けい先生のつぼにくる話

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喘咳(ぜんがい)

2007-09-17 00:59:42 | 東洋医学全般
前回に続き、喘咳(ぜんがい)のお話を致します。

この状態は症状から見ると、胸に熱がこもって、それがうまく発散されていない状態です。西洋医学では多くの場合、気管支が狭くなっているから、これを広げるような処置が主流になります。

東洋医学では胸にこもった熱が、たまたま肺とその関連経絡(肺と絡みのある氣の流れの道筋)に波及していると考えます。例えばそれが心臓とその関連経絡に波及していれば、不整脈などの循環器系の不都合になるわけです。

喘咳(ぜんがい)の場合はその熱をどうやって発散させてしまうかということと、
このこもった熱は体全体を観た場合、どこの弱りから発生した熱なのかを考えるのです。

Japanese Acupuncture

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