
たまに、
うちの先生、全然、子供を見てくれないんです。
的な愚痴や相談を聞くことがあります。
ただ、正直、そういった話を聞かされたところで、『指導者の風下にも置けない方だ』なんて気持ちにはならないんですよね。
まず、一方からだけの話であるし、これまでの経験上から言うと、後々、必ず阻害された『理由』があると感じたからです。
その大半は親の姿勢や在り方が理由で、そういった親は権利だけを主張し、自己や理由を省みない方が多かった。
大人の事情を子供の指導に影響させてはいけない。
そんなことは誰しも百も承知で、時代錯誤な私からすれば、苦渋、苦悩、我慢、辛抱の末のことであるのではないかと感じてやまない。
先日もそういった相談をされる方がいた。
そこまでの人間関係もない私に、監督と大喧嘩して転校を考えていると。
私にどう答えて欲しかったのか分からないが、
組織に属しているのであれば、組織のルールを守り、転校については子供さんの意向を重視してやるのがいいのではないか。
と回答すると、期待していた回答ではなかったのか、態度を一変されて、何やらあることないことを仰られているそうな。
いやいや、そこでしょ・・と。
子供のことを思う余り、子供の足を全力で引っ張る親御さんは痛々しい。
大抵の先生や指導者の方々は無償の愛で動かれている。
愛故に・・は分かるが、先生や指導者から『無償の愛』を受けるのは当たり前ではないこと、無償の愛を受けることも、努力、センスの有無があることを理解した上での行動が必要ではないかと思う。
自分にも言い聞かせておかねばな。