漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.7.27 那珂川でウナギ狙ってもギルばかりで・・・ 茨城県水戸市下国井 

2024-07-28 08:17:30 | 淡水釣り

梅雨が明けて、連日、昼間は猛暑。そして夕方になると、カミナリ雲が湧いてきて

あっという間にスコールのような酷い豪雨。ほんと地球が壊れかけています。

土用のウナギの時期ですが、スーパーに並ぶ蒲焼の値段を見ると、どこも普通の大きさで

2,300円ぐらいで売られてます。

自分で自分を釣り人と自負しているならば、自分で釣り上げたウナギで蒲焼を作らねば。

うーん、かなり難易度の高いミッションですが、こういうテーマがないと猛暑の中で、

なかなか出撃するきっかけができません。

天然のウナギはその数が激減していると言われてますが、各地から投稿されてくる

Youtube動画を見る限り、そこらじゅうの河川でウナギは生息していると思うのです。

ただウナギの数に反して、どんどん増えて困っているのがアメリカナマズと

ミシシッピアカミミガメの存在で、コイツらがウナギ狙いのブッコミ仕掛けに掛かって

きて邪魔するから悩むところです。とくに荒川と利根川では全域にわたってコイツらが

邪魔してくるので、ブッコミでウナギ狙うことは不可能に近いことだと思います。

なので、今回は、美味しい小鮎をたくさん食べているであろう那珂川のウナギを狙って

みることにしました。

しかしなあ、茨城県の大洗、涸沼、水戸、この周辺のエリアは毎日午後になると

天候が急変して、怖いカミナリ様がピカピカドンドン猛威をふるいます。

河川敷で車を横付けできる場所で、しかも豪雨をしのげる大きな橋の下が理想的な場所

だと思って、一生懸命にグーグルマップの航空写真で探すのだけれど、

世の中そんなに甘くはなく、そんな場所はたいていジモピーたちに占拠されています。

現地へ行ってみて、場所が空いていればラッキー、空いていなければ他へ転進する、

そんな不確実な釣りなので、ほんと、運任せですよ。

 

 

AM10:00  深谷の自宅を出発。

目指す那珂川の水戸市下国井の場所まで片道145km。

途中、近所の釣具屋へ寄り道して大関ミミズ3箱を購入して、

 

 

北関東道の太田桐生ICから乗り込んで、常磐道の水戸北ICで降り、

PM13:50 現地に到着。

幸運にも誰も居なくて、常磐道の橋の下に陣取ることにしました。

 

川の様子を見ると、濁流ですが、ザワザワした流れで、なんとなく釣れそうな雰囲気。

狙いの場所に入れて、ラッキーでした。

 

かなり横着して、車横付けの、土手の上から放り込むつもりなのて、

まずは社会奉仕として周辺の草刈をしました。

あのですね、10分もしたら汗ダク、滝のような汗ですよ。

 

 

 

 

 

大関ミミズ3箱をかったのですが、匹数が少ないので、日没後から使用することにして、

明るいうちは自作の塩青イソメの房掛けで濁流の中へ放り込みました。

PM15:00 スタート。

 

 

 

 

このポイント、底に何か硬いコンクリートのような複雑な障害物が沈んでいるらしく、

けっこう根掛かりが酷く、天秤オモリごと力糸から取られること3回発生。

新参者としては川底の状態を知らないので、損失も大きく、厳しい結果になりました。

 

午後から予想通りの雷雨で、かなり強く降ってきましたが、橋の下はほんと楽チンです。

 

 

 

邪魔なカメやナマズはおりません。

しかし、投げ込んだ直後から頻繁にアタリが発生してエサが取られてゆきます。

巻き上げてみると・・・何か付いてる・・・

ありゃありゃ・・・今では全国で市民権を得ているギルちゃんの猛攻でした。

開始1時間で20cmほどの大き目ギルちゃんを5匹連続で掛けて、

予想外の邪魔者に悩まされました。

 

 

日没から、エサをミミズに変えて放り込みますが、

この日は水戸市の花火大会とカミナリピカピカで、ほんと昼間のような明るさで、

音と光の共演でした。

これじゃあ魚も驚いてしまって、ゆっくり食事してる場合じゃないですねぇ。

日没後は全くアタリが無く、あの猛攻だったギルたちも何処かへ消えてしまって、

車の中でエアコンかけて涼んでいたら、いつのまにかウトウト。

すっかり戦意消失してしまったので

PM9:30 終了しました。

 


