一週間前に千光寺へ行きました。境内には7千株のアジサイが植えられています。
6月の中旬過ぎですが、そろそろ花が色褪せ始めてきていました。
手毬のような小さなアジサイがありました。その下を山の渓流が流れています。
山の斜面で、まわりは杉木立です。この上に戦国時代の武将の供養塔や、地元で懐良親王の陵墓と伝わる古い墓があります。懐良親王は後醍醐天皇の皇子で、南朝方の征西将軍としてこの地に所縁があります。ただ宮内庁に指定されている陵墓は熊本県八代市にあります。
境内を一回りして帰ることにしました。耳納北麓には花や紅葉、果樹など、季節ごとに楽しめるスポットが点在しています。
ピンボケですが、過去の投稿写真から。私は普通の青いあじさいが好きなのです。
いま筑後地方は田植えの真最中です。 この二日間、北部九州は強風が吹き荒れる荒天でした。とはいっても雨は降らず、水が張られた水田を強い風が吹き渡り、一昨日などは太陽が照り付けるなかを雲の陰が慌ただしく流れていき、早苗が大きくなびいていました。輝く水田の緑は生気が漲る季節の風景でもあります。
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