですが待つしかないでしょう。

 

 

 

 

 

さてと、のんびりやりますか。と車の中でまったりと構えていると・・・

 

・・・

・・・

港湾工事関係者の車が近寄ってきて、「ここに係留します。引き揚げてください。」

・・・

・・・

えっ? と沖を見ると、小型タンカーがこっちに向かって近づいてきます。

・・・

・・・

あーあ、急遽退却じぁあ。

・・・

・・・

大急ぎで片付けて、車の中で、「ホンマ何処行ったらええねん?」

・・・

・・・

ケチが付くと、とことん付きますな。

初めての場所ですが、約15km北にある江名漁港へ転進しました。

 

震災後の改修工事も終わって、なかなか良さそうな漁港です。

車は横付けできませんが、できるだけ近くに駐車して、

まあ天気がいいし、岸壁の真ん中に陣取って、投げ直しました。

 

底はドロ、障害物はなさそうです。

ここで1時間ほど試し釣りしました。

投げ込んだエサはそのまま戻ってきます。

 

 

エサ取りも居なくて、ヒトデやフグ、シャコも居ないようです。

地元の爺さんが話しかけてきたので喋っていると、夏~秋にはハゼが多いそうです。

 

景色もいいし、絶好のロケーション。

ここで1枚釣れてほしいですけどね。

 

 

 

 

 

 

シーバスロツドを出して、足元の水深を測ると、約4mぐらいです。

水汲みバケツで汲んだ水に指を浸すと、超冷たい。サカナも冬眠かな。

 

 

 

ダメかぁ。

他に行く場所も無くて、釣れないことは判っているけど、時間潰しのつもりで、

昼近くまでここで粘っていると、・・・

あれっ? 見たことのある釣り師がこちらへ近寄ってきます。

たしか一昨年ぐらい前に、小名浜港で毎回のようにお会いしていた横浜出身のお兄さん。

久しぶりですね。しばし釣り談義にココロが和みます。

最近の近況を情報交換して、この江名港が釣れない場所であることを知りました。

お兄さんのオススメ場所へ転進するか?どうか悩みましたが、

気持ちの中で「今日はダメだな」とほとんど諦めていたので、

帰り支度をすることに。

ちょうど昼ぐらいになってきて、急速に天候が崩れ始めました。

北からの強風が吹き始めました。

ちょうどいい。はやく帰ろうっと。

 

・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・ ・・・

 

カーナビで、いわき中央IC または いわき湯元IC から常磐道へ乗り込もうとしましたが、

いくらセッティングしても、カーナビが、小名浜港を通って、下道の国道6号への道を誘導します。

なんでやねん?

オレ、はよ帰りたいねん。

 

同時にカラダが冷えたのでしょうか? 腹の具合いも、グルグル下ってきました。

ヤバッ、近くにコンビニないかな?

コンビニを探しながら、小名浜港へ向けて走り出しました。

田舎ですからねー。焦りました。いざとなったら男やし、野○○でええやん。

かなり走って、小名浜港にあるミニストップを見つけて、駆け込んで、ホッと一息。

その後、一休みしてから、再度、朝居た小名浜港のポイントへ戻ってみると

・・・

・・・

・・・

えっ、? 貨物船がイカリを上げて離岸しようとしています。

しかも北から南への岸壁だから、この猛烈な強風も追い風になります。

ひょっとして、

これはひょっとして、

ラッキーかも。

・・・

・・・

・・・

貨物船を見送るカタチで、そそくさと、すばやく、ポイントに三脚を立てる私。

自分ながら釣りへの執着心に褒めたいです。

 

写真では見えませんが、恐ろしく強い暴風が、背後から前へ吹いています。

三脚が何度もぶっ飛びそうになりました。

 

PM2:00 再びスタート。仕切り直しです。

暴風の中、恐々、じゅうぶん注意しながら、なんとか4本並べて、あとは車の中で、まったり。

 

 

車の扉が強風で持っていかれて、閉まりません。

ユッサユッサと車が風で揺さぶられます。

 

 

凄いです。いつも100m飛ばすのに、ひと苦労するのに、このときは暴風の追い風に乗って、

リールに巻いたPEラインが250m以上出ました。

うっひょ~、すごいですね。

糸フケを取って、リールを巻きなおしても、軽く150mは飛んでいると思いますよ。

 

