漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2017.02.25 ナイトマテング 寂しい結果ですのう 船橋三番瀬

2017-02-26 00:08:25 | 海釣り
今週は新月の大潮です。

潮が大きく引く時間帯は、2月は夜の干潮がよく引きますが、

3月になると昼間の干潮のほうがよく引くようになります。

夜中にヘッドライトを付けて、ゴソゴソ潮干狩りができるのは、

今週で最後になるのでしょうか。

ネットではマニアたちがマテ貝を狙って、ナイトマテングに熱いようですが、

私にもそのチャンスがやって来るのでしょうか?

昨夜、鶏鍋をつついて飲み過ぎてしまったので、今日は昼過ぎまで寝てました。

夕方になって、近所のスーパーへ買い物に行き、そこで食塩を2kg買いました。

マテ貝には食塩が必須です。

PM7:30出撃しました。

滝野川インターから首都高速に乗り込み、京葉道に乗りついで原木インターで

降りて、船橋三番瀬海浜公園まで来ました。

東京湾の夜景がとっても綺麗です。








今はどこから見ても東京人の私ですが、元関西人の私は、関西風お好み焼きで

使う特大コテを持って来ました。

これで泥を切るように掘り返して、マテ貝の穴を探すのです。



今回はホンビノス貝ではなくて、マテ貝を探します。

味の美味さはマテ貝のほうが濃いと思います。

ホンビノスは沖の方へ行けばゴロゴロ獲れます。

しかしマテ貝はどこに居るのか?それさえも判りません。

広く干上がっている処を、かたっぱしからコテで掘り返してゆきますが、

なかなかマテ貝の穴が見つかりません。

1時間ほどして、やっとこさ、これは?と思われる穴が見つかりました。

食塩をガバッっと振りかけて、見つめていますと、ニョキッと出てきました。



1マテ貝ゲット。だけど、ちっさ。

嬉しいけど、えらく小さい

だいたい1匹獲れれば、その周りに巣があるものだけど、2匹目が続きません。

もたもたしているうちにPM9:45干潮ピークを過ぎて、潮が満ち始めてきました。

PM11:00終了




ちっさいマテ貝6個



これぞ東京湾のアサリ。白と黒の鋭いコントラストが特徴



期待されていないシオフキも、にぎやかしメンバー



3時間でゲットした貝は、

ミニマテ貝6、ミニアサリ21、シオフキ2、そしてゴルフボール2個(笑)



うーん、もともと三番瀬にはマテ貝が少ないのかもしれませんな。



翌日、日曜日の昼に酒のツマミとして美味しく頂きました。




2017.02.18 暴風の中でなすすべもなく 福島県小名浜港

2017-02-19 13:12:46 | 海釣り
 週末は飲まないつもりでした。金曜日の深夜から出撃するつもりでしたが、

定時で仕事を終えて、ロッカールームで、いつも酒を美味そうに飲む子分と

喋っているときに、オレもちょっとだけ飲みたくなりました。

週末だしなぁ、癒されたいなあ。

この判断が大誤算でした。この週末の土日の予定をすべて狂わしました。

ポッピーでちょっとだけのつもりが、いつのまにやら日本酒3種味比べになって、

気が付けば、ええっ?もう10時半なの?

うっそー。

埼京線で自宅まで戻ってきたら、すでに深夜11時を回ってました。

というわけで、

土曜日は昼まで寝ておりました。

出撃したのは土曜日の昼を過ぎた1時半。

首都高速の王子北インターから乗り込みました。



今週から新型7インチのミニゴリラに変えました。

昨年暮れから、3ヵ月間カロッツェリアに浮気しましたが、

やはり首都高速を走るにはゴリラのほうが使い易いと思いました。

ここから福島県いわき市まで200kmあります。

途中、小便するために何度もPAへ寄り、

パンパンにむくんだカラダから水分を抜いて、徐々にやる気モードへ。

PM4:00 小名浜港へ到着しました。

岸壁では貨物船が係留してあり、作業中だったので、しばらく竿を出さずに

様子を伺ってましたが、運良くすぐに作業を終えて、船が出てゆきました。



船が立ち去った後に釣り座を構えました。



三脚をふたつ、竿を4本、1本バリに、塩イソメの房掛けを付けて放り込みました。

ケミホタルも準備して、PM5:30釣りスタート。




心配していた北風は弱いのですが、小潮だし、気温は低いし、

なんとなく釣れそうな気がしません。

そんなときに、幸運の鳥が近寄ってきてくれました。



今回もコイツのご利益があるのかな?




