漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

20210122 目標を失うとこうなる  茨城県鹿嶋港~大津港

2021-01-24 05:44:27 | 海釣り

本当は今度の23(土)24(日)に出撃しようと思っていましたが、

天気予報では24日は都心でも積雪するとのことだったので、繰り上げて

22日(金)の午後から出撃することにしました。

が、しかし、何処へ出撃するべきか?ぜんぜん絞り切れていませんでした。

夜釣りをするならクルマ横付けの場所が必須だろうけど、いまや鹿嶋港には

そのような横付けできる場所は無く、

唯一、頭の中に思いつく場所と言えば、大津港の大激戦区のアソコしかないでしょう。

しかし今シーズンの大津港は私にはどうも相性が悪いのです。

これまで何回出撃しても大津港では未だにカレイが1匹も釣れておりません。

まあ鹿嶋港でもぜんぜん釣れていないのですが、さて、うーん、どうしょうかな。

鹿嶋港で冬支度をばっちり決めて、クルマから離れて、堤防で頑張る覚悟も必要かな?

・・・いや、昔みたいに体力と忍耐が続きませんわ。

とりあえず出撃先を大津港に決めて、大急ぎで釣り支度やら弁当やら充電器やら

積み込んで、PM15:00 板橋の自宅を出発しました。

 

自宅を出発して、すぐ近くの首都高速の滝野川iCから乗り込みましたが、

乗り込んですぐ、あっ、しまった、間違って走る方向が逆であることに気が動揺。

逆走しているわけではないのですが、滝野川ICから乗り込むと、鹿嶋へ通じる湾岸線

~東関道へ進むことになり、大津港へ通じる常磐道へは乗り込めません。

どうする?目的地を鹿嶋港に変更するか?

首都高速を走りながら考えがぐらついて迷います。

いや、大津港と決めたからには大津港へ向わねば。

滝野川ICから乗り込んで2kmも離れていない板橋本町ICで降りて、

もういちど王子北ICから首都高速に入り直しました。

が、ガッビーーン、すぐに大渋滞でした。江北JC手前からすでに渋滞が始まり、

さらに小菅JCから常磐道へ続く車線が渋滞していました。

渋滞の中で時刻はすでにPM16:00、自宅を出てからまだ数キロの場所なのに

すでに1時間が経過しました。このぶんだと常磐道へ乗り込めるのは何時に

なることやら。

 

 

やっとの思いで小菅JKまで進みましたが、常磐道へ乗り込む車線は

は渋滞の長い列なのに、湾岸線へ進む車線はガラガラでした。

ここで初めて考えを変えました。

行き先を鹿嶋港へ変更しよう。

ガラガラに空いている湾岸線から東関道へ乗り込みました。

東関道を走りながら、鹿嶋港のどこのポイントへ入ろうか?

あれやこれや考えがまとまらず、悩みながら走ってますと、自然と速度が落ちて、

3車線の真ん中の車線を車群に埋もれてのらりくらり走っておりました・・・ら、

私の後ろから走ってきたSUV車がかなりの勢いで迫ってきて、私の車をあおったあと、

右の追越し車線に出て追い抜いてゆきました。私もそのSUV車に刺激されて、

SUV車の後ろに付いてゆこうと、アクセルを踏み込んで右車線へ出ようとしたのですが、

右車線の後方から前照灯全開のパトカーが急接近してきて、そのSUV車を捕まえました。

いつもなら私も追い越し車線をガンガン飛ばして走っているのですが、不幸中の幸い

でしょうか。

 

 

おかげで鹿嶋港へ到着したのはPM5:20。

いつものフィッシング鹿嶋店でアオイソメ4000円分を購入したのですが、そこから

20km離れた公共埠頭へ行ってみることにしました。

公共埠頭はいつも竿を出しているポートラジオの場所とは中央航路を挟んで対岸の

位置にあります。車を横付けできて便利なのですが、北風が吹くと向かい風になる

のが弱点。10年以上前に一度だけ竿を出したことがあります。

公共埠頭へ到着すると、運良く角地が空いていて、東電火力発電所の取水口の方向へ

竿を2本、中央航路へ2本、計4本投げ込みました。

水深はかなりありますね。

海底はドロ底、引っ掛かるものは無いです。

 