 

 

私の右隣には、乗り合いバスを自家用にしている投げ師が陣取って、竿6本体制です。

この投げ師も今朝早く、もう一辺の岸壁で竿を出しておられましたが、私と同じく、立ち退き退去させられ

午後から、私のすぐ後に再び来られて右隣に入られました。

PM3:30 この投げ師が大きなマコちゃんを1枚上げられました。

お見事。さすが。同じ釣り師として尊敬いたします。

 

 

オレも欲しいなあ。

神様たのむよ、1枚でええねん。お土産1枚でええねん。

 

PM3:45

隣の釣り人が車の中へ入ったことを見計らって、私も竿のチェックすることに。

4本投げ込んだ竿を1本ずつ右から回収します。

うーん、エサはジビジビ齧り取られているようです。

3本まで回収し終えて、さてと4本目の竿を回収。

フェンスよりも左奥方向へ投げ込んだ竿を手に持って、しゃくると・・・

ズシッ!!

おっ、なんか付いてる。根掛かりじゃない。

ゆっくりリールを巻くと、ただ重いだけじゃなく、ときどきゴンゴンと抵抗しているような・・・

たのむからマコちゃんであってくれー。

外道でもいいから、食べられるヤツであってくれー。

グリグリグリグリ・・・ グリグリグリグリ・・・

リールを慎重に巻いて寄せてくると・・・

おおーっ、茶色い、ひらべったいやん。

???

???

ちよっと長細いなー。

ん?

ひよっとしてナメちゃん?

???

???

そやわ、ナメちゃんやわ。

ええっ?

そ、

そんなことがあってもええんか?

ナメタやで、ナメタ。

うわーっ、ナメタや。

・・・

・・・

・・・

しもたあ、タモ用意してないし、抜き上げられるかな?

うわー、焦るなあ。

 

せーの。

で、

ひょい。

・・・

・・・

・・・

 

波止の上でボテッ。あまり跳ねません。

反り返るチカラがハンパじゃない。

こらっ、おとなしく伸びてメジャーに乗れ。

 

ええわあ、初めて釣り上げたナメタガレイ。

嬉しいわあ。

かわいい尻尾 

メジャーをあてると48cmのように見えましたが、慎重に測りなおすと47cmでした。

 

ナメタを初めて知ったのは関東へ転勤が決まった2008年の秋です。

釣り雑誌で常磐地方や東北地方へ関心を持ったときに初めて知りました。

その後、転勤してきて、東京の新橋や築地の、割烹や居酒屋で、このナメタの煮付けを初めて食べたときの

衝撃的な美味さは忘れられないものでした。

それから赤羽の角上魚類さんでナメタ切り身のパックを見るたびに、大人買いして楽しんでおりました。

一時はナメタを釣ってみたくて、宮城県の石巻まで釣りに行こうか?とも真剣に考えたこともありました。

小名浜港でも沖堤にはナメタが居るようですが、沖へ渡る勇気もなかなか無くて・・・。

 

 

興奮した気分を鎮めて・・・ ( こういう我を忘れたときに事故が発生し易いのです。)、

相変わらず外は暴風が吹いていて、浜通りには気象警報が出ています。

2匹目のナメタを狙っている自分が怖いです。

ナメタが釣れた左奥方向へ4本とも竿を集中して投げ込みました。

さらに15分毎に誘いをかけて・・・ ・・・ 昼間の諦めムードとはえらい違いです。

 

にやにや、笑顔が止まりませんわ。

神様、おおきに。

 

暗くなっても自宅へ帰ろうという気がしません。

相変わらず、暴風の中で、4本の竿を15分おきに触ってます。

 

PM7:30

完全に暗くなって、気温もマイナスまで下がって、それでも頑張って、

そんな私の姿勢を神様は見放しておりませんでした。

4本の竿を右から1本ずつ回収して、またしてもいちばん左に投げ込んだリョービの竿に重量感が。

またしても竿を持って、しゃくると、ズシッ、。

きたきたきたきたきたぁー

リールを慎重に巻いて寄せると、今度はちゃんとした茶色い菱形が浮上。

えいっと抜き上げて・・・

 

35cmのマコちゃんでした。

 

その後PM10:00 まで粘りましたが潮が下がってきたので、これ以上は釣れないだろうと終了。

よく粘りましたわ。神様、本当に有難うございました。

やはり小名浜は裏切りませんわ。

 

