先日7月31日に、詠春拳の打ち込み10万回が終りました。
http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/466b4498b96923488683f1b267639d43
習い事というのは、その基本を何でも納得が行くまで繰り返してみると観えてくるものがあります。
たしかに、ひとつの動作をしっかりと身につけるということは、武道でも他の習い事でも、それまで観えなかった、感じることができなかった世界を感じさせてくれるものです。
もちろん、闇雲にガシガシと行うのではなく、全身を使って、あわてないで、一呼吸で、力まず、うねらず、固まらず、踏ん張らない動きで拳を打ちます。スポーツ根性で汗を流せばよいというのではなく、一種の瞑想状態になって打ち続けるのです。
6月の8日から始めたので約2か月弱の時間がかかりました。
一日1000回から多い時で6000回ほど打ち続けました。
実際は詠春拳という種類の武術の基礎として行ったみてのですが、結果的に東洋医学における陽の経絡の流れを実感するに至りました。
円功禅拳や太極拳における掤勁(Peng Jin,張り出す力)、合気柔術における弛緩力に通ずるものでした。
これは結果的に、合理的な運動能力を発揮したり、治療をするために必要な経絡を意識した筋組織である、「経筋」の活用をより深く身をもって実感することとなりました。
実はロサンジェルスで行われる合気道のセミナーに、ゲストスピーカーとして呼ばれているのですが、今回の気づきがネタの一つになりそうです。楽しみです。
http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/466b4498b96923488683f1b267639d43
習い事というのは、その基本を何でも納得が行くまで繰り返してみると観えてくるものがあります。
たしかに、ひとつの動作をしっかりと身につけるということは、武道でも他の習い事でも、それまで観えなかった、感じることができなかった世界を感じさせてくれるものです。
もちろん、闇雲にガシガシと行うのではなく、全身を使って、あわてないで、一呼吸で、力まず、うねらず、固まらず、踏ん張らない動きで拳を打ちます。スポーツ根性で汗を流せばよいというのではなく、一種の瞑想状態になって打ち続けるのです。
6月の8日から始めたので約2か月弱の時間がかかりました。
一日1000回から多い時で6000回ほど打ち続けました。
実際は詠春拳という種類の武術の基礎として行ったみてのですが、結果的に東洋医学における陽の経絡の流れを実感するに至りました。
円功禅拳や太極拳における掤勁(Peng Jin,張り出す力)、合気柔術における弛緩力に通ずるものでした。
これは結果的に、合理的な運動能力を発揮したり、治療をするために必要な経絡を意識した筋組織である、「経筋」の活用をより深く身をもって実感することとなりました。
実はロサンジェルスで行われる合気道のセミナーに、ゲストスピーカーとして呼ばれているのですが、今回の気づきがネタの一つになりそうです。楽しみです。