 

足元をよく見てみたら・・・

 

 

なるほどね。

さっそく私の竿にも、かわいいお星さまが付いてきました。

 

 

PM19:30 ぐらいから小さなアナゴのアタリが頻繁に出るようになりました。

30分ほどで4匹掛かりましたが全てリリース。

 

 

 

夕刻は無風で、気温も10℃ほどあり、とても快適に過ごせたのですが、

PM20:00 ぐらいから北風が噴き出して、暴風と化しました。

完全に向かい風になり、釣り不可能な状態になりました。

 

場所移動です。

公共埠頭の最も良い角地に入れても、向い風の暴風では諦めなければなりません。

しかし場所を変えると言っても、いまさら対岸のポートラジオ側へ移動する気には

なれません。この暴風が無い場所まで移動しなくては。

思い切って大津港や小名浜港まで行ってみよう。

鹿嶋港から国道51号線を約105km北上してひたちなかまで走り、常磐道の日立南太田ICから

乗り込んで北茨城ICで降りて大津港へ移動しました。

途中、浪江町の漁港も考えましたが、夜間工事で広野IC~富岡IC間が通行止めなので

諦めました。

 

23日AM1:15 大激戦区の岸壁に運良く入ることができました。

この場所、超人気な場所ですが、今シーズンはカレイが釣れていないためか、

意外と空いていますね。

ここでは風も無く、曇っていましたが雨も降らず、気温7℃。

コンディションとしてはとっても良いのですが、

果たして釣れるのか?釣れないのか?

 

 

 

 

 

ダミー餌とアオイソメ房掛けのセットで投げ込みますが、

この日はフグ、シャコなどのエサ取りが居ませんでした。

 

 

20分後に仕掛けを回収したけど、ほとんど喰われていません。

 

 

漁協前や港内もガラーンとしていて空いていました。

釣れてないのでしょうね。

 

 

寒空なのに、鳥たちは元気よく飛び回っていました。

 

 

AM11:30 角地の船道の場所に居た釣り師が去られたので、角地へ陣地を移動。

PM16:00まで粘りましたが、一度もアタリを見ることなく終了しました。

 

 

 

あきませんわ。

大移動したけど釣れません。


2021.1.17 雪深い北陸へカレイを求めて 其の参 石川県能登半島西海漁港

2021-01-18 21:33:17 | 海釣り

今回、2021年1月15日(金)~17日(日)、車中2泊の行程で能登半島で

釣行してきた記録をアップしました。

 

其の参 1月17日 西海漁港から自宅まで

1月16日PM5:30  蛸島漁港から西海漁港へ移動してきました。

ここなら積雪で閉ざされても、交通量が多いので、海岸伝いに金沢へたどり着く

ことができるので、安堵感があります。

西海漁港は風も無く穏やかでした。気温が下がり、雪がちらつきますが、

西海漁港内でも出島に陣取り、ケミホタルを付けて竿4本を出しました。

夜釣りのエサは解凍されたホタルイカを付けて放り込みました。

 

PM6:50  足元近くに投げ込んでいた竿のケミホタルが大きく揺れました。

ズドーンと重量感が伝わってきたのですが、上がってきたのは25cmのカサゴ

でした。

 

 

その後、PM7:30 アタリがあって、55cm アナゴ、

 

 

さらに AM0:30   アタリがあって、 

2匹目のアナゴをゲット。

 

 

うーん、なんか忘れてるなあ。

なんだろう?

