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武術的スクワット、、正しい片足スクワット=腰痛、膝痛の防止 その2.

2020-04-02 23:37:17 | 圓功禅拳、古武術


肩幅ぐらいに足を開いて、ふわりと立ちます。

家の中にいることが多くなって閉塞感漂う虚この頃、運動不足解消の一つです。
写真の下に、前回の片足スクワットに関するより詳しい説明を付けました。

前回の記事は大きい写真で出ていますので、興味のある方はどうぞ。
https://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/43ab767b57dded9bab02e3b75c0ad53b


右側の、足首、膝、鼠径部の順番に力を抜きながら、体を垂直に沈めてゆきます。


そして、左の膝が地面につく寸前で体の落下を止めます。右足裏の全体が無理なく地についていること。


元の位置まですっくと立ちあがります。


同じく、左側の、足首、膝、鼠径部の順番に力を抜きながら、体を垂直に沈めてゆきます。


そして、右の膝が地面につく寸前で体の落下を止めます。右足裏の全体が無理なく地についていること。


元の位置まですっくと立ちあがります。

ひたすらこれを繰り返します。まずは20回行って、一日2セットずつから始めましょう。もちろん無理は禁物です。10回くらいから始めても構いません。
当面の目標は30回から50回できるようになることです。
私は毎日独り稽古の前に、60回で一日2回行っております。将来は100回出来たらいいなあと思います。
まずはやってみましょう。元気が出ます。
続けていると、気合いと食欲が出てきます。

1.ふわりと立つこと。操り人形になって頭のてっぺんから糸でつられている感じです。
体重は、かかとの中心かそれより少しだけ前におきます。そうすると自然と背中の軸がまっすぐになります。

2.そのまま片足でふわりと沈んでゆきます。体の軸をできるだけまっすぐに保ちます。体を傾けると「おっぱぴー」になってしまい、武道的ではなくなってしまいます。

3.沈むときは、足首、膝、鼠径部の順番にふわぁ~っと緩んでいく感じです。
膝の皿を意識せずに、膝の裏がふう~~っと抜けていく感じでもあります。
多くの方は太ももや膝下の屈筋と伸筋を同時に力ませながら踏ん張って沈んでゆきます。これだと、無駄に体力が使われるだけで、体にはよくありません。
めまいを起こして、垂直にすいーーっと沈む感じです。
お尻がかかとに向って垂直に無理なく滑り落ちてゆく感覚です。
このとき、片足のかかとを意識しつつ、その足全体に乗って沈んでゆきます。足自体も力みません。

4.す~~っと力まないで沈み続けて、片方の膝が地面につく寸前で止めます。
そこではじめて、地についている方の足全体意識して、頭のてっぺんが糸に引っ張り上げられる意識を使って、すっくと立ちあがります。

落ちるときは極力脱力し、立ち上がるときは膝と足裏を意識して長期間続けますと、足腰と膝の強化となり、力まない疲れない体が作れます。自分の体重を利用しているので、膝を壊すことはありません。


新型コロナウィルスでは死にません。
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。


漢方アメリカOnline
http://www.kanpouamerica.com/

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