漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2020.10.29 マゴチが釣れてしまったということはまだ夏なのか? 北茨城市大津港

2020-10-30 00:24:58 | 海釣り

 コロナ禍の状況下による休日時間を利用して、茨城県大津港の中でも、

平日でも陣地の取り合いになる、人気の高いポイントに入って調査してみました。

狙いは一発大物の座布団カレイです。

まだ水温が高いのか?どこのサイトを見てもカレイを釣り上げたという報告を

聞いていません。

エサ屋の釣り侍さんのところにも情報は入ってきていないようです。

28日(水)PM10:20 板橋の自宅を出発しました。

平日の深夜に移動しているので、エサ屋も開いておらず、塩イソメだけ持参して

大津港の人気ポイントを目指しました。

自宅から約175km離れた大津港には29日(木)AM1:00到着。

漁船の通り道であるミオ筋を攻めたかったのですが、こんな時間でも要所となる

各出っ張ったポイントはすでに前日からの徹夜組に占拠されていて、

仕方なく少し奥まった場所に陣地を築きました。

 

 

 

到着して早速、三脚をふたつ立てて、投げ竿4本とシーバスロッド1本を並べました。

水汲みバケツで海水を汲み上げて手をひたすとそれなりに冷たいです。

寒いです。気温11℃、風もなく、頭上にはオリオン座が輝く星空がありました。

月は十三夜。

 

 

 

車の中で暖を取っていたら、ついウトウトして眠ってしまい、気が付くとAM5:40

薄明るくなっていました。

 

 

 

いちおう夜間はアナゴやセイゴが釣れるので、4本の竿には電ケミを付けて、

塩で〆たイカ短冊を放り込んでいたのですが、回収したらそのままのカタチで戻って

きました。

 

夜が明けてからは、塩イソメの房掛けとダミーイソメに切り替えて、一発大物の

座布団カレイをねらいました。

 

 

 

下の写真上部に写っているワンボックス車の停まっている辺りが、私も入りたかった

超一級ポイント。漁船の通り道が水深があって、水通し良いのです。

私の入った場所からは遠投してもミオ筋には届きません。

まったりと平坦な砂泥の底でした。

 

 

 

日が昇って、さあカレイのチャンスタイムです。

4本の竿を少しずつ誘ってアタリを待ちましたが、アタリは出ません。

私だけでなく、見えている限り釣っている人全員にアタリは出ませんでした。

 

AM8:30 

エサチェックのために竿を持ってリールを巻くと、ん?ちょっと重い。

何か付いている。

回収したら15cmほどのハゼ君が掛かってくれました。

優しくリリース。

トホホ、遥々ここまで来てハゼ1匹だけとは・・・。

 

 

その後もまったりとして時間は過ぎて・・・

見回しても、だーれも釣ってません。

地元タコ釣り師たちが私の前を行ったり来たり。

 

AM9:00

エサを付け替えて、向かってやや左前方へ思い切り遠投。

糸フケを取って三脚へ乗せようとしたとき・・・

とつぜん竿先を強くゴンゴン・・・ゴンゴン・・・

・・・ゴンゴン ・・・ゴンゴン 叩いています。

今までの経験から、サバなどの青物や鯛がエサを呑み込んで、

泳いで遠ざかってゆくときのようなアタリの出かたです。

急いで竿を立てて、大合わせを入れると、ズドーンとした重さが伝わってきました。

で、でかい。

キタァ---!!!

CX-Tの竿が久しぶりに満月のように曲がります。

6000番のリールで慎重にグリグリ巻き上げて寄せてきました。

巻き上げる途中でゴンゴン抵抗して、グーッと何度か潜ろうと強く締め込みました。

こりゃ座布団級やわ。

イシガレイやったらこのアタリかたはあり得るわ。

オレが全国で一番乗りやわ。

グリグリとリールを巻いている最中で、もう頭の中は座布団級イシガレイをぶら下げて

記念写真を撮っている場面を想像していました。

ひょっとして明日のスポーツ新聞に載るかも・・・。

はははっ、はははっ、とってもたのしー。

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

お日様が水面に反射して逆光になって、寄せてきてもよく見えません。

ようやく足元まで寄せてきて、オモリの後ろをよく見たら・・・

おおっ、・・・ ひらべったいし ・・・ 茶色い。

ええがな、ええがな。

うわっ、・・・だけど・・・なんかカタチが違うぞ・・・

な、なんでや? なんでこーなるんや?

