2021年9月5日全日本ロードレース
ST600クラス第6戦岡山国際。
名門伊藤レーシングBORGヤマハの
綿貫舞空(まいく)選手は、貴重
な1ポイントを取った。
な1ポイントを取った。
鈴鹿選手権時代に優勝を重ねた彼は
全日本フル参戦してから今一つ歯車
が噛み合わなかったが、前々回
の筑波から復調し始めた。
の筑波から復調し始めた。
だが、ポイント圏内でレースを終え
られなかった。鈴鹿四時間耐久の時
のように18台ぶっこ抜きとは違った
レースの組み立てが彼には天から要
求されていた。スタッフは万全
だ。
だ。
彼自身の問題だった。
悩み苦しんだ。そんな日々が続いた。
昨日の岡山国際で、ようやく本来の
マイクの走りのラチェットの締めが
合ったようだ。
昨日のレースはフリー走行で久々の
トップ集団の3位につけたが、予選
では18位に沈んだ。
しかし、決勝ではクレバーな走りで
ポイントを取った。
次戦と来季に向けての走りの組み立
ての準備は彼の中で整えられつつ
ある。
ある。
昨日のスターティンググリッドの
マイク、18才。年齢は少年である
が士(さむらい)の顔になってきた。
まだあどけなかった2年前の16才時。
後ろには彼の真剣日本刀がある。
年齢は関係ない。
彼は心にも脇差を持つ。
己に刃を向けて自省し、確かなあす
を見つけて前に進む者にしか「
走り」はできない。
走り」はできない。
今後に期待する。