
すると、親は、
先生とこに行って説明して来い!
と言うと、
いや、大丈夫・・。
と何事もなかったかのように練習をする。
逆に、自分から、
先生、ちょっと足に違和感があるんですけど・・
と話をしに来た際には、
そうか、無理するな、休んどけ。
という会話が出来る時代があった。
私自身、足を引きずっているのに無理をさせるつもりなんて一切ないけど、簡単に妥協させるつもりもないので、そこは見極めながらやっていたつもりでした。
根性論のイメージが強いのは否めませんが、実は無理をするタイプではなく、むしろ試合に向けては超安全圏で練習し、極めて怪我も少なかったし、熱中症などもなかった。
ただ単に無理をさせるなんて今の時代ナンセンスですから。
信頼関係があったのか、はたまた、ただ単に泣きを入れさせない雰囲気があったのかは分かりませんが、甘え=優しさではなく、成長を阻害する妥協や甘えに強い、根性がある人間育成を目指していた。
最後に見ていた子達にも浸透している姿を見れて、少しだけ安心しました。
でも、練習を休ませない勇気と練習を休ませる勇気を持ってないといけないし、難しいところですね。
厳しさ=愛情だと分かるのは時間がかかる。
もしかしたら分からないままかも知れないけど、厳しさをもって接することしか出来ないので、このスタイルでやっていきたいと思う。