漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.6.29 時期が終わってしまったかな   新潟県上越市柿崎海岸

2024-06-30 15:30:50 | 海釣り

 やっとこさ梅雨入りしましたが、天気予報では29日(土)だけ快晴とのこと。

せっかく良い天気なので、絡みを改良したブッ込み仕掛けの検証をするために

柿崎海岸へ出撃しました。

勝負は日の入り後の暗くなってからなので、深谷の自宅をAM10:00過ぎに出発。

上里SAから関越道に乗り込んで六日町ICまで進んで(高速代金2160円)、そこから

下道国道253号線を西進して上越まで向かいました。

このルートだと上信越道を走るより走行距離が約20km短く、しかも高速代金が

ずいぶん安く抑えられるので、重宝してます。

上越のエサ屋を何軒か廻るもユムシが手に入りません。

もう真鯛の季節は終わってしまったのか、何処のエサ屋もユムシの入荷が少なくて

品切れや入荷待ちばかり。なんとか3軒のエサ屋からユムシ弾15発だけ買うことが

できましたが、クソ高く値上がりしていて(200円~250円/個)、それを選択の余地なく

買わされて、とても悲しいです。高速代やガソリン代を節約してもエサ代の値上りが

とても痛いです。

 

 

柿崎海岸にはPM14:30に到着しました。

海況は穏やかなベタ凪、気温28℃、背後の山からの微風。

前日の雨の影響で、すぐ横に流れている柿崎川からの濁りが少し入っていました。

釣りにはとても良さそうな条件なのに、意外や釣り人は少なく、閑散としていて、

先月の賑わいが嘘のようです。

 

 

 

 

砂浜もまだ焼けるほどではなく、それほど暑くも無く、アウトドア気分なんですが。

 

 

じつは中古品ですがヤフオクでシマノBX-T 425(赤竿) を2本入手したので、

これを試してみたい気持ちもあり、

改良した仕掛けと入手した竿の両方の評価をするには、やはりクソ高くともユムシを

付けて投げ込んでみないと、なんとも言えないところがあったのです。

 

 

 

 

3本の竿でユムシ弾がたったの15発しかないのは、前線で頑張るウクライナ軍みたいで、

かなり心細いのですが、暗くなってからのチャンスタイムに無駄なく大切に使うしか

ありません。

 

陣地を作って、明るいうちにセッティング準備完了して、日没を待ちました。

 

 

 

 

PM19:30  やっとこさ暗くなってきました。

さあ、はじめましょか。

大事なユムシ弾を付けて、3本とも全力で遠投しました。

投げ込んだら、あとは待つだけ。

暗くなっても、この時期では寒くもなく、長い夕涼みです。

 

 

投げ込んで、10~20分ほど経過すると、竿先に付けたLED赤が小刻みに揺れ出し、

三脚に付けた鈴が弱弱しくチリン、またチリン、と鳴りだしました。

フグがユムシを齧っているのです。

これぐらいのアタリでは洗濯バサミが外れません。

 

 

 

頼むからズバッと気持ち良いアタリを出してくれっ・・・。

仕掛けを回収すると、願いも虚しく、きれいに取られて素バリで戻ってきました。

回収した仕掛けの絡み具合は良好だったのですが、ホンテロンGP5号のハリスでも

フグに齧られて、噛み跡やザラザラが付いたので、新しいハリスに頻繁に取り替えました。

 

日付が変わる前にユムシ弾を全弾打ち尽くしてしまったので、撤収しました。

気持ち良いアタリは全く見られず、大変つまらない出撃に終わったのですが、

まあ、これもデータ収集のひとつでしょうかねえ。

もう釣りブログも15年以上も続けて書いてますけれど、過去に書いた記事が、

けっこう参考になっているので、今回の出撃も何かの役に立つと思えば、

無駄じゃないのかな。

 


2024.6,23 キジハタ調査 似て非なる漁港  富山県宮崎漁港と新潟県市振漁港

2024-06-23 04:24:35 | 海釣り

県境を挟んで、隣どうしで同じような形の漁港が並んでいます。

富山県宮崎漁港と新潟県市振漁港です。

 

富山県宮崎漁港

 

2024.6.16 調査してきました。

釣りをする人とヒスイを探す人が入れ替わり立ち代わり出入りしていました。

 

漁港内は漁船の係留ローブだらけで、探り難いです。

港内は意外にも思ったより浅くて、深いところでもせいぜい5mほどで、

底が透けて見えるところもあり、水が奇麗なぶん、魚は隠れてしまって居ませんでした。

 

堤防の先端には行けません。

 

港内は小石と砂地になっていて、ヨリトリゴムのような藻が繁殖してました。

底の小石から紐のように長く1本伸びるヤツです。

秋から冬、春は見かけないのですが、夏はこいつが伸びて邪魔です。

 

海岸のテトラ周辺も探ってみましたが、反応無しでした。

 

如何にも釣れそうで、全く釣れませんでした。

奇麗すぎるんです。

今まで景色が奇麗な場所で釣れたためしがないです。

釣れないので足元の小石を見て、ヒスイではないかと拾いましたが、

そのうち白っぽい石が全てヒスイに見えてきて、

ダンプ5台ぐらい借りて来て砂浜の石を全部持ち帰ったろかと思うほどです。

 

約3時間ほど竿を振ってましたが、1度もアタリはありませんでした。

 

 

新潟県市振漁港

 

2024.6.22 調査してきました。

車を停めて、ダイソーで買った1,000円の竿を持って、漁港の外側の砂浜から堤防へ

アプローチしました。

 

 

 

ここから先は、記述すると、また炎上してしまうので、割愛します。

 

市振漁港は水深が在ります。おそらく船の通る水道は、深いところは20mぐらいあります。

底は砂や小石でした。

何か大物が潜んで居そうでしたが、ここはフカセ釣りやサビキ釣りの人が多く、

かなり釣り荒れているようですが、

毎日かなり多くの撒きエサが撒かれるので、絶えず魚が寄ってくるようです。

 

 

昔からキジハタには絶対に効果のあるジャッカルのコーム3.8インチです。

 

 

第1投目から25cmのキジハタが掛かりました。

 

 

小さいカサゴが掛かりましたがリリース。

 

 

2時間ほどやりましたが、キジハタは最初の1匹のみ。

カサゴは2匹掛かりましたが2匹ともリリース。

ソイが来たのでこいつは持ち帰りました。

 

 

この2匹は日曜日の酒のアテになりました。


2024.6.22 富山県のドン深の場所を探して  富山県立野の浜

2024-06-23 00:43:49 | 海釣り

今年はまだ梅雨に入らない。もう一回夜釣りが出来そうです。

夜釣りで大きな魚が欲しいです。

大きな魚は深い海の底に居るから、もっと深い場所を探しましょう。

昔から暇さえあればグーグル地図の航空写真を睨んで、

投げて届く距離で深い場所を探していました。

今年に入って富山県魚津の経田漁港と黒部の生地漁港で初めて竿を出しました。

もともと関西圏で釣りをしていた私には、北陸地方は福井県から石川県までの

狭い範囲でしか経験がありませんでした。今は埼玉県の深谷市に住んでますが、

深谷から北陸地方へ出撃する場合でも、近い新潟県と遠い石川県ばかりで、

富山県は北陸道の通過点でしかなくて、それほど注意して見ておりませんでした。

ところが、最近気付いたのですが、水深を語るなら富山県がダントツ深いので、

魚津から射水までのエリアをもっと注意深く観察すれば、デカいヤツが潜んで

いるんじゃないか、と思ったのですよ。

というわけで、今回は黒部の生地漁港と石田フィッシャリーナの間に位置する

立野の浜で初めて竿を出すことにしました。

 

航空写真で見る限りでは、岸からすぐ近くで海の色が濃くなっていて、いかにも深そうです。

しかし経田漁港での場合もあったし、実際に投げ込んでみて底の状態がどうなっているのか

自分で確かめてみないと、なんとも言えません。

 

それと、車を横付けできるか? これも重要なポイントです。

航空写真では行けそうだと思って、わざわざ遠い距離を走ってやってきたのに、

実際に現地に到着してみると、ロープやチェーンが張ってあって入れないとか、

道路に段差が在って入れなくて、泣く泣く他の地点へ転進するケースがとても多いです。

今回の立野の浜は海岸線まで立ち入れる処を見つけました。

 

 