 

↓ ↓ ぶら下げてるもんがちゃうやろ ! ! !

 

 

いくら高級魚でも、今日のオマエはあくまでも外道なんだよ。

 

 

 

56センチのマゴチでした。

あーあ、夢が消えましたわ。

 

 

 

次回は、クルマから離れて、上の写真の白く映っている新港入り口の白灯の場所か、

または写真上部に多くの人が写っている大波止で座布団カレイを狙いますかねえ。

 


2020.10.24 遠征するもまだ水温が高かった。 石川県能登半島西海港

2020-10-25 17:18:40 | 海釣り

2020年、今年は新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務や休業補償が広まり、

例年と比較すると飛躍的に釣行回数が増えました。

今年になって新しくアジングに挑戦したり、房総へ遠征してハゼ釣りに没頭したり、

これまで私が得意としてきた夜釣りブッ込みパターンとは違う分野を

新しく開拓しようと試みておりました。

また、自宅で過ごす時間も飛躍的に増えたので、Youtube動画やスカパーBS251ch

を見る機会も増えて、それらからの影響も大きく受けています。

 

さて、2020年も夏が過ぎて、秋になり、少しずつですが気温が下がり始めてきました。

気温が下がると、その次には水温が下がってきます。

水温が下がると冬の魚たちが接岸してきます。

 

投げ釣りには、夏のキスを狙うタイプと、冬のカレイを狙うタイプに分かれます。

私は子供のころから冬のカレイをずっと追いかけていて、夏のキスはあまり好きでは

ありませんでした。

なぜか解らないのですけれど、キスやスズキなど外見が美しく奇麗な魚には、

あまり魅力を感じないのです。なぜだろう?・・・判りません。

というわけで、いよいよ私の好きなカレイシーズンが開幕する季節となりました。

しかし、10月20日の時点で、まだ全国のどの場所からも、カレイが釣れたという

情報は聞けません。

誰も釣っていないなら、じゃあ、この私が先陣を切って釣り上げてやろう、という

訳です。

23日(金)勤務先から大急ぎで戻ってきて、PM5:45 板橋の自宅を出発しました。

まずは下道をのろのろ走って、上州屋浦和店でアオイソメ8パック4,780円を購入。

関越道の所沢ICから乗り込んで北上しました。

途中上里SAで給油したあと、関越道から上信越道へ乗り継いで、さらに上越JCで

北陸道へ乗り継ぎました。

ここまで東京→埼玉→群馬→長野→新潟と日本列島を横断してきましたが、

これから先は、日本海に沿って北陸道を南下して新潟県から富山県へ入り

北陸道の小杉ICで降りて、あとは無料の能越道を利用して能登半島を縦断して

西海港へ行きます。・・・が、・・・

北陸道小杉ICを出てきたとき、時刻はPM11:30でした。自宅から小杉ICまで430km。

6時間近く走っていたので頭がボケていたのでしょうか?ちょっと飛ばし過ぎて

予定よりも早く出てしまったので、ETC深夜割引を受けられず、平日料金8,880円を

支払うことに。・・・トホホ。深夜割引なら6,500円で出られたのに。

西海港に到着したのは24日(土)AM0:50 。 自宅から西海港まで525km。

 

昨年の秋、初めて入った漁港外側の大堤防へ入ろうとしたところ、なんと工事中で、

立ち入り禁止になってました。

 

 

 

 

外側の大堤防が工事中で立入禁止だったので、新堤防から港内へ向けて竿を出しました。

水汲みバケツで海水を汲んで手を漬けると温かいです。

この日の外気温12~14℃ぐらいでしたが、海水の水面は20℃前後でした。

まだ深夜時間帯でしたが、アナゴやチヌが釣れるかもしれないので、

暗いうちからセットして、4本の竿をブッ込んでおきました。

車を横付けできるので、車の中で暖を取りながら、フロントガラス越しにケミホタルが

揺れるのを期待しておりました。

眠くなれば寝る、腹が減ればコンビニ弁当を食べる、アタリが出れば駆け寄って竿を握る、

寝ているときに竿を持っていかれないようにリールのベールを上げておき、洗濯バサミで

留めておく、・・・なんともお気楽な釣りスタイルでしたが、明け方には港内で水面が

バシャバシャ騒がしくナブラが立ったので、時間潰しにアジングで遊んでいたところ、

本当に1匹だけアジが釣れてしまいました。←写真撮るの忘れた。

しかし、アジの大群にしてはルアーへの反応が薄いなと感じて、1匹だけ釣れた後、

再び車に戻って、ブッ込みのほうに集中しておりました。

※昼間になってナブラの正体がアジではなくサゴシであることが判りました。

 

