風の声

想いつくまま

勝負事の妙味

2018年11月24日 | 日記
勝負事は何が幸いするか分からない。

九州場所の優勝が掛かった今日の大一番。
1敗の貴景勝と2敗の高安の取り組みは、高安が勝った。

立ち合いの当りは高安が圧倒し大柄な高安を跳ね飛ばした。
当たり負けに、バランスを失った高安がくるりと一回転。
勝ったと思えた瞬間に、バランスを崩した貴景勝が手をついた。

相撲は貴景勝の勝ち。勝負は高安が勝ちを手に入れた。

当り負けてバランスを失ったことが幸いしての勝ち。
負ければ、貴景勝の優勝が決まっていた大一番。

勝負事の紙一重の向こうとこっち。
何が幸いするか分からない。そんな勝負事の妙味だった。

貴景勝は貴乃花部屋の消滅で部屋替えし動揺もあっただろう。
それもあって、いつしか貴景勝の劇的な優勝を期待している。


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ゴーン会長解任の舞台裏

2018年11月24日 | 日記
逮捕されたゴーン会長解任の舞台裏が伝わってくる。

解任を全員一致で決めた取締役の7人。
ルノー出身の2人はテレビ会議でフランスからの出席だった。

「不正の事実が知りたい」と求めたルノー出身の2人の取締役。
証拠と不正の手口が示されると「ひどすぎる」と納得したという。

これが、カリスマ・ゴーン会長解任の舞台裏だったようだ。

逮捕後、ルノーの取締役会は「解任」を見送っていた。
事実関係がまだ分からない中での判断だったからだろう。
これで、ルノーの会長解任も間近ということか。

地に堕ちたカリスマ経営者カルロス・ゴーン。
今、閉じ込められた拘置所の3畳の部屋で、何を想う。

ゴーンの暴走を許してきた日産経営陣の責任も問われる。
日産の本当の試練は、これからだ。

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