なにか忘れてる

・・・

・・・

・・・

そうだわ、年末年始だというのに安全祈願をしていないじゃないか。

・・・

・・・

・・・

そうだよなあ。

 

 

海の神様へ。

ジャバジャバジャバ・・・

 

 

これで、夜が明けると、ここでも、きっとカレイが釣れるさ。

御神酒の残りを飲んで、車の中で温かくしていると、いつのまにやら眠ってしまいました。

 

 

 

 

おはようございます。

車から出たら超寒いですわー。

 

明るくなって、エサを温存していたアオイソメを使い切るべく、

カレイ専用仕様に切り替えました。

前に3本、後ろへ1本、投げ込みました。

 

しかし、30分経過して、エサをチェックしてみると・・・

 

しな~。

 

さらに・・・

 

おいおい、縁起でもない、こんなに活性が低い季節にもケムシだけは元気やな。

超寒いから、車の中からアタリを待ってますが、

 

 

 

えっ?

向こうの堤防の先端に釣師が5人・・・

アイツら釣りバカの中のバカやで。

こんなに寒いのに、何が釣れるっちゅうんや?

短い竿ばかり持ちよってからに・・・。

 

 

 

AM8:00

この日、唯一のアタリをくれたのは、ハゼ君でした。

 

 

その後は待てども、エサを定期交換しても、何も当たらず、何も掛からずでした。

あかん、今日は釣れん。

西海漁港って昔ほどカレイが釣れなくなったな。それとも産卵期に入ったかな?

退屈なので、カーラジオを聞いていると、天気予報で、17日の夜から18日にかけて

北陸地方の積雪がさらに酷くなるそうです。

無事に北陸道を通過できるだろうか?

PM3:00  エサのアオイソメも無くなったので、撤収することにしました。

 

北陸道の小杉ICあたりから路面が白くなってきて、新潟県に入ると完全に積雪量が

増えました。長距離トラックの後ろに付いてのろのろ走ってました。

親不知あたりからトンネルが多いので、トンネルの中へ逃げ込みながら走っている

ようなもんです。

 

 

 

名立谷浜SAで給油しているときに、スタンドのおねーさんに、「この先大丈夫か?」

訊いてみましたら、「何処も通行止めは無いし、これぐらいどうってことないでしょう」

って、愛想無く返されました。

 

 

 

 

上越JCから上信越道へ入って、妙高高原を通過して信濃町ICまで走ると、もう積雪は

見られなくなりました。

PM8:50 無事に板橋の自宅へ帰還しました。

 

全走行距離 1297km 。 さすが能登半島の先っぽまで行くと遠いですわ。

 

 

 

さてと、今回遠征した釣果ですが、

 

 

 

 

マコガレイ2  35cm (メス)   30.5cm (オス)

アイナメ 1  34cm

ハゼ   1  18cm

アナゴ  2  55cm   52cm

カサゴ  1  25cm

バイ貝  2


2021.1.16 雪深い北陸へカレイを求めて 其の弐 石川県能登半島蛸島漁港

2021-01-18 18:27:26 | 海釣り

今回、2021年1月15日(金)~17日(日)、車中2泊の行程で能登半島で

釣行してきた記録をアップしました。

 

其の弐 1月16日 西海漁港から蛸島漁港まで

 

1月15日の深夜に西海漁港から移動を決行しました。

能登里山海道は除雪してありましたが、珠洲市に入るといちだんと雪が深くなり、

果たして漁港内は除雪してあるのだろうか?と心配になりました。

1月16日(土)AM0:30 蛸島漁港に到着しました。

幸いにも港内はきれいに除雪してありました。

前回初めて来た場所に陣取って、竿4本を立てて、明るくなるまで仮眠しました。

雨雲レーダーによれば、午前8時ぐらいには止む予定でしたが、降ったり止んだりを

繰り返していました。風も止み、気温が10℃ぐらいに上がったので、夜明けから

釣り始めました。

 

 

前回初めて来たときも、この大きな船は停泊していました。

普通の漁船よりもひと回り大きな船です。

 

 

 

 

 

 

前回はユムシを針に通しておいてからハリ先にアオイソメを房掛けしてカレイを

釣りました。

今回はユムシを入手できなかったので、パワーイソメ極太を通しておいてから

アオイソメを房掛けしました。

冷凍ホタルイカは凍り付いたままカチンコチンだったので、使う気になれず。

アオイソメは元気無くストレスが溜まって、お互い噛み合い、ブチブチ切れ易い

状態でした。

 