 

投げ込んですぐに竿先を小刻みにブルブル揺らすアタリが出て、20cmほどのグーフーが

連続してアタッてきました。簡単にハリス5号を噛み切ってゆきます。厄介なヤツです。

 

 

アタリが無く放置していると、ヒトデ野郎が食らいついてきます。

コイツも厄介なヤツです。

 

 

寝不足でナチュラルハイな状態です。

ここまでフグとヒトデの猛攻で、エサの付け替えで忙しく、ずっと4本の竿で投げ練習

しているようなもんで、ほとんど寝ておりません。

 

 

さあ、夜が明けたので、カレイに期待しましょう。

 

 

この日に用意したエサはアオイソメ400g、バナメイエビ剥き身、塩マムシ、塩イソメ

冷凍庫の整理を兼ねて、いろいろなエサを持ってきました。

 

 

土日の天気は、予報では太平洋側は快晴でしたが、ここ能登半島は来た時から

雨が降ったり止んだりでした。

今は便利になって、スマホアプリで雨雲を追跡できるので、今降っている雨が

何分後に止むのか? 何分後に再び降り出すのか? 判るから、釣りの段取りも

大変やり易くなりました。

 

 

 

 

 

次々と雨雲が通り過ぎてゆきます。

シャワーのようなきつい雨が10分間隔でやってきました。

 

 

雨が降り出すと、車の中へ逃げ込んで、竿先を見つめます。

 

 

車の中へ逃げ込んだまま竿を放置しておくと、ヒトデの餌食に。

 

 

明るくなるとフグは居なくなりましたが、代わってツブ貝?がエサに寄ってきました。

 

 

 

 

久々に陽が射すと、奇麗な虹がかかりました。

 

 

 

午前中はまったくアタリが無かったのですが、地元の常連釣り師たちが帰った後、

PM0:50に竿先を叩いて引きずり込むような大きなアタリが出て、

竿を持って大アワセを入れると、何か掛かりました。

手応えは軽く、簡単に巻き取ると、22cmキスをゲット。

うーん、キスかあ。あまり嬉しくないです。

おまえがカレイだったらどんなに喜んだことか。

 

 

さらに夕刻PM5:00頃に、この日2度目の派手なアタリで、寄せてきたのは、

35cmシーバス。

 

 

時間がすすむにつれて、ヒトデとツブ貝の数は増えてゆきます。

 

 

今日はまだ水温が高いし、カレイはまだ居ないかな?

たいへんヒマなので、お土産でも探そうか?

昼過ぎに地元の常連釣り師たちが帰って行って、雨が降り止んでいる僅かな時間に

シーバスロッドにソフトルアーを付けて、港内の探索をしておりました。

誰も居ない新堤防の先端で遊んでました。

 

 

 

 

足元を見ると、エギングの墨跡だらけ。

 

 

 

カサゴやキジハタを狙って、私の得意の、1/2lbフットボールジグにジャッカルの

シザーコームを付けて、キャストして底に近いところを泳がしていると・・・

・・・

・・・

ゴゴゴゴーン!!  アタリが出て何か掛かりました。

・・・

・・・

寄せてきて、これまた嬉しくない 45cmサゴシ野郎でした。

 

 

オマエの歯で高価なジャッカルのソフトルアーが切り刻まれてグチャグチャや。

 

 

あちこちで水面をざわつかせるナブラを立てていたのはコイツらでした。

ルアーを付け替えて、再びキャストすると、再びアタッて、もう1匹ゲット。

 

 

コイツらサゴシを釣るよりも、大切なジャッカルのコームが減ってゆくことのほうが

心配だったので、まだまだ釣れそうでしたが止めました。

 

サゴシを手で掴んだとき、思った以上にサゴシの体が温かいことに驚きました。

海底付近の水温はまだまだ温かく(25℃ぐらいか)、海の中は夏の模様でした。

 