さてと、金曜日に仕事を終えて深谷の自宅で晩御飯を済ませて、PM20:00に出発。

関越道の上里SAから乗り込んで、上信越道に入り、上越JCから北陸道へ入って南下。

越中境PAで日付が変わるのを待って、高速道路の深夜割引が発生する午前零時過ぎに

すぐ近くの朝日ICで降りて、国道8号線で南下。現地には22日AM1:00に到着。

 

満月の夜だったので、肉眼でも海岸線の様子がよく判りました。

風も無く、波も無く、ベタ凪でした。

この日は大潮で、前日PM22:00の干潮ピークから翌日AM11:30満潮ピークまでゆっくり

潮が満ちてくるようですが、日本海なので干満差が35cmほどしかなく、干満差よりも

潮が流れるかどうかが重要です。

 

 

沖に向かって右方向、遠くに見える堤防白灯台がドン深だった生地漁港。

手前のすぐ近くの突堤でルアーマンが独り夜通しで頑張っておられました。

 

 

沖に向かって左方向、遠くに見える出っ張りが石田フィッシャリーナ。

ここ何年かはカレイは釣れていなかったようですが。

 

 

今回用意したエサは、冷凍庫にあった残り物の寄せ集めです。

釣具屋に立ち寄らなかったので、虫エサは無し。

 

塩漬けのホタルイカ、生とボイル2種、小イカのゲソ、冷凍ユムシ、

 

 

 

 

AM2:00  釣り開始。

 

釣り座の沖には、定置網が仕掛けてあります。

なので、ここにも、魚は居るはず。

 

 

 

3本の竿にそれぞれ違うエサを付けて、広角にフルキャスト・・・しようと・・・構えて、

1本目の竿を「エイッ」と投げた瞬間、私の左腰の関節にピリピリッ!!と電気が走りました。

「いててててー」。

それ以降、痛いのを我慢して投げていたので、3色ほどしか飛ばせてません。

皆さん、長時間運転をして、すぐに過激な運動してはいけませんよ。

たかが釣りでも、竿を投げる前に、軽く準備体操をしておきましょう。

 

あのですね、

ここ、完全に見込みが外れました。

ここ、めちゃくちゃ浅いです。オモリが着水して、ラインが出てゆきません。

まっ、3色程度しか飛ばせてませんが、底は砂地、シモリも無く、平坦な浅い海でした。

 

 

前日に大雨が降った影響で、白っぽい海水の色。

 

今回は、

新しく改良した仕掛けの絡み具合いを試したくて、20分間隔で投げ直しを行いました。

アタリも出ないのに、回収した仕掛けはどれも素バリで戻ってきました。

じつは今回から、ハリスを、安価で柔らかいCN500から高価で硬いホンテロンGPに変更

しました。どちらも5号です。

何度も投げ返しているうちに柔らかいハリスは縮れて絡みやすくなってしまう

から、底ウネリのある場所でも鯛狙いのような長いハリスが必要な場合はハリスを

硬くしないとダメだな、と感じました。仕掛けが絡んでしまうとアホなカレイでも

釣れないですからね。カレイは絡まないように短いハリスの仕掛けでも釣れますが、

鯛やスズキはハリスが短いと釣れません。

 

硬いホンテロン5号ですけど、今回1回だけフグにスパッと切られて戻ってきました。

 

AM5:00  真ん中の竿が、わずかに竿先を上下させて繰り返しました。

ん? エサ取りの仕業かな。エサ取りが口に掛かった針を外そうとしているな。

そうはさせん。

竿を持って、えいっ、とあわせると、手元に重たさが伝わり、針に乗りました。

よし、乗った。ホンテロンを切ったオマエの正体を見極めてやるわ。

リールをグリグリ巻いて寄せてくると・・・

えっ? なんで?

オマエがアタリを出していたのか?

 

 

ツブ貝がなんで? 金沢や能登半島でよく釣れてくるツブ貝がここにも居るのか?

 

 

ツブ貝から針を外して、水汲みバケツに放り込んでいたら、

なんと、すぐによじ登って脱走しました。

皆さん、コイツの行動力はほんと凄いですよ。

コイツが竿先のアタリを出していたことに納得しましたわ。

 

 

明るくなってきて、富山市の上空に放射状の雲が現れました。

クワバラ クワバラ

眠いし、集中力が無くなるし、腹減るし、腰痛いし、

そこへ変な雲が出て、何か縁起悪そうだったので、気持ちが一気にネガティブに。

 

AM5:45   背後から陽が上って来て、

私の背中がカチカチ山のように熱くなってきたので、終了しました。

 

 

今回の出撃をまとめると・・・

 

①この場所が見掛け倒しで浅い場所だった。

 遠投すると急に深くなる場所まで届くと思うけど、大きなエサを付けたら、

 たぶんそこまで飛ばせない。

 

②ホンテロンのハリスは絡まなさそうですが、今回のテストだけでは

 なんとも言えない。今回は水深が無かったので。

 

③ホンテロン5号でもフグには切られる。

 

まっ、得たものは多かったですよ。


2024.6.15 夏の魚を狙ってみるが・・・    石川県能登半島珠洲市蛸島漁港

2024-06-16 16:47:21 | 海釣り

昨年の夏に穴釣りでキジハタを連発した記憶が忘れられず、

能登半島で震災を被ったド真ん中に位置する珠洲市蛸島漁港へ出撃しました。

昨年の暮れ以来の出撃です。

珠洲市の蛸島漁港は2020年の暮れに、私が自分で見つけた大型カレイの

超優良ポイントでした。

「でした」と言うのは、じつは巻網漁船の輪島丸が停泊するから大型カレイが

寄ってくるわけで、

2023年5月の地震で岸壁が壊れてから輪島丸が寄港できなくなり、それと共に

カレイは釣れなくなりました。

私は、将来、定年後の冬季はカレイを釣るために、ここに長く居座るつもりで、

そのための中継地点として、金沢近郊に、2022年にわざわざ秘密のアジトなる

部屋を借りたのですが、

2023年5月の地震、そして2024年の元旦に発生した大地震で大打撃を受けて、

蛸島漁港は完全に壊滅してしまいました。

まっ、カレイの代わりと言ってはなんですが、

食べて美味しいキジハタは私の周囲でも凄くウケが良いので、

これからは夏のキジハタ狙いに、もう少しのめり込んでみようかと思います。

 

金沢に近い秘密のアジトをPM13:30に出発して、工事だらけのデコボコの

能登里山海道を通って、蛸島漁港にはPM15:45に到着しました。

普通なら90分で到着するのに、今回は135分もかかってしまいました。

途中、未だ手付かずの壊れた街並みの惨状を目にして、

「本当に釣りなどしていて良いのか?」と背徳心に苛まれました。

 

 

あちこち地割れだらけで、タイヤが嵌りそう。

そこらじゅう落とし穴だらけ。

 

 

 

以前は立ち入り禁止の看板前まで行けたのに。

 

 

 

立ち入り禁止看板の裏側は濁っていて底が分からない。

 

 

うわっ、白灯台が傾いてるやん。堤防そのものが傾いているのか。

 

 

 

震災前は規則正しく積み上げられたテトラが、あちこち崩れてました。

 

 

 

テトラが崩れた箇所は穴が埋まって、浅くなってました。

浅い穴ではキジハタはおらず、カサゴばかり。

地震で残った数少ない深い穴を探して、期待を込めてソフトルアーを落としてやると、

穴の底にキジハタは居ました。ゴッ、ゴンゴン、居たら丸呑みです。

 

 

 

 

 

 

 

明らかに小さなキジハタは逃がしてやり、カサゴは全てリリースしました。

 

浅い穴にはカサゴ君が。

 

 

コイツも良型だったけどリリース。

キジハタと比べたら、カサゴは身が少ないなあ。

 

 

日没で終了。

 

 

 

持ち帰り分は6匹でした。

コイツらはキンキンに冷凍して、ご近所の奥様連中に配る予定です。

オレの株が上がるという段取りです。

 

あのですね。輪島と珠洲方面へ向かうための行きの道路は整備されてましたが、

帰りの金沢方面へ帰る道路は未だ全然整備されておらず、

「各自、自分で注意して帰れ」という状態。

お陰様で、どうにか国道249号線へ出て、海岸伝いに穴水から七尾、そして金沢へ

帰りましたが、デコボコだらけの夜道はクルマのタイヤにも、かなりダメージが

あります。

秘密のアジトへ180分かけて戻ってきました。

釣り情報や近況がとにかく少ないです。なるべく皆さんの参考になるような記事を

重ねてゆくつもりです。

 