 

 

コイツら元気無いわー。

 

雨が絶えず降っている状態だったので、

車の中からアタリを待ちますが・・・

 

30分間隔で事務的にエサ交換を行うことにしましたが、

前回とは全く違って、ケムシの猛攻に苦戦しました。

フグやヒトデは居ませんでしたが、ケムシは想定外でした。

 

 

 

AM9:45

この日初めてのアタリが出ました。

サーフリーダーのトップがゴンゴンゴンゴンと引き込まれ、続いてビリビリ揺れました。

竿を手に取って、空アワセを入れると重量感が伝わってきました。期待十分。

手応え十分で寄せてきたのに・・・

お、おまえか。ほんと御立派な体格だこと。

トホホ。

 

 

15分後、

AM10:00  最も左の岸壁寄りに投げ込んだサーフチェイサーのトップがガックンと

15cmほどおじぎをしました。

また巨大フグかと思いながら、竿を手に持ってリールを巻き取ると、

ゴンゴンと頭を振っているのが判りました。

こっ、これはアイナメやろ。

慎重に寄せてくると、やはりアイナメ恭子ちゃんでした。

 

 

 

34cm のアイナメでした。

 

ポン級アイナメが釣れたことで、なんとなく達成感が出てきました。

前回同様に最初にアイナメが釣れて・・・その次にカレイが釣れて・・・

そうなればよいのですが。

 

AM12:45

エサチェックのために竿を順番にあげてゆくと、左から2番目の竿に重量感を

感じました。しかもグイグイと反発してくる・・・

たのむ、フグであってくれるなよー

リールを慎重に巻いて、足元まで寄せてくると、オモリの後ろに茶色い菱形が付いて

いました。

よく肥えた肉厚のマコガレイでした。

 

 

 

 

 

マコガレイ 35cm (メス) 

 

こ、これは時合い到来でしょ。このチャンス逃してなるものか。

エサを付け替えて、ぶっ込み直しました。

 

すると・・・

PM13:15

エサチェックのために竿を順番に上げてゆくと、もっとも右のほうへ投げ込んだ竿に

重量感が伝わってきて、かなり強く抵抗するのを感じました。

こ、これはデカいのと違うかな。

期待しながらリールをグリグリ巻いて寄せてくると、

ん? 思ったよりも小さかったけど、オモリの後ろに茶色い菱形が付いてきました。

 

 

 

 

 

マコガレイ 30.5cm (オス)  でした。

 

その後はアタリが続かず、再びダラダラとケムシが掛かってくるように。

じつはカーラジオから聞こえてくる天気予報では、夕方から急激に気温が下がり、

雪雲が迫ってきているようで、積雪が多くなるとのこと。

もし積雪がひどくなれば帰り道が閉ざされる心配があったので、

PM2:00 急いで片付けて、80km戻った西海漁港まで撤退することにしました。

 

 

 

帰りの山道です。雪が深いなあ。

怖いなあ~。こんなところでスタックしたら、救助に来てくれるのかなあ?

 

 

 


2021.1.15 雪深い北陸へカレイを求めて 其の壱 石川県能登半島西海漁港

2021-01-18 16:45:58 | 海釣り

今回、2021年1月15日(金)~17日(日)、車中2泊の行程で能登半島で

釣行してきた記録をアップしました。

 

其の壱 1月15日 自宅から西海漁港まで

 

1月15日(金)AM6:30 板橋の自宅を出発しました。

今年の北陸地方の気候は気温が低くて積雪が大変多く、

前日の夜まで行くべきか?見送るべきか?迷っておりましたが、

天気予報で、16日(土)は雨天であるが気温が上がる、と伝えていたので

出撃することに決定しました。

平日の通勤時間と重なって外環道~関越道の区間は混んでましたが、

上信越道に入るとかなり空いていて快適に進めました。

しかし信濃町あたりから積雪が見られるようになり、妙高高原周辺に差し掛かると、

積雪量の多さにびっくり。

AM10:30には上信越道の上越ジャンクションに到達しましたが、釣りエサの調達のため、

いったん上越ICで降りました。

 