追記

2018.02.18

釣ってきたナメタガレイを下準備しました。

昼過ぎに捌いたのですが、2cm縮まって45cmになってました。

ぬめぬめを取っても取っても、きりがないです。

どこが顔やねん?汚い顔やな。

まあええわ。

記念撮影します。

 

エラ蓋を取って、ハラワタを取って、胃の中には何があるのか?確認しました。

とってもグロいから掲載しませんが、20cmもあるアナゴが入ってました。

そのほか私のエサと違う岩イソメの欠片。

そして、

とっても重たいはずです。抱卵してました。

 

すごいですね。

尻尾のほうまで卵がぎっしり。

そして切り身もとっても分厚いです。

 

 

料理ができたらまたアップします。

 

それに比べて、35cmのマコちゃんのほうは産卵が終わって、薄っぺらい、ペラペラでした。

適当にヌメリを取って、包丁でしごいて、ジップロックに入れて冷凍庫行きです。

ずいぶん軽い扱いですが、しょーがない。オマエの相手は抱卵したナメタなんだから。

もしもこのマコちゃん1枚だけ釣れていたなら、王子様扱いなんですけど、

コイツの運が悪かったとしかいいようがありません。

 

 

 

 

 

 

 


2018.02.11 久しぶりにマスをいじめる   茨城県友部レイクユザワ

2018-02-16 05:52:21 | 淡水釣り

三連休の昼間、うーん何しようかな?と悩みました。

この季節は岸壁からのブッ込み釣りも望み薄だし、遠くまで遠征してもガソリン代と高速代がバカにならんし。

ちょっとフライロッドを振ってみましょうか? ずいぶん暫らく振ってないし。

関東圏内でもっとも空いていそうな池を検索すると、友部にあるレイクユザキが候補に。

板橋の自宅を出て首都高速から常磐道へ乗り込んで、ちょうど100kmの場所にある友部SAから

ETCゲートでおりました。

AM8:00到着。池を見て、本当に空いてました。

もう4年ぐらい前に一度来た事がありますが、あまり記憶に残ってない池です。

 

ロッドを振る練習ですから、3番ロッドと5番ロッドを2本用意して、それぞれの感触を確かめました。

マーカーを付けての、のんびりウキ釣りですわ。

シュワシュワシュワシュワ~

リールの巻きグセがラインに残っていて、竿先の小さなガイドをうまく通ってくれません。

日頃の手入れをおろそかにするとダメですな。

マーカー下のタナを2mぐらいにして振り込むと、1分ほどしてマーカーがビビッと動いたあと

ゆっくり沈んで見えなくなりました。

あわせると、25cmほどのニジ君をゲット。でも完全に飲み込まれてますがな。

ホンマ下手くそですわ。

 

 

 

 

おっ、ニジマスにも違う種類のヤツが居ます。

今回は全てリリースですが、たぶんコイツは身がピンク色だろうと思います。

5時間ぐらい遊んでましたかね。

腕が疲れてきたので、帰ることに。

真冬の厳しい季節には、せっせと練習しとります。


2018.02.10 9年前のリベンジを果たす 横浜の金沢漁港

2018-02-12 21:18:23 | 海釣り

 この寒さが影響しているのか? 釣りの技量が下手クソなのか?

ここんとこ何にも釣れてないので、発想を変えて、乗合い船に乗ってみることに

しました。

勤務先で釣り好きな方々から誘われて、9年ぶりに参加です。

狙いは午前中はカワハギ、午後からイシモチ。

10日のAM6:30 横浜市金沢漁港の海の公園へ集合。

板橋の自宅をAM5:30に出発しましたが、首都高速の湾岸線を走ると、

意外と早く到着しました。

じつは前夜はちょっと緊張して、なかなか寝付けませんでした。

というのは、前回、9年前に初参加したときは、両隣の釣り人さんたちがイシモチを

わんさか釣り上げているのに、私だけたった2匹に終わった苦い思い出を

思い出して、あれ以来、二度と乗り合い船なんか乗るもんかと思っていただけに、

どうしたらリベンジできるのか?といろいろ考えておりました。

YouTubeをどれだけ見まくって勉強したことか。

イシモチ狙いでも難しいと思うのに、今回はカワハギ狙いをメインに、

もしもカワハギが釣れなかったら、残り時間をイシモチでお土産を・・・

なんていう、さらに難度が高く設定されていましたから。

前週の昼休みに新橋ビルにある上州屋へせっせと通って、

カワハギ対策を私なりに考えてみました。

まずはコレ↓↓ 

ピカピカのオモリとアクセサリーと西田式ブラー。

コイツを胴付き仕掛けの下にぶらさげました。

さらに4000番のスピニングリールにPEライン1.0号しかもX8ブレイド

を200m巻きました。

潮の流れによる糸ヨレをできるだけ減らすためです。

 