2024.6.1 条件良くても回遊して来なかったら釣れんわな  新潟県柿崎海岸

2024-06-02 16:14:53 | 海釣り

なんとなく、今年はもう真鯛は釣れないのではないか?と思い始めています。

「砂浜からのブッ込みで、大きな真鯛が、そう簡単に釣れるもんじゃない!!」と。

みんなそう思ってる、誰もがそう思ってる、私だってそう思ってる、・・・

なのになぜ、まだ、柿崎へ向うのか? ・・・それはバカだから。笑。

いちどおいしい目に遭うと、止められなくなるんですよ・・・競馬の高額配当が

当たってしまったときと同じで・・・たまたま飲みに入ったスナックで渋谷凪咲

や秋元千夏に似た女の子が応対してくれたときと同じで・・・

うまい投資話に乗っかって、最初だけ儲けさせてもらったときと同じで・・・

脳ミソが快感を覚えてしまっているから止められないんです。

でも、最近ですが、歳いったからかもしれませんが、頭の何処かに、冷めた自分

が居るんです。若い時みたいにカァーッと熱くなって入れ込んでいる訳でも

ありません。なんとなく先週までの3回の出撃で、少し疲れてしまったと言うか、

「今年はこれでもう十分じゃないか」という自分が居るのですよ。

 

当日もし、天候などの条件が悪ければ、すぐに引き返してこよう。

そう思いながら6月1日㈯AM9:00に自宅を出発。

国道253号ルートを走って、柿崎海岸にPM13:45到着しました。

海岸の様子を見てみると・・・

 

 

 

 

 

ウネリがまったく無いやん。波打ち際もとても静かだし。

めちゃくちゃ渚です。柿崎川からの濁りも無く、きれいな砂浜が拡がっていました。

風も無く、快晴です。

 

こ、これは、釣らねばならぬ。・・・ということか。

海の神様が私のためにお膳立てしてくれているようなものだ。

 

この日はネット販売のユムシを購入してこなかったので、もし上越市街のエサ屋で

ユムシを入手できなければ、ここに戻らず、糸魚川方面へ次なる新規開拓の釣り場

を探しに行こう。どうせ上越ではユムシは手に入らないと思うから。

国道8号線をダラダラ走って、上越市街のホシノ釣具店に立ち寄って、ユムシが

有るかどうかをダメもとで訊いてみると・・・

私  : 「ユムシ有りますか?」

店  : 「ありますよ」

私  : 「えっ? 有るの?(意外にも) 」・・・ちょっと考えてから「ちょーだい」

店  : 「いくつ?」

私  : 「20個、有る?」

店  : 「 (あるよ) はい、」

私  : 「1個いくら?」

店  : 「220円」

私 :  「 ( クソ高いけど、まあええか  )  うん、ちょーだい 」

 

 

予想していたよりずっと品質の良いユムシでした。日本人の大きさぐらい。笑。

 

うーん、ユムシを買ってしまったからには、もういちど柿崎海岸へ戻って、

釣りをせねばならない。

 

PM14:30 柿崎海岸へユムシを持ち帰って、再び海岸の様子を見ると・・・

すごく釣り人が増えていました。

 

 

うわっ、先週に隣に居たオッサンが早くも陣取って竿を立ててるがな。

とりあえず、釣り座を確保するために、私も三脚と竿だけ立てて、

夕方まで車の中で時間を潰しました。

 

 

タイガース、交流戦まだ1勝もしとらんがな。今年の優勝は無理やな。

 

日が暮れるまで退屈ですわ。

 

夕方になって、この1週間で改良してきた仕掛けを試してみました。

ウネリに強い先オモリ型にしました。

 

 

 

 

 

 

 

PM18:50  やっとこさ太陽が水平線に沈みました。

ここまで待ちましたよ。待ちくたびれてしまいましたわ。

さあ、高価なユムシを付けて、始めましょか。

 

 

 

30分毎に回収して、新鮮なユムシに付け替えて、遠投。

何者かがユムシを齧ってますが、鯛の齧り方ではないです。

風も無く、波も無く、わずかな音や揺れにも敏感に捉えることができました。

が、アタリは出ません。

いくら待っても静かすぎます。

月が上ってこなかったので、とても暗く、霧がかった空と海の境界が見えなくて、

幻想的な視界が拡がりました。

ときおりJR北陸線の電車の音が背後から響き渡ります。

頭上には大きな北斗七星がクッキリ、パッチリ見えました。

ここでは小さな星団も見えるし、人工衛星も見えるし、流れ星も見えます。

 

前回釣れた時は、砂浜のあちこちで歓声が上がっていましたが、

今回は誰も1枚も釣ってません。

日付が変わって、2日(日)AM1:00 ユムシが無くなったので終了。

これだけ好条件がそろっても、鯛が接岸して来なければ、釣れないですね。

毎週末しか来れない私にとって、乗っ込み時期のチャンスって、なかなか

巡り合えませんね。

毎晩ならもっと釣れるかもしれないんだけどなー。


2024.5.25 ウネリ、底荒れ、流れ藻、仕掛けぐちゃぐちゃでお手上げ   新潟県柿崎海岸

2024-05-26 11:47:52 | 海釣り

先週、大変良い思いをしたので、今週も同じ場所にやってきました。

しかも、釣り座を確保するために、かなり早い時間に到着しました。←昼前です、バカ。

 

 

 

金曜日の夜に通り雨が降る予報でしたが、土曜日には朝から快晴でした。

暑くなりそうでしたが、強い北風が吹いていたので、かなり涼しかったです。

昼の気温18℃、午後3時の気温は16℃でした。

 

海況ですが、先週よりもさらに大きなウネリが沖のほうから連続してやってきました。

先週と同じ砂浜の高台に陣地を築きましたが、三脚を立てて足元を波が洗わないか

しばらく様子見してました。

風も右から左へ吹いて、波が右から左へ流れながら崩れてゆくので、

陣地より左側のエリアを広く取れるように、正面に本気の投げ竿2本、そして

左側の離れた砂山に、これも本気の投げ竿1本を配置しました。

ふだんは405cmの竿を使用していますが、波にラインを取られないように425cmの竿を

3本用意して、できるだけ直立させました。

 

 

 

 

 

 

 

ネットで購入したユムシ20匹を前日に急速冷凍して持ってきました。

 

 

リールは旧式のパワーエアロなので、ドラグを緩めておけば、それでよいのですが、

子供のころから親父がやっていた洗濯バサミのストッパーを、今でも理にかなっていると

思って、私も継承してやっています。

 

 

夕刻になれば風は止んだのですが、波のウネリはなぜかますます大きくなりました。

日本海側ですが、夕刻に満潮のピークになり、左側に配置した投げ竿1本の足元を

ときどき波が洗う状態でした。

 

 

 

 

左側に配置した投げ竿1本の陣地を2m後退させましたが心配です。

 

 

 

PM19:00  陽が暮れて、風は止みましたが、かなり寒く感じました。

ウネリの大きな音が響いて、大人の私でも少しヒビリます。

頭上に北斗七星が奇麗に見えます。人工衛星なのかUFOなのか?訳の分からない光の球が

高速で北上して通過してゆくのが見えます。

 

 

ホンダワラなどの流れ藻が多く、ラインに引っ掛かって、竿先がどんどんおじぎしました。

30分間隔で仕掛けを回収してエサをチエックしましたが、アナゴも居ないのに、仕掛けが

絡んでグチャグチャになって戻ってきました。

さらにユムシを何者かが齧ってすぐにボロボロになります。

 

PM20:30 一度だけ竿先を叩く明確なアタリが発生して、洗濯バサミストッパーが外れて

ラインがスルスル出てゆきましたが、竿を手に取って空アワセを入れると、痛恨のスカ。

回収するとユムシが完全に取られて、素バリで戻ってきました。

たぶんこの日はこの1回が唯一のチャンスだったと思います。

その後も鯛は私の前のエリアに居ると確信して、新しいユムシを付け直して放り込みました

が、大きなウネリと流れ藻に邪魔されて、海底にエサをうまく定着できません。

 

もともと私の仕掛けは、ヨリトリゴムを挟んで、さらにケミホタルを付けたりすると、

潮の動きで流され易いという弱点のほうが強調されてしまうので、今回のような条件では

不向きなんです。

 