PM6:45 おっ、15cmほど、竿先のケミホタルを引き込むアタリが出ました。

1分ほど待ってましたが、しかし、追いアタリが無く、回収すると

アナゴにエサを齧られただけ。

このあと、夕マズメのチャンスは無くて、本格的な夜釣りに突入しましたが、

PM8:00過ぎから北風が強くなってきて、釣り座の位置では横風が強くて

とてもやりずらくなってきました。

やむなく釣り座を、北風を背中から受け、追い風になるよう岸壁を移動しました。



ここで朝まで粘るつもりでしたが、

北風がますます強くなってきて、暴風になってきました。

暖を取っている車が風でグラグラ揺さぶられ、砂がパチパチ飛んできました。

日付が変わって、気温が下がってきました。

スマホの天気画面ではマイナス1℃らしい。

雪混じりの北風になりました。

うーん、人類が生存できそうにない環境です。

1時間ごとにエサチエックのために、

車から出て、竿を持ってしゃくりますが、

久しぶりに手応えがあったので、ゴリ巻きしてくると・・・トホホ。



そのうち、三脚がズズズーッ、と風に押されて、

飛ばされそうになってきたので、AM2:00 撤収しました。

日曜日の昼間には、また穏やかな天候になるようですが、

体調もイマイチだし、板橋まで帰ることにしました。

帰りの常磐道は横風が強く怖かったです。










2017.02.04 やっとこさ始動、福島県小名浜

2017-02-05 00:57:32 | 海釣り
2017年になって、まだ一度も釣りをしてなかったのです。

2月に入ってやっと始動しました。

今年から電車通勤になって、しばらく車に乗っていないと、道をすぐ忘れます。

東京都板橋区の自宅から出撃するとなると、まず首都高速に乗り込んで、

そこから常磐道や東北道へ乗り継がなくてはなりません。

これがなかなか難しくて、どちらの方向へ進むのか?によって、

首都高速を乗り降りするインターの場所が違ってくるから大変です。

どのインターも、両方向への乗り降りが必ず在るわけではないので、

東北道へ進むには鹿浜インター、常磐道へ進むには王子北インター、

中央道や東名道へ進むには滝野川インター、それぞれ違うのですよ。

そのほか、関越道へ乗り込むには下道の環七から直接に練馬料金所から

乗り込むしかないようです。

さて、2017年最初の釣りは、福島県の小名浜港でカレイを狙いました。

昨年の春の実績から、大剣埠頭で竿を出すのが良いかと思いますが、

この場所は東向きに投げ込むので、北からの横風が吹きだすと、

すごくやり難いです。しかも貨物船が何処に係留されているかによって、

竿を出せる場所が限られてきます。

これらは現地に行ってみないと判りません。ほんとギャンブルですな。



すでに金曜の夜に戸田駅近くの上州屋でアオイソメを4000円分買いました。

冬の常磐方面への釣りで困ることは、深夜に釣りエサ屋が開いてないことです。

エサが無いことには未明から釣り場へ行って、陣地を築くことができません。

しかし前日にエサを買ってしまうと、なにがなんでも出撃せねばなりません。

関東や東北の釣りって、意外と融通が利きませんね。

カレイのアタリは、まだ薄暗い早朝のAM5:00~8:00が多いです。

カレイの他にアナゴやアイナメなどもこの時間帯にアタリが多いです。

この時間帯に万全の構えを持して待つとなると、

未明のAM4:00頃から陣地を築かねばなりません。

釣りエサ屋は深夜に開いていてもらわないと困るんです。


というわけで・・・

前置きが長くなりましたが、金曜日のPM11:45に板橋の自宅を出発しました。



首都高速の王子北インターから乗り込んで、6号三郷線から常磐道へ入り、

一気に北上。

いわき勿来インターで降りて、AM2:40小名浜港の大剣埠頭に到着しました。

自宅からここまでちょうど200km。

昨年まで住んでいた栃木県真岡市からここまでだと140kmだったので、

片道60km、往復で120kmの差はとっても大きいです。

さすがにこの時間は誰も居ませんでした。

気温はちょうど0℃、無風で穏やかな海況でした。

昨年に実績の出たコンテナ基地フェンス前を陣取って、さっそく三脚を立てて、