さらに先調子の硬調30号2.4mのカワハギ専用竿をヤフオクで落札。

 

さらに、パワーイソメで強化万全。アサリ剥き身でダメならコイツがあるさ。

とりあえず、これだけ考えを張り巡らせとけば、大丈夫だと思うのですよ。

 

 

カワハギ釣りのエサは船宿から配られたアサリ剥き身です。

船は東京湾の入り口、横須賀沖まで行くので、その間にせっせと

アサリ剥き身の水分を切って、乾かしました。

 

おおー、これは野島堤防の灯台じゃないですか!!

いつの日か、この堤防に陣取って投げ竿を並べて、マコガレイを

ゲットしてみたいです。

カワハギは水深40mの底に居るようです。

私の位置は船後方の角席です。ベストポジションですから。

仕掛けを落として糸フケを取って、わずか数秒で、

コツコツとアタリました。その瞬間、えいっ、やー。

何か掛かりました。

猛烈な勢いでスピニングリールを巻き上げると、

なんとも可愛い沖メバル君。

うーん、東京湾の入り口まで来て、このサイズかい? 虚しいのう。

 

釣り船とイージス艦、とってもアンバランスな関係。

普段見られないものを見せてくれて、楽しいもんですわ。

その後、何も釣れずに、皆さんも私も、「しぃいいいいん」無口なまま。

海の神様よ、頼むからリベンジさせてくれー。

ときどき仕掛けを巻き上げてエサが取られていないか?チェックしますが、

なーんにも齧られてない。

ここまで来て釣れんか。

船長、この下にサカナおらんよ。おい船長、なんとかしろよ!!

・・・

・・・

・・・

「はい引き上げて・・・」 ・・・ ・・・ そのたびにあちこち船は移動して

東京湾のあちこちへポイントを変更しますが、

何処にもカワハギはおらん。

あーあ、今日はアカンな。と思っていたら、

よそ見をしながら上下運動をしていたオレの竿先に、

とつぜんゴンゴンとアタリ発生。

しかもちゃんと仕掛けに掛かっている。

きたーっ、今度はリールを慎重に巻き上げると・・・

やったぜベイビー!!

愛しのカワハギちゃん。

決してハゲと呼んではいけません。

 

しかしそのあとは、コツンとアタリを捕らえて、

なんとコイツが掛かってきて・・・

 

カワハギをあきらめて、船はイシモチのポイントへ移動しました。

イシモチ用に竿とリールを変えました。

イシモチは青イソメの1匹チョン掛けで勝負。

オレにはパワーイソメという切り札がある。

パワーイソメと青イソメの房掛けで勝負しました。

まあね、イシモチ釣りでは皆さんのほうが上手でしたわ。

こんなオレでもなんとかイシモチ5匹釣りましたが、

皆さんは10匹ずつぐらい上げておられました。

 

うーん、でもやはり、高価なのはイシモチよりもカワハギでしょ。

船中13人の釣り人で、船中カワハギ8匹だったらしいです。

うーん、しかしねえ、船に乗ってこの釣果ですか・・・

船でこれだったら、投げブッ込み釣りが釣れんのは

当然と言えば当然かな。

 

 