PM21:00  背後から満月が上って来ました。

沖のほうから横段のように見えて順番にやってくる津波のようなウネリがはっきり見えて、

目の前が酷い海況であることがはっきり見えました。

 

うーん、満月が海を照らすと、いままで釣れた記憶がないなあ。

 

 

日付が変わって、AM0:30  干潮のはずですが潮はなかなか引かないし、

ウネリは相変わらず大きくてぜんぜん収まる気配はないし、音が怖いし、

だんだん釣れる気がしなくなってきて中止しました。

先週と同じ場所でもぜんぜん違いますね。今回は退散です。

 

[ 追記 ]

この日、もっと朝早く自宅を出発する予定でした。上越の直江津港と柿崎海岸の間にある

黒井突堤の様子を見てから柿崎へ向かうつもりでした。黒井突堤先端のL字に曲がった角から

フカセ釣りで大鯛がよく上がるのです。もちろん一番人気で場所取り必死のポイントですが、

皆さんウキフカセの釣りなので、水深や底の状態がよく判りません。運良くいちどチャンスが

あればぶっ込んで試してやろうと思ってました。

が、出発前から身の回りに変なことばかり発生して、到着時間が大幅に遅れました。

 まず、この記事を書くために使用しているデジカメがいつも置いているパソコンの周辺で

見当たりません。車の中に置き忘れているのかな?と思いながら、出発したのですが、

自宅から2kmほど走った交差点で信号待ちをしているときに、コンソールボックスの中や

ウエストバック゛の中を、いくらゴソゴソ探しても見つからなかったので、もう一度自宅へ

引き返しました。カメラは先週月曜日に両国国技館へ大相撲を見に行ったときのズボンの

ポケットにありました。

 次に、自宅を出直して、給油しておこうと、セルフのスタンドへ立ち寄ったのですが、

20リッター以上入るはずなのに、11リットル入れたところで止まってしまいました。

なんでだろ?何度やってもこれ以上入らなかったので、

「満タンまでまだあと2目盛りあるのに変だな?」と思いながら車を走らせて、

次のスタンドに立ち寄って入れ直して満タンにしました。不吉な予感がしました。

 次に、関越道へ上里SAから乗り込んで六日町ICまで進もうとしたのですが、

関越トンネル内で改造したハコスカが2台、前後に並んで、見事に潰れて事故っていて、

通行止めになってました。

私は無事でしたが、トンネル手前で約40分ほど長蛇の渋滞に巻き込まれてしまいました。

 これだけ何かあると、誰かが私を遅延させようとしているとしか思えなくなり、

悪条件のなかで頑張って釣りをしていても、無理をしたり深追いしたりしてはいけないと

思いながらの出撃でした。

 


2024.5.18 13年越しのリベンジ、いやこの程度ではまだまだ・・・  新潟県柿崎海岸

2024-05-19 11:10:39 | 海釣り

先週出撃したときは上越の釣エサ店ではどこもユムシの入荷が無く、

これでは釣りを始める前からすでに負け戦のような展開でしたが、

今週はネット通販でユムシを購入することができたので、かなり

心強いです。さらに先週持ち帰った冷凍ほたるいかを一週間かけて

脱水し、さらにアジシオに漬け込んで魅力的なエサに作り変えました。

この結果が良いほうへ向けばいいのですがねえ。結果から先に言って

しまうと、結果は良好でした。

一方で、心配していたのは天候で、朝鮮半島に台風並みの低気圧が発生

しており、かなり強風が吹いておりました。なので新潟の天候がたとえ

快晴であっても、沖のほうからやってくる高波やウネリがどう影響するのか

とても気になるところでした。

 深谷の自宅から柿崎までの距離は210km程度なので、能登半島まで出撃

する場合と比較すると、体力的、金銭的にかなり楽です。

しかも夕方勝負の半夜釣りになると、土曜日の夕方時刻に合わせて

ゆっくり自宅を出発できるので、時間的にも楽です。金曜日の夜に飲める

しねー。

18日㈯AM9:00に深谷の自宅を出発して、上里SAから関越道に乗り込んで

六日町IC(約120km2,180円)で降りました。

六日町から国道253号(ほくほく街道)を走り、約70kmを走破して柿崎海岸に

PM12:45に到着。

 現場はどうなんだろう?と海岸の様子を覗くと・・・

 

ざっぱぁぁああーん!!

 

 

 

いかにもサーファーが好みそうな津波のような大きなウネリ。

そして爽やかなコナウィンズ。

でも残念ながらオレは波乗りしないんだ。

 

海岸線の地形が先週と変わってますやん。

先週のオレの釣り座が無くなっています。

 

 

あかん、どうしよう。

 

 

 

 

柿崎港の堤防の上からなら影響無さそうですが、夕方になると多くの釣り師がやってきて

混雑するし、この現場は諦めて、他に良さそうな場所を探してみました。

 

そこで、思い立ったのは、地元の老人たちの間で絶対的に信頼の厚い「川の河口附近」

です。それは柿崎中央海水浴場の西端の位置です。

ここは誘導路に砂が多く溜まっていて、楽チンしようと奥まで車で入ると、スタック

し易いので、慎重に進みました。

ここなら、少しですが波は穏やかそうです。

砂浜のかなり手前で駐車して、重い荷物を背負って、暑い砂浜を汗をかきながら陣地を

確保しました。

本気の投げ竿2本と、遊びのルアー竿1本で、勝負の準備にかかりました。

 

 

 

 

この季節に大鯛が接岸してくるのを、地元の漁師もよく知っていて、

私の正面の沖のほうに刺し網を入れにやってきました。

 

 

さてと、本日のエサですが、

 

1週間かけて水分を取り除いた後、アジシオで漬け込んだ生ホタルイカ。

さすがに軽く、身も締まっているため、遠投できました。

しかし、エサ取りに弱くて、何者かにすぐに取られて素バリになりました。

 

 

次に、深谷のスーパーの総菜売り場でボイルほたるいかが有ったので、

それをアジシオに漬け込んだもの。

身が硬くて、針に刺して遠投し易いですが、これもエサ取りに弱くて、

すぐに齧られて素バリになってしまいました。

 

 

 

さらにネット通販で購入した大変高価なユムシ。

自宅に到着した時は元気良く動いてピンピンしていたのですが、

私が間違えて冷蔵庫のチルドルームへ入れてしまったので死んでしまいました。

そのため、冷凍して使用することにしました。

ユムシはエサ取りに強く、ほたるいかよりエサ持ちが格段に良いです。

 

 

陽が沈むまでの時間が待ち遠しいです。

 

 

 

 

 

 

リールには洗濯バサミを駆使したストッパーを装備して、スプールを解放。

大鯛が引っ張って走ったときに、自由に走らせるようにしています。

 

 

 

PM18:30 太陽が水平線に堕ちましたが、まだまだ明るいです。

でも気温が急速に下がってきて、薄着では寒いです。

 

PM20:00 完全に暗くなって、竿先のLEDがよく目立ちました。

この時間帯になると、投げサビキのアジがよく釣れているようで、

あちこちから歓声が上がってました。

私の左右両隣りの釣り師は私と同じく鯛を狙っているらしく、何度か竿をしならせて、

何かを釣り上げてました。でも鯛狙いの釣り師は魚を掛けても、とても静かに取り込んで、

何事も無かったように隠密行動をするので、いったい何が釣れたのかよく判りません。

この時間帯、私だけ何もアタリが無く、しかしホタルいかは取られて無くなるので、

3本の竿ともユムシを付けてアタリを待ちました。

 

PM22:30

すでにアジ狙いの人たちは引き揚げて、海岸線には鯛狙いのブッコミの竿のみが

並びました。

私のルアー竿が変な動きをしていたので、エサを確認して、投げ直して、戻ってくると

本気の投げ竿2本のうち左の赤い竿先がフワフワと揺れていました。

近寄ると、洗濯バサミストッパーが外れています。

うわっ、外れてるがな!!