2024.7.15 帰りに2時間だけ寄り道  新潟県市振漁港

2024-07-16 01:17:13 | 海釣り

3連休の最後の月曜日の夕方、深谷の自宅へ帰る途中のことです。

高速代を浮かせようと上越市に向かって国道8号線をちんたら走っていて、

PM16:30ちょうど市振漁港の前を通りかかったとき、

ふと「2時間だけ竿を出してみよう」と寄り道してしまいました。

3連休最後の夕方なので、漁港内にはもう釣り人は誰もいませんでした。

でも、毎回通り過ぎるときには、誰かが釣りをしている姿を見ていたので、

この連休中に、相当多くの釣り人が入って、この場所を荒らしているので、

「たぶん釣れないだろうな」と期待もせずに、ダイソールアー竿1本だけを持って、

軽装備で、散歩のつもりで、やってみることにしました。

 

 

 

昔から、この、ジャッカルのシザーコームは、キジハタには絶対的に信頼があります。

「バカのひとつ覚え」として、「ジャッカルのシザーコーム」なのです。

 

 

14gのジグヘットに差し込んで、漁港内の足元へ落としてみました。

 

 

スルスルスルスルスルスル・・・・ 落ちて沈んでゆき、

深いですねえ、ここは15メートルぐらい水深があります。

海底まで落ちたらラインのフケを取って、あとは、竿先でチョンチョン、チョンチョンと

揺らすだけです。

そしたら、たった5秒で、ゴンゴン、ゴンゴン、とアタリ。

リールをグリグリ巻いて引き上げると・・・

 

 

 

25センチのキジハタ君でした。

1投目から釣れました。

 

その後、漁港の外へ向けて、足元へシザーコームを落としてやると・・・

ガシガシ、ゴンゴン、大きなアタリが出ました。

 

 

 

 

22cmのカサゴ君でした。

この漁港、前回釣れたときもそうでしたが、漁港の内側はキジハタ、外側はカサゴ、

きっちり棲み分けができているようです。

 

運良く開始10分で2匹をゲットしたのですが、そのあと、2度バラシ、

さらに釣れない時間が続き、時刻はPM18:20になってしまいました。

「あと10分で、やめて帰ろう」と思いながら、漁港のいちばん深いところへ

コームを落としてやりました。深さ20メートル近くあります。

着底してラインの糸フケを取って、シザーコームを底を切って、少しだけ浮かせようとしたら

あれっ? 根掛かりかな? リールを巻いて強引に引き上げようとしたら、

ゴンゴン、グーッ、竿先を締め込みました。

うわっ、掛かってるやん、逃してなるものかぁ・・・

グリグリグリグリ、リールを強引に巻いて水面まで浮かせて、さらに抜き上げました。

 

どーん、

バタバタ、バタバタ

 

32cm の デカい キジハタでした。

 

 

 

 

 

まっ、

皆さん、釣りってこんなもんですよ。

 


2024.7.14 大雨の中、夜釣り  石川県珠洲市蛸島漁港

2024-07-16 01:03:55 | 海釣り

梅雨前線が活発化していた日曜日の夕方に、能登半島周辺の河川の河口でスズキかクロダイを

投げブッ込みで狙うつもりでした。ちょうど能登町の河川で良さそうな場所を見つけたので、

車を横付けして、竿2本を出して釣り始めましたが、そのころから雨が猛烈に降り出しました。

そして七尾で洪水警報が出されたので、もし河川で増水したら夜釣りどころではなくなると

危険回避をすることになりました。

河川の無い珠洲市蛸島漁港へ転進して、PM22:30から夜釣りを始めました。

車中泊を兼ねて、ここで夜明けまで粘ることにしました。

 

しかし、漁港全体が震災で全滅しているような状況で、岸壁は全て崩れ落ちており、

車を横付けできる場所さえなかなか見つかりませんでした。

冬場にカレイ釣りをしていたときの海底の様子を思い出して、なんとか竿2本を出して

車の中から竿先に付けたLEDランプを眺めることに。

 

 

最初の1時間はなるべく水深のあるドロ底へ投げ込んでいましたが、全くアタリが無く、

アオイソメも齧られず、ヒトデしか釣れなかったので、いつも全く期待していなかった

漁港の奧の浅場へ投げ込んでみることにしました。

 

 

 

投げる方向を浅い漁港奥のほうへ変えて投げ込むと、今度は、激しいエサ取りの連発でした。

 

 

 

投げ込んですぐに、竿先にビンビン、コツコツ、明確なアタリが連発しましたが、

なかなか丸セイゴ15号のハリに乗らず、エサばかり取られて時間が過ぎてゆきました。

 

 

豪雨が一晩中続いていたので、そのうち車から出るのも面倒臭くなり、

途中で、竿をほったらかして、カーラジオを聴きながら晩酌してたら、

いつのまにか爆睡してました。

 

じつは、前日、土曜日の夜に、ここ、蛸島漁港の堤防へキジハタを狙いに訪れたのですが、

堤防のテトラ帯でのアタリは皆無でした。連休中でしたので、多くの釣り人に攻められて、

ほとんど抜かれてしまったのではないかと思いましたが、代わりに港内のあちこちで

シーバスがボイルしていたので、ひょっとして投げブッ込みでも釣れるかな?と

思ったのですが、ダメでしたね。