けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
Twitter(X)リンク @kkclinic

奥崎謙三先生の命日 6月16日。

2009-06-15 07:46:19 | 國を思う
私は実は奥崎健三先生のファンでもあります。

彼の思想はほとんど狂気といえるものかもしれません。
そして特に私のように、ふるさと日本を思い、日本の文化を愛し、天皇陛下を尊敬し、日本国が着せられてきた濡れ衣の嘘の戦争犯罪行為を憂える者からすれば、奥崎氏を敵とみなすべきかもしれません。

一部では彼を左翼とみる考え方がありますが、私は決して彼が左翼ではないと確信します。むしろ真のアウトローといえる唯一の方かもしれません。
地獄のようなニューギニアでの戦争体験が彼のゆるぎない思想を形成し、またそれを生涯持ち続けた闘志は、心より尊敬にあたいすると考えています。

何度もぶち込まれた獄中では、一切の刑務を拒否して辛い独房で暮らし、すべての恩赦も断って最後に出所した78歳のご高齢でもかくしゃくとされておりました。
そのときに撮影された映画「神様の愛いやつ」は狂気の映画として最悪の批評がなされています。

この映画「神様の愛いやつ」はあまりにもシュールというかグロいというか、多くの方に嫌われているようですが、私自身は「あっぱれ!奥崎先生」という好意的な目で観させていただきました。

「ゆきゆきて神軍」はドキュメンタリー部門で当年の主演男優賞を獲得されている映画で、全世界を敵にまわしても怯まない姿勢は、私を一気に奥崎先生のファンとならせました。
http://www.youtube.com/watch?v=NbKmkzR-Nc4

http://www.youtube.com/watch?v=4tFc0fiLzJg


奥崎謙三先生は2005年6月16日に神戸の入院先の病院で85歳で逝去されました。薄れ行く意識の中、最期まで「ばかやろう!」と怒鳴り散らされていたそうです。
是非一度お会いしてみたい方でした。

25-6年前、確か大学3年生のときに奥崎先生のあの「田中角栄を殺すために記す」と書かれた宣伝カーとすれ違ったことがあったのですが、あのときに声をかけて載せてもらえていたら私の人生は変わっていたかもしれませんね。


奥崎先生の冥福をお祈り申し上げます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 睡眠時無呼吸症候群 いろい... | トップ | 共産中国の侵略、虐殺行為。 »
最新の画像もっと見る

國を思う」カテゴリの最新記事