ブッ込み竿のほうは、相変わらずヒトデとツブ貝が増えるし・・・

日が暮れてPM8:30 まで続けましたが、とうとうカレイは釣れずでした。

まだ夏の魚たちで占拠されているようです。

 

 

24日(土) PM9:00 西海港から撤退。

25日(日) AM8:30 板橋の自宅へ無事に帰還しました。

 

アジングで初めて釣ったアジ(20cm)と、

ブッ込みで釣ったキス(22cm)と、

ブッ込みで釣ったシーバス(35cm)と、

ソフトルアーで釣ったサゴシ(45cm)2匹です。

どれもあまり嬉しいとは思えないヤツばかりです。

 

 

 

 

 

とりあえず、どれも刺身を取って冷蔵庫で熟成中。

残りの部位のすべては唐揚げにして、酒のツマミにしました。

 

 

カレイ いつになったら釣れるんだろ?

 

 


2020.10.21 やはりハゼ釣りは難しいのです。 千葉県上総湊港

2020-10-21 21:12:50 | 海釣り

平日に休みが取れたので上総湊港へハゼ釣りの練習に出掛けました。

AM5:15自宅を出発。

とりあえずクーラーボックスにエサの貝柱と塩アオイソメを用意しました。

自宅からすぐに首都高速に乗り込んで、そのままアクアラインに乗り継ぎ、

木更津から館山道を南下。富津中央ICで降りて5km走ると、もう上総湊港で、

片道行程80kmのうち75kmが高速道路なので超楽チンです。

 

 

 

 

AM6:50 に到着しました。

このJR内房線の鉄橋がノスタルジックなんです。

 

 

平日の朝なので、通勤電車なんでしょう。

 

 

さて、今日の上総湊港の水はやや濁っている程度で、潮は満潮から干潮へ向っています。

この透明度なら水の底のハゼからエサが見えるはずです。

 

 

 

 

 

この鳥、サギだと思いますが、いつもこの位置に立ってます。

 

10月も下旬になると、朝は寒いです。

水温の低下がハゼの食いに影響しなければよいのですが。

 

 

このまえ仙台へ遠征したときに余ったアオイソメを塩漬けにして、

塩イソメをエサにしました。

さっそく10cmほどの可愛いハゼが掛かりました。

食いは良さそうです。

 

 

 

PM3:00 まで粘りましたが、10cm~16cm ぐらいの可愛いハゼが44匹でした。

アタリは頻繁にあるのですが、なかなか針に乗りません。

時速6匹のペース。ほんま下手くそですわ。

 

 

うーん、期待はずれの小ぶりなヤツばかりでした。

 

 

この先ここへ何度通っても、20cm超えるようなヤツは居ないかも。

 


2020.10.17 とうとう来てしまった。福島県相馬港さらに宮城県閖上港

2020-10-18 10:27:42 | 海釣り

本当は2011年の春に釣行する予定でした。

2011.3.11(金)に発生した東北地震の1週間前、

2011.3.4(土)5(日)に当時の私は、カレイを求めて茨城県の大津港、磯崎港へ

出撃していました。

現場では、関東一円の釣り人が押し寄せて、前日からの場所取りもままならず、

だけどそこまでしても、カレイはなかなか姿を見せてくれないので、

私の心はかなり焦っておりました。

その打開策として4月から5月ごろに東北地方遠征を画策しておりました。

「宮城県に行けば大判カレイやアイナメがわんさか釣れるらしい。」

真剣に考えておりました。

でも、あの震災が発生してしまい、遠征どころではなくなってしまいました。

地震と津波で壊滅した漁港、そこで多数の死者や行方不明者が出てしまい、

とてもじゃないけど呑気な顔して釣りなどしてられない重苦しい雰囲気。

さらに福島第一原子力発電所からの放射線汚染のことを考えると、

北方への釣行は小名浜港までが限界で、それより北側では竿を出せないと、

本当に思ってました。

しかし、あれから9年が経過して、東北の海岸一帯は防潮堤の工事が終わり、

どの漁港も復活しました。

周辺地域に広まった放射能汚染も徐々に薄まり、

魚貝類からも検出されなくなりました。

また常磐道は広野町から南相馬までの区間も通れるようになって、

仙台まで繋がりました。

 さて、2020年の秋も、そろそろカレイのシーズンに突入します。

関東地方へ転勤してきて12年。

いままで関東地方で大型(30cm以上の)カレイの釣れた場所を列挙すると、

鹿嶋港、阿字ヶ浦、ひたちなか港、大津港、小名浜港大剣埠頭の5箇所しかなく、

そのうち、ひたちなか港と小名浜港大剣埠頭は完全に封鎖されて

入れなくなりました。

残された鹿嶋港、阿字ヶ浦、大津港の3箇所も、いつの日か封鎖されてしまうでしょう。

 