リールスプールを起こして解放したままの状態だったので、ラインがスルスルと

ずいぶん出ている状態でした。

 

 

竿を持って、スプールを倒して、余分に出ていたラインを巻き取ると、

グイーン、ゴンゴン、重たく引っ張り込む強い抵抗を感じました。

おっ、付いとるがな。鯛やわ。最初はグイグイ抵抗していましたが、

竿に余力を感じます。

仕掛けにヨリトリゴム付けてるし、

焦るな、大丈夫だ、と自分に言い聞かせるように。

高鳴る鼓動を抑えようとしてました。

そして、・・・

いける、いけるぞ、

だけど慎重に寄せて来て、波打ち際からズリ上げました。

アイシャドウの奇麗なメスの真鯛でした。

 

 

ええとこに針が掛かってますわ。

 

 

 

 

 

このときメジャーを車に忘れてきましたので、19日(日)AM5:30 に自宅で計測したら、

60cm ジャストでした。

 

うーん、とても嬉しいけど、すんなり上がってきたので、13年前のあのとき の

リベンジになってないな。

 

興奮が冷めてきて、冷静に戻って、

「今がチャンスタイムで、まだ他にも居るかもしれない」と思った私は、ユムシを

付け直して、フルキャスト、しました。

 

PM11:30  

1時間後、また左の赤い竿にアタリがきました。

竿先が小さくフワフワ揺れ出して、一瞬、コツンと力強い引き込みで、洗濯バサミ

ストッパーが外れて、ゆっくりスルスルとラインが出てゆきました。

竿を手に取って、糸フケを取って、大きく空アワセを入れると、ズシッとした重さを

感じて、次の瞬間、グーンともの凄く強い引きこみでした。

おわっ、ちょっと焦りましたが、ドラグを緩めていたので、走らせるだけ走らせて

弱るのを待ちました。

先ほど釣り上げたヤツより、かなり強い引きでトルクフルでした。

何度かの強烈な引き込みを耐えて、波打ち際まで寄せてきて、砂浜へずり上げました。

が、しかし、ヘッドライトで照らすと・・・

あれっ? さっきより小さいぞ!!

顔がゴツゴツしていてオスの真鯛でした。小さいけどオスの引きは強いな。

 

オスの真鯛です。

 

 

 

55cm ジャスト

 

その後も、日付が変わって、19日(日)AM1:00  まで粘ったところで、

ユムシが無くなったので終了しました。

 

 

 

 

オス 55cm 白子入ってました。

メス 60cm 鯛子入ってました。 蚤の夫婦ですな。

 

浮かれて交通事故を起こさないように慎重に運転して、AM5:30 無事に帰還しました。

今回は13年ぶりの興奮を味わいさせてもらいました。

やはりユムシやなー。だけどユムシ弾10発で3,190円 (税込み運賃込み)は高すぎます。

ユムシなら真鯛の確率は上がります。

しかし、今回釣り上げた獲物は若頭クラス。

ボスキャラ、いや最終のラスボスを仕留めないと、あの日のリベンジとは言えません。

これからどーすんねん? 迷うところです。


2024.5.11 この時期、毎年来なくてはならない場所  新潟県柿崎海岸

2024-05-12 10:07:42 | 海釣り

ゴールデンウィークも終わって、カレイの季節も終わりました。

毎年5月になると新潟県の柿崎で真鯛を狙って竿を出すことにしています。

もう10年以上も前のことになりますが、2011年3月に発生した東北震災後、

常磐地方での釣り場を失くした私は、日本海側の新潟県上越地方の海岸を

開拓しておりました。当時、浦和に住んでいた私は、新潟県はすごく遠い

イメージがあったのですが、それでも釣りを続けたければ新たなる場所を

ゼロから開拓せねばなるまい、と窮地に迫まれての行動でした。

そんな経緯で裏日本へ通い始めたのですが、

そこで2011年5月21日、28日の両日に起きた事件( 強烈な経験 )によって、

あれ以来5月の柿崎海岸は、私の記憶に深く刻まれてしまい、

毎年の、初夏の年中行事、「柿崎詣で」のようになってしまったのです。

もうあれから10年以上も経過しているのにもかかわらず、

ときどきですが、未だに夢に出てくるし、それがますます鮮やかな映像

として、私の記憶に上書きされて、更新されているのです。

という経緯で、今年も新潟へ出撃しました。

5月11日(土) AM10:00 深谷の自宅を出発。上里SAのETC入り口から

関越道に乗り込んで北上し、130km走って六日町ICで降りました。

そこから下道で、ほくほく線を70km走破して、PM13:40 上越市の

Fishersさんに到着。(上信越道を走るよりも、こちらのルートのほうが

距離が短いし、安いです。)

Fishersさんでユムシを購入するつもりでしたが、残念、品切れでした。

お隣のいとう釣具店、ホシノ釣具店、木下釣具店のいずれも品切れでした。

困りましたわ。ユムシが無ければ鯛は釣れません。さらに岩虫も無しか。

あのですね、アオイソメだけでは鯛は釣れんのです。

今日はもうすでに終わったようなもんです。

上越にある釣エサ屋はどこの店でも本当にエサの種類が少ないです。

しかたないので、冷凍ほたるいか2パック、小いか2パック、それと

青イソメ1,000円を買って、柿崎海岸へ向いました。

 

 

 

 

 

堤防の上には青物狙いのルアーマンや、ウキふかせ釣り師たちが陣取ってましたが、

砂浜には私だけでした。

いつ行っても空いている柿崎の砂浜です。

 

 

 

 

 

陽が沈むまではカレイでも来ないか?とアオイソメの房掛けを放り込んでみましたが、

フグさえもおらず、何も齧られず、ビローンと伸びたイソメが戻ってくるだけでした。

 

PM18:30

陽が暮れてきました。

小イカの胴を抜いて、その中にホタルいか3匹を詰めて、ダンゴ状にして

力いっぱい遠投して放り込みました。

 

 

 

 

日が落ちて暗くなると、風がやみ、寒くなってきて、沖のほうから霧がたちこめて、

目の前は波打ち際だけ見えて、他には何も見えなくなってきました。

幻想的な世界が広がります。

正面に見えてた上弦の月がちょうど沈んで、さあこれからという時間帯になりましたが、

このころからエサ取りが猛烈に湧いてきて、仕掛けを回収するたびに素バリになって

戻ってきました。でも竿先を揺らすアタリは一度も出ません。

エサを齧ってるヤツは何者なんだろ?

予想外に早くエサのほたるいかが無くなってしまったので、残念ながら途中で終了です。

PM22:30 終了しました。

 


2024.5.6 カレイ第29戦 新規開拓のつもりだったけどダメ  富山県射水市新湊漁港

2024-05-07 00:22:31 | 海釣り

本当は黒部川河口の生地漁港へ再度出撃する予定でした。

グーグル地図の航空地図と睨めっこして、生地漁港周辺でも

海底のカケアガリが緩い場所( YKK AP工場の裏 )で竿を出すつもりでした。

しかし、6日(月) AM1:30 に現地に到着してみると、南西からの強風が

吹き荒れて、ウネリもきつく、白波が立ってました。

さらにそこにルアーマンが5名ほど居たので、これは不可能だと判断して

富山湾でも西のほうへ移動して、新湊漁港で竿を出してみました。

 

 

 

港内の角地が空いていたので、アナゴでも来ないかな?と暗いうちから投げ込んで、

やりましたが、生体反応無しでした。

 

最初は東側の角地で調査。

足元の水深は4mほど。底はゴツゴツしており、根掛かり有り。

常夜灯も在って、夜中でも明るくて、魚が居そうな雰囲気ですが、

アジやセイゴもおりません。

明け方に何組かやってきてサビキやってましたが何も釣れてませんでした。

 

 

天気は今にも降りそうな曇り空でしたが、気温が高くて、少し動けば汗ダク。

カーエアコンかけっぱなしでした。

 

 

明るくなってから西の角地へ移動。

こちらは漁船が通り、水が動いているので、少しは活性が有るか?と思われましたが、

たいして変わり映えせず。

 

海水の色が白っぽくて、あまり期待できません。

しかし、ここでも強風が吹き荒れて、次に移動する場所が思い浮かびません。

このままここで昼まで粘ることにしました。

 

ケムシの巣窟とまでは言えないものの、2回掛かってきました。

嫌ですねー。

 

 

車の中から眺める景色は最高ですけど、

景色が良いのと、釣れるのは別ですね。

 

 

漁港の複雑な形状が如何にも釣れそうに感じるのですが、

釣れなかったです。いやケムシは2匹釣れたけど・・・トホホ。

昼前にここを撤収しました。


2024.5.4 カレイ第28戦 水温低い富山湾ならまだ釣れるか  富山県黒部生地海岸

2024-05-06 21:53:11 | 海釣り

水温が上昇しにくい水深のあるドン深の場所を探していました。

グーグル地図の航空写真が、能登半島の震災以降、沿岸海域を更新されず

ぼかしたままになっています。これでは水深がどうなのか全く判らないです。

幸いにも富山湾沿岸は地形が変わることなく、今でも昔の航空写真が参考に

なると思います。

 

