けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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ベイリー♀の眼が変だ!押し込んだら治ってしまった。。びっくり!

2020-03-22 19:51:34 | 犬のいる生活

ある日家に帰ると、ベイリー♀3歳の眼が変です。


写りが悪いですが、まぶたを開いてみると、目頭あたりの組織がずるりと出てきます。

1歳の時にも同じことがありました、その時は綿棒にオロナインをつけて、トンっと突っついてみると、「キョッ!」と一声泣いて、1時間ほどで元に戻ってしまい、それから再発をしていませんでした。

「犬の眼が変だ」で検索をしてみると、いろいろ写真が出てきて、恐ろしいことばかり書いてあります。
これら写真類を見ると恐ろしいですね。
https://www.google.com/search?q=%E7%8A%AC%E3%81%AE%E7%9C%BC%E3%81%8C%E5%A4%89&client=firefox-b-1-d&sxsrf=ALeKk01Qi-mRFEgnwk25i2RGBAd39tddIg:1584926912042&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwiU9NjsuK_oAhURpJ4KHbEIBn4Q_AUoAXoECAwQAw&biw=1536&bih=701&dpr=1.25#imgrc=pPl8A9zycqJ3qM

しかし、痒がりも、痛がりもせず、ベイリー本人はいたって普通にしているので、ぼやぼやしているうちに3週間近くたってしまいました。漢方薬、小児鍼、オロナイン、アレルギーの薬、抗生物質、いろいろ試したのですが、まったく効き目がありませんでした。
めじょけねえこったす。。。

いろいろ聞いてみたり、SPCAに問い合わせても、みんな最悪の結果しか言いません。失明、眼球摘出、高額な医療費。。
もちろんベイリーのためなら高額でも構いませんが、米国の医師が大好きな最悪の治療法を使われてはたまりません。


そこで、大昔に学んだヒトの解剖学の授業を思い出して、当時の古びた教科書も出してきて調べてみました。
すると、この組織は一定の方向に押し込めば、元に戻る可能性があることがわかりました。失明の心配もありません。

よく消毒した手指で、両まぶたの上から飛び出している組織を優しくつまんで、、


目頭の斜め上に押し込んでみました。
するとどうでしょう!「ンニュルポンッ!」という指先の感覚とともに、飛び出た組織が元に戻ってしまいました。


ほれ!完全に元に戻っております。

あれから10日ほどたちましたが、治ったままです。。よかったあ。。。
もう一度調べてみると、どうも犬の瞬膜腺(しゅんまくせん)という組織が飛び出しているチェリーアイという状態だったようです。
この記事の3番目の写真の症状でした。とても勉強になりました。
https://news.line.me/issue/oa-dognews/8d1901673128
この先生などは手術を進めていらっしゃいますね。
http://www.noah-vet.co.jp/jouhou/cery.htm

瞬膜腺は犬猫などにあるものの、すくなくともヒトの解剖学の勉強をちゃんとしておいて本当に良かったと思いました。


さて、お題目です。
中国発新型コロナウィルスは弱毒です。万が一感染しても普通に治療を受ければ死にません。
おたおたせずにどっしりと構えていることです。
だいじょうぶ大丈夫。。
コメント (5)
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