 

 

上越市内へ入ると、予想外の積雪量で、釣具屋、コンビニ、ガソリンスタンド、

どこへ入るにも、店の駐車場に雪山が盛られていて、ひと苦労しました。

 

 

 

 

 

 

どうにかフィッシャーズさんと伊藤釣り具店さんでアオイソメと冷凍ホタルイカを

購入しました。年末年始の店の仕入れもうまくできていないのでしょうか?

ユムシは置いてなかったし、アオイソメの在庫も品切れ気味でした。

ユムシの代用でホタルイカを購入したのですが、果たしてどうでしょうか。

エサを購入して再び北陸道へ乗り込みました。

新潟県のみならず富山県に入っても積雪量は変わらず多かったので、

北陸道小杉ICから能越道高岡ICまでの富山市街地ルートは諦めて、北陸道の小杉ICで

降りずに、金沢森本ICまで進んで、能登里山海道を北上しました。

千里浜は凪いでいて穏やかでした。

 

 

 

PM2:45  能登半島の西海漁港に到着しました。

平日の午後であったため、誰も釣り人は居ませんでした。

 

 

 

 

さあ、PM3:00~5:00のチャンスタイムに賭けましょう。

気温6℃、とっても寒いけど快晴で無風なのでコンディションは良好です。

 

 

4本の竿でアオイソメ房掛けを漁港内へドボン!! 投げ込みました。

新潟の上越で仕入れたアオイソメは、あまり元気が無く、ちょっと心配です。

 

 

残念ながら、暗くなるまでアタリは皆無でした。

フグもヒトデも来ません。

板橋の自宅から570kmも離れた場所で釣りをしているというのに、

全くアタリが無いとは情けない・・・トホホですな。

 

 

夕刻になって、いちだんと気温が下がり、寒くなってきたので、車の中から

カレイのアタリを待ちました。

たのむ、アタッてくれー。

 

 

残念ながら、釣れてきたのはバイ貝のみ。ガッチリ針を咥えてます。

 

 

このまま夜釣りへ突入したのですが、PM8:00ごろから南西からの暴風が吹き始め、

三脚ごと竿がなぎ倒されて、波止の上にも横から海水が飛び交ってきました。

さらにカミナリがピカピカ光りだして、カーボンロッドを持つにも恐々でした。

PM10:00 西海漁港から離れて、約80km離れた蛸島漁港へ移動することにしました。


2021.1.09 鹿嶋港でも違うエリアではどうなの?  茨城県鹿嶋港

2021-01-10 06:57:14 | 海釣り

1月6日に福島県浪江町まで遠征した時のエサが大量に残っていたので、

エサの消費を目的に鹿島港の港公園で竿を出しました。

3連休の初日の9日(土)昼過ぎに板橋の自宅を出発。

コロナ禍で緊急事態宣言が出されているのですが、首都高速は意外と混んでました。

関東地方は快晴ですが、昼の気温は6℃、とっても寒かったです。

 

 

首都高速から東関道へ乗り継いで、利根川を渡って潮来Iで降りて鹿嶋港へ。

 

 

いつもならポートラジオ周辺で竿を出しているのですが、

今回は港公園で調査もかねて竿を出しました。

 

港公園の左端の道路に路駐して公園中央部のタワーの前に陣取って竿を出しました。

路駐した周辺ではアジ釣りの釣り人が多く、混雑していましたが、

車を離れて、タワーの前まで歩いてくると、誰も居ませんでした。

 

 

 

私の右隣には誰も居ません。

 

 

今年から新しく投入した荷物運搬カート。キャリアカートと買い物かごを合体させた

だけのものですが、かなり重宝しています。

 

 

私も厚着して、腰、背中、膝、首筋にホカロンを装填しています。

風が吹いていないのに、めちゃ寒いですわ。

 

 

