渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

峠走行の数え方

2023年06月27日 | open



乗り屋は峠走行で独特な数え方
をする。
それは、上まで登って同じルート
を下るのを1セットで「1本」と
数えるのだ。
昨日、夕暮れ時、1本のみ12km
だけ走った。

ちなみに「峠」というのは、
には登って頂上があり向こう
下る道がある山越えの道の事
をいう。
なので、登って頂上に何かの
観光地等があって下るには来
たルートのみというのは峠と
は呼ばない。
典型例が阿蘇の火口の登山道
のような道。いくらくねくね
コーナーが続こうとも、頂点
から向こうに抜けて下るルート
が無い道を日本語では峠とは
呼ばない。

だが、かつての80-90年代の
ローリングキッズたちは峠の
特定区間を行ったり来たりし
た。
正確には一つの見物コーナー
のためにUターンを繰り返した。
その為、多くの峠ではUターン
禁止となった。
理由は事故が異様に多かった
からだ。
一方、乗り屋たちはほとんど
ワンコーナー狙いのローリング
はしない。上まで行って下る。
そして「峠小僧」たちはギャリー
がいないと走らないが、乗り屋
はギャリーの有無など関係なく
走った。
乗り屋たちは別名「走り屋」
とも呼ばれた。
そして、真の走り屋たちは、峠
ではまず事故らなかった。
これは二輪も四輪も。
多分だが、安全マージンをかなり
多く取っていたからだろう。

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