2018.0204 節分の頃って貧果ですねぇ。

2018-02-05 09:04:27 | 海釣り

 節分の時期は、もっとも水温が下がっていて、魚も食い渋ります。

人間だって、この寒い中、活性が落ちています。

わざわざ防寒着をまとって北の海へ出撃するヤツなんて、ほんと物好きなヤツでしょう。

節分の日、土曜日でしたが、都内はあまりにも寒くて、とてもじゃないけど外出する気分

になれませんでした。まだあちこち雪山が残っていて、駐車場の私の車の前にも、

近所のがきんちょ、いや、お坊ちゃま様たちがこさえた雪だるま・・・

とっくに氷の塊と化して、あーあ、これじゃ車を出せませんがな。

しかし、のらりくらりと部屋の中で食っちゃあ寝ぇ~、また食っちゃ寝ぇ~ばかりして

いると、やはり「カラダを動かしたい。」「竿を振ってみたい。」と衝動がムクムクと

沸いてきて・・・土曜日の夜、深夜、いきなり出撃しました。

とりあえず塩漬けイソメと氷をクーラーボックスに詰めて、車のトランクに積み

込んで、オレの世界のトヨタ、シエンタ号よ、前進じゃあ。

前に立ちはだかる雪だるま型の氷の塊に向かってクルマごとバンパーでタックル、

ん? ナンバープレートが曲がったか? 

気にせずタックル、タックル、タックル・・・

今度はバンパーが割れそうになりましたが、なんとか自宅の車庫を脱出成功。

そしていきなり首都高速に突入。

ははは、深夜の首都高速を尾崎豊のフレーズを口ずさみながら、

アクセル踏み込んで、ギリギリにコーナーを攻めている気分に、

我ながら心が震えて、ワクワクしますが、

実際には、冬タイヤを履いたシエンタ君はカーブをヨロヨロ、よろけながら・・・

車線変更もままならず・・・

後ろから来た長距離トラックにあおられ、さらには追い越され際にエアーブレーキ

をプシュー、プシュー、プシュー、とかけられ、

気がつくと油汗がジワーとにじんでおりました。

あー、こわー。

さらに今度はルーレット族や街道レーサーよりも速い速度でタクシー連中が、

あっという間にオレを置いてけぼりにして去ってゆく・・・。

オレってなんぼ遅いねん?

 

三郷から常磐自動車道へ突入。

千葉の柏インターを過ぎるともう、誰も走っていません。

常磐道はオレのためにあるのだ、と錯覚に陥ります。

 

そしていわき勿来インターで降りて、現地に到着したのは、

日曜日のAM2:30。

小名浜港のいつもの場所・・・二箇所しかないほうの片方は、すでにハイエース

がガッツリと陣取っていて、日曜日いっぱいやる気配。

二箇所しかないうちの、もう片方(今回入ったポイント)のほうも軽自動車が

2台駐まっていましたが、どんな様子(釣果)だろ?いつまで続ける気だろ?と

車を隣に寄せて、訊いてみようとしたら、

そそくさと軽2台仲良く立ち去ってしまいました。(あいつら釣りじゃねえな)

 

 

というわけで、無事に一級ポイントに入ることができました。

AM3:00 スター。

塩イソメをたっぷり付けてドボン。

風も背後からの微風、月は出てますが、曇り空。

寒いですなあ。

4本の竿を投げ込んで、クルマの中から穂先LEDライトを眺めます。

まったくアタリらしいものは無く・・・

クルマの中は暖かくて・・・

ついウトウト寝てしまって、気がつくとAM5:30。

エサチェックのために竿を回収してゆくと・・・

おっ、何かついている。

しかも、ゴンゴンと抵抗しているカンジ。

期待して寄せてくると・・・

北の海の名脇役の、ドンコちゃんでした。

 

さらにもう一本の竿には、けっこうな重さが伝わってきました。

しかし、抵抗しないなあ・・・と思いながらリールをごり巻きして寄せてくると・・・

やはりね、。

オレンジ色の、岩礁地帯の、大きなお星様。

 

その後、何も起こらず・・・

夜が明けてきました。

気温はマイナス3℃ぐらいでしょうか。

つっ、辛いっす。

 

 

 

 

 

 

明るくなって、海況がわかりましたが、まったく潮が動いていないで、

ベタベタの池のようです。

なーんにもアタリが無いし、エサも水を含んで伸びきったまま戻ってきました。

 

AM11:00 少し潮が動いて、潮目ができてきました。

エサ取りたちがついばんで、穂先が微妙にモゾモゾと動きだしましたが、

鈴がなるような「激震」は発生しませんでした。

 

夕方まで粘れば、カレイやアイナメが来たかも・・・。

でも私が体力の限界。

今回はドンコちゃん1匹だけの釣果ということで・・・。 

おわり。