 

 

富山湾の航空写真を眺めると、黒部から魚津周辺のエリアは岸から少し離れると

すぐドン深になっていて、おそらくまだ水温は低いだろうと予測しました。

私の憶測ですが、水温が低いままならカレイはまだ居るだろう、そう考えました。

ホタルイカのシーズンも過ぎただろうし、海岸線も空いているでしょう。

 

今回は黒部川河口にある生地漁港に注視してみました。このまえ出撃した経田漁港

の少し北側に位置しています。

石川県にある秘密のアジトからちょうど100kmの距離です。

4日(土)AM2:00 石川のアジトを出発して、AM4:00過ぎに生地漁港に到着。

まだ暗かったですが、漁港周辺で駐車して準備をする車が意外と多く見られ、

ほんと驚きました。

ほとんど全員がルアーマンでした。投釣り師は私だけでした。

 

 

私の右側の風景

 

 

私の左側の風景

 

 

夜が明けてくると、右も左も見える限り、青物狙いのジグを投げるルアーマンだらけ。

その中で私だけブッコミ。

さすがに4本の竿は出せず、2本だけにとどめてスタートです。

AM4:20 スタート。

 

 

釣り座を確保するために、暗いうちからLEDケミライトを竿先に付けて

海底の様子も判らないままカレイ仕掛けをぶん投げてみました。

三脚に2本の竿を立てて、オレの前に投げ込むなよ!!と存在をアピールしました。

投げ込んで10分経過したところで、エサチェックするために回収しようと、

まず右の赤い竿を持って巻き始めると、やたら重い。でも抵抗しない。

ただ重いだけで巻いて寄せてくると、あと40m付近でガツンとショックが

伝わってきました。ん?アタリか? しかし竿が弓なりに曲がり、魚と言うより

キツい根掛かりしたような感触でした。そして仕掛け全てを失くすか?と

思いましたが外れました。

重たいまま足元まで寄せて来て、仕掛けに海藻が絡んできたかと思って、

ヘッドライトを照らしてよく見てみると・・・

これは汚いゴミの塊? いや違う、これはオコゼやわ。

 

 

28cm ダルマオコゼ

超高級魚が1投目からきました。

カレイより大事に持ち帰りたい1匹です。

 

 

汚い外観ですが、奇麗なエラ。釣り上げた時にハサミで背びれをカットしました。

 

 

ここ、ひょっとしてとても良い場所かもしれません。

ルアーマンが邪魔ですけど。

 

 

何度投げ直しても、仕掛けを回収する途中で、最初はやや重く、

そして途中で必ずグーンと重たくなり、根掛かりしたような感触になり、

そのまま巻き続けると、やがて外れて軽くなります。

これはですねぇ、40m付近からキツい駆け上がりになっていて、オモリや仕掛けが

海底の砂にこすれて潜るんだろうな、と考えています。

 

最初に釣れたオコゼ以外はアオイソメ房掛けは齧られずにそのまま戻ってきました。

エサ取りのフグは居ません。ケムシもヒトデも居ません。

 

 

 

後ろから太陽が上って来て、背中が暑いです。もう初夏の陽気です。

 

 

海水は超冷たく、超透明クリアでした。ゆっくり左から右へ流れていました。

 

 

足元の砂利ですが、このあたりでも翡翠が穫れるそうです。

クリアな水中で白く光ってる小石はひょっとして翡翠なのかな?

 

 

うーん、アタリが出ないし、直射日光で背中は暑いし、9時になったらやめようか?

と思いながら、打ち込み直しました。

海が静かすぎて、ルアーマンも苦戦してました。

この日は青物が回遊してこないのか、鳥も飛んでおらず、ナブラも立ちません。

 

遠投しても駆け上がりで重たいだけで疲れるので、駆け上がりの手前の約40m付近の

まだ浅いところにエサを置くようなイメージで打ち直しました。

朝マズメの海水は超クリアでしたが、AM8:00ごろになると少し濁りが出てきました。

このまえの経田漁港でもそうでした。ひょっとして釣れるかもしれません。

 

AM8:15  とつぜん赤い竿の竿先が10cmほど沈み込み、沈んだまま1分ほど経過したころ、

竿尻が持ち上がって、引っ張り込まれそうになりました。

とっさに竿を掴んで空アワセを入れると・・・ズシッ・・・乗りました。

竿が弓なりに曲がって、リールをゆっくり巻いて、慎重に寄せてくると・・・

茶色い魚影

 

 

 

マコガレイ 36cm      ( 今シーズン15枚目 )

 

 

私の左右のルアーマンたちが寄って来ました。

「ヒラメですか?」

「いや、マコガレイです。」

 

私は自信満々に答えたつもりですが、

ルアーマンたちは「なんだカレイか」という顔。

 

その後、もう1匹来ないかな?と粘ってみましたが、

直射日光で背中が強烈に暑くなってきたので、AM9:30 撤収しました。

 

この場所、いいかもしれませんねぇ。もう少し調査を続けますか。


2024.5.3 カレイ第27戦  新規開拓するも、そこはケムシの巣窟  石川県能登半島七尾湾

2024-05-06 18:58:09 | 海釣り

GWの期間中にブッコミできそうな新しい場所を探索してみました。

私が若い頃からずっと参考にしてきたりさるあさんの釣行ブログを覗くと、

何度も「七尾の浅場ポイント」という場所が出てきます。

これっていったい何処なんだろ?

おそらくほとんどの釣り師たちは、七尾の小場所を無視して、その先にある

能登島の有名ポイントへ進みます。

じつは私も若い時は能登島ばかり竿を出していて、七尾で竿を出したことが

ありません。でも今は能登半島の震災で私が頼りにしている釣り場が

全部ダメになってしまったので、ひとつでも多く使えそうなポイントを

探す必要があります。

まずはここで竿を出してみました。

( 下の写真、ブルーの矢印 )

 

 

 

七尾南湾のエリアへ行ってみました。

能登島へ渡る大橋が見えます。

すごく景色の良い場所です。

 

 

七尾でも震災の影響は深刻で、あちこちで道路にヒビが入っていて、

これ以上進めない箇所がいくつも見られます。

 

 

 

GWなのに、だーれも居ません。

海水の色が白っぽく濁っていました。

冬場には見られなかった幼魚の群れがあちこちで確認できました。

 

カレイ仕掛けにアオイソメ房掛けでブッ込んでみました。

AM10:30  スタート。

気温24℃、すごく良い天気で、快晴、無風、初夏の陽気です。

昔はマコガレイの他にイシガレイも釣れてました。

カレイが釣れなくても最低でもハゼ、ピンギス、カサゴ、

イイダコなどが釣れてました。

 

 

 

 

アタリが全く出ません。

アタリが無ければ無いで、それで良かったのですが、

仕掛けを回収するたびにケムシが掛かってきました。

もともとケムシが多いエリアだと覚悟してましたが、

100%ケムシが掛かってくるとやる気が萎えます。

 

 

 

 

ケムシの巣窟が年々増えているように思います。

近い将来、日本海側の海の底はケムシに占領されるのではないでしょうか。

PM14:30  終了。

 


2024.4.27 カレイ第26戦 これもカレイ繋がりですなあ  福島県いわき市小名浜港

2024-04-28 17:26:17 | 海釣り

GWに突入しました。でもなぜか気分が盛り上がりません。

カレイの季節もそろそろ終わってしまうし、次にカレイより熱くなれるターゲットが

いまいち決まらないから、好きな釣りであっても、なんだか気が入らないのです。

そうだ、このへんでカレイからいったん離れて、昔からやってる我が家の年中行事の

潮干狩りにでも出掛けて、気分転換でも図りますかねぇ。

でも、東京湾のアサリはほぼ全滅しているし、ホンビノス貝は横暴な中国人たちの

乱獲でほとんど獲れなくなってきているし、マテ貝は赤潮や青潮の頻発で小さいし、

わざわざ出掛けて行っても、疲れるだけでちっとも面白くないからなあ。

佃煮を作って、同僚や飲み屋の常連たちに配るだけの収穫が見込めないと、

ちょっとなあ・・・。

東京湾以外ねぇ・・・、うーん、・・・、・・・。

そうだ、福島の四倉のマテ貝はどうなのかな?

2019年、2020年、よく獲れたけど、今でも獲れるかな?