竿4本をセット。

ヨリトリゴムにハリス5号、丸セイゴハリ16号、アオイソメ3匹掛けで



フルキャスト。

とほほ。

最近、メタボ体型が邪魔して、いくら頑張っても3色ほどしか飛びません。

オレのスイングには、ビュッという風切音が無いんだよな。

どんだけ鈍い振りか。


AM3:30 竿4本投げ終えて、車の中で、しばしいっぷく。

AM4:00 アタリは無いが、エサチェックのために巻き取ってみると・・・

齧られていました。生体反応は有るみたいです。



竿先をよーく注視していたら、たまにチョンチョンと小刻みに揺れますが、

ハリには乗りませんでした。

うーん、ぶっといアナゴでも来んかな?


そうこうしているうちに夜が明けてきました。



ここからがカレイの時間帯なので、さらにアオイソメを足して、

ドボン、ドボンと打ち返しますが、









とうとう陽が昇りきって、朝マズメの時合いが過ぎてしまいました。





今日はボウズを覚悟せねばならぬ。

まだまだ時間はありますが、なんとなく気合いが抜けてしまったカンジです。

気温が上がってきて、まったりとしてきました。

海況もベタ凪で、潮もまったく動きません。





ラジオ福島を聴きながら、車の中から竿を見てるだけの状態になりました。





さすが地元のラジオ局です。福島県の会津、中通り、浜通り の3地区の

天気情報と、火災情報と、難病患者へのチャリティーと、福島原発の話題ばかり

繰り返し伝えていました。




AM10:00を過ぎて、なんとなく敗色濃厚な雰囲気になってきました。

しかも次第に北風が強く吹きだして、静かだった海況が荒れてきました。


たぶん、このままでは・・・


しかしカレイはAM10:00~PM2:00の時間帯でも釣れることが多々あるし・・・

無理やり希望と勇気を自分に与えようとしていました。


4000円分買ったアオイソメのうち、まだ1000円分しか使い切ってないし・・・

2017年の緒戦でボウズは痛いし・・・


もう少し粘ってみますか。

・・・

・・・

・・・

すると、幸運の、縁起の良い、「幸運の鳥さん」が現れました。

全国どこの釣り場でも見かけるコイツですが、

コイツが現れると、なぜか釣れるんです。←オレだけそう思っているだけですが。










さらに、貨物船が入ってきて、係留するために目の前で旋廻してくれたので、

滞留していた潮が動き出しました。




すると、

AM11:00 いちばん右に投げ込んだ竿のラインがたるんでいるような・・・

錯覚か?

おそるおそる竿を手に持って、しゃくってオモリを寄せてみました。

オモリが竿の反発でズズズーッと手前へ寄ったその後ろで・・・

ヨリトリゴムとハリスが根掛かったような重みが伝わってきました。

「その場所に根掛かるようなものは何も無いはず・・・」と思うや否や

一気に竿をしゃくって大アワセを入れると、ガツンと重たさが伝わりました。

リールをゴリ巻きして浮かせようとしました。

ただ重たいだけ。

なんの抵抗も有りません。

ほんまにゴミやったらどうしよう?

頼むからカレイであってちょーだい。

神様、おねがい。


20メートルほど向こうで、水面までオモリが上がってきました。

オモリの後ろに、黒いものが付いていました。

だんだん近寄ってきました。

そのときカレイであることが確認できました。


へへへ~。

えっへっへ~。

カレイちゃんやわ、カレイちゃん、・・・見て見てぇ、みんな見てぇ。


ヨリトリゴムを付けているので、竿の反発とヨリトリゴムの弾性で

岸壁の上まで抜き上げました。







産卵後のぺらっぺら ですが、ジャスト40cm!!

粘って40のマコちゃん、獲ったどー。


やりましたわ。はるばる板橋から来た甲斐がありました。

最近あまり釣果に恵まれませんでしたが、2017年は順風万帆ですわ。




怖いものですねー。

このあとすぐに2匹目を狙っている自分が怖いです。

北風も強くなってきたし、このへんで終わりにしたいのですが、

欲張って、なんとPM3:00まで粘ってしまいましたが、

世の中そんな甘くはないのでした。


もうね、帰りの高速道路は疲労感と眠たさでフラフラでしたわ。