余ったユムシ弾とアオイソメを組み合わせて、竿5本でブッ込んでアタリを待ちました。

 

 

 

ユムシ弾とアオイソメの合体させた豪華スペシャルセット ↓ ↓

 

 

 

ここは深いですなあ。投げ込んでからオモリが着底するまで、リールからラインが

かなり出てゆきます。

そりゃそうだなあ、見渡しますと大型船が頻繁に通過する航路に面しているので、

当然と言えば当然かな。

 

 

 

アタリは全く無く、竿を回収しても、エサはそのまま戻ってくるし、

ヒトデもフグも居ません。

まったりモードで時間が過ぎてゆきます。

エサが切れたら帰ろうかと考えてますが、このままだとエサが減らないなー。

 

 

夕方になってアジ釣りの釣り人たちは帰ってしまいました。

公園の街灯が点灯して、明るいので楽チンです。

 

 

 

 

暗くなると、気温が急激に下がって、PM8:00にはマイナス1℃になりました。

指先がかじかんで痛いです。

しかし、海の中の生物たちは活性化したのか、やたらとヒトデが掛かりだし、

 

 

さらに、厄介者の鉛筆アナゴ級のいたずらが始まりました。

仕掛けがぐちゃぐちゃになります。

 

 

 

 

どうしたらこんな複雑なカタチになるの?

自ら亀甲縛りを楽しむアナゴちゃんたち。

コイツらに仕掛けを三度、四度とグチャグチャにされると、

もう完全にやる気が無くなってきました。

 

PM8:40 

背後の公園の街灯照明が切れました。

真っ暗です。寂しく孤独感が増して、やる気が萎えました。

 

PM9:30 

エサはまだまだ残ってましたが、潮が引いてきて、アナゴのアタリさえ無くなり、

じっとしているのも辛いほど寒さがきつくなってきたために、撤収しました。

 


2021.1.06 負のスパイラルから脱出したけど・・・ 福島県浪江町請戸漁港

2021-01-07 09:57:37 | 海釣り

皆さんは福島県浪江町にある請戸漁港を御存知ですか?

2011.3.11東日本大震災のときに原発事故を起こした双葉町の福島第一原発から

北へわずか7kmしか離れていない場所にある漁港です。

じつは私は全く知りませんでした。

昨年10月に、人生で初めて、福島第一原発よりも北にある相馬市の松川浦と

仙台の閖上浜まで遠征しました。そのときに初めて走行した広野町以北の

常磐道の異様な雰囲気には、私は放射能からの恐怖しか感じられませんでした。

しかも遠征先釣り場での、釣り人の多さや混雑に驚きました。

そのような経験から、私の釣行に可能な範囲の北限は福島県いわき市までだな、

と感じ、その北にある福島第一原発をわざわざ超えて、相馬や宮城県のエリアまで

遠征しても、かえって東北地方の釣り人が多くなるだけで、

思ったほどの釣果は望めないなと感じました。

しかしながら、マコガレイを専門に狙って出撃するようになって、

昨年秋からの私の釣行のパターンを振り返りますと、

太平洋側の鹿嶋港や大津港では未だカレイは1匹も釣れないのに、

日本海側では能登半島へ行けば必ず釣れるという結果になっています。

だから太平洋側の釣り場は見切って、全て日本海側のエリアへ出撃すれば

いいじゃないかと思うのですが・・・

だからといって東京都板橋区からそうそう頻繁に石川県能登半島まで

出撃できるものでもなく・・・

やはり、なんとか太平洋側の手短な港で釣れてくれないものか

と願っております。

そんな困ったときにとる、いつもの私の行動パターンは、

だいたいGoogleマップの航空写真と睨めっこです。

今回も、いわき市から北へ海岸線をたどって、中之作、久ノ浜、四倉と、

航空写真を北へ目を移しながら見つめていますと・・・

ふと浪江町にある漁港に目が留まりました。

請戸漁港・・・これ、なんて読むの? 

ウケドギョコウ? ukedogyokou?

