この葉の切れ込みが深いモミジは「手向山」と呼ぶのだ…
そう教わったのはもう10年以上も昔の事になる。
他の場所にも植えられているのだろうけれど、私は須磨ではこの場所に育つものしか知らない。
周りは全てイロハ紅葉。
時折オオモミジも混じっているけれど区別して見ることは無い。
カエデ類が他に育っていないから、葉の形や大きさのバラエティは無い。
尤も、秋の彩りを愛でるのに面倒な区別など不要だろうと思う。
これは何々です…などと、煩わしい植物図鑑風解説などは聞きたくも無い…だろうから。
シダレモミジ ムクロジ(←カエデ)科カエデ属 Acer palmatum dissectum 'Crimson Queen'
ベニシダレ(紅枝垂れ)、タムケヤマ(手向山)と呼ばれる事も多い。
オオモミジ(大紅葉) Acer palmatum var. amoenum
イロハモミジ(いろは紅葉) Acer palmatum
ノムラモミジ、ノムラカエデなどと呼ばれているオオモミジの園芸品種も
このモミジ同様、葉の展開の最初から「濃い紫、ノウムラ」である。
(2019.12.04 須磨離宮公園)
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▲ アオシダレモミジ(青枝垂れ紅葉)の黄葉
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モミジ シダレモミジ モミジ(オオモミジ 大紅葉) イロハモミジ(いろは紅葉)
イロハモミジの花 オオモミジの花
去年のオオモミジ(ノムラモミジ) オオモミジの冬芽
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