どこも自宅から約150~200kmも離れているので、疲れるし、場所取りに苦労しますし、

交通費もバカにならんのです。

それでも1日粘って40cmほどのカレイが1枚でも釣れれば、大満足なのです。

 

関東地方でも、横浜や横須賀方面は大判カレイが釣れるのは知ってますが、

長時間使用できる駐車場を探すのに悩みます。

 

いくら時間とお金がかかっても、確実に大判カレイが釣れる新しい場所を

開拓する必要があります。

 

以前から気になっていた宮城県の釣り場に一度は行って竿を出してみたいと

思い、思い切って出撃することにしました。

 

今回の目的地点は、以下2地点です。

①福島県相馬港の松川浦にかかる橋の下 

②宮城県仙台市の閖上港

 

10月16日(金)、仕事から戻ってきて、風呂、晩御飯を済ませて、仮眠し、

日付が変わる深夜零時に自宅を出発しました。

目的地の相馬港は自宅から300km、

これまでいわき四倉までしか行ったことが無く、その先の広野ICから北は

初めての土地ですが、北上するにしたがい、大熊、双葉、浪江、南相馬など

ニュースでよく聞いていた地名が出てきました。

片側1車線の常磐道を心細く走っていると、道路脇に電光掲示板が何か所か

設置してあり、測定された放射線量が0.1μSV/hと表示。

しかしその数字が0.1から徐々に0.4、0.5と上がってゆき、最も大きな測定値は

2.1μSV/hでした。

双葉町や浪江町を通過するときに表示された数値が大きかったので、

しみじみと身の危険を感じました。

 

AM3:40相馬ICを降りて相馬港へむかっていると、運良く一軒の釣りエサ屋が

空いていたので、アオイソメ(太目)2500円分を購入しました。

 

 

 

googleマップを見ていて、小名浜港に似ている場所が相馬港にもあったので、

そちらへ真っ先に向かいましたが、バリケードで封鎖されていて入れませんでした。

やむなく釣り雑誌で紹介されていた松川浦大橋の下のポイントに入りました。

 

 

 

 

AM4:00 松川浦大橋に到着。

すでに暗いうちから、いわきナンバーや仙台ナンバーの多数の車が場所を取っていて、

釣り人が多いことに驚きました。

到着してすぐ、投げ竿4本と、シーバスロッド1本を立てて、場所を確保しました。

 

 

気温11℃、無風で雨は降ってませんが、超寒い。

 

 

場所を確保して、すぐに?、足元に大量の枯れ草が溜まっています。

最初は気付きませんでしたが、釣りを始めてすぐに判りました。

 

 

釣りエサ屋で太目アオイソメを購入しましたが、コイツが長すぎました。

 

 

目の前を覗いてみると・・・

大潮の下げ潮ということで、松川浦から外海へ渓流の如く速く流れていました。

 

 

 

 

25号の天秤があっという間に流されてしまったので、

25号なす型オモリを天秤に追加で取り付けて、合わせて50号の重さにして投げ込みました

・・・

が、

・・・止まったかな?と思わせておいて、

1分も経つと、PEラインに大量の菖蒲の葉みたいな細長い海草がからみついて、

水流に押されて、ズルズルと動きだして、竿ごと引っ張り込んで流されました。

足元に溜まっていた枯れ草の意味が判りました。

 

ダメだ、こりゃ。

 

4本の投げ竿のうち2本を2回ずつ投げ込んだだけで中止。

AM5:30 釣り始めてすぐに中止。

 

潮が止まる干潮ピークがAM9:40なので、それまで待ってますか?