 

 

うわっ、震災からもうすぐ10年が経過しようとしているのに、未だに

津波の被害が残されたままじゃないですか?

福島第一原発からわずか7kmしか離れていないから、最近まで避難区域

だったようです。

大丈夫なのか? 

ググってみると、浪江町にも、あのショッピングモールのイオンができたらしい。

 

いちど調査を兼ねて出撃してみよう。

1月6日AM10:00 。釣りに出掛けるには遅すぎる時間に、板橋の自宅を出発。

常磐道の北茨城ICでいちど降りて、釣侍さんでアオイソメ4000円と

ユムシ弾17発を購入。

いわき勿来ICから再び常磐道に乗り込んで北上しました。

 

 

 

 

 

 

 

浪江ICを降りてきて、すぐにローソンを発見。

食料を買い込みました。

 

 

災害復興の関係者たちが宿泊するビジネスホテルもありました。

 

漁港のほうへ進んでゆきますと、

 

 

とうとう請戸漁港に到着しました。

ここまで板橋から275km。

 

 

請戸漁港には漁船がたくさん停泊しておりました。

正月休みなのか? 漁協も休みで、漁業関係者は一人も見かけませんでした。

漁港周辺は復興工事の真っ最中で、工事車両と土木関係者ばかりでした。

船がつながれている旧港のほうは一般人でも入れましたが、新港のエリアは

工事関係者以外は立ち入れませんでした。

 

 

こんな処で釣り竿を積んでうろうろしている練馬ナンバーの私は、いかにも場違いな

雰囲気でしたが、いちおう、私も釣り調査のためにやってきたのですから、

何がなんでも竿を出して、エサを放り込んでみないと気が済みません。

 

 

 

新しく出来た真っ白い堤防まで車が入れたので、この堤防の先端で陣地を築いて

やってみることにしました。

震災前の旧堤防を取り壊して、新しいカタチの堤防を新設したみたいです。

 

 

 

ここで、ちょっと、

請戸漁港の釣りポイントになりそうなところを数か所撮影しましたので、

参考にしてください。どこも釣れそうなポイントばかりです。

 

 

 

 

 

 

どこも面白そうなポイントです。車から離れても寒さに平気な方は釣れると思います。

だけどこの日の昼間の最高気温は2℃でした。笑。

私は寒さに弱いので、車横付けが必須です。

 

 

外海から旧港へ漁船が通る狭い水道に、竿4本放り込みました。

水深は思ったよりも浅く5mぐらいでしょうか。

 

 

 

 

 

 

車のエンジンかけて、暖房を効かせて、ラジオ聞きながら、

車の中から竿先を見つめます。

とっても快適です。

 

まずはエサ取りが居るのか?居ないのか? 

房掛けにしたアオイソメを放り込んで、15分後に回収してみましたが、

冷たくなって伸び切ったアオイソメが何者にも齧られることもなく戻ってきました。

天敵のフグは居ないのか?

このぶんだとエサが減らない。うーん、エサが大量に余るよなー。

 

 

しかもユムシ弾は出番が全く無いな。

せっかく購入したのに・・・。

 

 

無風ですが、とても冷たい空気が流れています。

カモメ、うみねこ、乱舞してます。

平和だなー。

 

 

 

外の景色やらスマホやら、よそ見をして、ふと、竿先に目をやると・・・

横向きに投げ込んだ、手前の黒い竿の先が、一瞬コツンと3cmほど動きました。

 

 

ん? いま動いたぞ・・・

怪しい。

竿先をじーっと注視しますが、それからは全く動かない。

しかし5分ぐらいして、今度は10cmほど竿先がおじぎしました。

やはり(魚が)付いている。

もっと喰え、もっと喰え、呑み込め、呑み込め。

さらに5分ぐらい待ってから、竿を手に持って、様子を見てみました。

オモリを手前に1mほど寄せてずらしたら、オモリのうしろに何か付いているような

感触が伝わってきました。

軽くアワセを入れて、ゆっくり巻き取ると・・・

抵抗しないけど、超重たい感触がありました。

リールをゆっくり巻いて寄せてくると、足元から茶色い菱形が浮かんできました。

か、カレイや。

しかもデカい。

抜き上げられそうでしたが、よこにタモ網を用意していたので、

慎重に掬い取りました。

 

