鼻ウガイをすると、鼻の奥と喉の奥と下の付け根あたりをしっかりと洗うことができて、大変気持ちがよろしいです。 ずいぶん前にも関連記事を書きましたが、もう一度書いてみようと思いました。
鼻ウガイの刺激は、扁桃腺を刺激して鍛えることになるので、結果的に免疫の向上が期待できます。
こう話すと、「いえ!私は子供の時に扁桃腺をとりましたぁ~」と反論してくるビーガンぽい感じの方がいらっしゃいます。
そこで、「いえ!扁桃腺は喉の奥に輪状に4つあります。これを解剖用語でワルダイエルの扁桃輪といいます。一般的に切除するのはアデノイドと言われる、咽頭扁桃という部分です。まだ3つ残っていますのでご心配なく!」というとおとなしくなります。
鼻ウガイは生理食塩水以上の濃さの塩水が基本です。正確な生理食塩水は0.9%ですが、だいたいお吸い物くらいの塩分でよろしいでしょう。塩水ですと、鼻に入ってもまったく痛くありません。
鼻ウガイをすると、鼻の孔(あな、鼻孔、びこう)から鼻の奥の腔所である鼻腔(びくう)にはいり、喉の奥を通ってアデノイドを洗って、口蓋垂(のどちんこ)の後ろ側を通り、耳管扁桃、口蓋扁桃、舌扁桃を洗いながら、口から出てくるわけです。
がぶがぶと鼻ウガイをしていると、その塩水が鼻腔のわきにある4対の副鼻腔を刺激することにもなります。
前頭洞(眉毛の後ろ)、篩骨洞(鼻根部の横の奥)、蝶形骨洞(鼻の奥、頭蓋骨の下)、上顎洞(ほほ骨の中)の空所に溜まった炎症産物、、まあ膿ですね。これらを排出する手助けとなります。
ちなみに、鼻孔(びこう、鼻のあな)、鼻腔(びくう、鼻の奥の空洞になっているところ)と読みます。
混同していたりする人が多いですね。。また、頭蓋骨は一般に(ずがいこつ)と言いますが、解剖学を学んだ人は、(とうがいこつ)と発音いたします。国家試験に絡む解剖学を学んだ方は、間違いなく(とうがいこつ)と発音するので、その真偽がわかります。
扁桃腺を刺激して、免疫向上になるとともに、花粉や煤塵などの異物をきれいに洗い流す作用があります。
次回は、具体的な鼻ウガイのやりかたのお話にいたしましょう。
新型コロナウィルスでは死にません。
コロナは、バイオテロではなく、実体のないメディアテロです。
マスクが体を壊します。ワクチンは、、打ちません。
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。
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