渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

にゃんたま

2021年09月27日 | open


保護猫。
15年前に岡山県内の高速SAで子猫
の時に保護した。
今は東京で暮らしている。
凛としているように見えるが、かな
りフニャラホゲホゲと人懐っこい。

保護する時、暫く見ていた。
炎天下の中、自販機に人が行くと、
そこに寄って行って何かしゃべる。
何度も。無視されては寄って何かを
訴えかけ、また日陰に戻って、また
人が来ると寄って行く。
あ、これは、と思い、近くの水飲み
場で水道の水を出してやると、そこ
に飛んで来てごくごく飲んだ。
水飲みたかったんだな、たぶん。
今度は私について来る。
腹もすかしてるのだろうなあ。
おいで、と言って車のドアを開けた
ら自分から飛び乗った。
岡山県からうちまで連れて帰った。
ノミ・シラミ駆除をして(不思議な事
にいなかった)、病院で検査を受けた。
極めて健康。歯もよし。
暫くうちにいた。
子猫だが、肝が据わった子で、ピア
ノの上の先住猫の居場所を取った。
犬(先代のキャバリア)とも仲良かっ
た。
東京の同級生の猫好きの奴が里親に
なってくれて家族に迎えてくれた。
都心にこの子は引っ越した。
今でも幸せに暮らしているらしい。
家から出ないので、交通事故に遭う
心配もない。




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