あれから4年経過したけど、久々に四倉へ出撃してみようかな。

 

と言うわけで、今年のGWは四倉漁港へ出撃することにしました。

さっそく4月27日の潮汐表を見てみると、大潮で昼のAM11:47に干潮ピークで

潮位±0cm。おそらく精一杯頑張ってもAM11:00~PM14:00の3時間ぐらいしか

掘ってられないので、深谷からわざわざ四倉まで出かけるのだったら、

交通費やガソリン代も掛かるので、昼は貝堀り、の他に、朝と夕方の時間も

何かをして、1日の時間を長く有意義に過ごしたいですよね。

朝と夕方に何をして過ごすのか?・・・となれば、やはり釣りですよね。

四倉で釣りをして時間を潰すのもいいけど、四倉で釣れたためしがないから

やっぱり小名浜かな。・・・小名浜のカレイは、いつもあの場所で朝と夕方ばかり

釣れたから、そうだ、朝は小名浜でカレイを狙って、昼は四倉でマテ貝を狙って、

再び夕方に小名浜に戻ってカレイを狙う・・・

なかなか有意義な時間の使い方じゃないですか!!  それならば、いつものとおり、

金曜日に仕事を終えてから晩飯食って出撃しますか。 ←コイツ本当にバカだわ!!

↑↑ やっぱりカレイ釣りの話になるか!!   いつ寝るんや? たかが貝堀りの計画が

なんでこんなに飛躍するかな? 

 

まっ、あくまでも目的はマテ貝。そしてカレイはおまけ、と定義付けしときます。

なので、木曜日の晩から、大量の食塩をフライパンで炒ってサラサラにしたり、

持ち帰ったマテ貝の泥臭さを抜くために牛乳パック2リットルを買いに走ったり、

佃煮を作るために醤油や山椒の実を揃えたり、マテ貝のためにいろいろ準備してました。

 

 

さて、27日(土)のまだ深夜 AM 0:30 に小名浜港の、あのややこしい場所に到着した私は、

すぐにいつものように三脚を立てて、竿を4本セットしました。

 

 

そして、海の神様に無事故と大漁を祈念しまして、御神酒を捧げました。

御神酒が有るのと無いのとでは、結果がずいぶん違うのですわ。

 

 

それから、今回、初めての試みですが、撒きエサのダンゴをこしらえて、アサリも潰して

混ぜて、ポイント付近に投げ込みました。

 

 

 

エサは平野釣具店の自販機で8パック購入。

ここのアオイソメ(大)は20cmぐらいでめちゃめちゃ大きくて数が少ないし、

アオイソメ(普)は8cmほどしかなくて貧弱だけど匹数が多いのです。

適当に混ぜて丸セイゴ15号の針に4,5匹付けて、

見栄えするよう房掛けにして、ドボンと近投しました。

 

 

 

4本投げ込んで、アナゴでも来ないかな?と、車の中からじっと竿先に付けたLED(赤)

を睨んでおりましたが、三四郎のオールナイトニッポンを聞きながら、浅草ハイボール

でチビチビやってたら、いつのまにかウトウト眠ってしまったようです。

 

目覚めたらAM5:00を過ぎてましたわ。

 

 

 

 

 

エサ交換のために車から出て、ゴソゴソやってると、

船を挟んで堤防の先端で、私と同じ向きで竿を並べておられる釣り師の方が、

私に呼びかけて近づいて来られました。

えっ? 私? ひょっとして船の下で仕掛けでもオマツリしたかな?

こっちへ来られたのは、・・・ あっ、なんか見覚えのある人・・・

そうだわ、あの、鹿嶋のカレイ職人の、ささしゅんさんでした。

うわっ、めちゃ緊張する・・・、

正統派投釣りの先生のような凄い人が、邪道な私に声をかけてくださっている・・・

オレ何か失礼なことしたかな?と一瞬構えたら、

優しい笑顔で挨拶してくださったのでした。

なんという光栄、話しかけるには敷居が高すぎる・・・

最初かなり緊張しましたけど、すぐに楽しくなって、ずっと喋り込んでしまいました。

アタリが出ないことをいいことに、カレイ釣りのあれこれなど釣り談議に花を咲かせて

つい時間が経つのを忘れておりました。

いろいろ勉強になるなあ。ほんと楽しいなあ。

 

その後AM7:30~8:00 の30分ほどの間だけ、3度ほど竿先を叩くアタリが出ましたが、

いずれも空アワセを入れると空振りで針に乗らずでした。

 

AM10:00になり、マテ貝を掘るために、いったん釣りを中止して四倉へ向いました。

干潮ピークがAM11:47 で、潮干狩りにはまだずいぶん早い時間ですが、あれっ、まぁ、

凄い人です。2年前に来たときの10倍ぐらいの人で、駐車場に多くの車です。

あのですね、そもそもマテ貝を獲る人は福島県には数人しかいなかったのに、

2年経過すると、こんなに増えるものなのか。

 

 

サラサラの食塩500gを8本用意しました。

 

バカ長に履き替えました。

 

 

そして、何よりも大事なのは、熊手ではなく、ステンレスの餃子返しです。

 

 

この餃子返しで、砂をサクッ、サクッ、と切りながら掘って、

マテ貝のオ〇〇コ型の形状をした穴を探してゆきます。

 

 

 

しかし、この日は、マテ貝堀りに精通している常連たちが、しきりに「 穴が無いぞ」

と困惑してました。えー、そんな、童貞の受験生みたいなこと言うなよ、と思いながら

私も餃子返しでサクサク砂を掘ってましたが、ほんとに穴が見つかりません。

アカンがな。ほんまにマテ貝おらんがな。

 

 

まっ、そうなりますわな。

3月ぐらいから毎日大勢で押しかけて来て、あちこち狭い砂浜を掘り返してるんだから。

YouTube動画やらブログに投稿されてるし、漁協が保護のために何かやってるわけでもないし、

人工的に稚貝を撒いて増やしているわけでもないし、そりゃ全滅するわな。

 

今日なんかコスプレおねぇさんまで動画撮影に来ているし・・・Tictokにアップするのか?

オマエら、いったいなんなんだ?

 

2時間ほど真剣に掘って、まともな大きさのマテ貝はたったの15本程度。

これでは佃煮どころか、明日のオレの酒のアテさえ無理やがな。

 

 

翌日の昼過ぎに、自宅のキッチンで酒蒸して、ガーリック、バターを加えて仕上げたら、

たった5分で無くなってしまいました。トホホ。

 

 

 

さてと、

PM15:30  再び小名浜港へ戻って、夕刻の時合いを狙いましたが、エサ取りさえも居なくて、

エサがなかなか減りませんでした。

 

 

延長してPM22:00まで粘りましたが、体力的に限界を感じて終了しました。

 

今回は不思議な御縁で、ささしゅんさんと初対面でお話することができて、

とても大事な日になりました。

これはきっと小名浜港の神様が、私に、マテ貝より、そしてカレイより、もっと、

私になんらかの影響を与えてくれる大事な人に逢わせてくれたのだと思います。

 


2024.4.20 カレイ第25戦 どうなんだろ、あのややこしい場所は?   福島県小名浜港

2024-04-21 08:22:43 | 海釣り

もうすぐカレイのシーズンが終わります。今シーズンの実績は?と言うと、

昨年の暮れまで能登半島でマコ4枚、2024年になってから福島県小名浜港でマコ6枚、

ヌマガレイ1枚、富山県経田漁港でマガレイ1枚で、合計12枚です。

このうち30㎝以上のカレイは11枚でした。

まっ、これで赤羽の、場末のスナックで、常連客を相手に大きな顔ができる、

というものですが、

決して昼間の素顔なんて見たくないママやら、怪しい暮らしして毎晩飲みに来る

爺たちに向かって、マコがどうの、イシがどうの、うんちくを語っても・・・ねえ。

まして寿司ネタのヒラメしか食ったことないバイトのおねーちゃんに

カレイの話を熱く語っても、どこか寂しい風が吹き抜けるのを感じる私です。

 

さて、ここまで12枚釣ったのですが、全て40㎝に満たない小さいヤツばかりで、

ザブトン級が1枚も無いというのは、じつに物足りない結果です。

もうすぐシーズンが終わるのですが、もうすこしカレイ釣りを頑張りましょか。

 

というわけで、再び太平洋側の福島県の小名浜港へ出撃しました。

小名浜港の、あのややこしい場所で釣ることにしました。

まあ、あの場所は、私の他にだれも入っていないと思いますが、

念のため、早めに現場へ向かうことにしました。

 