この場所が時間経過でどうなるのか?調べるために待つのも良いけど、

潮が止まっている時間は2時間ほどしかないし、わざわざ東京から来て

ここで待っているのも能が無い。

早々とこの場所を見切って、仙台の閖上へ移動することにしました。

 

再び常磐道に乗り、50km彼方の閖上港へ向います。

雨が降り出しました。

 

 

どこも工事だらけですが、仙台へ向かうにつれて道幅が広くなったような。

名取ICで降りました。震災後には新しい道が作り直されていて、

名取川の河口に位置する閖上港へのカーナビは、ほとんど役に立ちませんでした。

 

 

 

googleマップの航空写真を見ると、どこでも竿が出せそうな感じがしたのですが、

実際に現場に行ってみると、あちこち工事中で柵が設けてあり入れません。

しかも釣り人が非常に多くて驚きです。

 

雨が降っているので、閖上港内で車横付けの場所を探して、入りました。

 

 

 

 

 

 

ここも干潮ピークのAM9:30ぐらいまで潮の流れが速かったのですが、

満ち潮に変わると穏やかになり、満潮ピークPM3:00までは、目の前で

潮がよれたりして大物が来そうな雰囲気でした。

しかし港内の底は牡蠣殻や岩が多く、根掛かり連発でした。

非常にやり難いです。

軽く投げて、着水、着底してさびくと、ほとんどガチッと硬い根掛かり。

海草はほとんど無く、なんだろ? カキ殻? 沈船? 係留ロープ?

さらに底にガザミやイシガニがうじゃうじゃ居て、エサを挟んで巣穴へ

持ち込むので、根掛かりが多くなるんだと思います。

 

1匹だけ可愛いアイナメ恭子ちゃんが釣れました。

ハリを外すときに出血したので持ち帰りました。

アイナメかあ・・・もう何年も釣ってなかったなあ。

 

 

角地におられた先客の磯釣り師が帰られたので、角へ移動。

 

 

 

夕刻になってきました。

奇麗な夕焼けでした。

 

 

 

なにか手応えのあるヤツが来てほしいのですけど、アタリがありません。

ハゼで有名な場所ですが、1匹も掛かりません。

 

PM4:30になると完全に暗くなりました。

ケミライトを見つめますが、何も動きません。

エサを変えるために巻き上げると・・・ちょっとだけ重たい・・・?

ゴミか?

・・・

・・・

エンピツより細いアナゴちゃんでした。

自分の顔より大きなハリに食いつくとは・・・。

 

 

たぶん、朝まで粘ってもダメでしょう。

PM6:45 終了しました。

 

相馬港も、閖上港も、とてもやり難い場所でした。

 

 


2020.10.04 ハゼ釣りは難しい。 千葉県富津市上総湊港

2020-10-04 21:51:06 | 海釣り

今週もハゼを狙います。

上達したいからお金と時間を惜しまず上総湊港へやってきました。

ハゼについていろいろやってるうちに、ハゼ釣りへの概念が変わってきました。

奥が深いと言うか、ぜんぜん理解できないところが多いです。

ハゼ釣りの名人と呼ばれる人は、若い頃にハゼ釣りにかなり没頭したんだと思います。

遊びや片手間ではぜんぜん上手くなれませんな。

日曜日のAM10:20 板橋の自宅を出発しました。

首都高速からアクアラインを通って館山道へ乗り継ぎました。

富津中央IC降りて、AM11:40 上総湊港へやってきました。

曇り空でしたが風は無く、穏やかな日でした。

9月30日に来た時はドロ濁りでしたが、今日は澄んでました。

正午が干潮のピークだったので、午後は潮が満ちてゆく中で釣ることになります。

 

 

 

 

 

 

 

エサはホタテ貝柱を使いました。

アジングロッドに使うウルトラライトで小さなアタリを取れるように

神経を集中させました。

ただ今回は根掛かりしたときにシンカーを失いたくなかったので、

1.0号PEラインを使用したので、水流に押される影響が出てしまいました。

 

 

AM12:00~PM2:00の2時間は時速5匹で、計10匹。

どれも12~16cmでした。

 

 

 

 

ところがPM2:00を過ぎて潮が満ちてくると、パタッとアタリが止まってしまいました。

何処へ投げてもアタリません。

 

PM4:00ごろに10cmほどの小ぶりなハゼがバタバタと3匹釣れましたが、

PM5:00まで粘りましたが、アタリはでませんでした。

 

 

ハゼ釣りは難しいですよ。