渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

フッソコートのフライパン

2020年10月29日 | open


フッソコートのフライパンは、熱による
膨張と伸縮のくりかえしで、必ず数年で
塗膜が剥がれて来ます。そこが耐用年数。
大抵はメーカーは3年想定としているよう
です。
上の家庭用フライパンは6年使ったところ、
終了となりました。

フッソコートでも鉄製の場合は再利用する
ことが出来ます。
まず、フッソ皮膜を全部落として、フラ
イパンの内面と外面を銀ピカになるまで
研磨します。
それから加熱と油磨きで黒色変化させて
いく。
油焼きしてから冷まして油を引いたら完了
です。

これもフッソコートでしたが、完全に落
として、銀ピカピカの鉄地肌を出してから
黒焼き加工しました。
そして、油焼きをして保存しておく。


壊れるまで使えます。
つまり、一生使える。


鋳物のフライパンも面白味もあるし、料理
が美味く仕上がるので好きなのですが、
この15センチ鉄製フライパンには思い入れ
があります。長年使って来たので。
米が焦げ付き、フライパンの代用にもなら
ず、湯沸かし鍋と取り皿としてしか使い物
にならないステンレスクッカーセットなど
よりはずっと実用的で愛着があります。
フッソコートでない鉄製フライパンでも、
黒焼きをして油を馴染ませておけば料理
が焦げ付くこともありませんよ。
フライパンは鉄に限る。
飯炊きクッカーはアルミに限る。

トップ画像の御用済の家庭用どでかフライ
パンは、野外活動での焚火台=ピットと
して利用します(笑)。


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