 

 

 

 

時刻 PM 4:35

マコガレイ 43cm (オス)   身柄確保。

 

カレイの血が純白コンクリートに付着すると申し訳ないので、

水汲みバケツとタオルでゴシゴシ。

よく肥えた肉厚プリップリッのマコガレイが釣れて、一気にやる気が出ました。

今がチャンス!!と、アオイソメが団子になるほど盛り付けて、ドボン!!と放り込みました。

が、すぐに日が暮れてきました。

 

 

 

日が暮れて暗くなってくると、頻繁に細かいアタリが出るようになってきました。

釣れてきたのはデカいハゼ、ドンコたち。

暗くなるとやはりカレイは食わないのかな?

 

 

 

 

 

 

 

風も無く、気温もそれほど下がらず、このまま徹夜覚悟で続行しても良かったのですが、

大寒波が迫ってきており、すでに日本海側には暴風警報が発令されたと、

カーラジオから頻繁に情報が流れてきます。

浪江町はいたって穏やかに思えるのですが、帰り道の日立~高萩の区間が心配だったので、

安全最優先で撤収することに。

PM10:00 勇気ある撤退。

 

 

 

 

今シーズン7枚目のカレイ(太平洋側では1枚目)は釣れたし、

久しぶりにドンコも釣れたし、

20cm前後の子持ちハゼも釣れたし、

なかなか良好な結果に終わりました。

請戸漁港の工事が早く完了してほしいです。


2021.1.04 鹿嶋のカレイは今年もオレを欺き続ける。 茨城県鹿嶋港

2021-01-05 12:59:34 | 海釣り

皆様、新年明けましておめでとうございます。

2021年はコロナからの脅威を払拭したいですね。

さて、昨年の秋からカレイを狙って、鹿嶋と大津の両港に頻繁に出撃を重ねて参りましたが、

未だにカレイの1枚すら釣れない状況が続いております。

なんとかせねば。このままではいけない。

家に居るときもYouTubeチャンネルや釣りビジョンを見て研究し、

エサや仕掛けを改良しては、現地で試行錯誤の連続。

いったい何が正しいのか?よく判りません。

 

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

 

1月4日AM2:30 板橋の自宅を出発して、首都高速から東関道へ乗り継ぎました。

未明とは言え、都会のど真ん中でも閑散としており、貸し切り状態の高速道路でした。

AM4:30には鹿嶋港のフイッシングさんでアオイソメ太目3000円分を調達。

 

 

今回はブラインドサイドの狭いところを狙っております。

4本の竿にアオイソメ2匹掛けの仕掛けで、ドボーンとキャッチャーボートの航路を

狙いました。

そのため道糸沈めは必須です。

 

 

 

日が昇るまでは無風でしたがガチガチに寒く、防寒着を着ていても、

寒くてじっとしていられません。

背後から、雲の間からの御来光でしたが、お天道様の温かい光が背中に当たって、

やっとこさ寒さをしのげました。

 

 

 

なにやらケーソンのブロックがひとつ増えたような。

 

 

しかし、待てど暮らせど、カレイからの魚信は見られません。

 

AM11:00  正面からの北風が強まったので、この狭い水道を見限って、

背後の中央航路を攻めることにしました。

 

 

 

 

しかし、こちら側は猛烈なエサ取りとヒトデ地獄。

投げ込んで10分程度しかもちません。

回収すると完全に素針となって戻ってきました。

エサ取りの正体はたぶんフグだと思いますが、竿先にもアタリは見られず。掛りもせず。

ヒトデはなぜか岩礁タイプのヒトデでした。

 

 

 

PM3:00 エサ切れのため、終了です。

この日は、魚類からのアタリは皆無でした。

 

皆さん、2021年の初釣りがこんな結果に終わってしまいまして、申し訳ございません。