HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

2020-05-02 | 草 果実・種子

開花した午後になると、オオイヌノフグリの花冠は
大半がめしべを残したまま、おしべを両側に付けて抜け落ちる。
風が少しあると抜け落ちるのも少し早くなる。
田んぼの畦で抜け落ちるのを暫く見ていた時に気付いたのだけれど
萼片が花冠を絞り出すように両側から花冠を押し出している。
そうした情景を何度も見たから、何時しか抜け落ちた後の画像も何枚も撮ることになった。

ハート形に見えるという果実は同じように何度も撮ったけれど
種子を撮っていないことにふと気付いた。
果実は下向きになって小さな種子をばらまくから残ったものは撮れない事に気付いた。




















▲ 果実は全部下向き…だが、やはり異端児は何処にもいるものだ。▼





















▲ 既に果実下部が割けて種子はこぼれ落ちている。▼











▲ この画像の果実を潰して中の種子を確認した。幾つかは既にこぼれ落ちていた。▼







オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) オオバコ科クワガタソウ属 Veronica persica
(2020.04.29 北王子町)


 オオイヌノフグリ 20200419 

▲ 【再掲画像】 イヌノフグリの果実でイヌノフグリの方が大きく立派?だ。
オオイヌの名前は、この果実のサイズでは無く花のサイズのことだから大きな犬のフグリではない。
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