![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/8c/697cd694d1a80524500edfd371889e8d.jpg?1644811734)
昔、30数年前、スリークッション
台でピン倒しという賭け玉をごく
ごく知己の仲間内のみでよくやら
れていた。
これはポケット台でのゴックやゴナ
クの賭け玉でもヘッドピン起きで
やったりもした。
ピンを倒すと倍得点となる。
キャロムでは3ピンを離して立て、
ポッケでは1ピン立てが多かった。
キャロムでは的球に当てて得点し
ながら手玉でピンを倒す。
ポケットの場合も点玉を入れなが
らピンを倒して得点を2倍3倍にす
る。ポッケでも3ピン置き等もやっ
ていた。超インフレルールだ。
一発で3ピン倒したら得点は6倍、
台外に全部弾き飛ばしたら9倍だ。
1球50円としてもワンショットで
サイドに入れたらさらに倍なので
900円のショットになる。
9番ならば一発1800円の玉だ。
そういうのを3時間ほどやったら
とんでもない金が動く。
ポッケのピン倒しでは14.1ラック
が巧い奴が強かった。
最初はゴルフのティーアップのピン
を使っていたが、そのうちミニチュ
アのボウリングピンを使い始めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a3/3212c6004996a3d95b194463d5555d66.jpg?1644811733)
ルールはどんどん進化し、ピンを倒
すだけでなく、台外に飛ばしたら3
倍得点とするようになった。
大抵は3人撞き以上でやるギャンブル
だ。どんどんインフレ一発逆転ルー
ルにギャンブル玉のルールは変化す
る。
だが、台外に勢いよくミニチュア
ボウリングピンを飛ばすと、プラ
製のピンはよく欠けた。
そのうち、都内の玉撞き者の誰か
がデルリンの旋盤削りで欠けない
ピンを作り出した。旋盤業者に頼
むと1個2000円程する物。純白。
私も3本持っていてキューケースの
中に入れていた。お守り代わりに(笑
ずっと後年、ビリヤード専門業者
からピン倒し専用のピンが発売さ
れるようになった。
賭博用品を製造販売するとはやれ
やれだ。サイコロ売るのとは違う
のに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/20/4d9cbbb81c2997f83c9a287388c272e3.jpg?1644811734)
元々はスリー台でゴルフのティーを
用いてやられていたのがピン倒しだ。
上級者のあくまでも余興のお遊びと
して。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e7/6a564b56557b90497aa1122e20ff7c3b.jpg?1644811734)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b8/cce6eed1fc086d8d2055cf021dd4be91.jpg?1644811733)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e7/6a564b56557b90497aa1122e20ff7c3b.jpg?1644811734)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b8/cce6eed1fc086d8d2055cf021dd4be91.jpg?1644811733)
現在、ピン倒しを知っているのは
60代以上の人か、もしくは、この
時代の今でも賭け玉を撞いている
正真ろくでなしの玉突き屋だろう。
確実に宜しくない種族だ。
そのバクチ玉を健全な技巧派上級者
のような顔をしてネットで公開して
いるとしたら、たわけも甚だしい。
バクチ玉突き者が歴史を超えていか
にクズかというのがよく現れている。
何食わぬ顔で健全市民を装うからだ。
だが、大抵、目は魚の腐ったような
目をしている。
ただ、現在は健全市民に復活した
出戻り組たちが今は賭け玉をせず
とも、育ちは玉を見れば判る。
賭け玉育ちは、大抵はキュー切れ
が鋭く、キューを切る玉筋だ。