20日(土)AM1:00 旧市場前のT字堤防に到着しました。空いてました。

まずは安全と大漁を願いまして、神様にお神酒を捧げました。

御神酒をするのとしないのとでは、確かに結果が違うんですよ。

 

 

暗いうちはアナゴが1匹釣れただけで、他にアタリはありませんでした。

海水は冷たく、仕掛けを回収するとビローンと伸びたアオイソメが戻ってきました。

 

 

 

 

 

アオイソメは、現地のひらの釣具店の自販機で購入したもの。

500円×6パック 購入しました。

 

陽が上ってからは、何かしらエサ取りが現れて、回収したら齧られて戻ってきました。

エサ取り対策のため、塩イソメとの併用でブッ込むことにしました。

 

 

ザブトン、来ないかなー。

 

天候は曇り空で、直射日光は有りませんが、蒸し暑く、昼間は初夏のようでした。

もうすぐカレイ釣りも終わりですね。

 

 

AM9:40 

いちばん右の赤い竿の竿先がコツンと1度だけ5cmほどおじきをしたのを、

見逃しませんでした。我慢して1分ほど待って、空アワセを入れて、竿を立てると、

重いです。何か重たいものが付いていますが、抵抗しません。

ん? ヒトデか?

リールをグリグリ巻いて浮かせてくると、茶色い菱形が浮いてきました。カレイです。

難なく岸壁へ抜き上げました。

 

 

今の季節のマコガレイは、背中に、茶色の中に緑色の斑点が混じっいてるものが多いです。

腹側はドロが付着していて、あまり動かないのでしょう。

 

 

 

マコガレイ 32cm

 

まだ海水は冷たいです。

次第に水温が上向いていると思いますが、水温の上昇とともに、ヒトデも増えてきました。

ここのヒトデは緑の岩礁タイプ。

不思議とフグは居ません。なぜ?

 

 

堤防の上はひっきりなしに車がやってきました。

でも、釣れていないから、すぐに帰ってゆく車も多くて、入れ替わり立ち代わりです。

 

 

次のアタリがなかなか出ません。

 

この日、私は春の陽気と日頃の寝不足も相まって、ほとんど寝てました。

車の中で昼寝の連続です。

寝て起きて、エサチェックして、そしてまた寝る ZZZZZZ の繰り返し。

 

PM18:00  

右から2番目の黒い竿の竿先が軽く2cmほど沈んだままになり、さらに道糸が張って、

少し引っ張り込まれようとしたので、これはチャンス到来、

竿の横に立って約1分間ほど注視していると、いきなり大きく引き込まれました。

とっさに竿を持って空アワセを入れると、・・・乗りました。が、あまり重くない。

足元から浮かび上がらせて、引っこ抜きました。

 

 

 

 

マコガレイ 30cm

 

このあとPM20:00まで粘りましたが、エサ切れのため終了。

しかしですねぇ、一日中ほとんど寝ていたのに、この日たったの2回しか出なかった

アタリを、見逃さずに取り込めたことは、幸運でしたな。

 

 

結局ザブトンは出ませんでしたが、まあ、この堤防でいちばん釣っていたので、

ヨシとしましょうか。


2024.4.14 カレイ第24戦 よく見たらマガレイでした。 富山県経田漁港

2024-04-14 21:01:25 | 海釣り

昔から一度竿を出してみたかったのが富山県の経田漁港です。

魚津漁港と石田フィッシャリーナとの間に位置する小さな漁港です。

若い時に読んだ釣り雑誌に「チヌが敷き詰めたように濃い経田漁港」と

掲載されていた漁港です。最近では「タンク前の砂浜から遠投すると中型カレイが

数多く釣れる」と紹介されていました。

 

 

昨日、13日(土)は能登半島で青イソメを100gほどしか使わなかったので、

まだ約500gほど残ってました。

通販で調達した青イソメ君は、先週火曜日に店舗から発送しているにもかかわらず、

なかなか元気です。

 

 

経田漁港は秘密のアジトから60kmほどしか離れていないので、

14日(日)AM3:30にアジトを出発して、いったん氷見へ出て、

そこから国道8号線に入って北上してゆき、途中で給油、朝ごはんを買い込んで、

AM5:30に到着。

すでに明るくなって、漁港の各ポイントには大勢の釣り人が占領してました。

私はタンク前に陣取りました・・・というか、すでに左右でキス狙いの投げ師が居る

間に無理やり割り込んで、陣地を作って、竿4本をブッ込みました。

 

 

 

 

 

 

 

風も無く、波も無く、海水はクリア、

 

AM5:45 スタート。

 

全力で遠投・・・と言っても100mぐらいしか飛びませんが。

えっ? 意外と浅いな。富山の海はドン深じゃないのか?

 

青イソメは元気です。15号の丸セイゴ針に3匹房掛けにして投げ込みますが、

 

15分後に、仕掛けを回収してエサのチェックすると、

ぜんぜん齧られていないです。

冷たい海でビローンと伸ばされるイソメたち。

 

 

沖合い500mぐらいのところにポイントがあるようです。

オレには届かんがな。

 

 

あー、今日もダメか。

最初から諦め気分でやってます。

 

が、

 

AM6:50   いちばん右に投げ込んでいた黒い竿の竿先がとつぜんコンコンコンと揺れ、

続いてグイグイと大きく引っ張り込むようにアタリました。

とっさに竿を持って、空アワセを入れてリールを巻き始めると、グーンと重量感。

リールをグリグリグリグリ・・・巻いて寄せてくると・・・

ちょっと小さいですけど、待望のカレイでした。

 

 

 

マコガレイ 26cm  ← この時はまだマコガレイだと思ってました。

 

チャンスタイムかな? と アオイソメ5匹掛けに増やして、投げ込みます。

マシンガンキャストしてエサをどんどん減らしたいのですが、

エサは喰われないし、15号マルセイゴ針にそんなに付けられないし、

投げ込む間隔を縮めてキャスト回数を多くしようとしますが、

砂浜の上でのキャストは足腰にきますねー。

なかなか思うように動けません。

そのあとが続かずで、私の他の釣り師は誰も釣れてません。

AM8:00になると、皆さんどんどん仕舞いこんで帰ってゆきました。

 

 

AM11:00 まで粘りましたが、アタリはカレイが釣れた時の1回のみ。

大量のアオイソメを残したまま終了しました。

 

駐車場でほっと一息ついて、周囲の景色を眺めたら、うわー、最高じゃないですか。

 

 

駐車場で地元のキス狙いの釣り師と喋っていると、ここも地震の影響を受けて、

漁港周辺の海底の深場がすべて埋まってしまい、浅くなってしまったそうです。

 

さてと、深谷の自宅へ無事に帰還してから、釣れたカレイをよく観察してみると、

尻尾が黄色い、背中のウロコが大きい、少量の白子が残っている、などの特徴で、

コイツはマガレイだと判断しました。

 

 

 

 

 

小さなマガレイ1匹だけでしたが、気分は良かったです。

 

土日の2日間かけて竿を出しましたが、

アタリはこの1回のみでした。

カレイを狙って唯一のアタリでカレイを釣ったので、まあ、自分では満足してます。

フグも見なかったし、ケムシも見ませんでした。

 

 


2024.4.13 カレイ第23戦  生体反応無し③  石川県能登島 南の関白

2024-04-14 20:18:04 | 海釣り

能登島の中で百万石から南へ移動しました。南という地名です。

昔、空き缶を集めるゴミ箱が設置されていて、缶パークと呼ばれてました。

だから関白です。

 

 

車を停めてた場所の前に3基のお墓があって、震災で1基無くなってました。

 

昔はここで、冬はイシガレイとアイナメ、夏はマダイやチヌ、

そして年中タケノコメバルやキジハタもよく釣れました。

 

 

 

 

この白いポリのまな板、何年も前からずっとここに在りますねえ。

 

 

 

 

仕掛けを回収しても、伸びたアオイソメが戻ってくるのみ。

 

PM13:00からPM16:00まで粘ってましたが、ここでも魚は見えず。

この日はPM16:00で終了して、いったん秘密のアジトで休憩することに。

 

この日13日(土)は3カ所で竿を出しましたが、フグ1匹さえ釣れず。

アオイソメも100g程度しか減りませんでした。

 

ただね、魚類も見掛けなかったのですが、ケムシも皆無でした。